2.《ネタバレ》 部落への描写が問題でソフト化されなかったらしいが、その部落の適度に文明から隔離された土着の雰囲気がこの作品の最大の魅力。
映画が作られた1950年代やったら本当にこんな怪しげな村があったんじゃないかと思わせる迫真の舞台設定。
特撮パートが時代を考えてもチープかな。獣人雪男の造形は好みが分かれるところ。しかしまさか子どもが出てくるとは思わなかった。
妙に哀愁を誘う2人(?)に村人や主人公たちが恐れる様はなかなかシュール。
話の筋も無理があるところが多々あり。
あと少しで秀作になれた作品。
まぁ封印作品なんやけど。