354.《ネタバレ》 疑問点がいくつか。①なぜペグはエドワードを家に連れてくることにしたのか。初めて見てから数分でそんなことを決めるなんて唐突すぎる。しかも家族もみんなすぐに受け入れているのもよくわからない。②なぜキムはエドワードに惚れたのか。最後は人殺しちゃったしなあ…。でも最後の雪のエピソードはよかったですね。あそこは泣きそうになりました。あとはウィノナライダーの胸があの顔からは想像もつかないほどの大きさでびっくりしました(笑) |
353.ティムバートンの作品はこれが6作目です。そのなかでもいちばん良かったと思います。切ないの好きな人には、たまらんのでは。でもそれでいてなぜこの点数なのか。理由はいかにもティムバートンらしい「詰めの甘さ」にあります。それに尽きる。いくらファンタジーやとしても、ツッコミどころが多すぎます。重箱の隅つつきすぎるのは俺のわるいクセですが、チリも積もれば山となるってね。きっちり仕事してくれんと、感情移入の妨げになる。 あと、これ毎回レビューに書いてることですが。好き嫌いが分かれると言われてるビジュアル的なセンスはわりと合うんですよね。むかし、こういうの好きでしたから。でもどうにも中身がついてこない。いっつもそうです。「ヤマアラシのジレンマ」っていうテーマは良く分かったから、それをもうちょっとうまく料理して、物語として楽しく観れるように深く練り込んでほしいです。どの作品も、もうあと一歩で尻切れトンボやねんなぁ・・・。 というわけで、7点に近い6点です。ティムバートンのなかではいまのところいちばん好きな作品なので、オススメはできます。これがダメなら他のどれを観てもダメなんではないでしょうか。 【708】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-02 02:35:24) |
352.《ネタバレ》 ティムバートンの世界観はそのままに、感動と心に暖かいものを感じさせてくれる作品でした。 色違いの同じような車で、同じ時間に主人が出かけるシーンや、おばちゃんたちが集まってくるシーンなど、大好きなティムバートン色が出てて良かったです。 【Takuchi】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-30 17:56:36) |
351.あれから毎年、初雪を見ると、この映画の事を思い出す 【2円・南】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-20 11:42:48) |
350.いやー、悲しいお話ですね。でも現実に、思想が違うとか、様式が違うとか、立ち居振る舞いが違うとか、そんな人と接したときに、悲しい結末になってしまうことはよくあることで、ヒトって怖いものですね、というとこいらへんはドッグヴィルに通じるところがある。極端に象徴化されたヒトや建物から、ティム・バートン色がにじみ出ていて、これもまたGOOD 【んぽ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-20 02:53:42) |
349.雰囲気が大好きです。ちょっと時間がたつとまた観たくなる映画はそんなに多くありませんが、これはその中のひとつです。 【ねこかもめ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-20 02:20:10) |
348.いや、もうね、ティム=バートンのこういう世界観は、どうも素直に受け取れない。 いつまでたっても「こりゃ変だよなぁ」と思いながら鑑賞してしまう。 入り込めないので、5点(^^; 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-11-19 10:05:38) |
347.《ネタバレ》 雪の降る理由から始まり、〝異形な者〟への一部の人の受け入れ。大衆の関心→受け入れ→疎外→迫害。純粋がゆえに同居する悪。そして純愛。これをおとぎ話(というよりも寓話)に描ききってしまった異形の名作です。純粋な者が生きにくい、愚かな人間社会を見事に皮肉っています。それにしても雪の降る理由がロマンチックじゃないですか。切ない結末ですが、エドワードは氷を切り刻み雪を降らせる事によって、二人の愛を凍らせ永遠のものにしたと思います。 こんな映画を撮り、オープニングの20th Century Foxの画面にまで雪を降らせてしまったバートン監督の頭、チョキチョキして中が見てみたいものです。 【ミスター・グレイ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-14 18:35:23) (良:1票) |
346.悪い映画ではないのですが、実はあまり心に残っていない不思議な映画。 インパクトは確実にあるんですが、内容がそこまではまれなかったのかな? 結果が見えてて飽きちゃったのかな? 【坊主13】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-02 08:39:30) |
345.《ネタバレ》 氷の彫刻を作っているとき、氷の破片が雪のようになりウィノナ・ライダーが踊るシーン・・・イイ! 【ビリー・ジョー】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-31 22:08:24) |
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344.以前はティム・バートンを知らなかったこともあって4点と評価していた。しかし、彼が最も好きな監督になり、彼を知ってこれを再度見ると、素晴らしかった。 【ばっじお】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-31 20:34:37) |
343.《ネタバレ》 シザーハンズは、私が映画を見始めてから初めて心から感動した映画なのでとても深く思い入れがあります。そういう感情も手伝ってか、今でも私の中ではNO.1の作品です。 最初は孤独で怯える瞳の人造人間エドワードが町に下りてキラキラした瞳にかわり、恋を知って動揺した瞳、そして結末に向かうにつれて切ない瞳に・・。ジョニーデップの瞳の演技が最高です。 ティムバートン独特の黄緑色の均整の取れた町並みの暖かさと、オープニングの流れ作業の機械部品の映像の冷たさのコントラストがとても好きです。 内容、俳優、映像、ラストの雪・・この映画はおそらくいつまでも私の中ではずっとNo.1なんだろうと思います。 【SnowWhite】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-10-29 19:55:58) (良:1票) |
342.《ネタバレ》 髪の毛が長いウィノナ・ライダーが初々しいよね。女性に人気な映画…かな? 【湘爆特攻隊長】さん [地上波(吹替)] 5点(2005-10-27 20:16:24) |
341.《ネタバレ》 一人の異端者を商品的価値でしか見出せず、自己顕示欲を満たす道具としてしか利用できない大衆。そんな非道徳的な価値の上でしか存在を許されない異端者の孤独と哀しみを御伽噺として昇華させたバートンの真骨頂。冒頭からそそりまくる非現実的なパステル調の整然とした町並みを、上辺だけ着飾った社会の象徴として皮肉に描いたところに、いかにもなバートン色を感じる。最初は赤ん坊のごとき純真無垢さも手伝って、異形を個性として認めてもらえたかのように社会に溶け込みつつあったが、妬みや欲の渦巻く人間社会はそのはけ口を弱者(異形の者)にぶつける。道徳の存在しない動物本能としての異形排除と人間しか持ち得ないエゴの塊が襲いかかる。バートンが在籍していたディズニーのアニメ映画ならば、異形は煌びやかに変身してハッピーエンドを迎えるが、そうならないからこそ、いつまでも雪を降らせつづけるエドワードの姿が印象的に残り続けるのである。哀しすぎる御伽噺。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-20 18:34:13) |
【みどりいろ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-09-12 21:49:02) (笑:1票) |
★339.《ネタバレ》 ティム・バートン監督の映画の中で一番好きなのがこの映画です。「チャーリーとチョコレート工場」も良いけど、これこそティム・バートン監督作品の最高傑作だと改めて思う。それにしてもこの映画、本当に美しい上に残酷でもあり、そしてとにかく泣ける。何が泣けるって、それゃあ、もう、両手がハサミの主人公という設定とそんな主人公が好きな子を抱きたくても「抱けない!」という時のあの切ない表情、姿、何もかも本当に観ていて切なくなる。個人的にティム・バートン監督、これを超えることは無理かもしれないと思ってます。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-08-30 22:13:00) (良:1票) |
【リーム555】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-23 13:08:28) |
337.自分が近くにいるだけで、愛する人や親しい人を傷つけてしまう。そんなどうしようもならない心の痛みをジョニーデップが繊細な演技で見せてくれた。彼の演技を見ているだけで自分の心が締め付けられるような思いを感じた。 ただ、エドワードの善悪を判断できない、やや行き過ぎた「ピュアさ」にはやや疑問だ。確かに人々の優しさに触れ、孤独な心が癒されていくエドワードのピュアさは大いに結構だ。しかし、どうにもならない苛立ちから壁紙をズタズタにしたり、壁を傷つけたりするという「怒り」に対する率直な行動や、また、愛する人のためなら盗むことさえも厭わない(ジムの家と知っていて入っている、オヤジの選択問題)という純粋さ。そして、銃を持っていたりしていたが、いくらなんでもあの無防備な状態のジムを惨殺するのは、あまりにも行き過ぎではないか。これらは、善悪の判断がないエドワードの「ピュアさ」が招いたことではあるが、このようなバートン ならではの尖った部分、ブラックさが、「クリスマスに雪は何故降るのか」という問いに対する答えがやや汚れてしまってはいないか。おとぎ話のような本ストーリーによい効果を与えたのかは少々疑問がある。 ありがちではあるが、ジムをストーリー上、殺すとしても、なんらかの事故によるべきであって、エドワード自身の手によって殺すべきではなかっただろう。個人的には、エドワードにはブラックなピュアさは不要であり、純粋に「ピュア」であって欲しかった。 また、「ピュア」だからこそなのかもしれないが、エドワードはキムの写真だけで好きになるという設定になっている。しかし、キムの優しさなり何か特別なものに惹かれるという設定の方が良かったのではないか。映画の設定ならば、あのユーモアある出会いでも構わないけど、キムとの出会いはもう少し特別なものであっても良かったのではないか。自分だったら、エドワードは城の上から、街を観察していて、キムのことを知っており、キムの優しさに特別な感情を抱き、エドワード自ら街に降りてくるというような設定の方がよいような気がする。このような設定でなくても構わないが、もう少し出会いや、エドワードがキムを好きになる過程、キムがエドワードを好きになる過程を工夫して、キムとエドワードの関係を膨らませた方がベターだと思う。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-15 01:55:07) |
336.大好きなティム・バートン監督作品ですから、公開されてスグに観にいきましたよ!やっぱり期待を裏切らない暗~~いカンジの作風がなんともたまりません。そしてエドワードがとにかくかわいそうでかわいそうで・・・。そのかわいそうなところが良いんです。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-08-07 23:54:45) |
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