★126.佳作。きわめてオーソドックスなストーリーで意外性がまるでないのに飽きさせないのは凄いことだとは思う。その意味で良い映画ではあるんだけど「これで作品賞?」と思わなくもない。個人的には、モーガン・フリーマンはしゃきっとしたイメージがあるので、よぼよぼした感じが似合わないと思う。 【mohno】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-05-02 20:40:22) |
125.《ネタバレ》 異星人侵略や謎のウイルスによってでなく、老いから近づいて来る「死」に対する二人の姿勢に、都度ハッとさせられる。最も印象深いのが雪の朝、二人でコーヒーを飲みながらアデラを偲ぶシーン。もっと長生きして欲しかったなどという悔みでなく、病み付くことなく急死したその死に方を羨む二人の会話は、死や老いを実感できない年代には到底交わせるものではない。もの凄い衝撃だった。自分も必ず直面するこの重いテーマに対して、これまで言いようのない不安と怖れを抱いていたが、この作品のおかげで、多少前向きにやわらかく受け入れて行けるかも知れない自信が持てた。それにしてもアデラは実に控えめに黙々と仕事をこなし、決して目立つことはなかったが、おいしいお弁当で二人のドライブを楽しいものにさせ、誰にも真似できないおいしいコーヒーで二人を幸せにしていたんだなあ。 【りゅうちゃくん】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-05-01 02:18:07) (良:1票) |
124.《ネタバレ》 車だって大事な家族の一員であるという言葉があるように。もう少し車にもスポットライトを浴びせてくれてたら なんて思う。大事なアイテムだったのに。ホークとデイジーが出会うきっかけとなった赤い糸(なんか違うな) キューピット?(なんかこれも違うが) なんかそんな感じの役目を果たしたブーリー家の愛車がいつの間にやら代わっていたと知らされた時には軽くショックだった。タイトルからイメージしていた印象とは裏腹に、車にはあまり愛を与えなかったんだなと感じた この作品。(少し残念。) まあ25年間分のお話を100分足らずでまとめちゃったのだから人間関係のほうでめい一杯だったという推測も出来ない事はないですが、ホント、車は大事なアイテムだったはずだ。惜しいよな~ なんて思う。良いお話であったことに変わりはないですが。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-27 11:57:40) (良:3票) |
123.とても仲良くなりそうに無い2人が友情を築いていく様子を無理なく描けていて、心が温まりました。デイジーは痴呆症になるけど、最後のホークとのいつものやりとりでほのぼのさせて良い気分で終わらせてくれました。静かな感動がある素晴らしい作品です。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-01-12 00:54:47) |
122.公開当時80歳のジェシカ・タンディとモーガン・フリーマンによるユダヤ系老婦人と黒人使用人の心の交流と長年に渡る半生を寒い朝に頂くホットコーヒーのように温かくゆったり、ほのぼのと描かれて癒させられました。息子役のダン・エイクロイドも爽やかで味わい深い。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-01-03 01:12:18) |
121.《ネタバレ》 人からの世話を頑なに拒む頑固なユダヤ人バアチャンと温かく優しい使用運転手の黒人ジイチャンとの間の淡い小品ラブロマンス。母煩悩の孝行息子の存在も大きいです。地味だけどわかりやすい物語で素直に楽しめました。つまりは“いくつになっても恋はできる”ということですな。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-09-12 00:48:36) |
120.《ネタバレ》 淡々と2時間が過ぎていきます。人種差別もあんまり僕にはピンと来ないし、ただただ退屈でした…。 |
【ホットチョコレート】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-07-28 20:37:17) |
118.《ネタバレ》 「僕らのミライへ逆回転」で本作が出てきて以来気になっていたが、ようやく観賞。まったく退屈することなく見れました。起伏の無いストーリーながらも、淡々とした語り口で最後まで見せきってしまう。脚本と編集が優れているんでしょう。確かに掘り下げて欲しいエピソードは沢山あるし、省略も沢山あり、勿体ない気がしないでもない。しかし、変にドラマを詰め込んじゃうと、こういった後味の良さは生まれなかったかもしれない。主役二人の演技も抜群。モーガン・フリーマンの笑い声が特に印象に残る。彼の発する笑いは、頑なになった人の心をゆっくりと解きほぐしてゆく、そんなパワーが秘められています。それが、この作品を全編に渡って支配する「温かみ」につながっているんでしょう。根底に悲哀が流れていながらも、人を懐柔させる笑いの演技を見せてくれたモーガンフリーマンの演技には感服致します。そして、人の笑っている姿っていいですね。ささやかながらも、心をあったかくしてくれる作品でした。 【Nujabest】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-24 22:35:00) |
117.《ネタバレ》 デイジーは老いてはいるが気品を保っていて綺麗でした。ホークの笑い方はバカ笑いなんだけど、人との接し方が素晴らしい人物でした。ラスト、実の息子よりも、毛嫌いしていた運転手の方に心が通っていたデイジーが、印象的でした。人種、性別、階級など関係無く、歳老いた2人が友達として接していられるなんて、とても素敵なことです。淡々としているが惹きつけるものがある映画です。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-10 03:34:42) |
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116.《ネタバレ》 派手な展開もなく淡々と描かれた2人の老人の物語。いかにも映画って感じの台詞や出来事が少ない分、話に親近感を持ち易かった気がします。 本当は優しく寂しがり屋なんだけど、なかなか素直になれない強情っぱりなデイジー。一方、そんな彼女に臆することなく対等に接するホーク。彼は幼少の頃に白人(KKK?)による粛清を目の当たりにしており、大人になってからも白人用のトイレを使用出来ない、警官から不当に見下された態度を取られる等、人種差別の被害者であり続けたと思われます。しかし決してそんな事に腐らず生きてきたであろう人間の逞しさ・大らかさ・優しさ・素直さを感じました。 ラストでは誰もが避けられない老いの悲しさが漂いますが、それをも素直に受け入れているようなホークを見ていて温かい気持ちになりました。 【ココ】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-12-10 01:15:45) |
115.長い年月を100分足らずの間に見せるのでどんどん時代が変わっていきます。もう少し時間が長くなってもいいので一つ一つのエピソードをもう少しじっくりと見たかったと思います。その点だけが残念でした。それ位ジェシカ・タンディとモーガン・フリーマンの二人の演技が素晴らしく深い味わいがありました。この二人に絡むダン・エイクロイドの孝行息子ぶりも微笑ましかったです。老いとは何なのか考えさせられると同時に家族や、生涯付き合える友人の大切さを考えさせられます。そして本作のモーガン・フリーマン演じるホークのように年をとれれば幸せだろうな、としみじみと思わされました。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-12-09 22:00:19) (良:1票) |
114.モーガン・フリーマンを観ているとすごい心温まるし、癒される感じがします。誰かが傷ついたりしないってもいいですね。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-17 22:11:39) |
113.M・フリーマンとJ・タンディの組み合わせは、奇跡的なほど、良い結果をもたらしてくれていると思います。まるで漫才です。長い月日を約100分に収めきれず、かなり早足の展開で、今はいつなのか、分からなくなってしまうときもありました。ですが、そんなことは気にせず、2人のやりとりを聞いていれば、楽しく、心温まる100分が過ごせます。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-12 17:36:24) |
112.はじめてみたのがNHKで。しかも途中から。(といっても、実はタイトルのすぐ後くらい)。 何の映画か、それ以前に映画なのか輸入物のテレビドラマなのかもわからず、ストーリーがどこからどのように始まって、どの程度登場人物の関係が説明された後絡みはじめたのかもわからず、でも、気にせず。なんとなくだらだらみているうちに引き込まれて、終わってみると、妙に心に残った作品。なんか、ちょっと得したなという気分になった。それからしばらくして、ドライビングミスデイジーというすごいアカデミー賞作品があるらしいということで、ビデオ鑑賞。「あ、あのときの、作品。。。」まず、映画だったことにびっくり。それもすごい映画だったことにさらにびっくり。やっぱりいい映画、でもいぶし銀のような渋い映画。そんな印象だった。さらに月日が流れて、モーガンフリーマンという役者のすばらしさをほかの作品で知り、それをたどったら、この映画もそうだったと知って、またびっくり。何も知らないころに、知らないままに見ることができたのは、ある意味、幸せだったのかもしれない。 【ひであき】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-12-15 15:03:06) (良:1票) |
111.《ネタバレ》 微笑みながらパイを食べさせるホーク。微笑みながら食べるデイジー。この映画の製作に関わった人達はみんな優しい心を持っているんだろうな。(43歳) 【カスミン】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-08-04 22:14:23) |
110.この二人の世界を、もっと観ていたいと思いました。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-25 18:39:26) |
109.この作品は、こういうダラダラとした日常を綴ったものとしては珠玉のものですね。気の利いた会話、ユーモアとペーソス溢れるやり取りの数々。この手の作品でコレを上回るものってそうない(似たクサイのも沢山あるけどどれも退屈だったり理屈っぽかったり独りよがりだったり、です)。ザッピングでうっかり通りかかったら絶対そのまま観続けちゃう作品。これはワタシ的には映画に捧げる最大級の賛辞です。 【ぞふぃ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-05-23 17:08:04) |
【えいざっく】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-04-30 03:10:40) |
107.《ネタバレ》 地味ではあるが本当に淡々と2人の心の交流を描いている感動作。お互いズバズバ言い合い、その均衡が不安なまま徐々に距離を縮めていく様は素晴らしい。無理なく印象的なエピソードがあり良いと思う。そして、時折流れるハンス・ジマーのスコアもこの作品に花を添えるようで良い。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-03-25 12:24:54) |