482.すべてが矛盾である。「話も何故ひとりのために?」と感じる人もいるだろう。でも、それは戦争に対しての感じ方と同じ。「すべての戦争は何のために?」、普通の人は「平和を守るために」と答えるであろう。平和のために何故平和と対象にある戦争を?戦争の矛盾をこの映画は描いているからこそ、ここまでリアルに戦争に対して感じる事ができるのかましれない。 【ランニングハイ】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-29 10:58:25) |
481.戦争系と潜水艦系は超が付くほど苦手で最後まで観れたためしが無かったんだけど後にも先にもこの映画だけは奇跡的に観れた。さすがスピルバーグ監督です。でも「シンドラーのリスト」は途中で挫折。本当は8~9点あげたかったんだけど最後ら辺の味方にいてた兵士で仲間を助けなかったのがムカッときたので点数下げました。 |
480.ノルマンディー上陸作戦のシーン。やはりこれにつきますかね。時間のわりに長いと感じなかった。 【十人】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-23 00:18:25) |
479.《ネタバレ》 素晴らしい映画だと思います。但し、私の中で戦争映画のピカイチである「地獄の7人」には適わないかな。でも良く似ていますね。8人が助けに行く。でも何故助けに行かなくてはいけないのかという理由と何故俺なんだという葛藤。それを示してやるリーダー。血が出てくる映画は嫌いですが、この映画からは目を背けてはいけないというものが伝わってくる。「ここまで描かなくても」「描かなくても戦争の怖さは分っている」という人も居るようだが、こんなのまだまだ描ききれてないんだと思う。ニオイも、痛みも無い。実践はもっと怖いと思うぞ。戦争反対!! 【お好み焼きは広島風】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-03-28 00:32:17) |
478.ノルマンディ上陸のシーンが素晴らしい!息を呑むほどリアルで一気に引き込まれた。 【バイオレット】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-01 00:55:44) |
477.冒頭のノルマンディ上陸と終盤の戦闘は、とても映画とは思えない、まるで当時の作戦に本当にカメラマンが潜入し撮影したかと思わせるほど、リアルで臨場感あふれていて残酷なものだった。現在の死と一味違った死が、このころの戦争の時代には存在したと思う。本来、死とは尊ぶべきものであるが、戦争では栄光に値するときもある。本作では、栄光の死が見事に描かれていたと思う。また、戦闘中の音楽がなかったことがよかったと思う。BGMとして流すのではなく、戦場の休憩時にレコードで兵たちが流したあの場所はまるで楽園のように思えた。でも、フォレスト・ガンプが戦場でがんばっている姿を思い出すとちょっと笑えた。 【ばっじお】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-16 14:00:40) (良:1票) |
476.最初の戦闘シーンは多分50回くらい見たと思う。あれに影響されてトップソン買ったぐらいだしね。ホントにこの映画は芸術としかいえない、ものすごい映像だ。ちなみに、My Chemical Romanceでこの映画をパロディってるPVがあるんだけどかなり泣けるから一度見たほうがいい。 【Pepe】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-01-06 00:33:28) |
475.スピルバーグの中に潜む,暴力への一種の憧憬が(本作以降顕著になってくる)意識的にしろそうでないにしろ如実に表れたオマハ・ビーチの光景。正直言って吐き気がする。が,戦場で生き残る者と死んでいく者との間を分かつのは,弾丸の多さでもなく,剛勇でもなく,ちょっとした運だけなのだということを教えてくれる意味で,本作は戦争映画として優れていると思う。手を挙げて降伏しようとしたドイツ兵をはずみで撃ってしまったりとか,弾が尽きたらヘルメットをぶつけ合うといったシーンは,実際の白兵戦らしいというか,ああなるんでしょうね。私は今まで戦争というものを斜に構えて考えていたが,これを観てただひたすら恐ろしいと思った。あんな地獄は嫌だと。それは誰しも当然ではあるが,その至極当たり前のことをこれほど直截に表現した映画は,あまり記憶にない。だからこそ,一人の兵士を戦場から連れ出す命令を出した政府と,その血みどろの戦場の中任務に赴く登場人物達との乖離が浮き彫りになる。感傷とか意義などとはまったく無縁のところで,戦争という鋼鉄の歯車がひたすら人間の生命を挽き潰していく。そのことが恐ろしい。なお冒頭とラストではためく星条旗について辛口の意見が多いですが,あの逆光の中で色を失った星条旗には,少なくとも私にはアメリカ主義的な意図は感じられませんでした。 【Roxy】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-29 12:53:17) (良:2票) |
474.オープニングのノルマンディ上陸はすごい!足が吹っ飛んでたり、腸がむきだしになっていたり、、、それ以外は長い長い典型的なアメリカ戦争映画ってところですか。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-25 14:56:50) |
473.《ネタバレ》 個人的には、全体を流れるテーマは「地獄の黙示録」と同じ「正気を保てるのか」であったように思う。ただ、めざすものが、「更なる狂気をもつに至った人物」ではなく、「ナンセンスな使命」であったのだよなあ。生還したウィラードと違ってミラーは死ぬ。出番の少ないマットがよし。話題の冒頭シーンについては、「狙いすぎ?」。 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-23 13:37:25) |
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472.やはり最大の見所はノルマンディー上陸作戦のシーンでしょう。というより、見所はここぐらい(ラストの市街戦もなかなかすごいか)。後は不可解なライアン二等兵の救出作戦が延々と続くだけ。なんだかんだ言って、これも典型的なアメリカ万歳映画にすぎなかったなぁ。 【とかげ12号】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-20 16:27:50) |
471.星条旗から始まって星条旗で終わる戦争映画なんて撮って、スピルバーグはどうしたんだろう。それにしてもトム・ハンクスがやると戦争映画だろうが漂流映画だろうがギャング映画だろうが野球映画だろうがなんでも甘いヒューマンドラマになってしまう。十分に魅せる戦闘シーンだけで成り立ってる映画。うん良いよ戦闘シーンは。とりえずアパムはさっさと弾持って行け。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-19 02:53:48) |
470.前半は戦争を描く映像のすごさに感嘆・・。後半はダレてきて印象薄・・。これが感想。 【はりねずみ】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2005-11-09 15:04:26) (良:1票) |
469.《ネタバレ》 戦争の兵隊の悲痛さが伝わってくる。冒頭のバハマビーチでの上陸戦はあまりにもリアル。足は吹っ飛ぶは腸は飛び出すは参った。最後の戦闘シーンでは誰が誰でなにがなんだかよく分からないところもあるけど、そこがリアルでまたすごい迫力。映画館で見たらすごいだろうな。トム・サイズモアがかっこいい。それと狙撃手の腕前がすごすぎ。スターリン・グラード顔負け。 【湘爆特攻隊長】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-11-09 08:23:59) |
468.この映画以降、戦争映画には必ずスプラッター並みのグロい描写が伴うようになったという点では記念碑的な作品と言えます。ストーリーそのものやドイツ軍の描き方、アメリカ万歳的なところに批判も多いようですが、映画は小説と違って「画」で魅せるもの。この映画を観て「戦争は怖い」、「戦場には行きたくない」と思った人も多いことでしょう。そういう点では十分、反戦映画だと思います。最初と最後の星条旗がゆらめくシーンは(製作者側の意図とは違うかもしれませんが)、私には自虐的に感じられました。 【長毛】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-08 00:38:25) (良:1票) |
467.微妙な映画でしたかな… 戦争の大儀について、人間の命について考えさせられることは多かったけど、 この映画で語りかけていること全てではなかったな… 結局自分で考えることの方が大きかった気がします。 【坊主13】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-11-06 09:17:04) |
★466.《ネタバレ》 「引く描写」「描かないで語る」という事ができないんですね。
戦争の悲惨さ、哀しさ、矛盾、 それらを抱えて自分の中でなんとか消化して、あの戦場で前に進む、人を殺すということ。 それぞれの人間に語られないストーリーがある、ということ。 親の哀しみ、普通に生きるということの静かな輝き、はわかる、でしょ。 そりゃ。描写わかりやすいもの。ねえ。
で? と穿った見方をせずにいられません。 ドイツ兵の人間性が描かれないのはいわずもがな(マストではないにしても)、 はいはい、そこは差し引きましょう。でもね、、、
指令出す上層部からして「いい人」で、 あの時点で醒める... いっくら偽善も善である場合もある、としてもだなあ。 で、あの星条旗...
繰り返しますが、「引く描写」「描かないで語る」という事ができないんですね。 スピルバーグ先生、もう一度、小津を見直して下さい。 監督違うが、「ブエナビスタ~」のラスト、ライ・クーダーで画が止まるとこ思い出した。 (メンバー紹介最後から二番めがライの息子) 笑。 厚顔無恥。ヴェンダースの指示なのか?小津大好きじゃないのか!
これも監督違いますが「パールハーバー」に世界一感動する日本の観客や、 ユダヤにはいいんでしょう。 「客=大衆に合わせた」んでしょう。 観客はそこまで馬鹿じゃないといいのだが、結構じっくり去勢されてるからなあ。
彼の映画は、例えばビートルズの歌の域までは行けない(彼らにも「差別」は存在したりするけど)。
スピルバーグという名に期待しなくなってスゴ~く長い時間が経っています。 あ、小学校のときだけか。子供騙し?
「リアル」な戦闘場面云々もねえ。そうなんだろうけど...
金かけて「リアル」を見せようとするだけの、 「入り口と出口が一緒」の映画、が世に溢れたが為に CGと特殊メイクに毒されている方々~! 例えば、「蜘蛛の巣城」ね。 あれ、本物の矢だよ。手だれを雇って、至近距離からびゅんびゅん放って撮ったんだよ。 本物の弾丸で撃てるわけないだろ、って話じゃないよ 笑 そういう議論じゃない 爆
世間的にパワフル、とされている人は、 責任と自覚を持って、もっとスゴい作品を作ってよ。 客を驚かせてよ
という、いち客の無責任さから、この点数。 さもないと、どんどん衰退する。
実はもっと深い、の?ひょっとして 笑
【tj】さん [DVD(字幕)] 2点(2005-11-02 06:09:39) (良:1票) |
465.ノルマンディ上陸作戦は、これでもかこれでもかっていうグロい映像。。。これは凄まじい。 でも後半は結構退屈。。。なんで一人の為にこんな大事をやらなきゃならんのよ! 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-02 03:53:40) |
464.《ネタバレ》 下っ端って大変だなあ(T△T)と思いました。私だったらすぐに海へ飛び込んで、船の後ろ側に隠れて死んだふりしてますね…冒頭のノルマンディ以降ちょっと中だるみしてる気もしますが、終盤の盛り上がりはまた凄い。むごいー。しかしまあやはり「4人兄弟が全員戦死すること」のみを特別視してるのもどーかとは思いました。 【えむぁっ。】さん [地上波(字幕)] 6点(2005-10-30 04:41:16) |
463.《ネタバレ》 ノルマンディ上陸作戦での地獄絵図は、凄まじい。戦地での人の命、とりわけ下級歩兵の命は安い。その様がよくわかる。正しく混沌。グチャグチャだ。マトモじゃない。戦争は愚かしい。確かに愚かしい。しかし、作品の全体的なバランスという点では、後半のダレた感じはしんどい。命ある限り、その価値を死ぬまで味わい尽くすことが大切なのだというのは、よく分かるつもりだけどさ。星条旗がはためくラストは、なんか物凄く下品だ。無数にそびえる白い十字架には申し訳ないが。 【aksweet】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-10-30 00:05:29) |