シン・ウルトラマンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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シン・ウルトラマン

[シンウルトラマン]
2022年上映時間:112分
平均点:6.32 / 10(Review 91人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-05-13)
公開終了日(2022-11-18)
アクションSFシリーズもの特撮ものTVの映画化モンスター映画
新規登録(2021-02-10)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2023-12-02)【イニシャルK】さん
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監督樋口真嗣
尾上克郎(准監督)
轟木一騎(副監督)
庵野秀明(総監修)
助監督摩砂雪(監督補)
キャスト斎藤工(男優)神永新二(禍特対・作戦立案担当官 警視庁公安部より出向)
長澤まさみ(女優)浅見弘子(禍特対・分析官 途中加入 公安調査庁より出向 元二ノ四分析官 上席調査官)
西島秀俊(男優)田村君男(禍特対・班長 防衛省防衛政策局より出向)
有岡大貴(男優)滝明久(禍特対・非粒子物理学者 城北大学理学研究科非粒子物理学専攻)
早見あかり(女優)船縁由美(禍特対・汎用生物学者 文部科学省より出向)
田中哲司(男優)宗像龍彦(禍特対・室長)
山本耕史(男優)外星人第0号・メフィラス
岩松了(男優)小室肇(防災大臣)
嶋田久作(男優)大隈泰司(内閣総理大臣)
益岡徹(男優)狩場邦彦(防衛大臣)
山崎一(男優)中西誠一(外務大臣)
長塚圭史(男優)早坂(陸自戦闘団長)
和田聰宏(男優)加賀美(警視庁警備部公安課)
竹野内豊(男優)政府の男
堀内正美(男優)内閣官房長官
利重剛(男優)首相補佐官
國本鍾建(男優)
赤堀雅秋(男優)
島津健太郎(男優)
白石和彌(男優)居酒屋の主人
真田幹也(男優)
イワゴウサトシ(男優)
大場泰正(男優)
屋敷紘子(女優)
高橋一生ウルトラマン
山寺宏一ゾーフィ
津田健次郎外星人・ザラブ
脚本庵野秀明
音楽鷺巣詩郎
宮内國郎
北原京子(音楽プロデューサー)
庵野秀明(選曲)
作詞米津玄師「M八七」
作曲米津玄師「M八七」
編曲米津玄師「M八七」
主題歌米津玄師「M八七」
挿入曲五木ひろし「小鳥」
撮影市川修
尾上克郎
摩砂雪
轟木一騎
庵野秀明
樋口真嗣
製作庵野秀明
市川南〔製作〕
円谷プロダクション(「シン・ウルトラマン」製作委員会)
東宝(「シン・ウルトラマン」製作委員会)
スタジオカラー(「シン・ウルトラマン」製作委員会)
企画庵野秀明
大月俊倫(企画協力)
中島かずき(企画協力)
プロデューサー山内章弘(協力プロデューサー)
制作TOHOスタジオ(制作プロダクション)
配給東宝
特撮佐藤敦紀(VFXスーパーバイザー)
古谷敏(ウルトラマンCG原型モデル)
三池敏夫(CGビルアセット監修/特殊美術)
白組(VFX)
摩砂雪(アクションパートヴァーチャルカメラマン)
轟木一騎(アクションパートヴァーチャルカメラマン)
作画轟木一騎(画コンテ)
樋口真嗣(画コンテ)
摩砂雪(画コンテ)
庵野秀明(画コンテ)
美術林田裕至
庵野秀明(コンセプトデザイン/タイトルロゴデザイン)
前田真宏(デザイン)
山下いくと(デザイン)
竹谷隆之(デザイン)
原口智生(ウルトラマン第二号雛型着彩)
振付古谷敏(モーションアクションアクター)
庵野秀明(モーションアクションアクター)
衣装伊賀大介(スタイリスト)
編集庵野秀明
録音山田陽(整音)
照明吉角荘介
その他庵野秀明(ティザーポスター・ティザーチラシ表面デザイン/総宣伝監修)
轟木一騎(ティザーポスター・ティザーチラシ表面デザイン)
原口智生(資料協力)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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71.メフィラスxウルトラマン ゾーフィxウルトラマンの会話は楽しめたが、それ以外は特にワクワクもしなかったし、印象に残らない。
へまちさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-11-23 18:38:25)
70.《ネタバレ》 劇場公開時に見ていますが、改めてネットで見直して投稿します。
私は現在62歳 ウルトラマン放映時6歳 Qから見ているので前夜祭も記憶にある。

アバンタイトルのあの渦の「グルグル」を立体的な表示で気分はアゲアゲになるんだけど、「シン・ゴジラ」のタイトルがちらと映りシン・ウルトラマン と出る 続編ていうか世界観のつながりを言いたいのだろうね

おっさんは あ、Qを無視かいな と叫んでしまうけれど、マンモスフラワーやペギラとの戦いが語られ、「とりあえず”タケダアワー的”世界観は維持しているんだ。万城目さんは出ないのかー」と思う だけど、嫌ではない

円谷プロの設定では既に80年代に、「ウルトラマンが地球を訪れる以前、人間が自分たちの力で怪獣と戦っていた時代」と言うのがQの立ち位置になっているからね これはこれで良し

カメラアングル 机の下から写す手法はマンでもセブンでもやっていた カラーフィルムになってからのアングルと記憶している
長澤さん(東宝女優!)の巨大化はQの1/8計画のオマージュと見て良い
※まさみちゃんあかりちゃん出ているんだけど、「ムフフ」系要素はウルトラマンのクンクン程度だったわ 残念!

とまあ昔の作品のプロットやシーンが連続して出てくるし USSエンタープライズとTB2が映り込むのは意図的なのか?
良く許可下りたよなー それら含めて意図的な演出なんだろうけど、うれしがっている老人向けに作ったわけではあるまい。
海外での批評が「古めかしい」と言う意見が多いのは全体的な「固さ」もそこに見えるからだろうと思う。

カトクタイ はバッチだけ過去と同じであり、制服も無くヘルメットもかぶらずスーツ姿で活動するのは、スパイものに近いのでは?
それと「外星人」関係以外「新兵器」が出てこない。日本・地球人側から特別な「秘密兵器」が出てくることも無い
※ここもシン・ゴジラとベースは同じなんだ

最後の作戦は外星人が持ってきたベータシステムの「転用」であり、地球人の発明では無いからだ
「原子力の転用利用」なんて60年代の科学雑誌のような意味を持つのか?

メフィラスの扱いは意外とクールで良いと思う ある意味DCコミックス的であり、現実味を帯びた(割り勘は帯びすぎ?)キャラであって 面白味があった
トップをねらえ! も最後にちょっとあったような。。。

それで、どうよ? 新しい取り組みのウルトラマン 良かったのかなこれで?

シン・で言えば竹ノ内さんがゴジラにも出ていた政府役人だけど、ここは別人物と見た方が判りやすいね

おっさんたちには懐かしいが、ノスタルジーだけでなく意味はいくつも含んでいる作品 だけど熱量不足に見えちゃうね
もっと何回も見て確かめたい作品

さて、これでシン・ウルトラQは無くなった スピンオフ作品は作れるだろうけど、シン・ウルトラセブン も出来ない
シン・怪奇大作戦 2回リメイクされたからアカンでしょ
次はどの シン・仮面ライダー でしたね(今度は東映系!) さてどう料理されるか お手並み拝見です

その次は 何? またアニメ系に戻りますか? 庵野さん
亜輪蔵さん [インターネット(邦画)] 6点(2022-11-22 09:53:43)(良:2票)
69.《ネタバレ》 やっぱ、この庵野路線の映画、エヴァも含めて、なんか好きやわー。もう始まった瞬間からワクワが止まらんです。役者を映す構図も他の人の脇の間から映したり、めっちゃ机の下から映したり、いちいち楽しくて、観てて全然飽きひん。これはもう、庵野の世界観や表現が僕の面白いとゆう感性にぴったりフィットしてるとしか言いようがありません。ストーリーも設定も怪獣とウルトラマンとの戦いも各キャラもどれをとっても、おもろいなー以外感想が出てこないです。アッとゆうまに映画が終わってしまって、もっと長く観たかったです。しかしゾフィーとゼットンの設定には、え、そんな設定にするんやーって驚きました。
なにわ君さん [インターネット(邦画)] 10点(2022-11-21 20:21:26)(良:2票)
68.《ネタバレ》 ブラックホールぽいものから脱出しようとして脱出できない、からの「オカエリナサイ」で〆る

…もう「トップをねらえ」じゃん!
と突っ込んだ方も多いでしょう。私もです。
セリフだとイの文字を反転できませんけどね笑

さて映画の内容ですが、正直微妙です。
何が微妙なのか考えてみたんですが、「シン」シリーズ特有の(といっても2作目ですが)、人間の内面をあまり描かず状況のみで進めていく作りの映画にも関わらず、やたら「バディ」だの「仲間」だの内面的な熱い要素を突っ込んできてるからなのかな、と。
登場人物がどんな人なのかよくわからないのに、ワンピースみたいなノリの事を言われても観てる方はノレないのですよ。

それは地球人だけの事ではもちろんなく「この星の人のために僕の命はいらないよ」とウルトラマンは言うわけですが、途中の熱いドラマパートがないため「え、君のそのモチベーションはどこから?」と客は思わず突っ込んでしまう。
最後までそれです。
そしてトップをねらえ、で終わるっていうね。

シナリオ自体をもうちょっと無機質にすれば、あるいはいっそ「空の贈り物」をメインエピソードにしてくれれば面白かったんじゃないのか…と、いろいろ思ってしまうちょっと残念な映画でした。
あばれて万歳さん [インターネット(邦画)] 6点(2022-11-21 17:35:09)
67.《ネタバレ》 柳の下にドジョウはそうそう居ない。
如何に「シン・ゴジラ」が画期的だったかを再認識する為の作品の様。
奇をてらった大胆な、言い換えると中途半端なカメラアングルも終盤はイラっとしてくる。
最新の映像技術を用いて往年のヒーローを改めて映像化するには、
二番煎じ的な方法ではやはり新鮮味は感じられない。
たくわんさん [インターネット(邦画)] 4点(2022-11-21 16:02:05)
66.《ネタバレ》 うーん・・・いまいちですね。
まず登場人物たちの描写が浅すぎて魅力が全然伝わってこない。
あと演技もいまいちかな?(特に一番若手の物理学者っぽい人)
それに禍特対に新しく入った長澤さんも入隊した初日に主人公のバディ(相棒)なんて言われても、チームワークやバディ間の絆もへったくれもないでしょ?
なのにさも長年コンビを組んでいたみたいに、話が進んでいくので、見ているこっちはいつの間に仲良くなったの?と思ってしまう(しかも初期案では最後のウルトラマン出撃時にキスシーンまであったそうな)。
またゾフィの「いきなり太陽系消滅作戦」もそこまで干渉するなら、ウルチョラ警備隊が地球を守ってくださいよ。
時間不足で人物描写の掘り下げができないなら、「ULTRAMAN_n/a」(円谷プロが本気出して作った動画)みたいにウルトラマンや怪獣の造形を「魅せる」作品として振り切ってしまえば良かったんじゃないかな?
わたたさん [インターネット(邦画)] 5点(2022-11-21 02:33:52)
65.《ネタバレ》 なるほど、ウルトラマンってそういう話だったのかという新しい視点を与えてくれて、うまいことまとめたなぁと。
ただ全体を通して感情がないんだよね。理屈と正義ばっかりで、熱いものを感じない。
匂いで追跡とか、難しい計算したけど結局突撃とか、異星人同士の話し合いが居酒屋で日本酒やりながらとか、そのあたりは突っ込みどころで、意味のない設定というか安易すぎるというか。ちょっと残念かなぁ
Keytusさん [インターネット(邦画)] 5点(2022-11-20 23:58:34)
64.《ネタバレ》 ピンときませんでしたね。
なにかしたかったのか?
戦闘時のウルトラマンの声が一切なかったと思いますが、何が目的でそうしたのでしょうか?
格闘技を音声を消して見てるのと同じで臨場感を削ぐ働き以外の効果がないと思うのですが。
ウルトラマンが内面の心情を独白するするような演出が皆無なので、何ができるのか、他に奥の手があるのかなどが一切わかりません。
そのため緊張感が持てません。
尺の殆どが隠し小ネタのために使われて、ウルトラマンや神永の心情が描けてないと思います。
ウルトラマンの本質は完全に満たして、余力でネタを仕込むならいいのですが、本筋を描けてないのに、ネタに力を入れるとかクリエーター失格でしょう。
承太郎さん [インターネット(邦画)] 3点(2022-11-20 17:40:14)(良:3票)
63.どういうわけか、私の目にはウルトラマン(かっこよかった)と怪獣(なぜ変な当て字…?)と、それにたくさんの大根しか見えなかった。よくしゃべる大根だな、と思って見ていた。一緒に見ていた子供が映画開始から15分ほど経って「お父さんが日本の映画好きじゃないって言ってた理由がよくわかった」と言った。二人して笑いあった。
空耳さん [インターネット(邦画)] 5点(2022-11-19 12:24:53)(良:2票)
62.《ネタバレ》 完全ネタバレ雑感(旧ウルトラマン、シンエヴァ、第9地区のネタバレも含む)。

予め点数を詳しく言うと、メフィラス星人までなら9点、ゾーフィの行動原理が理解不能のため、合計7点。

登場キャラ。
神永:主人公、ウルトラマンの人。斉藤さんの無機質な顔が、宇宙人ライクで実にいい。宇宙人が地球人を理解していく、というよりは理解を最後まであまり出来ない、というところがいい。
滝:物理学者。登場人物の中ではメフィラスを除いて一番いいキャラ。ジャニーズでびっくり。顔が若い頃の阿部サダヲにしか見えない。物理学、数学を得意としているが、大して役に立たず、ザラブ、メフィラスが出てきて自分として、地球人としてのプライドがずたぼろとなるが、最後にゼットン攻略の陣頭指揮をするところがいい。さらにいいシーンはその直前、USBに気づかされる直前シーンで飲んでいるのが(恐らく9度の)500mlのチューハイなところ。しかも数缶買ってる。
宗像:上記の班の室長。最初はあまり有能そうに見えないが、至るところで有能さを発揮していく。地球人では滝の次に好きなキャラ。
大隈総理大臣:実に無能そうなところ、メフィラスとの交渉で「前向きに検討します」と言うところが実に好感が持てる。地球が滅ぶというときの顔のアップも必見。

メフィラス星人:この映画を見て好感を持った人の99.8%がメフィラスを好きと答えたという調査結果が出てませんが、好きです。「○○、私の好きな言葉です」という何にでも使える名台詞。団地、ブランコ、居酒屋はメトロン星人のちゃぶ台を意識してると思います。この映画も「新・メフィラス星人」でもいいと思いますし、シンウルトラマンとはパラレルで、メフィラス星人山本が主人公で、地球や日本と交渉する「メフィラスQ」とかAmazonが30分or1時間ドラマで10話くらい作ってくれないでしょうか。
ゾーフィ:山ちゃんはエヴァQに出られなかった恨み節を延々言っていたので、シンエヴァで山ちゃんが出たときはそれも影響したのか、と思いましたが、ゾーフィもなんかそれ影響してそう。はっきり言って行動原理がよくわかりません。原作ウルトラマンのウルトラの星の考えとは違ったとして、地球の人類、人間だけとか動物だけを中性子爆弾なり、人間だけ抹殺する兵器使えばいいのに、なんで一兆度で数光年蒸発、数百光年内の生物はまず死ぬようなことをするんでしょうか。危険なのは人間だけであれば人間だけどうにかすべきでしょう。まあ強いて言って地球だけ消滅させればいいでしょう。ここがどうにも理解できないので低評価になります。

話としてはウルトラマンが出てくるまでに自衛隊と専従班の努力で5体の怪獣を倒した状況。
そこからウルトラマンが2体の怪獣を倒し、偽ウルトラマンであるザラブを倒して、ウルトラマンが日本で信頼される存在となります。

そこで出てきたのがメフィラス星人で、浅見を巨大化し、巨大浅見が体や服まで完全に別な元素で構成していること(対怪獣に有用であること)を日本政府に伝えることで日本政府に人類が巨大化出来る機械をレンタルし、自分が日本にとっての上位概念(物語では神、となっているが、具体的にはアメリカとの入れ替わりレベルであろう)になろうとした。
そしてメフィラスは、先の怪獣7体とザラブはウルトラマンを地球(日本)に来させ、活躍させ、ウルトラマンの有能性をアピールした上で自分の商品を販売しようと目論んでいたことをウルトラマンに伝える。

これが、メフィラス戦までの流れです。

なぜ日本なのか、というのは明確な回答があります。
日本は核兵器を使えないからです。
アメリカロシア中国フランスインドその他は最終的に核兵器があるため、怪獣が街中以外、郊外に出てきた場合、最初の怪獣5体を倒したような細かな作戦を考えずにミニマムな核兵器を使うことを考えるでしょう。
そして恐らくそれは多くの怪獣にある程度は有効である。
それを考えると、核兵器を持てない、使用できない日本に売り込み、その上で巨大化人間が核兵器以上に有能であることを日本が証明することで他国に売り込む、この作戦がベストだと思われます。

本当に、人類だけ消滅させて、動物は全部生かす、くらいであれば、旧ウルトラの光の国の考えとは違っても、まあありかなと思えるんですけれどもね。
ゾーフィ部分だけ作り直す、というよりは、メフィラスをラスボスに据えて、いや、メフィラスはあくまで友好的、紳士的、戦闘を好かないキャラだからいいので、やっぱりゾーフィと一兆度をなんとかして欲しいところでした。

以上、一行でまとめると「メフィラス好き好き、山ちゃん嫌い」でした。
にんじんさん [映画館(邦画)] 7点(2022-11-19 09:28:36)
61.《ネタバレ》 そこまでウルトラマンに思い入れがあるわけでは無い自分ですが、どういう展開になるのか全く読めずに最初っから最後までずっとワクワクしながら見られました。ザラブ星人→メフィラス星人の展開は同じようなことを繰り返してるのに後者の方が圧倒的に面白く感じるように計算されていて庵野監督の発想と構成力が非常に素晴らしかった。ゾフィー登場からメフィラス星人撤退の流れが今回1番シビれましたね。実写の方はシンゴジラに続いて個人的に大当たりなので次に公開予定のシン仮面ライダーも期待しています。
映画大好きっ子さん [インターネット(邦画)] 10点(2022-11-18 22:53:25)
60.《ネタバレ》 「ウルトラセブン」と「空想科学読本」と「とり・みき先生のSFマンガ」を混ぜたような「シン・ウルトラマン」。雑なCGのようなシーン(直立して話したりするウルトラマンなど)や、大事件が起きているのになんかこじんまりとした界隈で話が進んだりするのは、それがウルトラマンらしい趣きなんだと思っています。つまり、あえてそうしていると。よかった。【追記】もしかして、ブラウン管で見るのが最適な映画だったりして(困難)。テレビの画面にこそ、なじむんじゃないか。
なたねさん [インターネット(邦画)] 9点(2022-11-18 20:43:28)(良:1票)
59.《ネタバレ》 最初に登場したウルトラマンとその後神永と一体化した後とでは顔つきが違い、なんとなく斎藤工っぽくもあるのが面白い。クライマックス、神永が科特隊を勇気づけるように唯一見せた笑顔のシーンが印象的。ウルトラマンとメフィラスの会話シーンや科特隊の日常シーンでかかる音楽の曲調と音量に違和感があった。ジャニーズの彼は顔つきや立ち居振る舞い全てが子供...。イデ隊員は無邪気な大人というコメディリリーフ+有能な技術者として大活躍だったけど。ゾフィーのキャラに違和感があったが、鑑賞後にゾーフィーという設定があるのを知ってビックリ。
リンさん [映画館(邦画)] 6点(2022-10-24 01:02:35)
58.《ネタバレ》 ウルトラマンって怖いよね。っていうか、あらゆるヒーローは「異形の存在」であり、その不気味さを見事に映像化した序盤、とくに最初のウルトラマン登場シーンは秀逸でした。さっと延ばされた左腕・・・のへんな姿勢からのスペシウム光線の恐ろしさ。もうこれ見ただけで満足。ただ、そこからは徐々に失速。ザラブやメフィラスとの頭脳戦は面白いが、やっぱりラスト、ウルトラマンがなぜそこまでして地球を守ろうと思ったのか、何を何から「学んだのか」がまったくわからないので、カタルシスもない。美女を巨人化してる暇があったら、そっちをちゃんと描けよって、制作陣もわかっているとは思うし野暮だとも思うが、やっぱり思ってしまう。自分も幼少期に夢中になった1人なので「わかる」ことも多かったけれど、結局のところ、制作陣の「思い入れ」を観客がある意味読み取りながら見なきゃいけないのって、なんだかんだいって苦痛なんですよね。「さすが○○、わかってるー」っていうのにあふれてる現在、そろそろそういうの抜きで楽しめるカイジュー映画も見てみたいかなあ。
ころりさんさん [映画館(邦画)] 5点(2022-09-08 14:42:32)(良:4票)
57.《ネタバレ》 ウルトラマンは自分が生まれる10年前に放送されたのもあって
自分は世代ではないですが
なんとなくゼットンやバルタン星人の存在は知っていた。ってそのレベルの知識で

いよいよ上映が終わりそうだったので慌てて鑑賞しました。

途中色々ツッコミどころがあった気がするのですが
なんか色々ゴリ押された感じもあって
すっかり忘れてしまった訳ですが

メフィラス登場あたりは妙な展開で
ウルトラマンと割り勘したり
令和のウルトラマンってこんな感じかぁって感じでもあって
楽しめたのですが

いかんせん物語的に起伏があまりなく
肝心のゼットン戦も世界中の天才が集まって
色々計算されたはずがそのあたりは伝わらず
結果的にカタルシスを感じることができず

あと、セリフがなんとも芝居がかった感じがして
なんかこそばゆい感覚でした。

ってことで感覚的に6点という評価になりました。

ただ、特撮は昭和感が残りつつも
怪獣との戦いは見応えありましたし
上映後の特別上映(ゼットン登場回)で
この映画がウルトラマン愛に満ちていたことに気づけたのは良かったです。

変な構図のアングルが庵野監督の某実写映画を思い出した感じですが
好きなんですね(あと電線)
シネマレビュー管理人さん [映画館(邦画)] 6点(2022-08-03 00:19:48)
56.《ネタバレ》 特撮に執着のある人たちが撮っただけあって、それなりに見応えはあった。
しかし、シン・ゴジラのような仕上がりを期待していくと、見劣りするというか、志向性を異にする作品だった。
セリフが演技過剰で共感性羞恥心を呼ぶ、スカートの下から煽るアングルの必然性、学術会議のシーンの情報の薄さ、など。
そもそもが確固たる原作があって、かつての憧憬を大人になった今、新たな形で実現することが監督のモチベーションなのだろうから、
あまり作家性を求めても仕方ないのかも知れないが、「特撮モノである」以上に見るべきものが弱かった点で個人的には趣向とミートしなかったところがあった。
よこやまゆうきさん [映画館(邦画)] 6点(2022-07-31 11:50:14)
55.《ネタバレ》 観たい人はほぼ観終えたであろうタイミングでやっと劇場鑑賞。それも私自身久々の映画館来訪で、ノーラン監督の『テネット』以来のご無沙汰ぶり。今回出張で地元を抜け出したついでに念願を叶えました(生活圏内には新作が公開される映画館はありません)。空白の約2年間の間に料金も値上がりしたようで、ちょっとした浦島太郎気分です。コロナ恨めしや。早く気軽に劇場鑑賞やライブに行ける世の中になって欲しいものです。すみません、舞い上がって前置きが長くなりました。感想に入ります。
率直に言うと想像以上に「面白くなかった」です。少なくとも『シン・ゴジラ』のようなエンタメ性は感じられず、ひたすらマニアックなオタク志向のエピソードが続きました。間口は狭く、敷居は高く。物語に起伏が無いので、ともすれば退屈してしまうかもしれません。しかし面白くないから駄目だとは思いません。少なくとも本作にはウルトラマン愛が詰まっていました。本気でウルトラマンを空想科学で検証し、現代にアップデートさせた努力に拍手を送りたいです。メフィラス星人やゼットンの新解釈とその帰結。ゾフィーではなくゾーフィの呼称。その拘りはリスペクトに値します。ただし、長澤まさみさんのケツ叩き癖など、おじさん丸出しのギャグは如何なものでしょう。センスは欠片も無く、シラケる御仁も多いに違いありません。それが分からぬ監督ではないでしょうに。あるいは監督は腹を括ったのでしょうか。おじさんの、おじさんによる、おじさんのためのウルトラマン宣言。その判断が賢明とは思いませんが、かつてウルトラマンに心を奪われたおじさんである私が、本作を否定できるはずもありません。「そんなに人間が好きになったのかウルトラマン」その台詞を聞けただけでもう何も言いますまい。見事な「大人だまし」映画でありました。
目隠シストさん [映画館(邦画)] 9点(2022-07-08 20:59:46)(良:3票)
54.《ネタバレ》 知人から「ウルトラマンに興味なくても楽しめる」からと勧められたけど、全然無理。

自分、変身とか巨大化とかは子供のころから拒絶反応があって、馬鹿にしてまして・・
それでも、シンゴジラはまあまあ見れたから油断してしまいました。
今回はただの、お子様向けの特撮変身ヒーロー作品で、それ以上のものではありません。

せめて、演出や音楽の現代化、撮影技術向上による迫力の画像でもあるのかと期待しましたが
往年の円谷作品と変わりません。 貧相で進歩のない特撮で、コスプレのプロレス見てるだけ・・
音楽も古臭くて昭和に逆戻りですよ。
マニアの懐古趣味目的ならまだしも、初期から一貫して守備範囲外の人達は見るべからずです。
シンゴジラにあった、自衛隊の攻撃シーンもありません。怪獣に着弾爆発のみが見えます。
米軍のステルス機の投下シーンだけはありますが、大変物足りない。

怪獣だけでもリアリティの危機なのに、正義の味方巨大ヒーローも出たらもうSFの欠片すら無い。
どだい無理なんですよ。 
しかも、脚本のセリフ割りオカシイです。会話が変。長澤まさみのキャラも違和感。
バディに拘ってばかりで、いつどんな仕事してるのか・・? いやチーム全員違和感かも。
カトクタイの事務所狭くて、デバイスも資料も少ないし、なんでたった5人・・?
原作がそうだからとかいう説明は受け入れません。 シンを付けた上位レベルのモノが見たかった。

で、人類が強くなれたのか、ウルトラマンに頼り切ったのか、お茶濁した勝利の後で、ウルトラマンの
遺産のように生き返った「ただの人、神永新二」の姿を見せない「おかえり・・」だけの、エンディング。
安いわあ・・ テレビドラマでさえ、もう少しラストシーンに気を遣うでしょ。
背景無しで、役者の顔だけでラストって、お金かからなくてお手軽よね・・ 口が閉まりません。

結果、新鮮味があったのは、エンドロールの米津玄師の楽曲だけでした。 ここでも漆黒に白文字だけで
何の工夫もない数分間。 余韻も皆無なので、退場始まるまでが長いこと長いこと・・

昭和世代に高評価と聞きましたが、ソレホントに多数派ですか? 信じがたいです。 とにかく無理でした。
グルコサミンSさん [映画館(邦画)] 3点(2022-06-26 23:21:36)(良:1票)
53.《ネタバレ》 ※極力ネタバレ無しで書いてみましたが、難しいですね。有りにしておきます。
リアルタイムにはザ・ウルトラマンや80の世代になるんだろうけど、子供の頃は初代からレオまでが大好きで、夕方や夏・冬休みの再放送を、何回も観ていました。ほぼ全話見ていると思う。そして私が初めて映画館で観た映画が、ウルトラマン(ハヌマーンのやつ)。何かと縁がある作品です。

オープニングのゴメスやペギラにビックリ。そうか、そこから話が繋がってるんだ。元々が30分完結の独立したショートストーリーを、1本の映画として連続性を持たせて完結させるための取捨選択。綺麗にまとまっていたと思う。
公開前から、どうしてネロンガとガボラって似た怪獣をチョイスしたんだろ?って思ってたところ、アタッチメントの件でひとりヲタ笑いしそうになったわ。似てる理由も、映画の中できちんと処理していたのは上手いな。
しかし登場人物全員の、あの理屈っぽく固っ苦しいセリフはなんだろう。みんな頭が良いからだろうか、禍特対も宇宙人も似たような難しい喋り方してて、私の周りにあんな人いないから、違和感感じたわ。子供は楽しめないだろうな。
神永が子供を助けに飛び出すのは、一般人と距離が近い科特隊なら違和感ないんだけど、対策本部で研究と指揮だけで、現場活動しない禍特対では難しそう。
1回目と2回目で容姿の変わったウルトラマン。AタイプからB・Cタイプに変わる理由としては上手いけど、このすぐ次にニセ・ウルトラマンを出したからまた容姿が変わっただけのように思えて、ニセ感が弱くなった気が…ここはもっと、目とつま先で表現してほしかったと思う。
ウルトラマンは神ではなく、特殊能力のある60mの巨人でしか無く、ゼットンには敵わないのを解っていたのに人間のために戦いを挑む姿に涙が出た。

どうしてカラータイマーが無いんだろう?って疑問は、劇中では解決せず。後で調べて、そういうマニアックなトコから設定を引っ張ってくるんだぁって感心する反面、当時の製作陣の知恵と工夫、白黒からカラーテレビに変わる時代背景を落とし込んだのが“カラータイマーのあるウルトラマン”だとも思った。カラータイマーがロボット的だという考えを織り込むなら、無機質な“光る目”も、生物的なディテールにしても良いのでは?って思ったりした。
よりオリジナル設定に寄せる訳ではなく、怪獣図鑑の後付設定“一兆度の火球”とかは入れるあたり、つまりは制作側が好きなものをブチ込んだ結果がこのシン・ウルトラマンなんだろう。

ウルトラマンは100人のファンが居たら100通りの思い入れがある作品なので、このシンがベストマッチの人もいれば、大ハズレの人もいるだろう。
庵野監督がウルトラマンが大好きなのは知っていたから、どんだけ“お約束ネタ”を仕込んでくるかと思ったけど、うん、これがもし押井監督とかだったら、絶対魚眼レンズの顔アップや、みんなで並んでカレーライスからの・・・は入れただろうなって。
もちろん期待ハズレという意味でなく、後半にかけての展開の意外さ。繋がりの上手さは楽しめました。だけどウルトラマンの王道リメイクと言うよりは、庵野秀明版・ウルトラマンの同人作品ってポジションがしっくり来るかも。
最後の方の会話は、どうしてウルトラセブンで怪獣より宇宙人が多く出ていたのか?に上手く繋げていたと思う。シン・セブン作るのかな。
K&Kさん [映画館(邦画)] 7点(2022-06-24 16:18:53)
52.《ネタバレ》 ※1当映画の監督様と同年代・同世代のであり第二期怪獣ブーム・変身ブームの洗礼を受けたオヤジである私です。
※2当該作品に感激し高評価した諸兄方の反感と怒りを買うと思われます。バッドボタン代わりに【笑】をいくつでも頂く所存で書きます。以下、感想。

⓪ OPクレジットでいきなり『え?違う映画?』と思わせられ驚き。本編進行につれ納得。同じ世界か。

① 初登場から分離退場まで残ったままの疑問。「ウルトラマンさんは命を捨てても良いと思える程、地球人類全体を好きになってくれた理由って、神永の自己犠牲を一回見たから?それだけ?」。そりゃ、オマージュ元の初代マンさんは別にして、義理の弟たち(セブン・帰マン・A・太郎)はみんなそうしてきたけど、ストーリー進行と設定上、仕方ない流れだけど、ほんとにそれだけ?

② というか、『自分が助けに行きます(キリッ(`・ω・´))。』と一言で対策本部を飛び出して現場まで走って行ってしまって良いの神永?。アンタ対策チームの一員だし仕事の真っ最中だし。

③ なので、誰か一人くらい止めてよ禍特対。

④ で、その禍特対の働き、現状況と禍威獣の分析と作戦指揮だけなら今そこにいる自衛官の精鋭部隊だけで良いような氣が。

⑤ 【隊】ではなく【対】だけど、ウルトラマンさんと共闘するための超兵器が無いのはリアル路線なので止む無しか。でもウルトラマンさんと人類が力を合わせて勝てました!が魅力なのだが、と思ったらラスト(以下自粛)。

⑥ 『まーた単独行動?』。いやだから、五人しかいない国家レベルの厄災の対策チーム内で無断欠席っていいのかと。変身ヒーローの宿命だからしょうがないけど。

⑦ 国家レベルの対策チームはいつでも和やかな雰囲気。どこにでもいそうな兄ちゃん姉ちゃんの集まり。『人類じゃどうしようもない!』と泣かれても、それでも見ていて和やかそう。

⑧ 『発展途上の未開人は私らが指導した方が幸せだし、逆らんなら私らの植民地にした方が全てにおいて良いでしょう』というザラブやメフィラスや像フィの言い分は、やられたくはないけど現実的。

⑨ 何を話しかけても『ああそうだ。』『ああそうか。』的なぶっきらぼうな答え方は幼い人類への対応だろうけど、それでも何でも、人類の味方でいてくれるウルトラマンさんに感謝。

⑩ 【最強】の異名に相応しいゼットンの【超】が付くほどの変貌ぶりが嬉しい。いや、人類全滅レベルのやばさなので嬉しくない。

⑪ でも、ウルトラマンさんはやはり僕らを救ってくれた。ありがとー--っ!て、手を振りたかったんだけどなあ。

⑫ ところで、何度も何度も映し出される【あのぬいぐるみ】、売店には無かったけど、どっかで買って欲しいのか?


以上。


【蛇足】

他のレビューでも書いてるけど、私と同年代の当該作品の監督さんは必ずカワイ子ちゃん(オヤジ語)をストーリーの根幹に据えて活躍させたがる。 で・昭和の特撮ヒロインたるカワイ子ちゃんのフォーマット的役割は、


① 敵に捕まり柱に縛り付けられ人質にされる。

② 敵に捕まり催眠術を掛けられ敵の先兵として悪さの片棒担ぎをさせられる。

③ コスチュームはミニスカを常用で、格闘シーンで高々とキックして【見せる】アクションを命じられる



なのだが、私と同年代の監督は同年代のヒーローであるウルトラマンを制作したにあたって、同年代の御同輩へのサービスなのか②と③を実施してくれた。もっとも、昨今の変なコンプライアンスに配慮してかアングル的に【見せる】には至らせられなかったらしいが。

それでも言わせてもらう。

なぜかはわからないけど、人類を救ってくれてありがとうウルトラマン。
その氣持ちはよくわかるぞ!。同年代に配慮してくれてありがとう樋口監督。


あ、最後に一言。


ひろこ隊員が何度も『バディを何だと思ってる!』と怒っていたけど。
私はあなたを『ナイスバディ』だと思っている。




オヤジってやーねぇ(←きんどーさん風に)。
役者の魂さん [映画館(邦画)] 6点(2022-06-11 16:07:29)(良:1票)(笑:6票)
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【点数情報】

Review人数 91人
平均点数 6.32点
011.10%
100.00%
200.00%
344.40%
466.59%
51617.58%
62628.57%
71415.38%
81516.48%
955.49%
1044.40%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.77点 Review9人
2 ストーリー評価 7.06点 Review15人
3 鑑賞後の後味 6.73点 Review15人
4 音楽評価 7.84点 Review13人
5 感泣評価 6.08点 Review12人
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