212.《ネタバレ》 これが男の美学なら、女の人が呆れるのも無理ありませんね。 ドラマ性を保ちつつ銃撃戦もド派手に。 これだけ長尺にも関わらずじっくり楽しめました。 パチーノとデ・ニーロってキャスティングじゃなかったら全然評価が違っていたかもしれませんが。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-21 09:10:47) (笑:1票) |
211.《ネタバレ》 特濃男汁が飛び散る男による男のための映画。アル・パチーノが刑事になって過剰かつオラオラな演技を披露すれば、デ・ニーロは例のキメ顔を惜しみなくさらしながら盗賊団の首領を熱演する。これが3時間続くのは正直少ししんどいんだよなあ。初鑑賞は中学生の頃だったと思うが、その頃から比べると評価は落さざるを得ない。僕も年をとりました。 この映画のテーマは「仕事と女(家族)」なんだということも今回鑑賞して気づいた。刑事にしても盗賊についてもみんな女のことで悩んでる。女って奴は何でこうも分からず屋かねえ。ジャスティンにしてもシャリーンにしても旦那の足を引っ張ってばかりじゃないか。男ってのは忙しいんだから家のことはお前らがきちんとやれよ。という男の目線には納得できるところもあれば納得できないところもある。ただし、この映画は設定からして、男の味方をしやすく作られているのだ。この映画に出てくる女達は弱すぎる。何だかんだで男におんぶに抱っこなのだ。これじゃ男たちが上に立とうとするのも無理は無い。現代から見ればそういう設定が少し時代遅れに見えてしまう。 でも、この映画が良いのはそんな小難しいところじゃない。とにかくこの映画のアクションシーンの迫力は圧倒的だ。特に銀行強盗のシーンとラストの空港での追跡シーンは白眉である。色々と欠点はあるけど、憎めない作品だ。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-19 00:37:19) (良:1票) |
【馬】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-09-17 23:51:56) (良:1票) |
209.辞書を引いてみると、映画の題名である[HEAT]には主に次のような意味があるらしい。1、熱さ 2、(感情の)激しさ、興奮 3、(警察による)捜査、追跡(俗語) 4、発情 なるほど、この映画には、犯罪者側にせよ警察側にせよ、男たちの熱い人間ドラマがある。ハナ刑事の執拗なまでの追跡も実に熱い。そして、この映画を見る人は映画界を代表する二大スター、アル・パチーノとデ・ニーロの対決に激しく興奮し、ついには、その二人のかっこよさに発情してしまうというわけか。まぁ私、男だけど。 【映画省次官】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-09-02 23:39:31) |
208.アクションシーンよりドラマ性が強い作品で、三時間近い長編だが、 犯人たちは結束力が高く、各登場人物たちのキャラ描写がしっかり描かれているのが特徴。 途中で飽きることなく、長さをまったく感じなかった。本作の一番の見せ場でもある、 デニーロとパチーノの絡むシーンに関しては、多少こじつけがましいところがあり、 序盤にもうワンクッション、二人の間の描写が欲しかった気がする。 役者としてのガチンコ対決は見応えたっぷりで、久しぶりに満足感一杯のアクション映画だった。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-08-21 18:28:56) |
207.銃撃戦もすばらしいですが、人間ドラマも面白いです。 ただ、減点要素として上映時間が長いです。もう少し、削れたのではないでしょうか。 【doncdonk】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-06-14 12:39:58) |
206.《ネタバレ》 ドンパチだけでなく人間ドラマも豊富だよ、と詰め込んだのはいいですが、詰め込みすぎてそれぞれ中途半端だったように思います。 ヴィンセントと家族の描写、ニールと彼女との描写、ともに浅く、何よりヴィンセントとニールが共感や友情を覚えるほどの関係として描かれていないように思いました。 ラストシーンの握手も無理やり感がありあり。 しかも、延々と引っ張った割には唐突な終わり方で余韻もなく、2大スター競演にしては演出がイマイチのように感じました。 二人が顔を同時に出さないことは、狙ってやった感がありますが、画としてはぎこちなくマイナス要素にしかならなかったと思います。 全体として「ヒート」というほど熱さは感じられず残念。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-05-07 20:53:38) (良:2票) |
205.パチーノとデ・ニーロ(さらにいえばポートマン)に壮大な自己パロディを3時間も演じさせておいて、ありきたりの落ちまで持っていくのは、一体、どういう神経なのだろうか。この脚本にアメリカ人が違和感がなかったのだとすれば、一生アメリカ人を理解することはできない。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-05-05 17:50:28) (良:1票) |
204.《ネタバレ》 ゴッドファーザーの二大俳優がマイケル・マン監督の下で直接対決。港のサシでの決闘はシビれました。史上最長12分間に及ぶ銃撃戦。狙撃手の視点から覗いた独特のカメラアングル、渇いた銃声などマイケル・マン監督のこだわりが凝縮されていました。評判を違えぬ熱き男の傑作。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-05-08 21:50:12) |
203.《ネタバレ》 アル・パチーノとロバート・デ・ニーロが共演した映画史に名を残す作品。家族を失いかけるハナと家族を得ようとするニール。この対比のさせ方が上手い。そして見どころのアクションシーンは流石としか言いようがないが、本物の銃撃音を使ってるだけあって迫力、緊張感がある。人によっては時間が長いという人もいるだろうが、アル・パチーノ、デ・ニーロが好きな人からすれば全く気にならないし、こんなに嬉しい3時間はあまりないだろう。 【関白宣言】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-02-10 14:36:33) |
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202.アクションシーンの迫力、スピード感は後の「ダークナイト」に強く影響を与えたというだけあり、画面から目が離せないすばらしい出来。 しかし如何せん長い。 主要キャストの家族関係などバックグラウンドを描いて感情移入させていくやり方は良いのだが、必要不可欠でない削れるシーンが多々あったのも事実。 アル・パチーノ、デ・ニーロのファンにとってはたまらないのだろうけど。 もう少し短くコンパクトに仕上げた方が、もっと全体的なスピード感を維持できたのではないかと思う。 あとラストは少しクサすぎるかな・・・ 【おーる】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-01-01 16:27:05) (良:1票) |
201.この映画、はっきり言って長すぎです。伏線の張り方にも工夫が感じられないし、第一あの銀行強盗と銃撃戦はクライマックスでしょう、普通は。あんなところにあのシークエンスを持ってくるから、余計に間延びして長く感じる原因になっています。デ・ニーロとパチーノのカフェでの対決シーンは確かに見応えがありましたが、全体に「男の美学」がしつこすぎて鼻につきました。 【S&S】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2009-10-02 00:56:34) (良:1票) |
200.《ネタバレ》 お互いの面が割れたという開き直りもあったのだろう。いきなりデ・ニーロの車を止めカフェへ誘うアル・パチーノの大胆さに驚いた。そして、その会談は見応えがあった。銃を向け合うのは犯罪の現場だけ。そんな協定でもあるかのように、彼らはお互いの仕事観を語り合う。嘘は言わない。そして、歩み寄る接点が無いことが分かる。でも、そんなことは、最初から分かっていたことだ。実質的には、それを確認しあっただけだ。だた、この会談には大きなプラスアルファがあった。彼らはお互いを観察し、理解した。追う側と追われる側に分かれているが、その本質は同じである。さらに、同じ資質を持つが故に、それぞれが抱える苦悩まで共有したように感じられた。危ない橋を渡り続けるために、身近に人を寄せ付けなかったデ・ニーロ。何度も結婚しているが、毎回同じ理由で家庭を壊してきたアル・パチーノ。デ・ニーロが言った喩えを借りるなら、これも同じコインの表裏だ。この会談の別れ際、二人は、まばたきしたら見逃すくらいの微妙な笑顔を見せる。そこに多くの言葉を重ねるよりも深いコミュニケーションを見た。話は平行線だったけど、お前のことは分かった、という哀しい合図。それは、エンディングでアル・パチーノがデ・ニーロの手を取るシーンへダイレクトに繋がって行く。名優と言われる二人の貫禄が、徹底したプロの男たちの世界を見せてくれる。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-09-29 01:22:41) (良:2票) |
199.完全にパチーノ派なんですけどこの映画だけは別です。デ・ニーロの良さに気付けた映画です。 |
198.カフェで対峙する主役二人の対話が二人の後方からそれぞれごくシンプルな切り返しによって捉えられる。その構図は二人がまるでお互いに自分自身の鏡像と対話しているかのような印象も同時に与える。立場としては対極にある相手に自分との同質性を認め合う場面とも解釈できようか。かつてのノワール映画では、低位置のキーライトで人物の相似形の影を作り出し、オルター・エゴ(もう一人の自我)を仄めかすスタイルがあるが、これに近い印象でもある。終盤の最終対決にみる光と闇のモチーフも同様、背後の誘導灯の点灯によって逆光の中に浮かび上がるロバート・デニーロの黒いシルエットは、対照的に照らし出されたアル・パチーノ自身の投影でもあろうか。対極でありながら一体でもある光と闇の領域の対立、実景主体の写実的市街犯罪と、俯瞰撮影も交えながら印象的な夜景を捉えた都会的ルックはまさに大戦直後(1945~1949)のノワール第二期作品群を髣髴とさせつつ、シネスコ画面の水平ラインをより意識した新たなノワール様式を創出している。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-03-28 17:31:42) |
197.《ネタバレ》 この映画の良さはみなさんが書いてある通り、主人公を始め、登場人物の公私それぞれの苦闘苦悶を、渋く描いたところでしょう。それよりも、気になったのがゴッドファーザー2でも主役を張った二人はこの英語で共演とはいえ、同じ撮影の場に立ち会わなかったのではないか、というのが気になって気になって。コーヒーショップのシーンもどうにもパッチワーク、ラストもどうにも後ろ姿が代役……なんだか、大物二人の関係の緊迫感を感じて、こっちのつばぜり合いの方が、ヒート!だと思いました。、 【K-Young】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2009-01-25 11:58:15) |
196.《ネタバレ》 何度も観てますが今回はDVDを購入しての観賞。 あ、この黒人さんなんか見た事あるって思ってたら24のパーマー大統領じゃないですか!!この映画では見せ場無く(逃走用のドライバーに雇われたのに、カーチェイスもなくあっさり昇天。ハンドルにうなだれた逝き様は悲しかった)ちょい役だったのに凄いね。アシュレイ・ジャッドもスモークに続き(同年上映だったらしいけど、どっちが先だったかは?)ハミダシ者の役で出てたんですねぇ。彼女はサイモン・バーチとダブルジョパディでファンになったんですが、その後がコレといった作品に出てないようで・・・。ハリウッドの層の厚さが伺えますね。 ロスには2度行ったけど、あの夜景を見ないまま(知らないまま)帰国した悔しさで-1点(笑 【Pea Shan】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-01-17 01:36:43) |
195.《ネタバレ》 シビれたねぇ。特別デ・ニーロファンでもパチーノファンでもないが、間違いなくこの作品の中で二人は最高にシビれる。ことデ・ニーロ二関してはもう巧いどうこうでなくハマりすぎ。あ、トム・サイズモアも良い。レストランでド迫力の睨みを利かすシーンはポイント高し。 この作品のポイントはプロフェッショナルな登場人物達の格好良さ。でも裏テーマはそんなヤツらの人間臭さだったりする。家族の集まるパーティ中に寂しくなったりだとか、カッコいいのにカッコ悪いというか。 そして極めつけのラスト。Mobyの楽曲と相まって静かに盛り上がる中で暗転。最高。 |
194.アルパチーノとデニーロの共演、最高ですね。よく比較される二人ですが映画の中の役柄的にもお互いの人生を重ね合わせてる感じがまたイイです。ラストの緊張感もはんぱなかったです。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-10 11:55:54) |
193.《ネタバレ》 映画館で見ました!DVDも購入し何度も見てます。 それぐらい好きな映画です。 とにかくマイケルマンの映像美と主演二人のクールな演技。最高です。 銃撃戦での弾丸一発一発の音が凄い。 確かにもっと男臭くてもよかったなとも思いますが、家庭、恋愛など絡めることでこの二人の人物像を露にしたかったのでしょう。 唯一のマイナスポイントはラストシーンですね。 空港での追いかけっこはちょっといただけなかった。。。 【ゆたさん】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-25 14:43:03) |