502.硫黄島関連から戦争映画に俄然興味が湧き、立て続けに数本鑑賞しましたが、まぁおもしろいかおもしろくないかの二進法ならば確実におもしろいし、後年に残る作品だと思いますが、好きか嫌いかで問われれば「あまり好きじゃない」。観客を泣かせよう驚かせよう悲しませよう嫌悪させようという演出が前面に出まくった、かなりあざとい作品です。しかし、戦争の罪過がこれでもかというほど詰まっているので、左翼義務教育の反動で国粋主義に傾きすぎる前に、一生に一度は観ておいて損はないかも。 【りんす】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-02-09 08:38:45) |
501.弾丸が雨あられと飛び交う戦場。息をするのもためらわれるような暴力シーンの数々。ハンディカメラで撮影された、兵士の目線で見た戦場には、国家も信念もなく、ただただ死に対する恐怖感が満ち溢れていました。あれで生き残ってる人って本当に運がいいというか・・・個人的には上陸シーンより、8人で行動を始めてから最後の戦いまでの過程が好きですね。どの役者さんもカッコいいんだけど、同じ軍服、ヘルメットでよくわからないとこが多くて残念。 【ぽっぽー】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-29 18:45:38) |
★500.《ネタバレ》 DTSバージョンで見直してみました。 何かと話題にのぼる冒頭のノルマンディー上陸作戦オハマビーチの激戦シーンですが、 これだけでもこの映画がいままでの戦争映画から一歩踏み出しているのがわかります。 映画が映し出す無謀とも思える特攻は、無残な死体の山を築き、足が吹き飛び腸が露出し血で波を赤く染めます。 この映画は興行上も成功したそうですし、内容的にはきっとハリウッド的な娯楽映画なんでしょう。 でも、それでもいままでとは違った新規性があると思います。 戦争を体験したことのない私でも、本物の戦争の悲惨さはこんなものじゃないと想像がつきますが、 それでもその悲惨さをいままで以上にリアルに表現した点でこの映画は観る価値があると思うのです。 リアルに表現すれば観るものに観るものなりの解釈を生じさせることができるのですから。 私が思うに、 オハマビーチで死んでいった兵隊たちも、 3人の兄を亡くしたライアン二等兵を母の元に帰還させるために死んだ兵隊たちも、 准将を守るために重い装甲を施し、そのために機体が失速し命を亡くした兵隊たちも、 最後に残った橋を守るために少ない兵力を駆使して戦車に挑んで死んでいった勇敢な兵隊たちも、 結局は犬死に思えて仕方がありません。自分ならあんな死に方は絶対にごめんです。 たとえそれによって戦局が大きく動き、歴史的な転換点になった重要な戦闘だったとしても、 10人を生かすための一人の死であったとしても、 故郷に胸を張って帰るためであったとしても、自分ならあんな死に方は絶対にごめんです。 戦争のような極限のテーマはリアルによりリアルに描けばいい。 そうすればきっと観るものに同じ願いを思い起こさせるでしょう。 【オルセ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-29 12:52:46) (良:1票) |
499.最初の上陸シーンはド肝を抜かれた。地獄絵巻そのもの。シンドラーのリスト鑑賞後だったので、その後の展開には物足りなさを感じた。なんでスピルバーグは立て続けに戦争映画を製作したんだろ? 【Keicy】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-01-28 19:26:56) |
498.最初に見たときに途中から涙が止まらなかったんですよね・・・この映画(笑)泣くような映画ではないと思いますが戦争に参加した兵士の心情がなんとなく味わえた気がしました。エンターテイメントとしても良い映画だと思います。 【AIRS】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-28 02:03:55) |
497.後に残ったのは「あの銃撃戦すげえぜ!うおー!」という感想だけというちょっと困った戦争映画。派手な戦闘シーンを観て楽しもう。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-13 21:13:23) |
496.生まれて初めて見た戦争映画がこれだったので、戦争映画ってこんな感じなのかというイメージがついてしまいました。今考えればとんでもない固定観念を持ってしまったもんです。冒頭の大激戦が目立ちがちですが、大衆的な戦争映画にさせない丁寧な作りも見逃せません。色褪せた戦場の無機質な映像を背景に、突然の敵の襲来、それに次ぐ死んだ戦友を埋めるシーンなど、映画内に大きく起伏を持たせながらも、常に次にいつ新たな敵が襲ってくるかもしれない緊張感を絶やさずに描いたところは、スピルバーグの実力ならではだと思いました。一人の戦士のためになぜ自分たちが命がけの任務を課せられなくてはいけないのか、意味の理解できないall for oneの例を通し、大きくは(無意味なone for all, all for oneの塊と言えそうな)戦争の無意味さを投げかけているような気がしました。 【Thankyou】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-01-06 22:01:53) |
495.映画というか、戦闘シーンに9点献上します。映画の途中であれだけ退席者を見たのは後にも先にもこれ1本だと思う。 【Junker】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-03 21:01:53) |
494.演出テクニックの面では良くできた映画でした。さすがスピルバーグ。しかし、個人的な趣味から、気に入らない映画の1つでもあります。説明の全くない(つまりドラマの中に上手に説明を盛り込むことのできなかった)垂れ流し映画だったから。スピルバーグには、良いライターを付けてあげないといけないなあと改めて思いました。 【かねたたき】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-12-30 00:52:37) |
493.《ネタバレ》 最初はヤバっ!(゜д゜)なんか戦場ってこ~~、行っても自分だけ助かるとか、自分だけ弾に当たらないっちゅ~か、男の子は大半のコが子供の頃、映画とか見て俺も戦ってみた~~いとか淡く思ったことあるんじゃないですか?しかし!!コレはヤバイ!戦場は決して行くものでは有りません。と思える人間になれますよ。ナマイ。夢のかけらもない。希望も無い。シャレならん。自分の中の想像の戦場の風景が、また変わって、本物ってこんな感じなんじゃないの、コレが今まで見た中で一番本当の戦場に近いんじゃないのかなって脳裏に焼き付きました。この映画、最初はこんなに凄いのに・・・・う~ん。もったいないナァ・・・ 【ギョー】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-12-25 14:03:48) |
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492.最初のノルマンディー上陸作戦だけで7点を差し上げる。その後はだらだらと続いていくが減点はしない。 【doctor T】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2006-12-24 15:26:09) |
491.とにかく、戦闘シーンの迫力が凄いです。映画館のスクリーンで見たかったですね・・・・・。 ただ、その凄さ故に、ストーリーが薄まってしまった感じはしますが。 【TM】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-16 22:35:58) |
490.《ネタバレ》 最後までライアン二等兵を救うという任務の重要性、存在意味を掴めなかった。 3人の兄貴が戦死し、残るは末っ子のライアンのみ、国に送り返さねば。 もう最初から最後まで「何故?」でした。 途中からそんな任務はどこへやらといった展開になってましたけど・・・。 冒頭とラストの老人がミラー大尉ではなくライアンだった、と いう事のためにミラーを殺したのでは?と思えなくもない怒涛の畳み掛け。 戦争映画嫌いでありながら音響、そして映像にぐいっと引き込まれたけれど 気になるところもあってか素直に楽しめなかった、残念。 【HIGEニズム】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-11-23 12:16:16) |
489.最初のノルマンディー戦だけでいい、後は無くてもいい。 【憲玉】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-10-24 23:13:02) |
488.映画冒頭のオマハビーチ上陸シーンは、他の映画を寄せ付けない迫力があるといえると思います。ただ、作品全体になんとなく不自然な感覚を感じることも確かにあります。しかし、何だかんだと言いながら最後には感動してしまう自分がいるのでこの点数です。 【doncdonk】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-09-12 16:57:08) |
487.《ネタバレ》 ○戦争って本当に無駄なことを愛国心と言う大義名分の下やらされるだけなんだよな。○その無駄な戦争がリアル感に溢れる演出で描かれることで、より一層際立っているように見える。○誰だ、こんな訳のわからん邦題つけたのは。本当に残念。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-09-01 16:04:28) |
486.《ネタバレ》 お兄ちゃんがはまってついでに私も見ました。 いやー最初の上陸シーンはすごかったなあ。映画館で見たら「うわわぁ~・・・(汗) 」とか声に出しちゃってたかも。 ただ、なんていうか・・・理由が納得いかないって言うか・・・何それ?一人しか残ってないからやっぱ連れ戻してきてって・・・おいおい。そんなことするくらいなら最初から子供ひとり家に残しときゃ良かったジャン。連れ戻すだけで1本映画作れちゃったジャンか!!っていってもこの連れ戻すハンクス隊もただの小隊にすぎなわけで映画で見てるとそうは思えないかもしれないけど、国にとっては大した影響はないわけで・・・なんていうかコレって切ない。。。でもそんな国にとってはちっぽけともいえる小隊のチームワークが泣かせてくれます・・・あの狙撃の人が一番ぐっと来てしまった・・・音や映像がリアルで他の戦争映画とは一味違ってるとこも高評価ですね。 【ハリ。】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-06-03 15:49:09) |
485.映画の導入部、オハマビーチの戦闘シーンは圧巻です。戦場でどれだけ簡単に人が死んでいくのかがよく描かれていると思います。途中やや中だるみを感じるものの、心に残る映画として8点献上。 【丸に梅鉢】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-05-04 22:36:30) |
484.見ごたえ十分な映画だと思う。終始飽きさせないし、見入ってしまえる作品だった。冒頭のノルマンディー上陸作戦は圧巻の迫力と映像ですばらしかった。上陸するまでの兵士たちの緊張した表情がリアルに見えて良かった。ストーリー自体はアメリカ的で本当に戦場でわざわざ一人の兵士を帰すためだけにこれだけの事をしているのかと疑問に思ってしまう事が少し難だったが、映画全体としては出来がいいので減点するほどではないと思った。(本当にやっていたのかもしれないし)。この映画は映像と音響が特に良かったと思う。市街地戦での砂埃や兵士たちの汚れた感じ、兵士目線のような撮影方法、映像の色合い、銃撃や砲撃による迫力ある映像等が良かった。また音響がよくて銃や戦車の音、様々な音が迫力もあったし、効果的であったと思う。これら映像と音響によって戦場の過酷さや恐怖感、壮絶感がよく伝わってきてリアリティを感じることが出来たと思う。出演者の事を言うとすると、トム・ハンクスはもちろんいい演技をしていたし、それにジャクソン狙撃兵を演じた、バリー・ペッパーは特に良かったと思うし、一番印象に残った俳優だった。この映画は娯楽映画でありながら戦場の凄まじさと過酷さを伝えることに長けたものであると思った。 【スワローマン】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-05-01 23:41:07) |
483.《ネタバレ》 冒頭のノルマンディー上陸シーンを撮りたいだけでこの映画を作ったんじゃないかと思えるほど、後のお話がお粗末。スピルバーグは「コンバット!」を観たことないのかな? 【芦毛牝馬】さん [映画館(字幕)] 3点(2006-05-01 14:16:06) |