141.《ネタバレ》 結果オーライ内容深く追求しなければ娯楽アクションで終わるのですが、
今回客観的に観てみると前に観たときには弱かったところが自分でもわかりました。
前に観たときにはいわゆるスパイものアクション系は観ていなかったんです。
まあどちらかというとアクション系をバカにしていたんです。
ところが最近スパイものを観だしてから自分が何も知らないと再確認。
まあ普通知らなくてもいいんですが映画を観ていて知らないでは恥ずかしい。
そのきっかけが「ミュンヘン」みたいなシリアスなスパイものなんです。
そしてようやくFBIはもちろんCIAやNSAやモサドは知らないと、
映画自体が理解できないので楽しめない。
そう思い出したのも「レッド・オクトーバーを追え」や007シリーズを観て・・
いやぁ、自分の過去の記事を見て自分を笑いました(苦笑)
もちろんこの作品が真剣に国家の風刺を描いているとか、
プライバシー問題に深く踏み込んだ問題作とか、
そこまでシリアスに観るほどのものでもないのです。
あらためて観ると突っ込みどころもあるにはせよ、
これだけ娯楽豊富でテンポもよく派手で、
ほどよくおしゃれにまとまっている。
大笑いするくらい規模がでかい。
関係のないマフィアは結局大きな関係に。
しかもそのドンパチ状態はひとむかしの香港映画みたいに、
異様にかっこよくてばかっぽいから面白い。
ファイルが焼けた時点で普通は終わりだと思いますよ。
あのマフィア連中にとっては黒人弁護士は厄介な奴でした。
これは完成度は高いと思いますよ。
ジーン・ハックマンとジョン・ボイドの共演なんてなかなか渋い!
そして逃げるアクション俳優に童顔の黒人を持ってきたのもなかなか。
前に観たときはなんだあの軽い黒人か~と、
私の目的はアル・パチーノ似のガブリエル・バーンのみだったから(爆)
よく観たらバーンはほんのチョイ役で意味不明・・
こんな役に使うとは豪華だ。
今回他に気になったのがお宅顔のジャック・ブラックですね。
いい味です。
今回発見したこと。
「アイ・ロボット」でもそうでしたが、
ウィル・スミスは猫が好きなのかなぁ・・??
根本的にお人よしの顔が好きみたいですね私は。
中日の落合監督に似ていると思う私もマニアックかも(爆)