14.《ネタバレ》 4人の個性をソウルフルに披露する"Fake Your Way to The Top"から,弾む恋心を歌う"Love You I Do",エディ・マーフィの歌唱力で聞かせる"I Want You Baby",ミュージカルライクで物語の伏線ともなる"Family",タイトルソング"DreamGirls",マーヴィン・ゲイ風メッセージ・ソング"Patience",エフィが再生を誓うバラード"I Am Changing",ビヨンセの熱唱"Listen"と,好曲連発の怒涛の中盤は,ソウル(風?)好きなら堪らない。特に,“And I Am Telling You I'm Not Going”では,ジェニファー・ハドソンの大熱唱(やや暑苦しいが)に胸を打たれる。しかし楽曲に比べ,ドラマがややありきたりで中だるみ感もあり,総じて強い印象を残す映画とは言えないのが残念だった。ジェニファー・ハドソンは評判どおりの貫禄だが,それよりもディーナ役のビヨンセが個人的には良い印象。美人で性格が良く努力家,しかもディスティニーズチャイルドのリードだったビヨンセに,ディーナはまさにピッタリの適役だったと思う。 |
13.《ネタバレ》 音楽の洪水に圧倒されました。これは映画館の音響で見とかないと、DVDやTVじゃ迫力が伝わらないかな。ちょっと中盤中だるみ感がありましたが、ミュージカルっぽい映画が基本的に好きなので、満足しました。やっぱLISTENがいいですね。 【ジェフゆないてっど】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-02-24 03:07:17) |
12.《ネタバレ》 まず、予備知識は何もなく見ましたモータウンに関してもよく知りません。 んー、期待していたよりは…ってのが正直な感想でしょうか。 まず、歌唱力は文句なく素晴らしいですが、選曲というか出てくる音楽自体が自分が期待していたものとはチョイ違った。初めの「ムーヴ・ムーヴ・ムーヴ~」のノリで最後まで行ってくれたら好きだったんだけどな~!まあ、そういうストーリーだからしかたないんですが、それにしても中盤以降しめっぽい楽曲がおおいかな~。 ミュージカル部分も勿論歌唱力はあるんだけど、イマイチ日本人の私には感情が伝わってこない(汲み取るのが難しい)。エフィが一人孤立してしまう場面も歌声に圧倒されてなかなかエフィの感情が心に響いてこない(恋人と仲間全員に裏切られたにしては絶望感が伝わらない…) ストーリーも面白いとは言えないかなと思う。 まあ、とは言っても音楽自体は素晴らしいです。(初めに書いたようにバラードが多めですが) 私はミュージカルであればムーランルージュの方が全然好きですね~。 最後にお下品ですが、ザ・ドリームス(特にビヨンセ!10kgダイエットしたスタイルは抜群!)のヒップラインを含めたシルエット…最高だぜ!(笑) 【アップルマーク】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-02-23 23:10:16) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 いかに事実をもとにしたフィクションとはいえ、むかしの少女マンガのようなキャラクター造形、ストーリー、そしてなにより時代とまったくマッチしないアレンジ(音楽の)。16ビートじゃないJBもどきとか、そりゃスイート・ソウルだろとかね。ステージという密室でたった1回限り目にするなら勢いだけで観ることができるかもしれないけれど、映画にするならある程度きっちり詰めていただかないと… ハリウッドというかアメリカのショービズ界の凋落としか思えない。こういうディテールをきっちり作るのがアメリカだと思ってた。ジェイミー・フォックスがだんだん柳沢慎吾に見えてくるし、C.C.って役の人、正面から見るとバルカン星人みたいだし、会話から移行する歌(特に後半)がほとんどバラードでメリハリないし、これがミュージカルだ、モータウンだって言って良いものでしょうか? ジェニファー・ハドソンが徹頭徹尾ゴスペル調で唄うのも聞いてて疲れるし。たぶんこれが当たり前になって、知らない間に歴史は改竄され、本当のことは闇に埋もれてしまうんでしょうね。 【shintax】さん [映画館(字幕)] 0点(2007-02-22 17:40:49) |
10.《ネタバレ》 ジェニファー・ハドソンが注目株のようですが、私の場合ジェニファーよりもビヨンセばかり目で追ってしまった!キャバ嬢みたいに品のないカンジがあまり好みじゃなかったけれど、この映画での華麗なる七変化ぶりは素晴らしかったと思います。ポップからディスコ、しっとりとしたバラードを歌いこなすように、あどけない少女から成熟した女性まできっちりと演じていました。モータウン好きはもちろん、インテリア好きやレトロ好きにもお勧めです。6~70年代のポップでサイケなファッションや当時のセレブの生活ぶり、ゴージャスなインテリアにうっとりです。 夢と友情と恋がすべてのティーンエイジャーの女の子たち、そのキラキラとした輝きは成功と時代とともに一つ一つ消えていくのですが・・・そんな切なさが豪華なミュージカルシーンが続く中、この映画のスパイスとして効いていると思います。歌唱シーンをはじめ印象的なシーンはたくさんあったのですが、特に冒頭、ドリーメッツが舞台に上がる直前に、舞台袖でお互いに手をぎゅっと握るシーンがとても印象的です。そのシーンがラストクレジットで繰り返されたとき、胸にぶわわーーっと来るものがありました。見終わった後、女友達と見ればよかったなぁと少しだけ後悔しながら、シュープリームス引っ張り出して余韻に浸りました。 【餅】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-02-21 20:48:18) |
9.《ネタバレ》 たーのしかったぁ!もちろん歌が。怒濤のR&B、このソウルを存分に聞きやがれ!と足や手にまでビリビリ来るあの歌が。ストーリーはサラサラスルスルサックサクと流れて行くタイプで、出てくる人の内面や感情に深く立ち入ることはない。たまにあの頃のアメリカ情勢の香り付けがあって、そして歌でバンバンと空気を持ち上げているのである。とにかく歌とドリーメッツのステージの様子が、エンターテイメントとして燦々と七色の光を放っていた。歌に全ての点数を…と思ったけれど、エディ・マーフィの盛衰の様子と彼を弔うバーのシーンにもちょっと心動きました。帰りの車では映画を思い出しながらウキウキと肩を揺すってきたけれど、R&Bぶっ続け20曲とかはやっぱり私にはキツイかもな。 【のはら】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-02-20 23:44:35) (良:1票) |
8.楽しかったなぁ。この作品はゴージャスで輝いている♪映画というより舞台を見ているような感覚になりました。あの質の高い楽曲と俳優の素晴らしいパフォーマンスに圧倒され続け、特に"And I Am Telling You I'm Not Going"と"Listen"を歌い上げるシーンは圧巻で心から震え上がる感動がありました。ジェニファー・ハドソンやエディ・マーフィたち助演の俳優に隠れがちですがビヨンセの美貌と華やかさがあってこその作品であったと思います。そしていぶし銀のダニー・グローヴァーがこれまたイイ味を出していました。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-02-20 20:30:18) (良:1票) |
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★7.《ネタバレ》 ストーリー自体はそんなに楽しめなかっったのですが、 エフィが皆に責められてる時の曲と、エディーマーフィーがズボンを下ろした時の曲で 凄く気分が高揚したので、嫌いじゃない映画です。
【ピスタチオ】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-02-19 20:32:45) |
6.《ネタバレ》 よくできた楽曲が惜しげもなく連打されていて、最後まで楽しく見ることはできた。俳優の演技力や脚本よりも楽曲や演奏の魅力によりかかっていて、映画というより巨大なビデオクリップという気もしないでもないが、こういうのは楽しければいいのだ。ただし、ジェニファー・ハドソンは、作中の彼女の役同様、油断するとすぐに前に出てきて、おまけに唱法も一本調子なので、聴いていて疲れる(ステージパフォーマンス能力ももう少しつけてほしい)。曲の中で一番面白かったのは、みんなでわがままエフィを責める"It's All Over"なのだが、ここは振り付けもきちんと決めてほしかった。それと、ラストシーンは、まるでキャンディーズの解散コンサートのようで、ちょっとほろりときました。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-02-18 22:17:29) |
5.とにかく素晴らしかったわー。 なにがって、ジェニファー・ハドソンの歌声が!ビヨンセの美貌が! こちらの予測をまったく裏切ることのない、言わば「ベタ」なストーリー展開も、素晴らしい歌とパフォーマンスの数々にしっかり支えられて、逆に安心感があって良いと思えるくらいよ。 それにしても…ジェニファー・ハドソンは本当にすごいわね。 彼女、アメリカの有名なオーディション番組で優勝を逃したそうだけど…こんなにすごい歌手が落とされるなんて、どんだけレベルが高いのよ!? 逆にその時の優勝者が気になるわ。 ホホ。 彼女の力強い歌声の前ではビヨンセの声が軽すぎて…見劣りしちゃうわ、はっきり言って。 でも!!そんなビヨンセは美貌でみんなを圧倒ね! スタイルもいいし、お顔もキレイだし…アタシ実は彼女に演技力は全然期待してなかったんだけど、そっちも何気にソツなくしっかりこなしてるわよね。 …とにかく全体的によくまとまってるし、最後は優しい気持ちで終われて、とてもいい映画だと思うわ。 サントラ買わなきゃ! 【梅桃】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-02-18 21:37:46) |
4.スバラシイ。映画全体にほとばしるR&Bのソウル。“サクセス”への情熱と群像。あらゆる感情のパッションが、上質な歌唱とダンスによってスクリーンいっぱいに伝わってくる。 やはり特筆すべきは、その“臨場感”だろう。絶対的な実力を持った俳優たちによるパフォーマンスにより、まるで生の声が伝え響いてくるようだった。本当のコンサートホールや舞台裏で、彼らの肉声と感情をそのままに体感しているような錯覚に陥る。 流れるようなカメラワークと、クオリティの高い舞台設計、何よりも演者たちの歌声と表現力が素晴らしかったと思う。 今年度のアカデミー賞で日本人女優・菊地凛子がノミネートされたことで話題となっている助演女優賞のオスカー大本命と言われているジェニファー・ハドソンのパフォーマンスは、流石に圧倒的だった。まあストーリー上、彼女の役が主人公と言っても過言ではないほどのウエイトのキャラクターなので尚更だが、その存在感は新人女優とは思えない。 “色々な意味”でジェニファー・ハドソンの陰に隠れてしまった印象もあるヒロインを演じたビヨンセ・ノウルズだが、それでも彼女のこの映画における意味合いは物凄く大きい。彼女の美貌と、絶対的な歌唱力が無ければ、やはりこの映画は有り得なかっただろう。スーパースターでありながら、決しておいしくはない役を堂々と演じた様は素晴らしかったと思う。 そして個人的に一番印象強かったのは、エディ・マーフィだ。僕らの世代的には、ハリウッドのエンターテイナーといえばエディ・マーフィであったりする。 久しぶりに見た彼のパフォーマンスは、流石で、そこに年齢を重ねた俳優としての哀愁も合わさり、その存在だけでとても感動的ですらあった。 ミュージカル映画の素晴らしさは「理屈」ではないということだと思う。伝わってくる歌声と、ビジュアルをそのままに感じることが、その醍醐味だろう。 まさにその醍醐味そのもののパワフルな作品だと思う。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-02-18 21:34:40) |
3.《ネタバレ》 モータウンが好きな人にはたまらない作品です。最初から最後まで、ステージ・シーンはもとより、いかにもミュージカル風に心情を語る曲までどれもこれも文句なしのパフォーマンス!ジェニファー・ハドソンの歌唱力の素晴らしさは誰もが認めるところでしょうが、歌唱力はジェニファー演じるエフィに劣るという設定を受け入れ、ある面かなり屈辱的といえる台詞がある中で、素晴らしい音楽パフォーマンスを繰り広げ、演技面でもなかなかのところを見せたビヨンセにもまた驚かされました。ストーリー展開は芸能界の嫌らしさの描写が続くやや間延び気味なのものなんですが、ラストでかなり救われます。映画としての評価は7点がやっとですが、モータウンの好きな人は絶対に観て損のない作品です。 【はやぶさ】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-02-17 19:12:57) |
2.けっこう始めから最後まで歌いっぱなしなので、ミュージカル映画が苦手な方は少し辛いかも。でも、歌が嫌いでなければ、出演者達のパフォーマンスをかなり楽しめます。私は聴いていてわくわくした!それだけみんな本当にいいパフォーマンスをしてます。あと、正直ビヨンセをあまり美しいと思ってなかったけれど本当に奇跡みたいなルックスですね。本当に美しい・・・。あとジェニファーの歌も圧巻。温みのある声で私は好きでした。 【ペン太】さん [試写会(字幕)] 7点(2007-02-11 22:59:00) |
1.(ちょっと長め) 全体的に少し駆け足気味の印象ながら、中盤以降は一曲一曲をじっくりと聴かせてくれる上、それぞれのパフォーマンスが素晴らしいので、満腹感の高い上質のブラック・ミュージカル映画に仕上がってると思います(前半の曲はストーリーを語る様に構成され、後半は登場人物の心情を切々と語る)。カーテンコール風のエンド・タイトルも中々洒落てます。そして特筆すべきは、アカデミー助演女優賞にもノミネートされた新人ジェニファー・ハドソン。物語的には彼女の演じるエフィが主人公と言っても良い位なので、むしろ主演女優賞候補でも不思議は無い。ジェームズ・ブラウンの「プリーズ、プリーズ、プリーズ」を思わせる“And I Am Telling You I'm Not Going”は圧巻。その後の“I Am Changing”も泣かせます。アカデミー賞俳優のジェイミー・フォックスも、主役扱いのビヨンセも彼女の前では霞んで見えます。時代性も良く再現されてるので、モータウン・サウンドが好きな人には特にお薦めします。ただ戸田奈津子には、もうミュージカル映画の翻訳はやらせないで欲しいと思いました…、7点献上。 【sayzin】さん [試写会(字幕)] 7点(2007-02-03 00:05:20) (良:1票)(笑:1票) |