1.邦題に寄席ということばがあるのと、まだソフィア・シコローネと名乗っていたころのソフィア・ローレンが出ているらしいということで鑑賞。映画をあまり監督で観ない私には、フェリーニって一体何者?状態だったのですが、これは結構はまりました。特に印象に残ったのは、一座が招待された館で朝まで騒いでいるときの、四時を打つ時計のひとつひとつの音にあわせて絵がかわっていくところと、その帰り、足取り重く歩きながら、主人公が上着の襟を立てるところ。とてもいい。そのほかにも素敵な場面がいっぱいの映画でありました。結局、ソフィアがどこに出ていたのかわからなかったのが心残りですが、いい時間をすごせました。