15.《ネタバレ》 ほどほど楽しめる作品だと思うが、芯になる恋愛部分が、いまいち感動できない。感動させようとはしているんだろうが、外れているより、スカーっと心を素通りする感じなのだ。やっぱり「オトナしんのすけ」がキャラクターとして全く立っていないせいだろう。 最後、「しんのすけさんよりイイ男になってね」というセリフと、隕石のニュースで、舞い戻った現在は分岐して別の未来へと繋がっていくことが示される。この描写は悪くはないが、ダサくなってもいいから、ボーちゃんあたりに説明させた方が親切だったかなという気もする。 【nakas】さん [映画館(邦画)] 5点(2023-09-14 23:29:57) |
14.《ネタバレ》 もっと面白くてもいいような主題なんだけど、なんか面白くない。予想を外れないというか、思いがけないことが起きないし、要するにしんちゃんが活躍してめでたしめでたしだねっていうので終始してしまうからだろうか。もっとこう、花嫁が三人ぐらい押しかけてきて本当はだーれだ、とか、美人の花嫁を選ぶことと世界平和とがかみ合わなくなって悩むしんのすけとか……なんかこうひとひねりふたひねりあるとよかった。 【空耳】さん [インターネット(字幕)] 4点(2016-06-05 04:58:29) |
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12.内容としては、最後の方で多少グダグダした部分もあるが概ね楽しめる。 ただ、皮肉にもこの作品が上演された当時は、与党のM党のO幹事長(当時)やH総理(当時)が 色々と追求されていた時で、特に金有増蔵がO幹事長に見えて仕方なかったのがこの作品の強烈な印象として残っている。 ただ、毎回出るヒロシの名言は素晴らしい。「自分の子供にくたばれって言う親がどこにいる!親は子供に生き抜けっていうもんだろうが!」見事に大泣きしました。 【功聖良】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-04-03 22:52:51) |
★11.《ネタバレ》 未来のしんのすけが5歳児のしんのすけを呼び寄せた理由を放置して、そこから離れたドタバタが長く展開するので、やや散漫な印象を持ちました。でも、しんのすけの婚約者、しっかりした人でした。しかも(このシリーズの作画にしては)美人じゃないですか。どんな大人になるのやら、という懸念の一部を解消してくれました。春日部防衛隊の面々の未来の姿も面白かったです。ちなみに、5歳の頃のしんのすけが最強のオバカパワーの保有者ってことなんですね。 鑑賞中、幼稚園児に未来の自分の姿を見せるのはどうかと思っていました。それがどんな姿であれ、元の時代に戻った後の生活に良い影響を残すと思えないからです。最後に記憶を消すような配慮があるはずだとも思っていました。隕石が落ちなかったので未来も変わると言い訳したつもりでしょうが、未来の自分たちの姿を目の当たりにした彼らの記憶が変わる訳ではありません。私はそこに致命的な不手際を覚えます。3点減点です。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2013-02-06 02:02:09) |
10.《ネタバレ》 廃れた未来で我が家に向かったしんのすけ。シロ生きてた! 子だくさん! ひろし禿げてる… みさえは脂肪の塊… 老けたな~。でも久々の家族の時間はとても幸せそうだ。頭グリグリやられても笑顔だし。「クレヨンしんちゃん」は長寿アニメになり、いつしか野原家は理想の家庭像に挙げられるまでになった。「家族がいる幸せをアンタたちにも分けてあげたいくらいだぜ」なんて言葉も記憶に新しいが、そういう積み重ねがあるだけに感動的だ。思い描いていた姿とはかけ離れた未来の自分と遭遇し、ショックを受けるマサオくん、ネネちゃんとか、ひまわりのカッコいい登場とか、時々「おっ」と思うような場面は本当にあるんだけど、どうしてだか面白いって印象は無い。悪ふざけが過ぎるのかな? 「花嫁(希望)軍団」 とか、何なんだろう? 魅力無いな~。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-10-01 20:01:34) |
9.《ネタバレ》 いつもの公園で、“未来ごっこ”に興じる春日部防衛隊の面々。マサオくんは売れっ子の漫画家に、ネネちゃんは美人女優に、風間くんは一流企業の社長、ボーちゃんは発明家になりたいと夢を語ります。それぞれが大人の自分の姿をイメージする中、しんちゃんだけは子供のままでいたいと言いました。そんなしんちゃんが未来での冒険を通じ、『早く大人になりたい』と宣言するラストに、本作のメッセージが込められています。未来に希望を持て!大人っていいものだぞ!と。ただ、老いたひろしやみさえの姿にショックを受けたのも事実でした。男はハゲ、女は太る。それが自然の摂理。悲しむ事じゃない。でも、若さは宝だという事実も紛れもない真理です。若者はいいけど、年寄りは…。しかし、ひろしとみさえから、哀愁は感じられません。カツラやボディースーツで老いをギャグで笑い飛ばす余裕が、むしろカッコイイ。2人がしょぼくれていないのは、充実した日々を過ごしてきたからに外なりません。希望とは、言い換えれば未確定ということ。確定するのは自分自身。今、この瞬間、確定していく。子供たちよ、今を、生きろ。楽しく、笑いながら。それがキミの未来。ある意味、ドラえもん以上に自由度の高いクレしん映画。本作では“禁断の”キャラクターたちの将来の姿が描かれています。一応、隕石回避で本作の未来は回避されているものの、子供キャラの大人ビジュアルはあまり変わらないでしょう。とくに、我が道を行くであろうしんちゃんは。そういう意味で、大人しんちゃんの顔を見せない演出に、ファンへの配慮を感じました(ひまわりはイイ女になりましたね)。ところで、何故ボーちゃんロボ?久々にカンタムロボの活躍を見たかったので、そこはちょっと残念。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-05-19 21:29:07) |
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8.《ネタバレ》 以前は「クレヨンしんちゃんの映画は大人が観ても面白い・レベルが高い。」というイメージがありましたが、これは子供だましというか、脚本が練られていない・やっつけ仕事という印象でした。特に後半はガッカリ・・・。未来の世界で将来の自分に出会うというアイディアそのものは悪くないのだから、じっくりと取り組んで作ってほしかったです。 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-04-15 21:59:31) |
7.《ネタバレ》 ひまわりは子供の時の方がよっぽどかわいいね。シロ一族が増殖してるのが見所です。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-07-07 18:41:19) |
6.ドタバタギャグの、テレビアニメらしいアニメ。 しんちゃんファミリーは相変わらず愉快なんだけど、 敵方の変なキャラが絡んでくると、とたんにつまらなく・・・。 終盤からラストにかけてのグダグダ感もイタかった。 この内容で100分は長い。 【MAHITO】さん [地上波(邦画)] 1点(2011-07-04 01:44:59) |
5.やっとむかしのしんちゃん映画が戻ってきた。と、思いきや・・・ やっぱり最近のクレしん映画でした。はっきり言って面白くない。未来に行って花嫁といっしょに未来の自分を悪人から助け出す、というプロット自体は悪くない。しかし、ストーリーがしょぼすぎる! 未来に行くという大掛かりな設定のわりに敵の組織がしょぼすぎ。花嫁希望軍団とか発想はおもしろいのにまったく生かしきれていない。怖さっていうか強さが足りない。むかしのクレしん映画の敵キャラは個性的で面白いんだけど強かった。そこが魅力的だったんだよね。終盤の展開も適当すぎる。いきなりぼおちゃんが助けに来る。いきなりひまわりがetc その繰り返しだし、しかも物語的意味が無いしね。ただ助けに来る、それだけ。もっとむかしみたいに演出に凝ろうよ。脚本もちゃんと書こうぜ。大人が見ても面白いのがクレしん映画だったんだから 【のび太】さん [DVD(邦画)] 3点(2011-01-06 17:09:54) |
4.《ネタバレ》 クレしんの中ではだいぶ面白い。 ストーリー、演出脚本どうこうより キャラクターの未来の姿が見れるところがファンとしては嬉しい。 でもちょっと風間君最低すぎないかな?爆発したとこでキレてじじい殴ってたらちょっと泣いたかもしれないのに。 【どちて坊や】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-12-18 19:35:41) |
3.《ネタバレ》 タイムトラベル物ということで期待していました。結構あっさりと作られていましたが、タミコさんと大人しんちゃんのエピソードにジーンとしたり、未来のまさお君たちに笑わせられたりと楽しめました。未来都市は『A.I.』のルージュシティを参考にしているのかな?終わり方もスマートで好きです。 【*まみこ*】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-12-04 02:56:25) |
2.《ネタバレ》 前に一度書いたけど、書き直します。予想通りの平均点の悪さだけど、実はこの映画、公開当時、映画館で3回も観てるぐらい私は大好きです。その理由として、相変わらずしんちゃんが笑わせてくれる。ただ笑わせるだけでなく、泣かせてくれる。未来に行く事になったしんちゃんが花嫁のタミコさんを助け出してからの台詞が泣ける。この作品、作者の白井先生が亡くなった後の最終の作品だけに、しんちゃんが「オラは絶対に死なない。」と発する台詞に込められた想いが感じられ泣けて仕方ない。例え作者の白井先生は亡くなったとしても、白井先生が残した。言いたかった事、しんちゃんの眼を通して伝えたい事、その全てはこれから先もずっと生き残っていく。この作品の中で見せるしんちゃんといつもの春日部防衛隊の仲間たちの未来の姿が凄いリアルで面白い。勿論、野原ひろし、みさえの2人が見せるしんちゃんに対する愛情、野原ひろしが言う「子供にくたばれなんて言う親、何処にもいないだろ。親は子供に生き抜けって言うもんだろ!」の台詞が感動的な上に力強いメッセージとして、しんちゃん映画らしい素晴らしいシーンとして、このシーンだけでも私はこの作品も評価したくなる。しんちゃんが愛される理由が分かるシーン、台詞として、タミコさんが「一緒にいて、あんなに楽しい人はいないの」と言う台詞もしんちゃん映画が愛される理由の一つだと思う。しんちゃんの未来の姿がしんちゃんの大好きなアクション仮面にそっくりというのもこの作品はしんちゃんに対する愛が感じられる。色んな意味でこの作品も私は大好きです。2020年12月11日訂正 【青観】さん [映画館(邦画)] 9点(2010-04-25 22:43:26) |
1.《ネタバレ》 二つの時代をまたぐ謎、二つの時代それぞれを生きるキャラクター達。動きまくる作画に世界観をハッキリ打ち出す美術、綿密な音響デザイン。前半は、これまでの『クレしん』映画の中でもかなり高い位置に存在するんじゃないか?って感じでした。残念ながら後半で脚本も演出も作画もガタガタと。これまでのレビューで、シリーズここ数作、起承転結の転がすっぽり抜けてるって書いておりましたが、今回は起承転転結になっちゃってるんですね。結婚式からジェットコースターまで、山場が分散してしまって、キャラクターがちゃんと動いてません。棒立ち状態キャラ続出。ボーちゃん登場、ひまわり登場、ネネちゃんとマサオくん登場、見せ場いっぱいなのに、気分はそのたび盛り上がろうとするのに、それが大した意味を持たないままに流れてしまうという。そしてタイムトラベルもの、世代ものに必要なケリがちゃんと付かないままに終わってしまうのが大変に残念で(風間くんには特にちゃんとケリを付けて貰いたかったです)。最後の最後に誰の力でもなく未来が変わり、パラレル化する理由も明確ではなく、なんとなく感覚で伝えようとしているのかもしれませんが、ちょっと投げやりな感じがします。結婚式からコースターまでを整理して、その分、もっと「未来と過去の邂逅」を細かく描いていたら良かったんですけどね。惜しいなぁ。それでも、アンチユートピアの世界を舞台に、未来に希望を抱くキャラ達の熱い物語、この数年の『クレしん』映画の中で最もワクワク面白く見られた作品でした。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-04-22 14:50:35) |