【mohno】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-03-09 18:15:40) |
15.噂には聞いていたが、ひょっとしたらという淡い期待をもって観たが、やはり全く面白くなかった。たっぷり予算をもらっても、作り手のセンスがなければ駄作になってしまうことを痛感させてくれる映画。原作未読のため、まるで総集編のような飛ばし飛ばしの展開に全くついていけない。まるで3分クッキングのような修行風景や恋愛劇とか。次回作は絶対に観ないと断言できる出来。 【J.K.】さん [DVD(吹替)] 1点(2011-02-24 00:42:08) (良:1票) |
14.●お金の無駄使い ●誰一人として全く魅力の無いキャラ ●一度聞いただけでは耳に残らない音楽 エンターテイメントとしては0点だけど、なんとなく監督のこだわりが感じられたので1点 映像美も素晴らしかったのでさらに1点 合計2点です 低い点数を付けましたが、PART2が作られたらたぶん観ます |
★13.展開が早い上に色々と詰め込みすぎていて、観ていてとても疲れました。 映像はとても綺麗だったし、アクションシーンもそこそこ良かったですが、ストーリーに惹かれるものがない。 期待していただけに残念でした。 【抹茶御膳】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-12-10 15:26:04) |
12.《ネタバレ》 これまでのシャマラン作品は全て、彼自身のオリジナルな脚本であったのに対し、本作はアメリカの人気TVアニメの実写化ということで、これまでと毛色が違う。ファンタジーで子供向けでストーリーにも深みはなく、そしてなによりも全編に渡ってCGが使われている点が一番の相違かもしれない。オリエンタルな世界観でありながらも、はっきりとした「中国風・タイ風、チベット風」ではなく、なんともあいまいな一つの世界を作り上げている。いずれにせよ、この妙なオリエンタルに違和感を感じてしまうのは僕だけではないはず。主人公アン演じるノア・リンガーの早熟っぷりや動きの綺麗には感心するし、火や水を使ったその戦いの様にはエレガントさを感じ見応えがあるのだが、心揺さぶるものがどうにも乏しい。主役の一休さん、、、、じゃなかった、アンも、額の矢印と目が光るだけが唯一の感情表現で、もっとこう表に出るものが欲しいと感じた。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2010-12-09 21:32:41) (良:1票) |
11.東洋っぽい作りに割には、基になっているのは西洋の四大元素説なのか・・・ そこは陰陽五行説を使うべきじゃないのか? 余計な説明があるかと思えば、必要ないシーンが連続したり、「えっ?」みたいな展開があったりとストーリー的にはしょぼ過ぎる。児童文学が原作だから仕方なのかもしれないが、大人が楽しめる内容には遠い。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-12-05 02:44:32) |
10.なんだろうね?あのオリエンタルっぽい設定は。シャマランがああいうのが好きというのは良いとしても、物凄く微妙な感じがするんだよね。風の国がチベットやブータンあたりのインド北方の山岳民族、水の国はエスキモーとノルトラントのミックス、火の国が中東アジア圏、物凄くわかりやすくて単純なんだけど、相変わらず中東アジア圏が強大な敵というのがいかにもキリスト教的な思想に見えて仕方が無い。多分、これは悪名高き市場調査によるものなのだろうけど、アジア人としてあたしが見ると、非常に悲しくなってきます。シャマランはもうちょっとアジアの良き理解者だと期待してた分もあるかもしれないけどね。 物語は本当にグダグダでしたね。これ何本構成の物語にする気か知らないけど、無駄な説明が多い割りに、物語の途中が思い切り省略されていたりするので、物凄くバランスの悪さを感じました。これ2Dで観たのだけど、これの3D版って、この物語の薄っぺらさやバランスの悪さを誤魔化すために作ったんじゃないかと勘繰ってしまいます。 【奥州亭三景】さん [映画館(吹替)] 4点(2010-09-09 12:43:01) |
9.今までその癖のある主張でいろいろ酷評されたシャマラン作品だけれど、どうしてどうしてこれは大変わかりやすくてスピード感あるエンターテイメント。映画としてこれはどうなのよ、というご意見もわからないでもないが、軽い気持ちで水戸黄門など楽しむ感覚で観ればOK。広く知られた原作があるのならば、この作り方もいいのではないだろうか。御伽噺のビジュアルは色も美しく、セットや衣装も豪華で見応えあり。今回己の主張は控えめにしたシャマランだけど、ちゃんとシャマランらしさも感じ取れたし、不意に落ちてくる黒い雪や鯉で描いたイン・ヤン等々忘れられない画もあった。私は続編きっと観に行くぞ。 【のはら】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-15 20:55:51) |
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8.《ネタバレ》 映画の概念を根底から覆されるような、トホホなつくりだった。 こう、ハコ書きしようとした小説がつながらなかった感じ? 冗長でなぜ描写されているのかわからないシーンが多く、グダグダだった。 冒頭から嫌な予感がしたが、序盤の土の国での対決シーンなど、ハラハラし通しだった。ってか、3者入り乱れた中で、順番に台詞を言ってお行儀よく殺陣がはじまるとか、学芸会を思い出しました。こう、場面として崩壊してるってば! さて、興味深かったのは、キャスト。 それぞれの国に、人種が入り乱れていて、説得力がない。冒頭からして、欧米人の兄妹たちに混じって、モンゴロイドっぽい人々がいたんだもの。火の国はインド、土の国はアジア、気の国はインド+ミャンマー?? とりあえず、どの国も何かしら混ざってる。カオスを感じた。 さらに、印象に残る役者がいなかった。正直、演技力に難アリだと思った。 だが、もしかしたらもしかすると、ナイト・シャマランの逆襲かもしれない。ハリウッド的人選とハリウッド的演技に異議を唱えたということなのかもしれない。 実は行った劇場が混んでいて、仕方なくこの映画を観たのだけれど、うーん第一章とか銘打ってありましたが、続くの? 3Dの超吹替え版とやらで観たんだけど、この吹替えもグダグダ>< 苦笑するほかなかった。 【nadiend】さん [映画館(吹替)] 1点(2010-08-02 16:27:53) |
7.《ネタバレ》 3Dの吹き替えで見ました。まず、私は映画を見て最初に判断するのは、「見終わった後、映画を長く感じたかどうか」です。長く感じる時は辛い評価になり、短く感じた時は甘い評価になります。この映画の結論は「短く感じた」でした。ただ、この映画の不思議な所は、アバター(エアベンダー)の生まれかわりである主人公が、なぜアバターの道をまっすぐ進まなかったのかという所です。しかも、そのせいで「気」の国の人々がほとんど殺されてしまうから深刻です。これが、ただ平凡な人生(妻子を持ち、友情を得るなど普通の生活がしたかった)という理由だけでは説明がつかないと思うのです。また、アバターはそれぞれの国に行って修行しないとその国のベンダーの力を得ることが出来ません。そこで思うのは、もしかするとアバターが出現するということは国々の秩序が乱れる時ではないかと思えるのです。だから、アバターが出現した国は必ず全滅させられる運命ではないかと、そしてそこからアバターの旅が始まるのではないかと思えるのです。そして、マスターする順番もあります。気→水→土→火です。昔、土の国からアバター(土ベンダー)が出現したと言っていました。この場合、土→火→気→水となり、この場合、悪人は水の国に出現したことになります。(エアベンダーのエアとは空気のことだから、気の国と訳していますが、実は「風」の国がぴったり来ると思えます。通常、「気」というと氣功の気であり、空気の気を指しません。私は誤訳だと思うのです。)この映画を評価したいのは、火の国にも善人がいることであり、土の国にも悪人が出てくることです。きっと、水の国にも気の国にも悪人はいたに違いありません。また、すべての力を持っているアバターが人々を殺すことが出来ないというハンデを持っているのも面白い事です。このハンデで全世界を統治していかないといけない訳です。なかなか難しいミッションと言えるでしょう。こういう寓話は何かを例えている場合が多いと思うのです。今回の火の国とは人間の文明ではないかと。精霊はなんでしょうか? とても弱々しく、しかし、重要な役割があります。地球の自然ではないでしょうか。この寓話は人間社会が自然を壊しに壊して、アバター(エアベンダー)を出現させる時代を迎えていると言っているのではないかと想えるのです。 【matan】さん [映画館(吹替)] 8点(2010-07-30 10:09:26) (良:1票) |
6.この映画には物語しかない。誰がナニしてこうなった、という物事の顛末を描くのみであって、誰がこう思ってこうしました、という「こう思った」を巧妙に避ける。画面手前に人をなめたロングショットその客観描写、様々なことがあちこちで起こっているのをただ長回しで捉えること、「兄は一目で姫と想いを交わした」身も蓋もないナレーション。何が起こるのか、何が眼前に広がっていくのか、物語の原初の快楽をとりもどすこと。それにはまった私は小坊主の唐突な翻意に泣いた、黒い雪に泣いた、ラストショットで泣いた。あまりの酷評が信じられぬ傑作。無茶苦茶面白いじゃん。 【まぶぜたろう】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-07-27 23:22:38) (良:2票) |
5.《ネタバレ》 3Dを見ると体調が悪くなることがあるので、2D版を鑑賞。 極めてオーソドックスなファンタジーアクションとなっており、極端に面白いわけでもなければ、極端につまらないわけでもないという印象。 全体的に感動も驚きもなく、淡々とストーリーの流れを追うだけの作業となった。 三振かホームランかという作品ではなく、ファアボールでも何でもいいから、出塁するための作品といえる。面白くも何ともない作品ではあるが、続編込みの作品なので、初っ端からつまずくわけにはいかないという狙いがあるのだろう。「ライラの冒険」のように一作目がコケたら、シリーズ全体が飛ぶ怖れもあるので、安全策を取らざるを得なかったのではないか。 鑑賞中は、かなり中途半端な終わり方をするという恐れを感じていたので、ある程度の形まで進んでくれたことにはホッとした。 本作の問題点としては、主人公のアンを筆頭に各キャラクターに魅力が足りない点だろうか。子どもに高い演技力を求めるのは酷かもしれないが、頭の↓が光る以外は喜怒哀楽が感じられない。ましてやカッコ良さというものをまるで感じられない。カッコ良さを求めるのは難しいが、子どもらしい強さと弱さ・脆さの同居のようなキャラクターに仕上げて欲しいところ。一度は逃げ出したのだから弱くてもよい、そこからいかに強くなるかが見たいのだ。本作のみでは主人公の成長ストーリーとしては何一つ描けていない。あまり主人公の内面に対する描写を増やすと飽きられて、ファミリー層に対する受けが悪くなりそうなので、仕方がないところはあるが、精霊やドラゴンのお告げのようなものだけで簡単に解決されても困る。 全体的に細かい設定がよく分からないところはあったが、王女の髪の色がなぜ白色なのかの説明同様に、そのようなことを知ったところで意味はないだろう。各キャラクターの行動理由や、彼らはいったい何のために戦っているのかもよく分からないところはあったが、王女と仲間の兄貴が突然恋に落ちるのと同様に、そのようなことに大して意味はないだろう。 シャマランは内容的にマジメに取り組むことを避けて、良い意味でかなり手を抜いて作ったことが本作のテイストにはある程度マッチしたように感じられる。「おとぎ話なのだから、目くじらを立てて批評する必要はないでしょう」という声が聞こえてくるような軽めの仕上りになってもこのストーリーでは仕方がないだろう。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-07-26 21:05:11) |
4.《ネタバレ》 シャマランはこの映画で何をしたいのか。 そもそも彼は登場人物に感情移入させるとかいう映画において最もどーでもいいようなことには勿論興味はないし、なんなら物語自体にもそんなに興味を持っていない。彼は物語をどう描くかってことを深く考えているだけだ。 台詞やモノローグ、ショットまでも、すべてが説明であり、説明の構築だけでこの映画は成り立っているかのように見える。どことどこの国が喧嘩して今こーいう状況で、だからこの人たちはこーしますよ、っていう説明をやっていくのだけど、それは物語だから興味なくて、ないというかそれが一番描きたいものじゃなくて、この映画で描きたいのは、あくまで一度逃げ出したアンがもう逃げ出さずに運命を受け入れるということを物語を通して描きたいわけだ。その描き方に集中している。だからその周りで起こっている出来事なんぞなんだっていい、と言うと語弊があるかもしれないが、まぁなんだっていいんだろう。 だからそこだけは説明じゃない、ちゃんと連鎖してる。 アンは仮面を被った火の国の王に助けてもらうわけだが、アンは一度は彼を置いて飛び立とうとする。しかしアンは一度逃げ出したということを深く後悔しているのだ。だから踵を返し、彼を援護する。この時のカット割りとそのテンポは実に巧妙で、この時この映画は飛躍する。それまでの説明がその瞬間に集約されそこで大きく開花するってことだ。アンはもう逃げ出さない。 これは最後の海の壁を聳え立たせるシーンでも言える。何かを犠牲にして運命を受け入れるという困難さの克服、その克服の瞬間に集約される大きなアクションとしての巨大な海の壁、これが映画としての起伏だと思う。 まぁシャマランにしてみれば、説明を重ねることによって、最も描きたい部分への布石となるならば、そのための説明で何が悪いんだってとこだろう。 【すぺるま】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-23 23:42:18) |
3.《ネタバレ》 「これまでのあらすじ」を延々と見せられて、さあ、やっとここからが本編です、って監督の名前が出てきたと思ったら、それがエンドクレジットだった、って感じの映画。これまで贔屓にしていたシャマラン監督ですが、今回は擁護無理。っていうか、東洋テイストだから、ってそれだけのような、シャマランらしきテイストがまるで感じられない映画。とにかく展開早くてブツ切れで、 それをモノローグと大量の説明的セリフでフォローするという、映画的情緒ゼロなダイジェスト版状態ゆえ、ドラマを楽しませようって気はまるでなし。北の水の国のお姫様なんか、唐突に出てきて思い入れもなく退場、みたいな状態だし。火の国の追放された王子だって、もっとドラマティックなキャラな筈でしょ? せめてボウズの大活躍が見られると思っていたら、いちいち微妙な活躍、クライマックスでは壁作って終了・・・。『ライラの冒険』とか『エラゴン』みたいなダメ系ファンタジーの仲間になるとは。シャマランならもう少しなんとかしてくれると思ったんですけどねぇ。東洋趣味だけで娯楽として成立させようとしておりますが、東洋の人間には無効だしね・・・。せめてせめて、役者の顔が印象に残るって程度の事はして欲しかったです。見終わって印象薄いの。いつものシャマランの「やっちゃった!(笑)」じゃなくて、これは「やっちゃった・・・」でしたなぁ。 【あにやん🌈】さん [映画館(吹替)] 4点(2010-07-23 16:36:16) (良:1票) |
2.原作のアニメは見た事ありません。アジア風味全開ですが、あいかわらず向こうの人はこの手の雰囲気が好きなんだなぁ、と。 この作品は尺が短めでつねに駆け足。人気の無い作品がTV放送の際、カットされまくった状態で放送されるような端折り具合が気になりました。世界観も悪くないしネタが無いという中で映画化しているんだから、シリーズ化を目指してもっとジックリと作りこめばいいのに。 主役を演じたノア君は少林寺から引き抜いてきたのかと思うくらい殺陣や演武が綺麗でしたが、テコンドーの黒帯保持者とは恐れ入りますね。続編を作るようなら急がないと急に大きくなりそうなので急いだ方が良いのかも。 4大エレメントを「気・水・土・火」と言ってますが、全ての根源は気であり、気によって操るモノが「風・水・土・火」な気がしますけどどうなんでしょ。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-07-20 22:22:31) |
1.《ネタバレ》 アン君が所謂優等生的な感じで、全く感情移入できず。ペット(?)の動物も水の国の兄妹も主要人物なのか空気なのか何て言うかまるで、ダイジェスト版を見てるような 端折り方で、いまいち。これまでこの監督の作品は、どんなに叩かれようがどこか 自分的には擁護できる部分があったのに。三部作にする予定なのかな。 【モフラー】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-07-17 21:37:40) (良:1票) |