11.《ネタバレ》 2022/8/17(水)、四回目の鑑賞Complete。
念願の池袋グランドシネマサンシャインでのIMAX鑑賞成る。(チケット取るの大変だった)
結論:100点に変更!笑
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2022/7/16(土)3回目の鑑賞を機に加筆修正。
『前書き』
私はトム・クルーズの大ファンだ。
出演している作品は全て鑑賞、特に「TOP GUN」は劇場・DVD・配信等含めたら200回以上は観ている。
今でも気分を上げる為にオープニングだけ観る事もしょっちゅう。
そんな私が2009年6月に本サイトに寄稿した「TOP GUN」のレビューは驚きの「0点」!
実は自分自身で0点を付けた事を忘れていたが、確かこの時は商用でベトナム出張した直後で、
現地ガイドの奢りで観た戦争博物館の内容からアメリカがベトナムに対してどれだけ酷い事をしてきたのか?
をまざまざと見せつけられた後だったから、辛口に過ぎる評価になったのも止むを得ないなと今では懐かしく思う。
【本題】
時は流れて2022年、良くも悪くも人生の荒波に揉まれ、清濁併せ呑む事も覚えた齢54歳のオッサンに取って、
続編「TOP GUN MAVERICK」は、興奮と感動だけでなく郷愁までも感じさせてくれる稀有な作品だった。
いつまでも若々しいトム・クルーズを見ながら、私は今後の自分の人生に付いても色々と考えてしまう程だった。
Mission Impossible ”Fallout”を観た時と同様、トム・クルーズの凄さを改めて力強く感じた次第である。
内容の根幹はハッキリ言って相も変わらず「脳筋映画」のまま、「戦闘機を題材にしたファンタジー」である事に変わりはない。
登場するエピソードはトム自身の映画そのものに対するオマージュ、特に冒頭のテスト飛行はもろにThe Right Stuffと同じノリ。
奇跡が2つも必要なMissionもSTAR WARSのデス・スターへの攻撃と同じ。
敵の飛行機を敵基地(!)で現地調達、しかもあのF-14を奪い脱出する展開なんて有り得ない!
でも、それでいいんだと思えてしまうのは本作がTOP GUNだから。
アイスマンとの再会からの流れは感動的だし、物語に華を添えるペニー役のジェニファー・コネリーは本当に綺麗且つ演技が上手い。
齢60近くなってもトムは現役、そう、彼は一生現役なのだ。
3回目の鑑賞を終えて改めて感じたのは、トム・クルーズは俳優と言う自らのフィールドで、
実在のテストパイロットや宇宙飛行士達と同様に、「偉大なるアメリカの歴史を作った偉人」の一人になりたいと
真剣に願っているのだな、と確信に近い思いを持った次第。
いやトムさん、もうそれは実現しているよ。
あなた本当に凄いよ。