13.《ネタバレ》 元々この作品は人と人が殺し合わなくてはいけないという理不尽さに苦悩することがテーマだったように思う。 本作では仕掛けられた罠や謎のクリーチャーと戦うことが多くて、人を殺すことの苦悩が薄れていた。 最終的には誰も殺さずに解決する方向性なのかと思ってたけど、結局は殺すんだね。 まあ、悪人なのは確かなので、殺されても仕方ないような気もするけど、血を流さず和解する方が良かったような気もする。 一応、ハッピーエンドのような締め括りだったので、後味は悪くなかった。 面白いかどうかは別として、丸く収まって良かったです。 【もとや】さん [インターネット(吹替)] 4点(2022-12-08 03:44:42) |
★12.《ネタバレ》 遂に敵の本丸が目前に…!ここからクライマックスまで怒涛のファイナルバトル! かと思いきや、なんか爆弾が降ってきて、妹もふっとばされて、目が覚めたら戦争は終わっていました。 ・・・は?まさに狐につままれた状態です。一番の見どころをまるまる削除。最後がこれで良いんだろうか・・・。 『敵は外にも内にもいた』っていうストーリー展開は嫌いではありませんが。 なんだかんだ言ってこのシリーズはエンターテイメントというフィルターを通した反戦映画なのでしょう。 カットニス達は自分たちの自由と安全のために武器を手に取って闘いましたが、目線を相手国の民衆に置き換えれば、当然自分達は侵略者でした。それは最も嫌悪すべきスノー大統領と同じ行為だったわけですね。どんな大儀を掲げていても、罪の無い人たちの命を不当に奪う戦争に正義は無いということでしょう。 官邸前広場で起きる惨劇を目の当たりにし、大いに戸惑うカットニス。『私が望んでいたのはこーゆーことじゃない。』と、彼女の心の声が聞こえてきそうです。 自らの過ちにカットニスが気付き始めた瞬間、その代償と呼ぶにはあまりに無慈悲な現実がカットニスを襲います。なかなか事態が好転しない理不尽なシリーズものをここまで見てきたからこそ、最後はもう少し爽快な結末を期待していたんですけどね。残念です。 このシリーズの1作目を見たとき、日本で不評の意味がよくわかったものです。 そしてこの最終作を見たとき、実は1作目が一番面白かったんじゃないだろーかと思えてしまう不思議。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2022-07-28 07:24:29) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 シリーズ第4弾、最終章。最終決戦の舞台はキャピトル。ロード・オブ・ザ・リングのスメヤゴルみたいなんに襲われながらも、ドタバタ攻めて行く。そして最後にアタシの矢が射抜いたのはスノー大統領…じゃなくてコイン首相。だけど失ったものは大きい。時を経てお母ちゃんになっちゃうけど傷心は癒えず。完全なハッピーエンドではない終わり方は良いんだけど、味方の一団のキャラが弱すぎるよな。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2021-05-08 02:00:40) |
10.《ネタバレ》 4作まで作って、面白さが半減してしまった。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 5点(2018-05-02 09:41:51) |
9.《ネタバレ》 反体制派のミューズ。私は「ジャンヌ・ダルク」を思い出しながら観ておりました。 反体制派もひとつの「体制」であることに変わりは無く、そこに与する以上は本人の想いがそのまま実現されることは難しい。果たした役割は大きくとも、革命と云う流れの歯車のひとつ以上では無かった。そんな虚脱感の漂う決着でしたけど、そういうものだと思います。三角関係は面倒くさかったけど、安らぎのある生活に落ち着いたようで、本シリーズなりのハッピーエンドでしょう。 それにしても、大統領の処刑に併せてハンガーゲームを復活させようとしてグレーが真っ黒になった首相さん。ラスボスとしてはレベル低過ぎですよ。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-05-16 01:09:03) |
8.《ネタバレ》 そもそも、妹を救いたいという姉の自己犠牲精神を発端とした革命大河ドラマの結末に、まさか最愛の妹の死を用意するとは!この展開に痺れました。主人公のこれまでの決断、選択を全否定しかねない危険なロジックです。もっとも、彼女は行き掛かり上革命軍のシンボルに祭り上げられたというより、強い信念(思想)から進んで広告塔を引き受けたとみて取れます。それこそ、コイン首相が自身の立場を脅かす存在と「勘違い」するほど重たい“モノ言う神輿”。ですから、革命が成し遂げられ「新しい世界」という法外な成果を得た以上、それ相当の代償を払うのは物語のバランス上、理不尽とは思えません。2度にわたるハンガーゲームを生き抜き、ボッドなる無理ゲーを潜り抜け、家族も恋人も無事でしたでは、幸運過ぎて逆に気持ち悪いというもの。ハッピーエンドではありませんが、容認できる結末と感じました。それにしても裏ボス・コイン首相があまりにも頭が悪すぎて肩すかしを食らいました。女狐さん、いくらなんでもシッポを出すのが早過ぎます。このあたりのツメの甘さが、作品のクオリティを一段落としている気がします。 【目隠シスト】さん [DVD(吹替)] 6点(2016-12-15 18:54:28) (良:2票) |
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7.《ネタバレ》 そうか。ここに来てゾンビが出てくるのか。全4作ですが、再構成して全3作にしたらなかなか見応えがあるんじゃないでしょうか。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-08-21 03:44:56) |
6.このエンディングを見るために8.5時間観てきた観客はやってられないわ。 人生は上手く行くことばかりじゃないのは十分わかっているけどね・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 4点(2016-08-03 23:56:51) |
5.《ネタバレ》 正直、ジェニファー・ローレンスじゃなきゃ途中でやめていたと思う。前作までの流れだと映画館で見るなんてまずあり得ませんでした。この手の映画にありがちなストーリーとしての一貫性のなさに、まったく期待しないで見ましたが、圧倒的な火薬量のトラップとか、ゾンビみたいなやつとか、思っていたのと違い映像的にも結構面白く見られました。ある意味、最後まで見た人へのご褒美でしょう。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-07-25 17:45:44) |
4.《ネタバレ》 ファイナルだけあって、シリーズで一番お金がかかってはいたと思います。 でもまあ、面白くなるのは後半からかな、、、、。 地下水道で人型エイリアンみたいなやつの大群に襲われるシーンが恐ろしかった、、、、。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-04-02 22:16:11) |
3.《ネタバレ》 妹を助けるためにハンガーゲームに名乗りを上げたカットニス。彼女の運命はまさにここから始まった。なのにその妹がまさか味方の爆弾の犠牲になるとは・・・。 ただただ、虚しい・・・。 その虚しさを伝えるために長々と見せられ続けてきたのね。はぁ~ほんと虚しい。結局なんの感動も生まれなかったな~。 |
2.《ネタバレ》 本シリーズ最大の魅力であるサバイバル・シーンが2作目まででなくなり、前作から政治的な話が多くなりました。本作でもその点については同様です。見ていて不満なのは、きっと主人公カットニスと同じ理由だと思います。守りたい人を守りに行けない、倒したい奴を倒しに行けない。このジレンマがイライラの元です。カットニスは政治家ではないのです。多くの人を助けたいとは思っていても、家族をもっと大切にしたいでしょうし、許せない悪者を倒したいのです。なのに、政治家や軍人にストップをかけられています。これじゃあスカッとしませんよね。こういったことが本作の弱点になってしまいました。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 5点(2015-11-30 17:11:35) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 本シリーズはこれが初見。初見がいきなりファイナルかよと言われそうだが、とりあえず劇場でチラシ見て前作までを頭に入れて見た。ところがいきなり前作までのおさらいが入りチラシ程度の情報はあっさり頭に入る。その後の展開も特に支障なし。初見でも充分見れます。 だからと言ってお話が単純そのものかと言うと決してそうでもない。独裁政権が倒れても新たな独裁が始まるだけ、それを阻止することにこそカットニスの存在意義があった。なかなか面白いストーリー展開でした。聞くところによると前作が相当つまらなかったそうですが、前作と本作を合わせて一つとしてもっとストーリーをシャープに絞り込めば良かったのかもしれないです。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-11-29 17:03:45) |