テルマ&ルイーズのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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テルマ&ルイーズ

[テルマアンドルイーズ]
THELMA & LOUISE
1991年上映時間:128分
平均点:6.40 / 10(Review 172人) (点数分布表示)
公開開始日(1991-10-19)
ドラマコメディバイオレンスロードムービー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-27)【イニシャルK】さん
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監督リドリー・スコット
助監督ボビー・バス(第二班監督)
演出ボビー・バス(スタント・コーディネーター)
キャストスーザン・サランドン(女優)ルイーズ・ソーヤー
ジーナ・デイビス(女優)テルマ・ディッキンソン
ハーヴェイ・カイテル(男優)ハル
マイケル・マドセン〔男優〕(男優)ジミー
クリストファー・マクドナルド(男優)ダリル
スティーヴン・トボロウスキー(男優)マックス
ブラッド・ピット(男優)J.D.
ティモシー・カーハート(男優)ハーラン
ルシンダ・ジェニー(女優)リーナ
ジェイソン・ベギー(男優)州の警察官
ケン・スウォフォード(男優)少佐
マルコ・セント・ジョン(男優)トラックの運転手(ノンクレジット)
塩田朋子ルイーズ・ソーヤー(日本語吹き替え版)
佐々木優子テルマ・ディッキンソン(日本語吹き替え版)
菅生隆之ハル(日本語吹き替え版)
川島得愛J.D.(日本語吹き替え版)
西凜太朗ジミー(日本語吹き替え版)
田中正彦ダリル(日本語吹き替え版)
木下浩之(日本語吹き替え版)
脚本カーリー・クーリ
音楽ハンス・ジマー
挿入曲B・B・キング"Better Not Look Down"
撮影エイドリアン・ビドル
アレクサンダー・ウィット(カメラ・オペレーター)
製作リドリー・スコット
ディーン・オブライエン(共同製作)
カーリー・クーリ(共同製作)
配給松竹富士
美術リサ・ディーン
衣装エリザベス・マクブライド
編集トム・ノーブル
録音グラハム・V・ハートストーン
字幕翻訳戸田奈津子
スタントボビー・バス
バディ・ジョー・フッカー
スティーヴ・ボーヤム
ノーマン・ハウエル
その他ディーン・オブライエン(ユニット・プロダクション・マネージャー)
あらすじ
満たされない日常生活から解放されるためにルイーズ(スーザン・サランドン)とテルマ(ジーナ・デイヴィス)は2人で旅行に出かけた。しかしバーでテルマをレイプしようとした男をルイーズが射殺したことから楽しい旅行は逃避行へと変わっていく。女をみれば性の対象としか見ないバカな男たち。女であるがゆえの悲哀や潔さのすべてがつまった問題作。映画史に残るラストシーンは必見。
ネタバレは禁止していませんので
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152.《ネタバレ》 イギリス出身のリドリー・スコット監督による、アメリカはテキサスのロードムービー、映画ファンなら絶対にチェックしておきたい一作。 もともと映像美には定評ある監督だけに、彼が撮るアメリカの広大な風景、それだけでも観てよかったとは思える、、ケド。そのストーリーはアメリカン・ニューシネマ調ときてるので、「明日に向って撃て!」ならぬ「崖に向って飛べ!」だし、「俺たちに明日はない」ならぬ「あたしたちに明日はない」のようでもありますが、相応しくは、「テルマ&ルイーズ」(VS男たち) 、というべき内容でした。なので、どうしてもあの「ラストシーン」がやりたいがために、そこに向かって、何が何でもこの "構図通り" にストーリーが運んでいきますが、脚本としてはやや破綻ぎみ。 例えば、逃亡を続けている犯人は女の二人組、とわかった時点で普通なら婦人警官を一人は配置するはずです。 それに言ってしまえば、男好きなテルマの火遊びの代償が高くついただけの軽率なお話しで、もとから人生太く短くで「死」を覚悟していたような、ボニーとクライドやブッチとサンダンスといった過去の同胞たちからは、「こっちに来るな」(一緒にしないでくれ) と突き返されそうな気がします。 →2021/12/21追記。 本作、「午前10時の映画祭」で再鑑賞したけど、近くの女性がラストが近づくにつれて、しゃくり上げるほど泣いておられました。私には理解し難い涙ですが、こういう、男と女のわかりあえなさ、これこそがこの映画の (根深い) テーマなんだろうな、、という気はします。
タケノコさん [DVD(字幕)] 6点(2013-11-14 21:39:26)
151.いつもヨーロッパの影を引きずっているような監督が、アメリカの中のアメリカ、西部を描いたというのがまず興味。広い空。ちょっとした週末の冒険旅行、馬鹿亭主からの逃避を兼ねたバケーションのはずが、男どもによって延々と延長されていく。馬鹿な男によって回転され続け、やがて静止したような澄んだ世界に入っていく独楽のような女たち。それにしても女二人で旅に出ると、出会う男はみんなこんなどうしようもないのばっかしなんだろうか。なんか女性からの「交渉打ち切り宣言」みたいな映画で、ラストはもうちょっと交渉の余地を残してほしいとも思うのだけど(男は指輪くれたしさ)、良かれ悪しかれ、このキッパリ感が記憶に残しているんだろう。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2013-06-03 10:06:23)
150.《ネタバレ》 テルマの男を見る目のなさにはあきれてしまう。
甘さからの大ポカには、ルイーズに感情移入して一緒に腹を立ててしまうくらい。
そんな足手まといのテルマが終盤はルイーズをリードする展開になるのがおもしろい。
二人の対照的なキャラがロードムービーで活きている。
ルイーズの悲しい過去を推察したテルマが、ルイーズをさりげなく思いやるのがいい。
ちょっとしたシーンもセンスが良くて笑える。
電話での旦那のひと言だけで警察が来ていることがバレたところや、黒人がパトカーのトランクにタバコの煙を吹き込んだところなど。
ストーリーも後半尻上がりに盛り上がっていくが、ラストが…。
うーん、他に選択肢はなかったんだろうか、どうしても短絡的に見えてしまう。
晴れやかに宙を飛ぶ二人の表情から、抑圧からの解放を表現したかったのだろうが、カタルシスよりも違和感が残った。
飛鳥さん [DVD(字幕)] 7点(2013-05-31 00:11:43)(良:1票)
149.うん、やっぱりラストあるからこそ二人の逃避行が引き立つのですね。
nojiさん [DVD(字幕)] 6点(2013-05-04 10:06:26)
148.《ネタバレ》 あのラストに鳥肌がぶわっと立った。
フライボーイさん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2012-12-12 01:27:55)
147.《ネタバレ》 日頃抑圧されている二人が気分転換の旅に出るが、予期せぬ展開で犯罪に巻き込まれ、逃亡犯となり、とまどいつつも、ふっきれて自由さを感じ、自分らしさを取り戻してゆく。意外な展開と衝撃のラストが見どころ。狙いは明快だが、脚本の甘さが目に立つ。①あんな明るい駐車場でレイプするか?女も声を出して人を呼べばよい。②銃は撃ったことがない二人なのに、あんなにうまい。テレビで覚えた?意味不明。③ルイーズ(L)は過去に強姦されたトラウマを持つ。これが衝動射殺の遠因だが、強姦を思い出したくない為にテキサスを通りたくないは理解しがたい。緊急時なのだから。④(L)の恋人は、(L)に金を送ってくれと頼まれると、強い不審を覚えながらも、金を持参して現地に飛び、直接お金を渡し、さらにプロポーズの指輪も渡す。この行動が奇異。長年付き合っている恋人を旅行中に押し掛けてプロポーズするか?相手の様子がおかしいときに。しかも男はこれ以降出番がない。⑤(L)の強姦のトラウマが直接描かれない。(L)は物事をきっちりすませる性質の独立した働く女。恋人もいるが、結婚に踏み切れないのはトラウマのせいだろう。男性に対する不信感が強い。そこを正面きって描いていないので、彼女が男性を支配したときの開放感が薄い。⑥テルマ(T)はヒッチハイカーと懇ろになり一晩過ごすが、そこに至るまでがまどろっこしい。中ダルミでだ。男が金を盗み、それが(T)の拳銃強盗の契機となるので、男の役割は大きい。だが男はすぐに捕まり、刑事が二人の関係をいとも簡単に見抜く。このあたりは安直。⑦(T)の夫のまぬけっぷりが目立ちすぎる。(T)がこの男に抑圧されているから物語が成立するのである。もっと自己中心的で女を自分の支配下に置くようなキャラであるべき。⑧最後に刑事は叫ぶ。「よく考えてやれ!痛みつけられっぱなしの女なんだぞ」これは神(観客)目線に立った発言である。だが、刑事に二人の女の何が分るというのか?通り一遍の調査しかしてないではないか。◆二人の犯罪行動の動機の背景には男性に対する復讐がある。男性社会の鳥籠の中で暮らしてきたので、それは理解できる。だがその方法は全て銃に頼ったもの。銃一つで男女の力の差が逆転するだけ。犯罪にせよ、逃亡にせよ、女性らしい知恵や勇気、優しさで行動してほしかった。飛び降りは論外。笑いのツボは黒人がトランクの警察官に煙草の煙を吐くところ。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 7点(2012-07-09 21:11:56)
146.《ネタバレ》 いちいち断るのも面倒くさいですが、フィクションのクライムロードムービーをして観るならば、結構面白かったです!最後の結末も含めて、言いたいことはわかります。
ただ、どうしても考えてしまうのが『おかんにコレやられたらたまらんだろうな』ってことっす。いい歳こいて何やってんだか…ってね、ただこの映画、主人公が若かったとしたらこの良さがでないだろうしなぁ。。。と、まぁ、なんともぶっ飛んだ作品ですが、単純にガス抜き娯楽ムービーとして観ればよろし!ってことですかね。
ろにまささん [地上波(吹替)] 6点(2012-05-02 16:26:41)
145.《ネタバレ》 テルマあってこそのテルマ&ルイーズですよね。もしもこれがルイーズ&ルイーズだったならば、な~~~んも面白い事にはなっていなかったですよね。いらん事余計な事をしでかすテルマが微笑ましかった。いいじゃないか、一生に一度くらいハメを外してみたって あのままではとても気の毒なカゴの中の小鳥だったじゃないか
3737さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-04-25 22:25:15)(良:1票)
144.面白いっちゃあ面白いんですが、手放しで絶賛する気は起きない。二人の結末はもっと違ったもののほうが似合いそう。あまり感情移入できない。
ゆうろうさん [DVD(字幕)] 6点(2012-04-05 16:09:40)
143.《ネタバレ》 後戻りできない方にどんどん転がっていくし、イライラさせられっぱなし(特にテルマに)だし、でもなぜか面白くて2回観ました。話の内容や2人のキャラよりも、朝焼けの空や赤茶色の荒野に、抑え気味の音楽がすごく合っていて、雰囲気そのものを楽しむことができました。映画館の大画面や音響だったらもっと楽しめたと思います。ラストは良かったですね。泣けました。
ramoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-17 22:24:56)
142.《ネタバレ》 ラストシーンで超号泣。最後のキスは同性愛的なものでは決してないよね。そこがいいんだな~

テルマがだんだん生き生きとしていく描写が最高にぐっときます。自分らしく生きて短い生涯を終える方がいろいろ大変だけど、よっぽどいい。最高のハッピーエンドです。

しっかしトゥルーロマンスに続いてここでもブラッドピットのしょうもないチンピラ役が最高。こういう役ばっかりやってた方がいいのに…
HAMEOさん [地上波(吹替)] 7点(2012-03-06 04:53:31)
141.後半わけわからん。
アフロさん [地上波(吹替)] 5点(2012-01-17 02:18:55)
140.ちょっとした家出旅行から、逃避行。
どんどんマズイ方向へ転がっていってひたすら破滅へ突き進む女二人。

引き金を引いてしまった瞬間から、何度も引き返す機会はあったのだが、

ことごとく、選択を誤り、軽はずみな行動をとってしまう二人。

文章に書き起こすとなんてコメディな感じだし、二人(特にテルマ)の緊張感はないし、

結局最後のシーンに行き着いた流れは、女性だからこそ。みたいな意見をこの映画の批評として、たまに見かけるが、それはとんでもない間違い。

あれだけことごとく裏目に出れば、捕まって罪を償うことなんて、もう馬鹿馬鹿しくなってきていて、もう死んだほうがマシぐらいになってしまう。

それは男だってそうだろう?
バニーボーイさん [地上波(吹替)] 7点(2012-01-03 19:08:54)
139.YAHOO知恵袋で女同士の友情を描いた映画は?と質問したところこれが回答されてたので見てみました…申し訳ないですけどやっぱ女同士の友情って映画にはならないですね。
イサオマンさん [地上波(吹替)] 2点(2011-12-29 23:12:33)
138.大好きなジーナ・デイビスのベストの一本。彼女がうじうじ主婦からどんどん身軽になって生き生きしていく様には本当に胸が躍った。赤い土と青い空。荘厳な景色に飛んだラストシーンは心臓を一掴みされたようだった。良いか悪いかなどの判断を超えて、ただただ彼女たちを想って泣いたものでした。
tottokoさん [映画館(字幕)] 8点(2011-11-08 18:01:35)
137.《ネタバレ》 犯罪のエリートになっていく二人。
主役の二人ももちろん良かったのですが、ハル刑事やジミー、ダリルも脇役のくせにキャラが立ってて良かったです。
特にハル刑事とジミーは良かった。
ハル刑事はだんだん昭和の刑事に見えてきました。
ジミーはかっこいい。あんな男になってみたいです。
登場人物の個性がはっきりしていて、見やすいし、面白い映画だと思います。笑えるところもあります。テルマがダリルに電話するシーンは爆笑しました。
ですが、好きなタイプの話ではありません。
このタイプの話だったら、もう思い切ってハッピーエンドにしてくれたほうが個人的には楽しめました。「ええ!そこからまさかの展開!?」みたいな感じで。
たきたてさん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-30 05:18:20)
136.《ネタバレ》 途中は現代の女2人版「俺たちに明日はない」の”ボニー&クライド”のようであり、最後は「明日に向って撃て!」の”ブッチ&サンダンス”のようでしたね。そして本作の2人は”テルマ&ルイーズ”。

しかし本作の2人はこれらのようにならず者じゃないし気晴らしのバカンスの旅に出ただけなのになあ・・・。その旅で前向きに感情を爆発させ、いい出会いもあって、もっと心の底から笑い合って開放されていく2人の姿が見たかった。残念ながらまだまだ人生を再出発できる2人を無理やり破滅に向わせているだけに感じました。

ロードムービーとしての出来は旅のテンポもよく上手くいっていたし、主演の2人も、ハーヴェイ・カイテルの人情刑事ぶりも非常によかった。強烈に印象に残るラストでしたがやりきれない思いだけが残りました・・・。どうしてもニューシネマが撮りたかったのなら仕方がないですけどね。
とらやさん [DVD(字幕)] 5点(2011-09-06 00:18:48)
135.二人の女性の、自己開放していく様を描いたロードムービー。
監督の術中に見事にハマってしまい、前半は専業主婦のバカっぷりにイライラさせられっぱなし。
後半は普通に面白かったし、演出も良かったのではないかと記憶している。
中盤のキーポイントとなる出来事は、立場を逆にしたほうがよかったような気がするんだけど、
これもあえて狙ったのかな。現代の女性は強く逞しく生きるタイプと、昔ながらの弱いタイプと、
二極化している感じは受けるので、そういった意味でわざと両極端のキャラを配したのかも。
しかし、専業主婦はイラついたなぁ。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-02 03:11:30)
134.重い題材のはずなのに、爽快でスカッとした感じがする。
のははすひさん [DVD(字幕)] 7点(2010-11-14 18:35:25)
133.夫の電話の出方だけで警察を察したところは笑った。
すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 6点(2009-12-13 23:00:16)
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【点数情報】

Review人数 172人
平均点数 6.40点
010.58%
110.58%
252.91%
395.23%
4105.81%
51911.05%
64325.00%
74023.26%
81810.47%
9158.72%
10116.40%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review12人
2 ストーリー評価 5.82点 Review17人
3 鑑賞後の後味 5.52点 Review17人
4 音楽評価 5.92点 Review14人
5 感泣評価 5.77点 Review9人
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【アカデミー賞 情報】

1991年 64回
主演女優賞ジーナ・デイビス候補(ノミネート) 
主演女優賞スーザン・サランドン候補(ノミネート) 
監督賞リドリー・スコット候補(ノミネート) 
脚本賞カーリー・クーリ受賞 
撮影賞エイドリアン・ビドル候補(ノミネート) 
編集賞トム・ノーブル候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1991年 49回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)ジーナ・デイビス候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)スーザン・サランドン候補(ノミネート) 
脚本賞カーリー・クーリ受賞 

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