★12.《ネタバレ》 前編のレビューで記者クラブなどの大筋について書きたい事は書いたので、事件関連のレビューですが。 一度しか聞いて居ない声で犯人を突き止める・・・ってかなり無理を感じる。 そこは娘を失った執念だったと納得するにしても、警察の捜査の側から犯人にまったく たどり着いておらず話がリンクしないのも内容としてどうなのかと。 また隠蔽したと言う事が仮に、あり得たとしてもずっと警察を辞めた人間まで四六時中監視するって。 あの程度の失敗など後からどれだけでも言い訳出来る内容。 犯人の声の録音自体が犯人を取り逃がした大失態と結びつけ監視体制にしていたら 警察の仕事は失敗隠蔽の監視ばかりしなければならなくなるでしょうな。 佐藤浩市の娘の件も話を複雑にさせた割には結末も結びつきも弱く。 重厚なシナリオで行こうと色々手を出して装飾しただけで中身はハリボテ。そんな印象でしたね。 前後半に分けて長時間物にして合計の動員数を少しでも伸ばす作戦なのでしょうか。 不毛な感じがぬぐえません。 【デミトリ】さん [DVD(邦画)] 3点(2017-04-26 15:05:37) |
11.《ネタバレ》 後編は一気に終結に向かっていくので緊張感が続くけど、犯人の仕掛けが分かった後がちょっと長い。あれっと思って原作を読み返したらなかったので、映画のオリジナル付け足しだったんですね。これはなくても良かったかな。 【Banjojo】さん [映画館(邦画)] 7点(2017-04-24 23:09:35) |
10.《ネタバレ》 失速感が半端ないですね。前編とはまるで別の作品です。前後編に分けるならば最初から最後まで一貫したクオリティでお願いします。観る側は2つで1つの作品として観るんだから。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-04-19 13:53:15) |
9.後編は時間を持て余した感があり。わりと早い段階で64の犯人が明らかになり、あとは何するんだろう?って。それからヤクザみたいな東京の記者さんを相手に、病院送りスレスレまで頑張る二課長…とか「なんだこの茶番は」と思いながら見てた。前編の記者クラブ連中を説得する場面は曲がりなりにも心に響くものがあったんだけどな~。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-04-09 22:07:41) |
8.《ネタバレ》 少し物足りなさが残る。前編は良い終わり方だったと思うので。いきなり匿名問題をひっくりかえされて観ている側からも辟易してしまうが、記者ってあそこまで偉そうなのか? 何せ主人公が広報官なので、64や娘の事とは関係ない記者とのやり取りはしょうがないにしても、随分パワーを使ってしまったと感じる。だから64事件の動機や娘の安否が気になる。後編ってまとめるのが難しい。 【ラグ】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2017-03-23 21:38:08) |
7.《ネタバレ》 原作は読んでません。最初からの記者クラブとのゴタゴタは事件の本筋とは全然絡まないのですね。 最後はなんでやっぱり広いところで犯人と格闘するわけですね。なんかどんどん変なところへ歩いていくので、うっすら予想はしてましたが、やっぱりそうか。 【紫電】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2017-03-14 17:59:57) |
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6.《ネタバレ》 なかなか。でも結局家出した娘さんの件は解決してない、よね? どうなるかとみてたけど、それならそれでもう少し短くできたような。正直前編、後編と分けるまではないような。ちょっと残念ですハイ 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 5点(2017-03-02 20:55:08) |
5.《ネタバレ》 汗と涙、全力でぶつかり合う本格刑事ドラマの後編。ロクヨン模倣事件は、ロクヨンの復讐。一連の騒動に対してみんな力みすぎで、ちょっと滑稽に見えてあんまりココロに響かないんだな。佐藤浩市と犯人のファイナルクラッシュは埃まみれにして水浸し。挿入曲がシブすぎ。二部作通じて、散漫で追いにくいストーリー仕立て。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 6点(2016-10-27 00:21:20) |
4.《ネタバレ》 久々に邦画新作を見たけど、この内容を映画にする必要があるんだろうか。テレビドラマで充分では・・。 個人的に、刑事(佐藤浩市)と犯人役(緒方直人)の俳優を入れ替えた方がもっと面白かった気がします。 あと、閉鎖性や取材能力の無さで今や世界で悪名高い「記者クラブ」の実態を糾弾する映画かと思いました。作り手にそういう意識は無いんだろうけど、この部分は海外で観られたら恥ずかしい。 【番茶】さん [映画館(邦画)] 5点(2016-07-23 06:59:10) |
3.《ネタバレ》 「犯人の声」を通じて真犯人にたどり着き、またそれに失敗して傷付いた者が事件を引き起こし、ついにそれによって二次犯人が判明する、というのはうまいというか、面白い展開だったと思う。あまりそこんトコロ、意味あるように描いてないのが残念なのだが。自分的にはこの映画のタイトルは「声」。 誘拐事件を扱った映画というと思い出すのが、ショーケンの「誘拐報道」だ。あの鬼気迫るショーケンの演技をちょっとだけ思い出させたのが、緒形直人。彼が模倣犯に振り回された挙句に真犯人であることを突き付けられるメモを見た瞬間の表情がスゴイ。今の今まで娘のために懇願していたのが、突然「悪い顔」に変貌したシーンはちょっと唸った。思えばアレのレビューで、被害者犯人の双方の憔悴を描いてみれば良かったのにと書いたが、今作では双方の立場を持ったこの犯人が一瞬それを垣間見せてくれた。 ところで、ロクヨンという時代を説明したこのタイトルだが、内容的にはそれほど意味を感じさせないのが、残念だ。ほんのひととき存在し、人々から忘れられた時代、それとそれとこの事件は掛かっているのかな?でもそれによって傷ついた人、傷付けた人は忘れなかったんだよね。そりゃあ、そうだよな。 【Tolbie】さん [映画館(邦画)] 7点(2016-07-01 16:27:26) |
2.《ネタバレ》 俳優の表情を少し不明瞭にみせる暗めの照明はギリギリの感じで、映画のトーンとなっている。 原作だと柄本祐の頑張りには彼なりのささやかな根拠があった訳だが、そうしたささやかなユーモアも削られてしまっているのは惜しい。 映画オリジナルのパートは、河川敷のロケ地もそれなりに選んで川面の反射と揺らめきを使い、オレンジの炎と淡雪を映画ならではの見せ場としたかった ということだろう。 平成と昭和を跨ぐ風物詩ともなりつつある緑の公衆電話のすり減ったプッシュボタン。小説の映画化としてはこれは要となるショットだろうが、 一方で原作の描写にもある永瀬正敏の酷使した手を印象づけるショットがあったかどうか思い出せない。それだけ印象が薄いということなのだが そちらこそ伏線なり種明かしなりでもっと活用すべき被写体ではないか。 地べたから睨みすえる緒形直人の表情変化の凄みと危うさは特筆もの。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 5点(2016-06-12 19:29:26) |
1.前篇から一転、かなり脚色されてます。緒方・永瀬の演技は鬼気迫るものがあり素晴らしい。ただ評価の高い原作を変更する必要があるのか甚だ疑問。正直3時間で1本の作品にまとめられたのではないか?と感じます。前篇を見て期待が大きかっただけに少し残念。 【tonao】さん [映画館(邦画)] 5点(2016-06-12 13:19:31) |