26.ガメラの監督だけに期待してみたんだけど、やっぱり不満足な出来だった。だいたいタイトルからしてセンスがなさすぎ。ストーリーに凝るのは結構なんだけど方向性がいかにも現代のアニメファン向けで「あーあ……」という感じだった。もう諦めも出てきたけど、やはり子供から大人まで楽しめるゴジラ映画の復活を切望せずにはいられない。 【スマイル・ペコ】さん 3点(2003-06-07 17:43:10) |
25.この映画最大の特徴を述べさせてほしい。ゴジラの邪悪さ、これに尽きる。あの恐ろしい白い目、鬼をイメージしたという体格。手負いの少女を瓦礫に埋め、バラゴンを石のごとく蹴り転がし、ビルにぶつけられてフラフラのギドラに執拗に熱線をあびせる。ゴジラをここまで悪く描いたからこそ、我々はあの親子に感情移入できたのだ。・・・・・ところが、もう一ついいだろうか?あの汚らわしいげっ歯類映画を同時上映するとは、愚かなり東宝!ゴジラの価値を正しく判断しなかった貴社は、今はなき円谷英二氏の怒りに触れた!あのネズミは最高の映画と同時上映された最悪映画として、末永く歴史に残るであろう!! 【ザ・フリーク】さん 10点(2003-05-07 20:48:27) |
24.≪ネタバレあります≫ この作品、どこのレビューサイトに行っても「最高傑作・大本命」的な扱いですが、正直言って私にはそれが良くわかりません。平成ガメラの人気にあやかって金子修介監督を招聘して作ったゴジラ映画、というのは歴然で、つまり平成ガメラファンのためのゴジラ映画という気がするんですね。私は金子特撮が好きだし、金子ファンにはこたえられないというのも解かるんですが、どうも設定が好きになれないんです。残留思念だとかに走ってしまうと、SF映画じゃなくて今流行の日本製ホラーのほうに行ってしまうんですよ。なんか、昔の脳天気な(失礼!)時代の、例えば「キングコング対ゴジラ」をベストワンとして素直に楽しめなくなった現代のマニアファンが喜ぶ映画という感想です。その設定ですが、戦地で亡くなった人たちの思いでゴジラがやってくるんだったら、護国聖獣の方が、その思いを踏みにじるような奴ら(作品中で出てきた一部の若者たち)を踏み潰しに、とっくの昔に現世に現れているんじゃないかと思うし、登場人物も、ヤラセ番組の一端を担っていたような女性レポーターが豹変して大活躍するなんてなあ…(第一、他のマスコミ、やる気ないのか?)。 その父親もわけがわからん理屈で突撃し、都合良く無傷で帰還。宇崎竜堂みたいないい俳優にあんな演技させるんじゃないよ、任侠と軍属をごっちゃにするな!(最近多いですよ)という気持ちにさせられました。細部にリアリティを求めて総体としてコケていることを案外みんな解かっていて、「金子だから許そう」と思っているんじゃないでしょうか。若い人たちから総スカン食うのを覚悟で【評価3】。 |
23.今まで観た中で一番面白いし、怖いゴジラ映画。東宝の観客に妙に媚びる部分が無いゴジラ映画としても充分見応えがあります。“ゴジラ対メカゴジラ2002”があまりに酷かったので今DVDで見返すと、その差は歴然ですね!!!!! |
22.ネット上の評価が凄まじいほど高かったため、ビデオで見ましたが、何がそんなに面白いのでしょうか?怨念ゴジラはヤメテ下さい。鳥肌が立ちます。あと、キングギドラは、「完全体になったら最強の怪獣」と言われるほどなんだから、モスラ3のグランドギドラ並の強さが欲しかった。覚醒シーンは「オッ!!」と思いましたが・・・・・。 【ナタデココ】さん 4点(2003-02-08 23:57:46) |
21.スクリーンを見ていて、この映画がどうかというと、これはリアルっぽくない。明らかやもんね、セットなのが。生物っぽくもないし。そういう部分で怪獣映画はバカにされていると思う。で、不思議なのは、作り手側がいっこうにリアルを求めていないということ。バカにされっぱなしということ。製作側はスタジオの中に青い空を貼ってミニチュアを組み立てて、その中で怪獣を使って映画を撮るということにプライドとか執念を持ってるんじゃないか。観る側のことを考えていない。「これがええねん!なんでわからんの?」みたいな。こういうのは小さい頃から怪獣映画を観てた奴らが集まってバイブルを見てつくってるから起こることなんじゃないかなあ。全然発展していない。逆に、この不自然な空の下でつくるから怪獣映画、重量感がないのが怪獣映画、みたいな考えがありそうですごく怖い。作り手と一般的な観客の考えのギャップが大きい世界でじゃないのかと。マニアと子供を狙い打ちってことなの? 【ようすけ】さん [映画館(邦画)] 5点(2003-02-05 08:25:18) |
20.清水市をのし歩くゴジラは、素直に怖いと感じた。熱線にしても、平成シリーズより必殺技っぽくなっていていい感じだと思う。ただ、惜しむらくはギドラのデザイン!守り神なんだから温厚な感じになるはずでしょ、っていうのは理解してあげたいけど、それにしたってキャラ変え過ぎ。せめてもう少し首を長くするとかしてもよかったのでは?それ以外は文句無し。 【たくま】さん 8点(2003-01-24 14:18:09) |
★19.ハム太郎などという小学生向けの低俗的な映画と一緒にやってしまったのがこの映画の最大の欠点。これの占めるウェイトはかなりでかい。ハム太郎などと一緒にしなければ8点でも惜しくは無かったのに。でも、白目のゴジラと放射火炎のあとのキノコ雲はかなりよかった!だから3点。 |
18.各部分にわけて書くと。ゴジラ:熱線がかっこいい。キノコ雲などもよかったと思う。バラゴン:やっぱり、他2体と並ぶとこうなっちゃうのかな…でも空も飛ばず、火もふかない怪獣は好きだな。モスラ:まぁ、こういうチーム対決の定番でしょう。虫っぽかった。キングギドラ:これはどうでしょう?しっくりくるんだけど、やっぱりキングギドラは万物の敵であってほしいと思う。ま、ゴジラがあれだし…仕方ないか。人物:ちょっと無理があったかな。物語:公開前後に流行った映画もあって、こういう伝説系になるのかと思った。でもゴジラには似合わないだろう…ゴジラ存在の理由はよかったけどね。あと、出演者の一部がゴジラに殺されるのも。結果:こういうキャラのゴジラはやっぱり、一作目のような展開のが似合うと思った。でも、今それをやったらうけないだろうなぁ。同時上映の映画もあるし。(これが問題なのかな) 【オメガ・ネオ】さん 6点(2002-12-26 23:16:28) |
17.ガメラの金子修介がゴジラを撮るのか。東宝も肝の太い事するもんだと思ったのだが、やや期待はずれ。宇崎竜童は、最近の「あさま山荘」でも思ったのだが、なぜか制服が似合う。ダウンタウンでデビュ―した当時は、制服に追われるようなイメージがあったのだが変われば変わるもんだなあ。 【ジブラルタの星】さん 5点(2002-12-11 00:01:47) |
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16.新山千春といい、釈由美子(G×MGも試写会で観た)といい、役者として一番大切な“存在感”がないんだよ。おまけにキングギドラまでもが薄い存在になっちまった。期待していないのに、『ゴジラ』という名前だけで映画館に足を運んでしまう悲しい習性。ずばり、1800円は高過ぎだよ。 【ウルトラアイ】さん 5点(2002-12-10 23:40:46) |
15.ガメラの傑作ぶりとくらべ、どおしちゃったの?と言いたくなる出来栄え。映像は楽しめたけど、話にまとまりなさすぎ。期待が大きかっただけに残念。 【ぱくぱく】さん 4点(2002-12-10 00:07:51) |
【タコス】さん 5点(2002-12-09 16:42:09) |
13.最近では出色のゴジラ映画ですけど、本作の設定自体は「ガメラ2」とほとんど同じじゃないですかね。ヒロインと自衛隊員、環境を守る護国聖獣、自衛隊と怪獣の共同、石を介しての交信。タイトルの出し方も「ガメラ」っぽい。どうもその辺が気になりました。巻頭の「アメリカに上陸した巨大生物を米政府はゴジラと呼んだが、日本の学者は認めていない」ってのは、ハリウッド版「ゴジラ」を日本のファンは認めていないってことですよね。ゴジラの何たるかを示したキノコ雲は凄かったですけど、キノコ雲は1回だけで、以後はいつもの熱線になっちゃったのは残念。容赦なく人が死んでいく所と怪獣を俯瞰で捉えるシーン、そして得意の自衛隊の演出は、さすが金子修介だと思いました、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2002-12-08 23:02:47) |
【みけねこさん】さん 9点(2002-12-05 14:31:21) |
11.私は小さい頃からのゴジラファンだが、はっきり言ってこの映画のタイトル「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」というタイトルを聞いて、またキングギドラとモスラか・・・。と思った物だが、映画の予告編を見て期待度が一気に膨らんだ。実際に映画を見てみるととてつもない面白さに驚いた。前作「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」を見た時にあまりの面白さにこれ以上はもう出来ないだろうと思ったが、見事に超えてくれた。主演の新山千春もよくやってたし、箱根でのゴジラ対バラゴンの戦いに横浜でのゴジラ対モスラ、ギドラの決戦もゴジラシリーズでは最も迫力のあるシーンに仕上がった。新山千春と宇崎竜童の親子愛は大谷幸の音楽と共に涙を流させてもらった。批判の多い海底決戦も良く出来ていた。最初のプロットでは敵怪獣はバラン、バラゴン、アンギラスだったそうだがこの形に収まって良かったと思う(バラン、バラゴン、アンギラスも見てみたい気もするが・・・)。 |
10.面白かったのですが、主役と敵役を逆にしたガメラ映画を見ているようでした。最終的にゴジラを倒したのが捨て身の人間だったのは、少し残念。やっぱり、キングギドラかモスラでなければいけません。 【クロ】さん 7点(2002-11-28 02:03:16) |
9.平成版ゴジラではダントツの出来です。前作のG消滅作戦があまりにもひどかったので余計にそう感じた。 【サスペンス命】さん 10点(2002-11-16 16:46:56) |
8.最初にこの映画の情報を知ったときは、正直、今年もダメかなと思った。あの金子修介が監督とはいえ、センスのないタイトル、ポスター、強引な人気怪獣の設定に戸惑った。でも大好きなキングギドラが10年ぶりにゴジラに出るということなので、あまり期待せずに観に行った。ところがこれが予想外の傑作だった!初代ゴジラのコンセプトを踏まえ、あらゆる場面に深いメッセージが込められている。神話的なストーリー設定も、つっこまれがちな矛盾点をうまくカバーしている。さらに怪獣たちのキャラクターも光っていた。初代やモスゴジ、84ゴジにも負けない凶悪なゴジラ、顔の演技が凄いバラゴン、硬派なモスラ、そして千年竜王キングギドラ!いいっすね~。宇崎竜童もよかった!ただ、ギドラに関してはパワーアップ時には100mになってほしかったし、CGがショボイのが気になったかな。あと、いらんゲスト出演が多すぎて映画のバランスを崩していると思う。もっと金と時間をかければ、ものすごいエンターテイメントになったと思う。でも、そういう点を考慮しても、ゴジラ映画として久々に手応えのある、良質な作品だと思います! 【リョム】さん 9点(2002-11-01 01:37:50) (良:2票) |
7.お見事!これって同じ食材を職人によってこんなにも味の違う御馳走を食べれるのか!と言うほどの出来なんだなあ。前作がマニア向けに走りすぎたから余計、そう感じるねえ。 【Takaku】さん 10点(2002-10-29 02:35:54) |