34.《ネタバレ》 吉高は本当に舌に穴を開けたらしいのだ。これはどうもひっかかる。耳たぶとかではなく、舌である。仕事とはいえ結構覚悟がいるだろう。なのに吉高、たったこんだけの映画のために舌に穴を開けてしまっている。やり過ぎとかいうのではなく、なんかなんか違う感じがする。確かに主人公ルイを演じる上で、裸になったり生本番を映すのは必要だ。それは女優の仕事だろう。だが、演じる役が舌にピアスを開けるからといって、演じる俳優まで舌にピアスを開けるべきだろうか。これも俳優の仕事なのか。他の方法はなかったのか。ヌード撮影や丸刈りなどはまだ取り返しがつく。舌穴は取り返しがつくのか?吉高は一生舌に穴を開けてこれから生きていくことになる。他の映画やテレビの仕事をしても、おばあちゃんになっても、舌に穴があいたまま。「舌の穴やイレズミはフィクションです。」とか「舌の穴は治療により治癒します。治療費は蜷川が負担します。」とラストで但し書きが付けば安心するんだが。 ルイの思考の構造が気になり、原作の小説を買って読んだ。原作には事細かにルイの心境が活字で説明されていて、それぞれのルイの気持ちを理解出来た。理解はできたが納得できない。どうもルイを好きになれない。いろいろ精神的に脆いのはよくわかるし、そういう人がいるんだろうなとも思うが、なんだろうな、真面目に働いたり、勉強したり、映画観たり、マトモな男と付き合って早寝早起きしてみたり、それくらいのことをしてみたらいかがだルイさん。そんなこと誰も教えてくれなかったか?かわいそうに。お気の毒様です。 【no_the_war】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-12-31 03:27:55) (良:2票) |
33.全く共感できるところがない。何というのか、DQNのDQNによるDQNのための映画(or小説)としか思えない。 吉高由里子の演技も体当たりと言えば聞こえはよいが、過激な演出に体当たりで演技するしか表現方法がないのかと思うぐらいダイコンぷりっを発揮している。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 3点(2009-09-16 18:53:58) (良:1票) |
32.いやあシバさんカッコ良過ぎっすよ。まるで白ヘビみたいっすよね。オ オレ シバさんとだったら・・・ いえ何でもないっす。 【デヘデヘ】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-06-30 08:00:55) (笑:1票) |
31.《ネタバレ》 数年前に原作読んだときはそれほど面白くなかったけど、公開時の評判のよさにつられて鑑賞。 冒頭、主役のルイとアマのダイコン演技に、かなりコケた。そんなダイコン役者でもセックスと喧嘩だけはリアルに出来るから不思議である。 それに映画でセックスすると決まって「体当たり演技」とか言われるけど、それならAV女優は毎回「体当たり演技」だろうってツッコミ入れたくなる。 演技が下手でもセリフとテンポのよさに前半は惹きつけられたが、アマがいなくなった途端、ルイが哲学者みたいな理屈をペラペラ喋り出し、ラスト30分はもうグダグダ……。 鏡の前で舌ベロに糸入れたところでエンディングロールのほうがスッキリしただろうに……。 蜷川監督の映画、結構好きなんだけど、本作は私の嫌いな「演劇カラー」が露呈してしまったのが残念。 それと友情出演はいい加減やめてほしい。映画の価値が下がる! 【クロエ】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-04-15 12:46:37) (良:1票) |
30.《ネタバレ》 わたしは、三ヶ月くらい前、この原作を読んで、結構、いや凄く、怒ってました。「ええ~?!なんでこれが芥川賞なん???」全然良さがわからなかった。薄い、なんの手応えもない、この作品には重要な痛みも、わたしには伝わってこなかった。「もっと汚れてる、痛くて繊細な小説ってあるやん?村上龍とかさあ」云々。それが。極めて原作に忠実なこの映画を観終わって最後CHARAの歌声を聴きつつ涙を流すことになろうとは、全く想像も出来なかった。こんなに、小説を映画化するということの意味が、わかったことはかつてない。血肉を与えられた物語は、とても豊かにこの世界で生きて呼吸をしていて、あんなに理解できなかった、出会ってすぐに暮らし始めたということも、アマが死んでシバと暮らし始めたことも、なんなく受け入れていた。それは、「一人一人にもの凄く魅力があったから」という、とてもシンプルな、まっとうな、理由からだった。あの3人は、どんなことをしても魂が汚れないということがありえるのだ、ということを教えてくれる。今、再び原作を読んで、同じようにその魅力を読みとれるかどうか、わからない。でもこの解釈はもの凄く正しいのだ、と今やわたしは確信していて、こんな映画を創ってくれた蜷川監督のことを、失礼ながら「なんちゅう凄いおっさんや?!」と思わずにはいられない。なんだか思いがけず、こういう映画に出逢ったことが、とても、とても今、嬉しい。夜明け前から巨大な「蛇」のような電車が休み無くうねり続けるこの異常な都会の日常を、今より少し愛せるような気がしたのです。本当に。 【air】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-10-25 01:28:58) (良:1票) |
29.小説は発表当時読みました。なんとも後味の悪い作品で、中身が無いと思ったものですが、今回の映画も中身が無いように感じました。冒頭のアマの一言であっけなくルイがスプリット・タンを実行するのがなんとも不自然で、えっ何で・・・となってしまいました。 役者の3人が素晴らしい演技で何とか作品を引っ張っている感じですが、原作と脚本にグイグイ引っ張て行くだけの推進力が無いため映画として中身のないものに感じてしまいました。 【ブッキングパパ】さん [インターネット(邦画)] 3点(2023-05-10 01:20:35) |
28.話題性はあったけど、とっても安っぽいドラマ。 |
27.最近ジブリの鈴木敏夫がやっているラジオで、「オタクよりもヤンキーのほうが妄想や幻想の中に生きている」という話をしていました。それを聞いてからこの映画を観ていると、確かにそうかもな、と思わされました(彼らが「ヤンキー」なのかどうかはさておき)。自分の本名を隠し、ルイビトンやらアマデウスやら、特別な名前を欲しがったり。街ですれ違う親子連れを嫌悪したり。親は埼玉に住んでるっぽいし。そういう現実や生活臭から遠ざかろうとする様を観ていると、幻想の中に生きようとしていると確かに感じます。そこに共感できるかどうかで評価が分かれそうです。個人的には幻想がボロボロになっていく様は面白かったですけどね。映画全体は起伏がなく、吉高由里子の演技も一本調子で退屈でした。「やつれてるし顔色も悪い」ようにはとても見えなかったです。 【ゆうろう】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-03-26 11:01:53) |
26.《ネタバレ》 原作は既読。原作を読んだ感想は覚えていないが、引き込まれて読んだ記憶がある。 でも映画は別。面白くなかった。吉高のヌードは見られて得したけど、登場人物の誰にも共感できなかった。。。 【おれおれ41】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-01-28 18:19:13) |
25.「こんな世界にいたくない。とことん暗い世界で身を燃やしたい」 親子連れに敵意をむき出しにするルイの思考がよくわからない。 生きていると実感できるのは痛みを感じている時だけという女。 苦しむ顔を見ないと勃たない男とのSM的なSEX。 体に墨を彫ったり穴を開けたいというのも理解不能で、誰にも共感できず。 アマが惨殺されたのは暴力団の報復ではなく、シバの仕業? だとしてもルイがそれでも大丈夫という意味がさっぱりわからない。 メインの二人に嫌悪感と不快感しか覚えないので、作品自体を好きになれない。 ただ吉高由里子の体を張った演技だけが見どころ。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 4点(2013-01-14 23:59:15) |
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24.原作未読。 いや、既読か未読か、そんなことは映画を観る上では、どうでも良いこと。 見た目以上に、精神的に痛々しい作品。 主人公のルイが、精神崩壊していく様が、実に痛々しい。 吉高由里子は、こういった役の方が相応しいのでは?と思うほどの好演。 それに対し、相変わらずARATAはダメダメ。 実にダメ。 かなりの部分において、登場人物たちの描写が細やかであり、リアルなところも評価できる。 問題は、観た後の気分の悪さ。 良い意味でも悪い意味でもなく、ただただルイの精神状態のことを想うと、どうにもならない憂鬱な気分になる。 こういう生き方をしている人には、同情も憐れみも要らない。 というか、そんなのはなんの効果もない。 ただ傍観するしかない。 そんなやりきれなさが、とても痛い。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-01-03 23:58:44) |
23.《ネタバレ》 視聴者を選ぶので5。もっと面白く感じる方もいるかも知れない(主に若者かつ社会のダークサイドの存在を理解している人)。 ネタバレですがこの映画(小説)にテーマはありません。そうだと自分は感じています。あっても大部分の人には理解できない内容なのでないに等しいです。だから見方を変えるべきだと思います。自分は演技や演出は見れるレベルだったし全体を通した妙な緊張感も映像作品特有のもので価値がないわけではないと感じます。リズムも悪くない。加えて、吉高さんが好きなら一味違った彼女を見れるのがこの映画の大きな価値ではないでしょうか。シバさんもまさかあのARATAだったとはね。 【liptonton】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-10-14 03:09:26) |
22.蛇にピアスというか、ベロにピアス。 蛇にピアスでは頭の中がはてなだらけになってしまうよ 不親切。わかりやすく行こうよ ベロにピアスでいいじゃないか ベロにピアスでいこう 【3737】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-08-30 18:40:07) |
21.《ネタバレ》 若者の腰パンですら理解出来ないのに(しっかり腰上までズボン上げなさいよ、みっともない)、ここに出てくる若者が理解出来る訳がない。 こいつらバカじゃないですかね・・・ 舌にピアス入れる痛みや・・・ 墨入れる痛みより・・・ こいつらが一番イタい奴でした。 と、言いたいこと言っている私の左耳には、二つ穴があいています。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 3点(2012-03-30 20:22:56) |
20.《ネタバレ》 何よりもまず、吉高由里子さんが頑張っています。それは素直にほめてあげたいし、皆さんもほめてあげてください。評価してあげてください。そして、この作品、一部の特異な趣向の若者のリアルを描いているのでしょうが、うまく言葉で表現はできないけど、何か違うような気がします。芥川賞といえども原作を読むことはないのでしょうね。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-01-28 01:46:54) |
19.この映画の主題は何だ?というと恋愛ものだという そーゆう意味では女の子が観るべき映画だろう 男目線の恋愛観はそうそう描かれていないように感じられる とはいえこれを観てよかったと言えるオナゴがいったいどれくらいおるのかといえば この映画の評価の低さもわかるというもの 極めて狭い 痛々しい恋愛に共感できるオナゴをターゲットとした あるいはそんな世界を覗いてみたがりな一部の人にウケるだろう不思議な映画だ そんな狭い狭い映画をこれだけ観れるものにした役者や監督が素晴らしい ただの点数にしばられず 評価に値する映画だと思う まぁ 僕の心には全く響かず 『明日からもまっとうに生きていこう ふふふ』 という当たり前な感情だけが残った 【おでんの卵】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-11-27 20:24:23) |
18.《ネタバレ》 吉高由里子の魅力で何とか最後まで見通せましたが、正直、自分と全く価値観の違う人たちが子供のように欲望の赴くに行動する様を延々と見せ付けられるのは苦痛でした。 【TM】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-11-19 12:31:23) |
17.主役の3人がとても魅力的であり、エロチックである。とくに今の日本映画ではそれだけでも素晴らしいと思う。奇跡的な緊張感。 【ETNA】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-11-12 13:11:33) |
16.やっぱりというか予想どおりというか全然面白くなかった。主人公が痛みの中でしか生きているのを実感できないことは何となく理解できる。だけどだから何?勝手にしろって感じで映画が終わるまでが長い長い。ラストも尻切れトンボな感じで拍子抜けしました。これならもう30分前に終われたんじゃないかと思いました。これって原作どおりなのでしょうか? 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-03-19 16:18:47) |
15.原作は読んだ事がなかったのですけど、なんていうか不完全燃焼。え?これで終わり?というか、ずっと誰かに依存しての繰り返しなのかと思ったり。 ま、ヌードとかセックスシーンはまあ見れたけれど。 一回見たらもう、いいかなと。 【べるぜ】さん [DVD(邦画)] 3点(2011-01-07 10:03:36) |