229.終盤近くまで、特段目新しくもないエピソードが積み重ねられているだけであり、しかも主人公のしていることは客観的にはかなり無茶だったりして、さほど感動はできないと思っていたのだが、ラスト8分間の美しくも力強い収束で、一気に作品の価値が高められている。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-04 01:08:18) (良:2票) |
228.《ネタバレ》 うーん…主人公は友達のことを想っての行動なんだろうけれど、どうも連れまわして無理をさせているんじゃ?という気分になってあまり入り込めませんでした。母親と主人公の車のシーンは感動的だったかな。 【ポン太氏】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-03-16 13:10:29) (良:1票) |
227.《ネタバレ》 若さゆえの無邪気さと無謀さをもった二人の冒険がとても微笑ましく、楽しい。 この映画にこんなにも感動させられるのは、ただ難病と死と子供の友情を描くだけでなく、難病の少年の母親の我が子の親友に対する愛情を描いているからでしょう。自分が一番つらい時に他者を思いやれる言葉を吐ける強く、いじらしい母親の姿に最も胸を打たれました。死のシーンで登場人物にワンワン号泣させてもらい泣きをさせるような映画とは全然違います。 子供を大事に想っているという自分に酔って、周りが見えなくなってしまうエリックママのような形相の母親達に見せたい、本物の母性が描かれている一本です。こんな名作がDVD化されてないなんてなぁ…。 【すべから】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-09-13 16:36:12) (良:1票) |
226.子供が「2001年宇宙の旅」に真剣になることはいいことだ。どうでもいいけど、戸田奈津子の訳「第七世界」にイラっとした。ゲームなんだから、そこは「7面」て訳せ。7面。 【えいざっく】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-03-29 17:54:07) (笑:1票) |
225.《ネタバレ》 シネマレビューの点数を見なかったら、この映画は決して見なかったでしょうから感謝したいです。 これはエイズの子供がラストで死んでしまうという分かりきった映画ですが、それでも胸にぐっとこみ上げてくるものがありました。 子供というのは無邪気で明るいものですがエイズの少年は子供ながらに死を見据えて生きていましたから、時々見せる影のあるしぐさが非常に痛々しかった。 一番印象的だったのは舟の上で青年の男女4人がはしゃいでいた様子と、テントで死を語り合っていた主人公たちの対比でした。 一方は明るくて楽しみを謳歌しており、もう一方は深い闇がもやもやとこみ上げている中にいる。子供が子供らしくなく大人のようであり、舟の上で馬鹿騒ぎをしている青年たちは子供のように見えた。大人になるとだんだん嫌なことも増えてきて悲しみも多くなってくるものですが、いったいなんで子供のときからこんな苦しみを背負わされるのだろうか?と理不尽に思えてくる。 あまりにも闇が深すぎる。それも泣きわめくでもなく、淡々とその闇を受け入れているエイズの子供を切なく思う。しかしこれが現実なのでしょう。 人が死んで感動するというのはある意味で他人事だから感動できるのではないでしょうか? 私は感情移入しすぎて腹が立ってきました。世の中には神さまなんていないんだね。いたら殴ってやりたい。とっても悔しいです。 【花守湖】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-14 01:32:01) (良:1票) |
224.エリックがデクスターの胸に抱かせたスニーカーは二人だけの秘密であり、二人だけの友情の証だった。そしてエリックが川に流したデクスターの靴は、悲しさや寂しさも一緒に流し去ってくれた。でも涙だけは止めど無く流れ続けた。 【ボビー】さん 9点(2004-09-04 20:44:30) (良:1票) |
223.映画を見ながらこれほど泣ける映画があるだろうか?泣ける映画を作るときの常套手段として子供を題材にすることはよくある話だが、それは誰もが大人へと成長していくうちに失いがちな純粋さや優しさといったものを子供が持っているからではないだろうか。我々はそう言った映画を見ることによって自分達の過去を振り返り、人間として忘れてはいけないものを思い出すのである。この映画がこれほどまでに感動を与えることができる理由は、単に子供が死んで悲しいということだけに留まらず、人間が生きるために持ち続けなければならないものを子供が我々に教えてくれるからである。 |
222.病気になってもあんな風に生きたい。病気の友達がいてもあんな風に接したい。友情って素晴らしい。何物にもかえがたい、形のない宝さ。自然に泣けた。 【シュープ】さん 10点(2001-07-19 03:05:46) (良:1票) |
221.《ネタバレ》 事前に「すごく泣ける」とかなり聞かされてからの鑑賞だったので、けっこう身構えて見始めました。 このくらいの時期の欧米におけるエイズへの世間の認識が分かりますね。病気に対する世間の意識なんて、日本だろうが欧米だろうが大して変わりないんだなというのが率直な感想ですね。 でもこの時代のワルってなんだかそこまでワルじゃないというか、デクスターの病気についてエリックから聞かされて、「おい、もうやめようぜ」としおらしく引いていこうとしたり、エリックの母親にしても凄い勢いでエリックを引き剥がしにいったあと、デクスターの母親に詰められてシュンっとなって帰ってくるという。なんか最近のワルって、とりあえず自分がよければとか楽しければいいみたいな感じで信念も何もないし人の話も聞かないしという印象なんですが、この時代のワルはワルなりにきちんと人の話を聞くしそれについて自分たちなりに解釈して考えるし、そこだけでも今と全然違って良いなあとか思ってしまった。「人なんか関係ねー、オレさえ良ければいいんだ」という人が本当に増えた気がします。個人的な感触ですが。 結果的に断念しましたが、下流の街を目指して二人でゴムボートで川下りって、冒険!って感じでなんだか良いですね。ここまでの冒険はしたことないですが、50ccにまたがって何県も離れたところへ紙の地図だけで目指した昔の経験を思い出して、懐かしいです。 靴のエピソードは最高です。「真っ暗な中で目覚めると、宇宙の何億光年も先の何もないところで一人ぼっちだと感じて苦しいんだ」と訴えるデクスターに、「この靴持って寝ろよ。臭さでここが地球で、僕が近くにいるってわかるから」と言って自分の泥だらけの靴を渡すエリックと、その靴を抱きかかえながらとても安心した表情でスヤスヤと眠りにつくデクスター。なんだかとても心が安らぐシーンでした。 周りからは子供の遊びのように見えたかもしれません。しかし二人で探し続けたデクスターのための"cure"。それはうまくいかなかったが、デクスターにとっては"cure"はエリックとの時間だったのかもしれません。 【TANTO】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-03-24 22:58:49) |
220.《ネタバレ》 子供時代のピュアな友情を取り扱った脚本 大人になってしまった自分としては共感しづらい部分もあり、中盤までは退屈な映画だったが ラストシーンは心に残るというか、静かな感動を得られる映画だったと思う 対照的な二人の母親のキャラクターと、音楽が特に良かった 【Nig】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-10-01 14:20:15) |
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219.《ネタバレ》 シンプルでいて、残酷だけど心温まる作品。難病による苦しみよりも、人が人と関わることで生まれる苦しみ、そして幸せに、目を奪われた。普通でいることが、どれだけ幸せなことなのか、それを普通でいる時に感じることが出来ないのが、世の常。デクスターの母親や、病院の先生を見て、愛とはどういうことかを教わった。 【VNTS】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-06-28 22:37:15) |
218.《ネタバレ》 1人で遊ぶのが好きな主人公は隣に引っ越してきたHIVの少年と知り合う。 HIVを治すために試行錯誤を重ねる二人であったが 遠い街の研究者がエイズの治療方法を発見したと聞き 二人は旅へと出発する。 いかにもお涙頂戴な話ではあるが主人公が良い奴すぎる。 なので最後まで楽しむことは出来ました。 病院のくだりはなくても良かったかなー。 【Dry-man】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-05-05 15:05:46) |
217.もう最後のシーンには号泣しました。 母の愛、一生の友人に出会えたことの喜びを感じさせてくれるドラマです。 【へまち】さん [DVD(字幕)] 10点(2017-08-13 18:48:57) |
216.小学生のときに見て、人生で初めて映画で泣いてしまいました。 【Donatello】さん [DVD(字幕)] 10点(2017-07-17 00:57:34) |
215.《ネタバレ》 少年よ、一体どうしたらHIVを抱えてこんなに健気に生きていけるんだろう。 家の裏に越してきたHIVの子に偏見を持たず最後まで友達として全うする君も素敵すぎる。 そんなHIVの子を抱えたお母さん、子どもが死んでも、ほぼネグレクト&体罰をくらっているわが子の親友を助けるために動けるなんて。 以上3点。感涙だ。 【JF】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-02-16 14:30:04) |
214.良い映画ですね。デクスターの母親の二人に対する愛情がしみじみと伝わりました。 【cogito】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-08-28 19:46:01) |
213.《ネタバレ》 ○こちらでの評価が高かったが、期待した割にはという印象。○エイズを取り上げた割にはあっさり風味。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-16 23:09:07) |
212.映画で初めて感動した記念すべき映画。おもしろ。 |
【pillows】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-03-31 01:07:29) |
210.《ネタバレ》 泣かせる映画というのがすぐにわかるベタな設定だが、子どもっぽい無茶な冒険や騒動を交えて「スタンド・バイ・ミー」を彷彿させるようなところもあり、ウェットな演出に走らないのが良い。 ストーリーは二人の友情に二人の母親を絡めながら淡々と進んでいく。 エリックの浅慮でデクスターが毒草を飲まされたり無理な旅行を強いられたり、かえって病状を悪化させているように見えるが、デクスターの母は決してエリックを責めたりしない。 我が子へ、そしてエリックへの深い慈愛に、母の大きさを感じさせる。 一つ強い違和感を覚えたのは、死んだフリの悪戯を二人が繰り返したところ。 最初に成功して笑っていた二人に、「いつかこうなることはわかっていた」との看護師の言葉が蘇ってしんみりとした雰囲気に。 この時、間もなく訪れる死が実感をもって二人に突きつけられたはずなのに、その後も何度も死んだフリの悪戯を繰り返すのはありえない。 この悪戯が現実になってしまうんだろうなと展開がはっきり見えてしまい、その時点で少し白けてしまった。 泣かせようとするあざとさが露呈してしまった感じで、結局泣けず。 ただ、棺に入れたシューズのくだりは秀逸。 涙をほとんど見せない主人公だから余計に効いていて、そこだけはぐっとくるものがある。 男の子によくある残酷さで命を粗末に扱うような遊びをしていた主人公の成長がうかがえる物語でもある。 【飛鳥】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2014-03-10 18:17:53) |