6.《ネタバレ》 【映画館で見たときの感想】子どもはそこそこ楽しんでましたし、ところどころおもしろいネタもありましたが、大音響の戦闘シーンの連続で水増しした、中身の薄い映画でした。騒がしくて疲れます。テレビアニメのほうがよほど練って作られていると思いました。うちではゲームをやっていないのでわからないのですが、ケマモト村ってどこにあるのかなと思いました。ケータ一家が電車で訪れるシーンを見たときは、「相当遠くにあるんだな(くまもんも出てくるし、イメージは熊本?)」と思いましたが、ケータとケイゾウが汽車でケマモト村と桜町を日帰りできて、ケイゾウのおこづかいで2人分の往復の旅費が払えるとなると、意外に近いんですかね。
【家でテレビで見たときの感想】映画館ではただただうるさい映画だと思っていましたが、自宅で普通のボリュームで見ると、いつもどおりの楽しい妖怪ウォッチでした。映画館で見たときは気づかなかった小ネタもたくさん発見でき、楽しみました。映画館で見たときは5点でしたが、8点に訂正します。
【ここから先ネタバレです。知りたくない人は読まないで】「それにしてもケイゾウは何で早死にしちゃったんだろう。おばあちゃんは田舎の大きな家で何年も独り暮らしで寂しかろうに」と思っていたが、ラストで妖怪になったケイゾウが出てきたときは鳥肌が立った。地上波初放映のときは、妖怪のケイゾウが木の上にいるシーンで終わったが、あの後ゲラゲラポーのうたが続き、そしてその後のみんなの様子が次々に静止画で描かれていき、そのうち1枚が、縁側で座布団を並べて座るおばあちゃんと妖怪のケイゾウだった。座布団があるということは、おばあちゃんに妖怪のケイゾウが見えていて、さらに誰だかわかっているということなので、「おばあちゃんは一人じゃないし寂しくもないんだ」とわかり、泣けそうだった。