怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアスのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。
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(レビュー・クチコミ)
怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス
[カイジュウダイフンセンダイゴロウタイゴリアス]
1972年
【
日
】
上映時間:85分
平均点:
6.67
/
10
点
(Review 3人)
(点数分布表示)
(
SF
・
コメディ
・
特撮もの
・
モンスター映画
)
新規登録(2009-02-27)【
なにわ君
】さん
タイトル情報更新(2021-08-09)【
イニシャルK
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監督
飯島敏宏
キャスト
三波伸介
(男優)
熊五郎
三角八郎
(男優)
八五郎
犬塚弘
(男優)
オジサン
小坂一也
(男優)
斉藤
小林昭二
(男優)
鈴木
瞳麗子
(女優)
うめ子
天地総子
(女優)
好子
小松政夫
(男優)
好子の見合い相手
砂塚秀夫
(男優)
中年男
田坂都
(女優)
中年女
浜村純
(男優)
医者
脚本
飯島敏宏
(ペンネーム「千束北男」)
音楽
冬木透
作詞
円谷一
「ダイゴロウ対ゴリアス」/「ぼくのおじさん」/「ララバイ・オブ・ダイゴロウ」(名義「東京一」)
作曲
冬木透
「ダイゴロウ対ゴリアス」/「ぼくのおじさん」/「ララバイ・オブ・ダイゴロウ」
編曲
冬木透
「ダイゴロウ対ゴリアス」/「ぼくのおじさん」/「ララバイ・オブ・ダイゴロウ」
主題歌
子門真人
「ダイゴロウ対ゴリアス」
挿入曲
子門真人
「ぼくのおじさん」/「そしてエピロオグ」
製作
円谷一
満田[禾斉]
(ノンクレジット)
円谷プロダクション
配給
東宝
美術
池谷仙克
録音
西尾昇(録音)
スーツアクター
加藤大樹
ゴリアス
その他
東京現像所
(現像所)
浦野光
(予告編ナレーター)
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3.
《ネタバレ》
円谷プロの創立10周年を記念した劇場オリジナルの怪獣映画。円谷プロの映画といえばどうしてもウルトラマンとかのテレビシリーズの劇場版しかないイメージだったので、こういう映画があること自体が珍しく新鮮に感じられる。ストーリーはというと、自衛隊によって倒された怪獣の子供が宇宙からやってきた凶悪怪獣に立ち向かうというこの頃のウルトラシリーズにもありがちなもので、登場する主役怪獣ダイゴロウのデザインもコミカルな感じのいかにもこのころのウルトラシリーズに出てくるような造形で、仕草やキャラクターが人間臭いのもなにかテレビ的に感じられるのだが、それがなにか懐かしく思える。全体的にも完全にコメディータッチの作風で、前半は国の管理下のもと、島で生活しているダイゴロウの処遇をめぐる話が描かれているのだが、それよりもこの前半では発明家のおじさん(犬塚弘)、熊五郎(三波伸介)、八五郎(三角八郎)の三人のやりとりなどがコミカルに描かれていて、あまり深刻な感じにはなっていないのだが、あくまでも喜劇として見ればそこまで気にはならない。それに初期のウルトラシリーズにも参加していた飯島敏宏監督はこの頃、木下ドラマを中心に手掛けていたこともあるのだろうか、普通にホームドラマのようなシーンも特に違和感なく楽しくみる事ができた。熊五郎の衣装がどことなく寅さんを思わせているが、三波伸介は渥美清をライバル視していて、ものまねも得意だったというので、おそらく意識してやってるんだろうなと思う。クライマックスは敵役であるゴリアスの角を破壊しにおじさん、熊八コンビが行くというのもいかにも喜劇的である。このあと、この三人がゴリアスの背中に乗るシーンがあるのだが、この怪獣の背中に人が乗るというのは見ていて「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」を思い出すのだけど、こっちが先なんだなあと思ってしまった。(明らかに別撮りと分かるんだけどね。)ダイゴロウに対してゴリアスの存在感がイマイチ薄い気がするのが少し残念に思わないでもないし、下の方と同じく主人公は斎藤(小坂一也)と鈴木(小林昭二)の方がしっくり来ると思ってしまうのも事実ではあるものの、最後まで(喜劇映画としても)気楽に楽しむことができた。ゴリアスをロケットにくくりつけて宇宙へ帰すラストシーンも「大怪獣ガメラ」を思い出すが、こういう結末も子供向け映画にはアリだと思う。
【
イニシャルK
】
さん
[DVD(邦画)]
6点
(2021-05-02 00:06:03)
2.
前半のオジサン(犬塚弘)、熊五郎(三波伸介)、八五郎(三角八郎)、子供たちなどは面白いんだけど、ムダなシーンも多く長過ぎるのでカットしても問題なし。これらは一度完成した台本に後から付け足したんじゃないのか?
主役は優しい飼育係の斉藤(小坂一也)と嫌味な環境衛生省の役人の鈴木(小林昭二)の方がしっくりくる。
でも円谷10周年記念作品と言うことで特撮は凝っているので怪獣ファンはぜひ観てほしい。
【
ガブ:ポッシブル
】
さん
[映画館(邦画)]
7点
(2017-04-19 20:05:06)
1.
昭和のコメディー雰囲気バリバリのコミカル怪獣映画。人間の味方の怪獣ダイゴロウがもう、お腹が出たカバが立ったよーな感じの、かなりヘンテコな造形で、仕草もかなり人間っぽい、てか、人間の子供っぽい。で、こいつが宇宙から飛来した凶悪な怪獣と対決するって話。凶悪な怪獣の方も、そんなに力いれて作った感じじゃないほどの出来。しかも、こいつが平気で街を破壊してるのに自衛隊のたぐいは登場せず、もちろん逃げまどう人などのパニックシーンもない。この怪獣の角の能力をおさえるために、角に袋をかぶせにいくのが町の鳶職人のくまさんとかヘンテコ発明家のおっちゃん。自衛隊とか警察とかなにしてんねんって突っ込みは野暮なんですわ。だってコメディーだから。そんな描写はいらいないの。下町人情のあふれる人たちや子供たちが、コミカルな演技をしながらダイゴロウを助け、ダイゴロウががんばればそれでいーねん。たぶん。笑いは昭和だけど、意外にもエコなんかの要素もあったり、もちろん三波伸介の下町ドタバタ劇ありで、怪獣と人との合成映像もそれなりにばっちりで、しまいには俺もなんだかダイゴロウ応援してました。ただし、け、どうせ人間の事情で怪獣戦わせて 動物愛護的に描かれてるけど結局は人間の道具じゃんねーか、ダイゴロウがかわいそーだってゆう冷めた見方をしてしまえば、まったくおもろくないですわ。俺?俺は基本こーゆう映画ではあんまなんも考えてないので、なんか楽しめました。
【
なにわ君
】
さん
[DVD(邦画)]
7点
(2009-02-27 19:18:32)
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【点数情報】
Review人数
3人
平均点数
6.67点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
0
0.00%
5
0
0.00%
6
1
33.33%
7
2
66.67%
8
0
0.00%
9
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0.00%
10
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