望楼の決死隊のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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望楼の決死隊

[ボウロウノケッシタイ]
1943年上映時間:95分
平均点:6.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
アクション戦争ものモノクロ映画歴史もの
新規登録(2009-03-31)【なんのかんの】さん
タイトル情報更新(2013-11-23)【イニシャルK】さん
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監督今井正
キャスト高田稔(男優)高津警部補
菅井一郎(男優)玉竜
鳥羽陽之助(男優)熊沢巡査
佐山亮(男優)王虎
清水将夫(男優)杉山巡査
原節子(女優)由子
三谷幸子(女優)王燕
脚本八木隆一郎
音楽鈴木静一
撮影鈴木博
製作藤本真澄
配給東宝
特撮円谷英二
美術松山崇
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【クチコミ・感想】

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1.後の反戦左翼監督も戦争中はこういうのを作っている。考えてみればまったく西部劇と同じ構造なわけだ。勝手によその土地にやってきて居座り、現地の人が襲ってくるのを匪賊として撃退する話。地元の人たちを身体検査する場面など、今から見れば、こういう辱しめを平気で与えていたんだなあ、という正直な記録に見えるけど、おそらく製作側の意図としては、こういう危険きわまりない土地で同胞の兵隊さんたちは日夜苦労しているのだ、という文脈であっただろうし、また当時の観客にとってもそうであったろう(こういうズレは映画受容ではけっこうあり、今井監督が戦後反戦映画のつもりで撮った『海軍特別年少兵』を、右翼の赤尾敏が激賞したこともあった)。活劇ものとして見ると、はずみかけると精神訓話が入り込んで停滞してしまうところが、まどろっこしい。母の死を隠してサッパリと笑っている高田稔とか。また戦友の家族的な仲間意識のステレオタイプの描写。だいたいヒゲ面の熊ナントカって豪放な性格のが一人くらいいる。川が氷ると歩行可能になり危険が高まる、その氷る音が銃声のように響く、なんてあたりはいい設定になるんだけれども、どうも活劇演出がまどろっこしい。丁寧にワンカットで一人ずつ倒れる。まあそうして“騎兵隊”が救援に駆けつけてくるわけだ。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2009-04-01 12:05:37)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
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61100.00%
700.00%
800.00%
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