禍福 後篇のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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禍福 後篇

[カフクコウヘン]
1937年上映時間:79分
平均点:5.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1937-11-11)
ドラマシリーズものモノクロ映画ロマンス小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-02-26)【イニシャルK】さん
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監督成瀬巳喜男(演出)
キャスト高田稔(男優)皆川慎太郎
入江たか子(女優)船田豊美
堀越節子(女優)節子
丸山定夫(男優)慎太郎の父
英百合子(女優)慎太郎の母
竹久千恵子(女優)真山百合恵
逢初夢子(女優)瀧沢三千子
嵯峨善兵(男優)太田
大川平八郎(男優)早川達雄
清川玉枝(女優)成沢夫人
御橋公(男優)豊美の父
伊藤智子(女優)豊美の母
伊東薫(男優)三男・昌助
原作菊池寛
撮影三浦光雄
配給東宝
美術北猛夫
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2.《ネタバレ》 恨みを返すということがテーマになっているが、とても非建設的なテーマで陰鬱な気分になる。
ラストこそ、皆がそれぞれそれなりの幸福というか妥協点を見出すという形で幕を閉じるが、かなりの無理を感じる。
成瀬巳喜男作品は56本観たが、その中では一番肌に合わなかったかもしれない。
にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-04-25 22:55:36)
1.入江たか子と竹久千恵子は互い同士の目撃・窃視を通した視線劇の中で、あるいは病に伏せる者を共に看病するという成瀬的モチーフの中で関係していくのが興味深い。その看病への布石として、かつ映画的アクセントとして遊園地を活用する巧さ。今川焼き店での店番のエピソードもさり気ないながら伏線として効果的だ。帰港する客船のショットや、築地ふ頭近辺の情景などはやはり作家としての水辺の光景へのこだわりか、これらも違和感なくドラマの中に納まり豊かなイメージを作り出している。技法的には、松竹蒲田のサイレント作品『夜ごとの夢』などの頃は濫用の気味もあった急激なトラックアップの技法を前後篇通してただ一箇所、ここぞの場面のみに抑えて無音と共に効果を挙げている。アクセントという意味では衣装も同様。洋裁店に従事しながらも一貫して和装を崩さなかった豊美(入江たか子)が、作品の最後に両篇通じ初めて洋装で登場する。これも、彼女の心機一転を視覚で語ってみせる作家の仕事だ。
ユーカラさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-04-24 17:51:37)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 5.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4150.00%
500.00%
600.00%
7150.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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