無頼漢(1970)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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無頼漢(1970)

[ブライカン]
The Scandalous Adventures of Buraikan
1970年上映時間:103分
平均点:5.75 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(1970-04-18)
ドラマ時代劇戯曲(舞台劇)の映画化
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タイトル情報更新(2023-06-29)【イニシャルK】さん
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監督篠田正浩
キャスト仲代達矢(男優)片岡直次郎
岩下志麻(女優)三千歳
小沢昭一(男優)丑松
渡辺文雄(男優)森田屋清蔵
中村敦夫(男優)松江出雲守
蜷川幸雄(男優)宮崎数馬
垂水悟郎(男優)北村大膳
山谷初男(男優)葦市
東恵美子(女優)岩崎
浜村純(男優)棺桶屋
瞳麗子(女優)とんびの母親
園田裕久(男優)峰昌
小林昭二(男優)呼び込みの男
山本圭(男優)三文小僧
藤原釜足(男優)上州屋
太地喜和子(女優)浪路
米倉斉加年(男優)金子市之丞
芥川比呂志(男優)水野越前守
丹波哲郎(男優)河内山宗俊
原作河竹黙阿弥「天衣紛上野初花」
脚本寺山修司
音楽佐藤勝
撮影岡崎宏三
製作藤本真澄
東宝
文芸プロダクションにんじんくらぶ
配給東宝
美術戸田重昌
編集杉原よ志
録音西崎英雄
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【クチコミ・感想】

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1
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4.《ネタバレ》 いやぁいいね!篠田時代劇!
「おりん」「写楽」「満開の桜」につづいて、この作品を観ました♪

もうね、タイトルからして、捻りなんだよね。
無頼漢って、丹波哲郎だったってとこがね。
普通、仲代って思うでしょ?

しかも話のベースが山中さんの傑作「河内山宗俊」なんだよね~
時代劇にあまり詳しくない人は、こっちを先に観ることをおススメします。
どういう人かって分かる方が、話も面白くなるから・・
(ネットで無料で観られますよ)

黙阿弥の原作がどの部分かも興味あるね。
古典を広げると、ここまで芳醇な世界が広がるんだね。
面白いです♪
トントさん [DVD(邦画)] 8点(2023-01-22 18:45:04)
3.《ネタバレ》 キャスティングだけみて、ゴリゴリの本格派時代劇を期待した私が間違っていました。導入部の仲代のやりすぎメイクを見た時点で気づくべきでした。内容的には、前衛的であろうとしていろいろ滑っているとは思いますが、最後の水野老中の「花火など上がってはおらぬ」の一言が全部持って行ってしまいました。
Oliasさん [DVD(邦画)] 3点(2021-12-11 19:38:23)
2.多分に挫折感のあるオハナシな上に、途中には親殺しや子殺しなどという暗いテーマが絡んできたりもするのですが、その割には妙にアッケラカンとしてます。子殺しはともかく、親殺しの方はどこか、「どうせ殺したって死にゃあしない」みたいなところがあって。
「時には母のない子のように」なりたくっても、そう簡単には、なれやせぬ。
しかしそうは言っても基本的に、人というものは皆、死んでいく。謀反の企てが失敗して次々に命を落とす者があり、でも一歩離れて観りゃ、派手に夜空を染める打ち上げ花火と大差ない訳で。ただ、いつの世も人は死に続け、棺桶屋は棺桶を作り続ける・・・
というラストが、何だかキザで、ヤだな、と思わなくもないけれど、時代劇にジャズが流れたりするように、もともとこれは、ちょっとキザな映画。それもまた良し。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-07-06 22:36:35)
1.『心中天網島』の次の作品で、ATGから東宝になって資金は潤沢、白黒がカラーになった。浮世絵や残酷絵が壁面を飾る美術も、繊細な粟津潔から重厚な戸田重昌で、より金をかけられた分、見応え十分、というか、セットが一番の見どころになった。音楽が武満徹から佐藤勝に変わり、ダン、ダダンという桶屋のリズムが反復される(この桶屋が浜村純で、前作の黒子の通奏低音的イメージを継いでいるよう)。70年という時代を背景にすると反抗と挫折のドラマとして分かるし、その時代と幕末期を重ねる意図も悪くはないが、70年を離れて見ると、いささか反抗の気分だけが浮き足立ってる印象(ついでに言っとくと、この原作は幕末ではなく明治の歌舞伎。もう侍をバカにしても大丈夫な時代になっている)。かえって直次郎の母親を登場させたあたりに、脚本の寺山修司らしさがうかがえた。そのベターッとまといつくような母親像(新派の市川翠扇が怪演、この人は山中貞雄の『河内山宗俊』で直次郎演じた市川扇升とは関係ないんだろうな?)。河内山は松江邸で長ゼリフは吐くが、「バーカめ」の決めゼリフは言わず、あとで水野忠邦に逆に「バカめ」と言われるという趣向がある。金子市を米倉斉加年が不気味に演じ、あの異相はこういう役でもっと使われてもいいな、と思った。山中貞雄版の中村翫右衛門で金子市のイメージを持ってる人は驚くかも知れないが、あの金子市はほとんどパロディなんです。さらについでに言うと、だいぶ昔にマキノの『天保六花撰 地獄の花道』ってのをテレビで見てるが、この頃は河内山宗俊の話に無知で、ストーリーがよく分からなかったと日記に書いている。それでは市川右太衛門の河内山に東千代之介の金子市、中村賀津雄の直次郎。けっこうスクリーンではいろんな河内山が活躍していて、河内山映画祭なんてのを企画しても面白いんじゃないか。
なんのかんのさん [DVD(邦画)] 6点(2009-10-10 12:26:53)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 5.75点
000.00%
100.00%
200.00%
3125.00%
400.00%
500.00%
6250.00%
700.00%
8125.00%
900.00%
1000.00%

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