五人の斥候兵のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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五人の斥候兵

[ゴニンノセッコウヘイ]
1938年上映時間:78分
平均点:7.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ドラマ戦争ものモノクロ映画
新規登録(2010-05-07)【lcs】さん
タイトル情報更新(2018-12-23)【イニシャルK】さん
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監督田坂具隆
キャスト小杉勇(男優)岡田部隊長
伊沢一郎(男優)木口一等兵
原作田坂具隆
撮影伊佐山三郎
配給日活
美術松山崇
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1.国策映画で戦争そのものを描く場合、敵が強いと国策に合わないし、敵が弱いとドラマとして成立しない、というパラドックスがある。で大局的な視野を捨てて、局所的な出来事に目を向け、そこに集中することで映画作家としての誠実を尽くそうとした、ってことはありましょうな。戦場における理想的な心意気の世界。負傷した兵が送り返されるのを嫌がり、無理して「ほら、銃ならちゃんと持てます」と言うのに対して、部隊長がその心を汲みながら「命令だ」というあたりなんか、やがて一つの型になっていくのの初めのころのケースだろう。斥候に出て行くときの不安定な(舟に据えたカメラ?)の視点なんかもいい。敵兵の表情が見えないのはうまいのかズルいのか。そのかわりときどき敵兵の視点になってトーチカから斥候兵を狙い撃ったりするシーンがあり臨場感。田坂監督の当時の言葉によると「小津君の入営がこの映画を作ろうと思った一つのきっかけだった」という。当時の小津の軍隊日記には本作がキネ旬の1位になったことを記し「それほどの作品だったかな、まだ見てないが『路傍の石』のほうがいいんじゃないか」てなことを書き込んでいる。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2012-09-26 09:39:34)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 7.00点
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600.00%
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