1.「霧子のタンゴ」は当時低音の魅力で名をはせたフランク永井の大ヒット曲。映画はもちろんこの曲を主題歌として作られたわけだが、原作は別にちゃんとあって主人公の名も霧子というわけではない。でも当時はそういうことは何も知らず見たのだが、何と何と主人公待井千代役の松原智恵子のきれいなことにびっくり。それまでは吉永小百合のファンだった私が一変に・・・、という思い出深い映画。三角関係のつらさを痛烈に味わう。ところでフランク永井は役者として名を連ねていたが、クラブで歌っただけ、なあんだとその方はがっかり。