1.《ネタバレ》 GS映画のいろいろの中で、これはテンプターズ(もしかして、ショーケンの初主演映画は、これだということになるのか?)。ただ、まあ、脚本がとにかく滅茶苦茶というか適当というか・・・母親(新珠三千代)とのあれこれをどうこうしているのは、「おかあさん」を歌わせるためだし、なぜかペットに鳩がいてそれが死ぬというのも、「神様お願い」を歌わせるためだというのがミエミエ。歌わせるのは別に歌うシーンを入れればいいわけで、そのために脚本そのものを曲げる必要は全然ないのです。あと見所はデビュー当時のショーケンなのですが、演技は素人以下のレベルである上に大してイケメンでもなく、このどこに後の名優の素質が埋もれていたのか、しみじみ不思議です。