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アルカナ

[アルカナ]
2013年上映時間:89分
平均点:5.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-10-19)
ホラーサスペンスミステリー漫画の映画化
新規登録(2020-07-25)【目隠シスト】さん
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キャスト土屋太鳳(女優)マキ/長瀬さつき
谷口賢志(男優)田口
山口祥行(男優)
谷村美月(女優)友近三枝子
岸谷五朗(男優)橋雄高
脚本及川章太郎
音楽林祐介
配給日活
編集洲崎千恵子
あらすじ
連続殺人事件を捜査中の村上は、殺人現場で茫然と佇む少女と出会った。記憶喪失の彼女は霊が見えるという。少女の導きにより村上は犯人を検挙するも、同時に『分身』と呼ばれる謎の存在を知る。そんな時、オカルト案件を扱う警視庁刑事部捜査共助課二係、通称『お宮係』も『分身』を追っていた。
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1.《ネタバレ》 ネタバレあります。未見の方はご注意ください。なお以下に記述したのは私なりの解釈。原作未読ですので誤読ご容赦を。

本作を理解する上で最も重要な概念は『分身』です。劇中の説明は以下のとおり。①分身とは、本体となる人間の生き写し。もう一人の自分。②本体とは完全に別人格であり、その多くは対照的な性格である。③怪我や病気など本体に生命の危機が迫ったとき、分身は生成される。④半透明など不安定な状態の者もいる。⑤人間の心臓を食すことで安定して存在できるようになる。ただし、一度心臓を口にするとその後も心臓を欲する化け物に変わる。⑥分身は徒党を組む。⑦分身は本体に敵意を抱く者が多い。⑧電気御守りは、幽霊にも分身にも同じように効く。⑨分身への物理攻撃は無効。 散らばっていた情報を纏めると、『分身』の正体が見えてきます。おそらく『分身』は実体化した『幽霊』。死んで霊魂に変わることを拒んだ人間が、分身を生み出したと考えられます。分身が本体を抹消しようとするのは、死は本来逃れられないものだから。心臓を食うという分身の習性は、肉体への執着の表れであり、アイデンティティ移行の意味もあるかもしれません。さて、『分身』という人類の『進化』は、この先どこへ向かうのでしょうか。分身を自らの意思で産んだ村上、本体を愛おしみ心臓を食おうとせぬ分身・マイコ。2人のパイオニアの表情からは、明るい未来が読み取れます。しかし『分身』が『自然の摂理』に沿わぬ存在であることは変わりません。運転中のトラックドライバーが突如消えたように、分身も、分身を生んだ本体も、消え去るのが運命。村上とマイコに与えられた現世でのアディショナルタイムはいかほどなのでしょう。聞けば山口義高氏の初監督作品とのこと。短いイメージカットのモザイクを使って、作中でプチ予告編を敢行するなど意気込みが感じられます。また土屋太凰や岸谷五郎など、キャスティングにメジャー感はあるものの、作品の色合いは基本的にB級です(悪口ではありません)。おそらくアクションが売りの監督さんなのでしょう。三池監督のお弟子さんといわれて納得です。
目隠シストさん [インターネット(邦画)] 5点(2020-07-25 17:27:27)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 5.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
51100.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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