カモとねぎのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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カモとねぎ

[カモトネギ]
1968年上映時間:92分
平均点:5.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1968-03-16)
コメディ犯罪もの
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監督谷口千吉
キャスト森雅之(男優)石黒信吉
緑魔子(女優)麻美
高島忠夫(男優)丸木久平
砂塚秀夫(男優)森洋介
東野英治郎(男優)大井繁次郎
小沢昭一(男優)四方山六造
藤村有弘(男優)支配人
山岡久乃(女優)竹村とみ子
桜井浩子(女優)芳江
初音礼子(女優)老婆
脚本松木ひろし
田波靖男
音楽真鍋理一郎
撮影鈴木斌〔撮影〕
製作宝塚映画
配給東宝
美術松山崇
編集黒岩義民
照明西川鶴三
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1.《ネタバレ》 森雅之がボスで高島忠夫と砂塚秀夫が子分の詐欺師グループ、競艇場でスクリューを曲げるいかさまで大穴配当金300万円をせしめるのに成功するが、コケティッシュな娘・緑魔子に尾けられて持ち逃げされてしまう。キャバレーで働いていることを突き止めて拉致するけど、亭主の保釈金に300万使ってしまったので手元にないと言い訳、保釈金が戻ってくるまでという前提で彼女も仲間入りすることに。 というお話しなんだけど、この映画は森雅之の怪盗ルパンばりの変装芸を愉しむのが正解でしょう。最初は悪戯程度の詐欺からだんだんスケールが大きくなって最後は大企業から3,000万円を脅し盗るところまで行くけど、毎回毎回色んな変装で登場します。変装するのは彼だけじゃなく高島や砂塚もヘンな感じの化け方なのが面白い。森雅之は緑魔子と同じ屋根の下で寝起きする羽目になるけど誘惑には全く反応しないのに、ロングヘアーの女性にはパブロフの犬みたいに条件反射してしまうのがちょっとヘン、でもダンディーで軽妙な演技は名優の違う一面が観れた感じでお得です。でもこの四人の中でやっぱいちばん眼を引くのは、緑魔子でしょうね。彼女がこの当時の東宝作品に出るのは珍しく、東宝女優にはないエロチシズムを振りまいていましたし、彼女の変装もこの人の色んな魅力が観れて良かったと思います。詐欺専門のレンタル屋さんの小沢昭一やおばさんになりかけた頃合いの山岡久乃も面白かったかな。 まあ全体に他愛もないコメディなんですけども、クレイジーキャッツやドリフの映画を手掛けた松木ひろしらしい脚本でした。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-10-15 21:00:18)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 5.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
51100.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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