13.サッチャーを憎む貧困層とむしろ乾杯のときにサッチャーにまずささげてしまう裕福な移民層。その間に立つジョニー。美しく、危うく表現されていたと思います。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-02-17 16:44:51) |
12.1985年、不景気真っ只中の英国。くすんだ空、活気の無い街並み、素行の悪い若者に汚いコインランドリー。幅を利かすのは目端の利く移民のみ。なんにも良いことなさそうな人生にも、ほんの少しは希望の陽が差したり、人を信じたり愛したりのドラマは発生するのだね。ビターな現実話だけど、不思議と“まあいいか そんなに悪くはないよね”と思ってしまうのはD・デイ・ルイスの飄々とした雰囲気がそうさせるのかな。 【tottoko】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-01-11 23:42:53) |
11.《ネタバレ》 ○あまり見ることの少ないタイプの映画だった。○移民問題の映画かと思えば同性愛描かれており、凛とした主人公が印象的であった。○ブレイクしたころのダニエル・デイ・ルイスを見られるという意味では貴重な作品。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-03 20:58:17) |
10.《ネタバレ》 何かここで危機が起こりそうだというところで、みんなが飄々とやり過ごしてしまうところが、いかにもイギリス映画。ただし、デイ=ルイスが出てくると、どんな軽そうな登場人物でもえらく気品があって重々しく見えてしまって、何か作品の方向性が明確にとれないまま終わっているのだな・・・。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-11-18 02:14:06) |
9.《ネタバレ》 今見ても新しいタイプの映画だとおもう。最後の車をぶっ壊されるシーンなんかは爽快だった。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-11-08 06:53:57) |
8.移民「なのに」稼いでいる層を、イギリス人「なのに」貧困層である若者は嫌う… どこの国でも、国内の失業率が高まる(=不景気になる)と移民排斥主義が起こる理由がよくわかる。 移民は不利であるはずなのに、俺たちより稼いでいる、なにかズルをしているのではないか…こういった考えを利用して、ナチスのユダヤ人迫害が行われたのも有名な話。 移民の高所得者に貢いでもらうしかないイギリス人女性の生き方は、現実的であったと思う。 移民の成功・不成功はやってみないとわからないが、イギリス人は階級毎にどこまでゆけるのかがある程度決まっているのだな、と。本人の努力次第ではどうにもならない部分として。 20年近く前の映画なので、現状と違う部分もあるだろうが、どこの国でも見られる移民への偏見・軽視とイギリスの根強い階級社会を見る上では、今でも十分見るに堪える作品である。 |
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7.ダニエル・デイ=ルイス、ゲイ役やってます。あー、しかし彼は美しいなぁ。こんな男、私が男でも惚れるかも。おまけに男気もあるなんて。扱っているテーマ自体は割とシリアスなんだけれども、雰囲気は軽いし、結構笑えるシーンも多々。まあ、でも、やっぱり彼はマジメだよね。この役も、一見パンク野郎だけど根はマジメ。多分、彼自身もマジメ。こんな彼があのイザベル・アジャーニと付き合ってたなんて嘘みたい~、と友人と話していたんだが、友人は「彼が押し倒されたに違いない」と持論を展開し、私は妙に納得してしまった・・・。事実はどうだか全く知りません、もちろん。でも、きっと、そうなんだろうな、と本作のラブシーンを見て思っちゃった。なぜだかわかんないけど。そして、多分、あっさり彼女は彼から去って行ったに違いない。もちろん、勝手な想像。本題からまったく外れたレビューになってしまってすみません。まあ、そんなことが頭を巡りながら見た次第でした。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-07-26 22:25:33) |
6.なんとなくパッケージ見て借りてみたんですけど結構良かったです。移民問題にしてもイギリスも案外色々と問題があるんだなと思い親父(貧)と叔父(富)の対照的な二人の構成も楽しめました。けどまさかゲイの話になるとは全然思ってなかったので話が進んでいくにつれて「えっ!?」て感じなりましたね。私はゲイ映画ってそんなに嫌いではないんですがこの作品に関しては”心の準備”がまったくと言っていいほど出来てなかったので観たいと思われる方はとりあえずその辺の覚悟をしておいてください。 【tetsu78】さん 7点(2004-06-03 01:11:41) |
5.大学時代、LL教室にて字幕なしビデオで観ました。マイノリティが浮世で生きていくって結構大変だけど、愛があればなんとかやっていける…ってことなのかしらん。この作品の彩度が低い感じ、結構好きです。 【モー子】さん 6点(2004-02-29 21:33:45) |
4.不思議な映画でした。ダニエル・デイ・ルイスが少し強面のゲイ役なんてすごいなあと思いながら、いい味を出していてます。英国のもうひとつの面が見られて興味をそそりました。 【omut】さん 7点(2003-09-23 16:56:34) |
3.当時(たぶん、今も)の英国内事情を切実に描きながら、どこかポジティヴな前向きさを感じさせてくれるなかなかの逸品。ダニエル・デイ=ルイスのマッチョなパンク野郎ぶりと、コインランドリーとの奇妙なミスマッチぶりがいい味出してます。どんな世の中でも、どんなに八方ふさがりでも、ささやかな夢を持ちながら生きていこうよね。たとえ無慈悲に踏みにじられることがあろうとも、ご同輩。スティ-ブン・フリア-ズ監督も、この小品が最も良いのではないかな。 【やましんの巻】さん 8点(2003-06-06 12:31:14) |
2.ダニエルディルイスの凄さを知る上で欠かせない1本。「眺めのいい部屋」のシシル役と同時期に、体力自慢のチンピラをするなんて、神業としか思えない! 主人公(男)相手のラブシーンでは、あまりに愛が溢れているので、正直嫉妬してしまったほど。後の「ボクサー」の時も、抑えた演技の中にものすごい愛情を感じたし.....。この人は、愛を表現するのが本当に上手い。差し出した指先とか、ふとした時の視線とか、演技以前の問題かも。とにかく役者の鑑です。「ギャング....」みたいなのはもういいから、もうちょっと痛くないの出て~~~! 【showrio】さん 7点(2003-04-14 00:52:50) |
1.英国におけるパキスタン移民問題&ゲイ。しかも主演がダニエル・デイ=ルイスと聞いて、社会派の映画を想像して見たのですが、あっけらかんとした、可愛らしい映画でした。お宝的名場面や、ぐっとくる台詞が幾つかあって、楽しめます。画像が暗めなのが少し見にくかったです。 【ともとも】さん 7点(2003-04-10 16:31:39) |