帰らざる日々のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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帰らざる日々

[カエラザルヒビ]
1978年上映時間:99分
平均点:6.88 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
ドラマ青春もの小説の映画化
新規登録(2004-02-19)【東京50km圏道路地図】さん
タイトル情報更新(2023-01-25)【イニシャルK】さん
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監督藤田敏八
キャスト永島敏行(男優)野崎辰夫
江藤潤(男優)黒岩隆三
竹田かほり(女優)平井由美
浅野真弓(女優)竹村真紀子
朝丘雪路(女優)野崎加代
根岸季衣(女優)西蛍子
丹波義隆(男優)田岡
中尾彬(男優)中村志郎
草薙幸二郎(男優)野崎文雄
吉行和子(女優)平井ふさ
成瀬正(男優)志賀
小松方正(男優)杉本双一郎
中村敦夫(男優)戸川佐吉
矢野宣(男優)高校教師
木島一郎(男優)
出演高倉健花田秀次郎(劇中映画「昭和残侠伝 吼えろ唐獅子」より)
池部良風間重吉(劇中映画「昭和残侠伝 吼えろ唐獅子」より)
原作中岡京平「夏の栄光」
脚本藤田敏八
中岡京平
音楽谷村新司(アリス)
堀内孝雄(アリス)
石川鷹彦
作詞谷村新司「帰らざる日々」
作曲谷村新司「帰らざる日々」
主題歌谷村新司アリス「帰らざる日々」
堀内孝雄アリス「帰らざる日々」
撮影前田米造
配給日活
編集井上治
録音橋本文雄
その他IMAGICA(現像) 旧社名:東洋現像所
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8.《ネタバレ》 70年代青春映画を代表する永島敏行、江藤潤がぶつかり合いながら親友となる関係を好演。
硬派で不器用なな永島、ヤンチャで粗暴だけど夢を目指す江藤がいい味を出している。
終盤、江藤が事故に遭い、競輪選手になる夢が絶たれるシーンはあまりにも痛々しい。
永島のマラソンシーンで終わるラストも良い。
とれびやんさん [インターネット(邦画)] 7点(2022-05-08 19:33:21)
7.《ネタバレ》  アリスのベストアルバムで何度も耳にした「帰らざる日々」が、主題歌として流れるだけでも嬉しくなってしまうのですが、映画自体も中々好みの味わいでしたね。

 高校生活が、退屈で仕方ない主人公。
 そんな彼の片想いの対象である、年上の美人ウェイトレス。
 中学の頃の同級生で、初体験の相手となる少女。
 何故か自分を気に入って、妙に懐いてくる不良の男子生徒。
 ……といった具合に、登場人物達が、現代の青春映画、小説、漫画などにも転用出来そうな普遍性を備えている事に、まず驚かされました。

 主演の永島敏行に関しては、正直、ちょっと棒読みなんじゃないかとも思えたりして、そこは残念。
 けれど、気だるげで白けたような態度、それとは対照的に情熱を秘めた眼差しなど、その独特の魅力も、確かに感じ取る事が出来たと思います。
 彼をはじめ、高校生を演じるには全体的に老け過ぎな俳優陣にも思えたのですが、これに関しては、青春映画のお約束なのだから、ツッコむ方が野暮というものでしょうか。

 序盤にて、級長が不良生徒に殴り掛かる展開に「何で?」と戸惑った事を筆頭として、当初は面白みを感じられなかったりした本作。
 ですが、主人公達が首吊り死体を見つけ、残された金を盗み取るシーン辺りから、少しずつ良くなっていった……という印象ですね。
 ちょっと主人公に都合の良い展開が多いような気もしますが、これくらいなら、何とか許容範囲内。

 終盤、すっかり親友となった不良生徒の隆三が、主人公を庇い、事故で脚を潰してしまうシーンなどは、かなり衝撃的でしたね。
 上述の窃盗に、飲酒などを含め「悪い事をしたら罰が当たる」という道徳的なテーマも窺わせる一方で、彼が友を庇う「善行」の結果として、不幸に見舞われてしまったのだという事が、何ともやるせなかったです。

 二人が仲良くなったキッカケが、マラソンであった事。
 競輪選手になる夢を隆三が語っていた事なども、上手く布石として活用している形なのですよね。
 友情と希望の象徴であったはずの親友の「脚」が失われると同時に、過去を回想するパートが終わるという構成も、鮮やか過ぎて、意地悪に思えてしまうくらいに上手い。

 あまりにも残酷な、青春の終わり。
 そして現代で再び見舞われる「交通事故」「死別」という悲劇によって、二人の友情にも終わりが告げられる……と思いきや、それを主人公が否定する結末にしてくれた事は、嬉しかったですね。

 過ぎ去りし日々、帰らざる日々の中で、二人で一緒に走った、あの道を、今度は一人で走り抜いてみせる。
 それは友情が失われていないという証、今後も決して青春の日々を忘れる事などは無いという証明にも繋がっており、実に切ない余韻を与えてくれました。
ゆきさん [DVD(邦画)] 6点(2016-08-01 13:29:34)
6. 今という時代を生きていて本当に幸せだと思うのは、こと映画に関する限りはほとんどのものが見たいと思えばそれほど苦労せずに見えること。
例えばこの「帰らざる日々」にしてもふとここのレビューに名前が挙がってるのを見てとても懐かしく感じて、レンタルDVDの画面をクリックすれば、もう翌々日には手元に。
 ところが反面、非常に残念なのが一定以上昔のテレビドラマ!これはそもそも製作者に「残す」という気持ちが無かったのだから、どんなにあがいても見ることは絶対不可能。ああ、浅野真弓 NHK少年ドラマシリーズ 時をかける少女 芳山和子!
自分が幼い頃憧れてたお姉さんに何十年かぶりに再会できてすっごく幸せな午後でした。
まあ、映画の内容そのものは、ああそういえば、なんかみんながみんな性的欲求でぎらぎらしててそれを扱えば、芸術的になるみたいな時代もあったねというくらいの感慨かな。
 むしろ、映画の内容よりも本当に一年ぐらいの短い時期なんだけど、サードとかこれとかみたいな映画を何本も何本も名画座で見てた頃の自分が懐かしい。
rhforeverさん [DVD(邦画)] 6点(2015-07-30 17:00:58)(良:1票)
5.「帰らざる日々」というタイトル名が良いし「Bye Bye Bye ・・・」と繰り返される主題歌もとても印象的、青春映画の中でも名作に近い。高校生にしては老けすぎに見えたが、6年後の今と回想シーンだから仕方ないか。
ESPERANZAさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-07-21 14:53:01)
4.何とも田舎の学生の持っている雰囲気が良い感じで描かれている。年上の女性に憧れる気持ちと昔の同級生の女の子に抱く恋心、その両方で揺れながら、不良少年にどういう訳か好かれるというこれまた永島敏行というこの俳優の持っているものの魅力がこの映画を支えているような気がするぐらいはまり役である。回想シーンの使い方も持っていき方も上手い反面、ちょっとしつこく感じられる気もしなくはないが、青春は年齢と共に過ぎ去っていくという苦さを上手く描いた映画になっている。それにしても永島敏行って他の映画でも走るシーンが多かったけど、そういう昔のいかにも昭和の時代に存在した学生が似合う。
青観さん [DVD(邦画)] 7点(2009-10-31 10:51:27)
3.《ネタバレ》 終盤の入口くらいまで、描写に工夫のないありがち青春ものと思いながら見ていたのです。ところが、すべてを裏返す最後の現代パートが秀逸で、主人公がそもそも帰省することになった裏事情のオチを含め、一気に全体をもう戻らないセピア色の過去に封じ込めています。特に、根岸季衣の「何でこんなところ走るのよお」の一言とともに、あのときの道を走り続ける主人公にクレジットがかぶさってくるエンディングが実に格好良い。こんな締め方は反則です。
Oliasさん [DVD(邦画)] 7点(2009-07-10 04:44:48)
2.この映画って確かクライマックスが高校のマラソン大会じゃなかったですか?永島敏行と江藤潤の二人が、山道を汗ダラッダラ流しながら追いつぬかれつ競ってたような記憶が。「サード」と同じく永島敏行の骨太土臭さ的魅力が全開。今の日本じゃもはや見かけなくなった、いや存在はしているけど映画の主役には決してなれない田舎の高校生の物語。地方でもこういう顔の高校生ってもういないような気がするなあ。タイトルは好きだけど、80年代に青春もどきを過ごした世代にとっては、ちょっと重すぎて気恥ずかしい描写とかがあるのが難。
放浪紳士チャーリーさん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-08-20 15:53:50)
1.中学時代にTV放映で観ました。私にとっての青春映画デビュー作品。今見ても心に突き刺さるものがあります。
東京50km圏道路地図さん 8点(2004-02-19 05:21:43)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.88点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6225.00%
7562.50%
8112.50%
900.00%
1000.00%

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