1. 今宵、フィッツジェラルド劇場で
《ネタバレ》 アルトマンの遺作と言うことを思いながら見ていたせいか優しく淋しい気持ちになりました。長年、人々を楽しませてきた劇場のラストステージに集う面々。ジョークに思い出話を交えながら淡々とエンディングまで進んでいきます。劇場の終わりと人生の終わりを重ねて、たとえひとつの劇場が無くなっても、ひとりの人生が終わっても、時代は流れていくんだという諦めにも似た不思議な安らぎを感じました。「ナッシュビル」の場合は大団円でフェードアウトだったのですが、こちらは劇場の終わったあとのメンバーの話で終わります。哀惜の思いで+1を加えました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-07-25 00:44:22) |
2. コンフィデンス
テンポが良かったので面白く見られました。ポール・ジアマッティの飄々とした不機嫌顔が良かったです。だましのストーリーは「スティング」ほどの爽快感もなく、「ユージュアル・サスペクツ」ほどの意外性もなかったので印象は薄いです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-06-13 12:14:41) |
3. 恋は青空の下
《ネタバレ》 アメリカの好きな古き良き時代の映画です。富豪の恋人の父親の会社で仕事をしている主人公は仕事に魅力を感じられず競走馬を育てています。自分の生き方を通すために恋人と離れ、話のわかる恋人の妹たちに助けられながら、競馬で優勝をすることができて、恋人の妹と結ばれます。最後は仕事を辞めて自分の新しい人生を進みます。恋人の父親も最後は主人公の生きたか賛同して・・・。主要な登場人物はみんないい人で、一方向にしか物事を見ていないのが気になる映画でした。こういうめでたしめでたしは余り好きじゃないです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-12-02 06:51:54) |
4. 恋人までの距離(ディスタンス)
おしゃれな映画です。イーサン・ホークのこの手の映画は、キアヌの恋愛映画同様に苦手かもしれない。ロマンティックなシチュエーション、ひとときの逢瀬、むかしから手を変え品を変えて作られていますが、セリフがいまひとつでした。俳優のせいもあるかもしれないけど、キャスティングが変わったとしてもせいぜい6点くらいかな。 [映画館(字幕)] 4点(2006-10-05 06:55:15) |
5. ゴスフォード・パーク
《ネタバレ》 個人的にアルトマンの映画はの醍醐味は「ナッシュビル」や「マッシュ」のように、ラストの大円団に向かうまでの雑多な高揚感か、「ショートカット」のような、それぞれの人間がそれぞれに動いて生きて、結局何も変わらないんだという不思議に醒めた安堵感です。この映画は、どちらも感じられず今ひとつでした。あと、キャラクターにあまり魅力的な人物が少ない感じもしました。マギー・スミスは良かったです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-08-27 03:33:30) |
6. コーヒー&シガレッツ
ショートショートストーリーの連続。見続けているうちに口の端をまげてニヤリとしてしまいました。留守録していたので途中で止めて珈琲をいれて飲みながら見ていました。映画そのものに入り込む訳でないけれど、こういう映画をのんびりと見ている時間が好きです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-09 08:41:29) |
7. GOAL! ゴール!
《ネタバレ》 王道を行くサクセストーリーですが、きちんと障害もあり、挫折もあり面白かったです。ラストは予想通りで納得です。サッカーシーンも楽しく。脇役のおばあさんやスカウトの人などもいきいきと描かれています。 [試写会(字幕)] 6点(2006-04-26 00:00:13) |
8. 殺したいほどアイ・ラブ・ユー
気楽に楽しい映画。ケヴィン・クラインとトレーシー・ウルマンのコンビはさすがです。キアヌ・リーブスの汚れ役。真摯な感じで好きな俳優なのですがやっぱり演技が薄くて下手だなあと思ってしまいました。残念。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-03-04 02:42:18) |
9. ゴシカ
《ネタバレ》 オスカー女優がなぜ、この映画に出たんだろうという意見をどこかで読んで、見てみたいなあと思いましたが、納得しました。緊張感のない映像と、ご都合過ぎるストーリー、そんなに力がある幽霊なら、わざわざこんなまだらっこいことしなくてもいいのにと思ってしまいました。ハル・ベリーだけじゃなくてペネロペ・クロスもなんでこの映画に出たのだろう? [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-07-25 13:44:07) |
10. コールド マウンテン
美しい風景、過ぎていく時間ミンゲラらしい映画だと思いました。ニコール・キッドマンが降る雪を見上げるシーンがきれいです。内容なんですが古典的な一目惚れの映画です。主人公ふたりは一般的に美男美女なので、ほんの短い逢瀬でここまで思い詰めるのも納得で説明もいらないでしょう。もし一目惚れした相手が一般的に美男美女じゃなかったら、説明をきちんとしないと、何故こんな相手を思い続けるのだろうと疑問に思ってしまい、ここまで話を引っ張れないと思います。話はずれますが、変な顔の人に一目惚れしやすい自分は、どうしてあんな相手好きなのと毎回友人に不思議がられ、何故その人が気になるのかを説明するだけでも膨大な時間がかかってしまいます。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-06-21 11:06:56) |
11. コラテラル
最初の名刺のシーンでストーリーが見えてしまった。トム・クルーズは損な俳優だなと見ながら思った。ということは映画にはいりこめなかったということ。トムが起死回生の演技を見せることが出来るのは、こういう悪役ではなく「フィラデルフィア」のトム・ハンクスとか「プリシラ」のドラッグクイーンのような役だと思うんだが。 5点(2004-11-03 05:53:48) |
12. ゴッドファーザー PART Ⅲ
前2作に比べて、多少トーンが変わった気がします。面白さはあまり変わらなかったけど、なんとなく緊迫感も薄くなった感じが否めません。 6点(2003-09-10 03:36:14) |
13. ゴッドファーザー PART Ⅱ
1の続きだと思ってみたら、遡っていたので新鮮でした。面白かったけど、やはり好きなタイプの映画ではなかったです。 7点(2003-09-10 03:31:26) |
14. ゴッドファーザー
冷酷なイメージのマフィアも人間なんだなあとしみじみ思いました。ただ人を殺す映画を殺す側から見るというのは、興味深くはあっても、あまり好きではないです。この映画に関してはニーノ・ロータの音楽も彼の中では自分的にはイマイチです。 7点(2003-09-10 03:27:52) |
15. 恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
ストーリーも音楽もしゃれていて素敵です。この映画で「Feeling」は向こうではダサい曲ってイメージなんだなあと知りました。 6点(2003-08-04 07:08:47) |
16. コレクター(1965)
昔テレビで見て、次の日に同級生たちが怖い怖いと言っていたのですが、自分としては面白かったなあと思ったけど、みんなが言うほど怖いかなあと思ったのを覚えています。 5点(2003-08-04 06:10:34) |
17. 殺したい女
ダニー・デビートとベット・ミドラーの共演で面白くない訳がないです。ベット・ミドラー 最高です。 7点(2003-08-04 03:32:42) |
18. 恋におちて
じれったいくらいの不倫映画です。演技派のデ・ニーロとメリル・ストリープなので、やりすぎになるかな、なんて思っていたけど、そんなことを忘れてしまうくらいに話にのめり込みました。不倫を応援したくなるような映画は滅多にないです。当時は興味がなかったけど、その後大ファンになったハーベイ・カイテルやダイアン・ウィーストが出ているので、また見てみようと思っています。 7点(2003-08-04 03:30:02) |
19. コンドル(1975)
CIAって1日中雑誌読んでいられるのかと最初思ってうらまやしかったです。現代物のレッドフォードはいつもレッドフォードで、なんだかな~。フェイ・ダナウェイはどこか不思議な女優ですね。 5点(2003-07-08 13:48:21) |
20. 地上より永遠に(1953)
映画自体は面白かったけど、それだけかなと。それよりもバート・ランカスター、モンゴメリー・クリフト、フランク・シナトラなんてスキャンダラスで豪華なセッティングだなとため息です。 5点(2003-07-08 13:38:07) |