1. ゴジラvsコング
《ネタバレ》 映像はなにもかもすさまじいです。音響も。 これシンウルトラマンだいじょうぶ?って思った。100年くらい遅れてる。 こんなの見せつけられたらあんなしょぼい予告恥ずかしくなっちゃうんじゃないの? 人間ドラマが弱いって言ってる人いましたが、こんなもんに私は感動ポルノを求めてません。 コングとゴジラどっちが強いか!!とかいうアオリでしたが 蓋を開けてみるとその倍のレベルの超強大なラスボスがいたというワクワク内容。 「アレ」がなきゃ2匹ともかんたんに負けてたと思います。 小栗旬の扱いがひどいとかいう声もありましたが、あれはあれでいいです。強烈な印象。 ただし、早く殺しすぎ。シンクロしたまま精神を乗っ取られ、血反吐吐いて悶絶しながら絶命してほしかった。 それにしてもほんとガメラ好きですねえ。 こうなったら日本じゃ実現できなかったゴジラVSガメラやってほしい。 伊福部音楽が出てこなかったのでマイナス1です [映画館(字幕)] 9点(2021-07-26 22:38:43) |
2. ゴーン・ガール
《ネタバレ》 話はものすごくおもしろい。 三浦事件、松本サリン事件、いや、STAP細胞事件まで想起してしまった。 証拠は全て、容疑者(?)が犯人ということを示している。 マスコミも評論家も世間も全員、ああ、こいつが犯人ですわと決めつける。 しかし。。。という映画。 欠点もある。フィンチャーも老成してしまったのかイマイチ演出に躍動感、 ダイナミズム、メリハリがない。 だいたいどの監督も年をとると、青臭さ、あざとさを排除してしまい、 じみ〜な演出になる傾向がある。枯渇したんじゃない、「若さ」「暴走」を嫌うのである。 もっと見栄を切った派手な演出のほうがこの作品にあってたのではないのか。 かなり惜しい作品。 [映画館(字幕)] 7点(2014-12-31 20:09:34) |
3. GODZILLA ゴジラ(2014)
《ネタバレ》 なかなかの問題作でした。 私は怪獣ムートーに感情移入してしまった。 自然のバランスを守るなどという大義名分で、ムートーの子供たちを虐殺するシーン。 何様なんだろう、人間は。人間=自然なのか。 虐殺された子供を見て悲痛な叫びをあげる怪獣。 ゴジラのメタボ的造形はどうかと思ったが、動くとなかなかいい。 岩が動いてるかのよう。巨大さもいい。 日本のゴジラは最初、キグルミ感~平成になってフィギュア感が出て嫌だったが、 これはきちんと生物感がある。素晴らしい。 正攻法の凶暴さも出てる。凶暴さを出すために白目にしましたなどという安易な子供だましじゃない。 背びれが徐々に光ってエネルギーを吐くときのかっこよさ! これも日本の平成ゴジラのようにサービス過剰、垂れ流したりしない。 ここぞというときに使う。そのかっこよさにトリハダがたった。 日本のスタッフはよく予算を口にする。ハリウッドは予算があるからねえなどと。 そんなもんは負け惜しみだ。仮にハリウッドに匹敵する予算をもらっても 日本映画人の映像感覚じゃこの迫力ある映像は無理だ。 ただ、多くの人が指摘してるのだが、怪獣たちは、いわば全編チラ見せ、寸止め攻撃なのだ。 ほんとにいいところで、やっと全部露出するという憎い演出。 日本ゴジラのモロ出しショーに慣れた人たちは欲求不満が爆発するだろう。 私は大いに気に入った。 モロ出しゴジラに飽々してたので。 次回は是非キングギドラをだしてほしい。 この技術でキングギドラを見ることができたなら!!! [映画館(字幕)] 8点(2014-07-26 19:52:40)(良:1票) |
4. ゴースト/ニューヨークの幻
《ネタバレ》 うわ。平均点低すぎ。ん。。いくら人それぞれといっても、私にはこれこそ怪奇です。泣ける笑える、ハラハラドキドキ。映画のエッセンスが全てつまっています。 アンチェインドメロディが流れるシーンは屈指の名シーンだと思います。そしてこの映画、とっても愛する人に「触れたく」なります。ああ・・また見たくなってきた。 [ビデオ(字幕)] 10点(2008-10-28 14:52:28) |
5. ゴジラ FINAL WARS
ゴジラ映画は最初あくまで大人向けから始まった。しかし、子供が飛びついた。映画会社は子供向きに作れと命令する。ところがそれは「子供だまし」だった。子供の目は結構すごい。次第に子供は子供だましにはだまされなくなる。映画会社は反省。もう一度原点にかえって、大人の鑑賞に耐えられる本格的なものをと再スタート。ところがだんだんまた子供向き・・いや、子供だましになっていく。その繰り返しだ。全く反省が無い。 ゴジラファイナルウォーズを見て、泪が出そうになった。最後のゴジラは・・ 商売本位とか、ゴジラを愛してない独創性皆無の才能のないものが、こんなもんだろ、 おもしろいだろ、ノリノリだろと悪ふざけ気分でつくった、ボロボロの残がいがあるだけだった。もしスタッフが見ていたら、この点数は冗談だと思わないで欲しい。 本気で0をつけました。ファイナルという言葉通通り、 未来永劫もう二度とゴジラ映画は作らないで欲しい。 もしどうしても怪獣映画が作りたかったら、ゴジラを離れるべきだ。 あなた達にゴジラというスターに寄り掛からない、脚本、演出、SFXができますか? [DVD(字幕)] 0点(2006-01-01 00:38:50)(良:11票) |
6. ゴシカ
《ネタバレ》 う~~ん。話としては非常に面白いと思いました。 ただ演出がいけない。「おお、なるほど~」じゃ、だめで、 うわ!そういうことだったのか!と、もっともっと震えるような 緊迫感のある演出にできたのではないでしょうか。 かなり消化不良。犯人の異常性・ワルぶりも中途半端。もっともっと すごい変態ならば~例えば羊達の沈黙のように~ もっと衝撃だったでしょう。 主人公と犯人の最後の戦いもあっけなさ過ぎる。 ガス漏れをクローズアップしすぎたため、ああ。たぶんこれで 爆発して・・というふうに読めてしまう。 5点(2004-03-04 23:49:53) |
7. GODZILLA ゴジラ(1998)
監督はどうやら、ジュラシックパーク&エイリアンを 作りたかったようだ。いいところはゴジラが登場するまでかな。 オープンングもかっこいい。 しかし、くだらんギャグはいらない。 デザインはもっとなんとかならなかったんだろうか。 日本のゴジラデザインと全く同じくする必要はないが、 デザイナーはよほどジュラシックがお好きなようだ。ゴジラより 好きなんじゃないだろうか。脚本もよくない。 しかし、じゃあ、最近の日本のゴジラは素晴らしいかといえば これまた最低。メカゴジラなどエヴァンゲリオンになってしまった。日本の監督の方はよほどエヴァがお好きなようだ。 今度はエヴァ好きでも、ジュラシック好きでもない 本当のゴジラファンの監督に、ハリウッドの技術で作ってもらいたいと思ってます。とにかく、誰か死ぬまでにこりゃすんげ~!というゴジラ映画見せてよ。 3点(2004-03-02 10:25:53) |