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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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21.  始皇帝暗殺
やはり製作に日本が絡んでしまった為か、陳凱歌を監督に据えてみても、邦画大作的な中途半端さが見え隠れしてしまう仕上がり。最大の失敗は、主人公が趙姫に見えてしまう脚本だと思う。意図としては三者三様の視点から物語を組み立てたかったのだとは思いますが、彼女は歴史の証人として狂言回しに徹し、秦王と荊軻、そして如何に二人の男が合いまみえることになるのかに物語をフォーカスすれば、ずっと面白い映画になった筈。入魂のオープンセットが、後に「HERO」で日の目を見ることになったと思えば、これも無駄ではなかったということでしょうか…、4点献上。
4点(2005-03-16 00:05:31)
22.  シャーク・テイル
全く新味の無い能天気な往年のハリウッド映画を、ヒップ・ホップ主体の音楽と最新CGで今風にしただけの古風なアニメーション映画。ピクサーと違ってドリームワークスのアニメは出来不出来にバラつきがある様に見受けられますが、本作は明らかに後者だと思う。とにかくテーマやモチーフが古過ぎる。貧民街から見上げる高層マンションのペントハウスなんて、一体いつの時代のイメージなんだ? 本国でもこーゆー単純なアメリカン・ドリームに今更憧れてる人も少ないでしょう。また、「アンツ」に引き続いてキャラクターも、声優に似せることに熱心でちっとも可愛くない。ロバート・デ・ニーロそっくりなドン・リノの「演技」が私には面白くても、それを理解できる子供がいるとも思えない。従って子供も楽しめないでしょう、5点献上。
5点(2005-03-04 00:18:26)(良:1票)
23.  ジャッカス・ザ・ムービー 日本特別版
日本なら電撃ネットワークがやりそうな芸(?)を、アメリカの馬鹿なにいちゃん達が実行する、MTVの人気お下劣リアリティ番組の映画版。トイレのショー・ルームで他の客の前で展示品にウ○コしちゃう(もちろん店にもアポなしのゲリラ撮影)とか、雪に自分の小○をかけて食べちゃうとかゆー馬鹿なことが、脈絡も無く延々と続くだけ。しかししかし、所々は腹が捩れるほど笑ってしまった。一番笑ったのは、一人のチ○ポに紐で繋がったロケット花火を、もう一人の尻の○に挿して点火・発射するスタント(?)。ホント馬鹿過ぎる…。これは、間違っても女性にはお薦めしません、3点献上。
3点(2004-10-17 20:41:38)
24.  ジャンヌ・ダルク(1999)
これ、リュック・ベッソンの最高傑作じゃないですか(気軽にテレビで観たからそう思うのかな?)。私とはどうにも肌の合わなかったベッソンの馬鹿っぽさが、本作では超エキセントリックな主人公・ジャンヌに集約され、彼のセンスが破綻することなく発揮されていると思います(効果としては押井守の「うる星やつら2/ビューティフル・ドリーマー」に近いかも)。聖処女と言うよりも狂女といった感じのミラ・ジョヴォヴィッチの容姿と演技も良かった。特にジャンヌが最初に出撃するシーンでは、背筋がゾクゾクしてしまいました。残念なのは、アメリカのレイティングを余り気にしてないくせにハリウッド・スターを使った英語劇にしてしまう等、中途半端に世界市場を意識した企画の方向性。ベッソンはもっと突っ走った方がいいヨ、7点献上。
7点(2004-10-13 23:16:20)
25.  白いカラス
現代風の悲惨なエピソードを色々詰め込んで人生の悲哀を描こうとしたものの(しかし、人種転換以外は珍しくもないエピソードばかり)、それらが相乗効果を生み出さずに中和し合って、全く印象に残らない散漫な映画になってしまったという感じ。これは脚本の未整理が決定的な敗因です。どれかのエピソードをばっさりと切り落とし、視点をゲイリー・シニーズ演じる作家に固定し、運命の皮肉に翻弄されるアンソニー・ホプキンスのアイデンティティを巡る物語に特化すべきだった。悪戯に豪華キャストを配置してしまった為、後からエピソードやキャラクターをいじれなかったことも、自らの首を絞める一因となってしまったのでしょう。そういうことで、「白いカラス」と聞けば、ついハカイダーの愛車を連想してしまう私ですが、3点献上。
3点(2004-10-05 00:18:33)(良:1票)
26.  シーズ・ソー・ラヴリー
ありそうで無かったタイプの大人のラヴ・ストーリー。何が衝撃的って、男が初対面の自分の子供に向かって「お前はいらない。俺が欲しいのは彼女だけだ」とはっきり言う所。誰が定めたかも判らない、所謂モラルをここまで明快に否定した映画は他に無いでしょう。存在すら知らなかった自分の子供が突然目の前に現れた時、普通の映画では、まるで宇宙の定理の様に一瞬にして母・父性愛に目覚めてしまう。でも、果たしてそうか? 何かで親や子供には時間をかけて「なる」ものだと読んだことがありますが、そっちの方が正しいでしょう。子供の存在を知らなかった男は、もちろん親になってなかった訳ですけど、女の方も親にはなってなかったのです。愛し合う男女の話として、これは非常に正しい結論だと思いました、6点献上。
6点(2004-09-12 00:06:06)
27.  CQ
はっきり言って、やってることがものスゴ~く古臭い。新しけりゃ良いってもんでもないですけど、こーゆー映画に新しさが無かったら、他に何が残るんでしょう。渋谷系映画としての存在意義もあるかもしれませんが、そんなジャンル(があるのか?)はニューヨークとロンドンと東京の極一部にしか需要がない上に直ぐに消費されて、あっと言う間に忘却の彼方です。それにしても、ゾエトロープ・スタジオは馬鹿息子と自意識過剰娘にいいように使われて、このままでいいと思ってるんでしょうかね? ひたすら第二の倒産に突き進んでる様に見えてならないんですけど…(心配)、3点献上。
3点(2004-09-03 00:04:42)
28.  将軍の娘/エリザベス・キャンベル
確かにオープニングのアクションはいらない。あんな中途半端なアクション・シーンを見せるよりも、いきなり猟奇的全裸死体を見せてしまった方が映画的掴みは遥かに大きかった筈。また、例えば現場に車が3回来た等の証言(伏線)をしっかり描いていないから、ミステリーとしての面白さも激減してる。エリザベスのSM趣味等も、本来は観客をミスリードする為の設定なのに、ただ見せただけで終わってしまってる。ま、サイモン・ウェストには作家的才能も職人的技術も無いので端から期待してはいませんが、これはそもそも脚本が良くないと思う。と、文句ばかり並べ立てましたけど、何故か私は最後まで飽きずに観ることができました。それは、皆さんが書かれている「宣伝文句」を全く知らなかったからかもしれません、5点献上。
5点(2004-09-03 00:03:56)
29.  情婦
(ちょい長めで失礼) この大絶賛に負けて今更ながら観てみれば、確かにとても面白い映画でしたし、飄々としたロバーツ卿にワイルダーらしい味があって、どんでん返しの更に後まで気持ち良かったです(「情婦」って邦題はある意味ネタバレですよね)。そしてディートリッヒのドスの利いた美しさも抜群でした。でも個人的には大絶賛とまではいきません。それは本作の所為ではなく偏に自身の所為だと思いますが、唯一本作に責任があるとすれば、それは本作からは余り普遍性が感じられなかったという点でしょうか(それは「古い」ってこととは違います)。自身の好みは別として、「ローマの休日」や「サンセット大通り」「第三の男」等からは他者が並び立たない普遍性が感じられますが、本作は基本的に「セブン」や「シックス・センス」等と同じノリでしょう。それらの映画にはそれなりに否定意見もあるのに、なぜ本作だけはこうまで賞賛意見しかないのか? これは【うさぎ】さん同様、私にも大いなる疑問です、7点献上。
7点(2004-08-19 19:37:49)
30.  シュレック2
前作は普遍的なテーマをパロディにしており、尚且つ物語の背景にも猛毒を振り撒いた傑作でしたけど、今作は単なる表層的なパロディ映画にしか見えなかった。特に本作のテーマである筈の、フィオナの両親とシュレックの関係が全然パロディになってない。これじゃ他の映画や現実と全く同じです。本来ならこの部分を笑い飛ばすべきなのに、物語は全くお行儀良く進んでしまいます。ま、楽しい映画には違いないし、特にレッド・カーペットのシーンのジョーン・リバーズ本人の登場は大いに受けましたけど、ただそれだけ。今更ハリウッドをパロっても毒が薄まるだけです、6点献上。
6点(2004-08-07 00:45:30)
31.  ジャスティス(2002・ブルース・ウィリス主演)
戦争映画なのか人種問題映画なのか、アクション映画なのか法廷ミステリー映画なのか…。序盤の捕虜輸送のスペクタクル・シーンから後半の質素な裁判シーンまで、色々な要素が絡み合ってお得と言えばお得だし、中途半端と言えば中途半端。しかし陳腐ではありますが、ここで描かれるのは個人にとって何が大義なのかを問う、人間の尊厳についての物語です。コリン・ファレルの一人称の視点によって進むストーリーと、戦争を背景としてだけ捉え、物語から対敵国が排除されていたことによって、個人的には意外に楽しめました。ま、意外にですけど…。という訳で、6点献上。
6点(2004-06-03 15:02:19)
32.  13F 《ネタバレ》 
雰囲気作りでは「ガタカ」はもちろんのこと、(好みで言えば)「ダークシティ」にも遠く及ばないと思う。それに、私は直ぐに主人公自身がバーチャル人格であると看破してしまった上、生身の肉体への人格憑依も読めてしまったので驚きも無い(ま、両方ともSFでは使い古された題材ですけど…)。話がバーチャル空間内だけに限定され、ほとんど現実との接点の無いまま進んでいくので、哲学的命題や純粋プログラムの苦悩に迫らずに終わってしまうのも中途半端な印象。どうせ地味に作ってあるんだから、もっと内向的映画にすれば面白かったと思います、5点献上。
5点(2004-01-09 14:56:51)
33.  地獄のデビル・トラック
≪地獄の地獄シリーズ第三弾≫ ホラー小説というジャンルに食指が動かない為、スティーブン・キングはこれまで一冊たりとも読んだ事がありません。そして映画化作も、そのほとんどが駄作であるという先入観の元、意図的に観ない様にしています。私の様にキングをほとんど知らない人間がキング原作・脚本・監督の本作を観てしまうと、キング本人のみならず、そのファンさえも軽蔑の対象となってしまうのではないかと心配してしまいます…。その位の出来です。笑いにも馬鹿映画にも昇華されず、トラックの顔が唯々寒いだけの情けない映画です。to be continued、2点献上。
2点(2004-01-04 12:23:07)
34.  地獄のモーテル
≪地獄の地獄シリーズ第二弾≫ 【カズゥー柔術 (青帯)】さんの指摘する様に、本作は当初製作者が想定した着地点を遥かに越える所へと着地してしまったであろう、シュールな馬鹿ホラーとなってます。殺人兄妹も馬鹿ならヒロインも馬鹿、最終的にヒーローになる警官も馬鹿。声帯を切り取られた人の蛙の様な声も、恐怖ではなく間抜けさを演出するだけ(農場を抜け出した後の演出もほとんどゾンビ。それに、収穫する時に使用するあのトンボ採り機みたいな機械は何だ?)。とにかく、想像を絶する演出のオン・パレードには誰もが満足されるでしょう。to be continued、6点献上。
6点(2004-01-04 12:22:42)
35.  地獄へつゞく部屋
≪地獄の地獄シリーズ第一弾≫ 言わずと知れた(って、知られてない?)「TATARI」のオリジナル。ギミックの帝王・ウィリアム・キャッスル作品だけに本来ならば当時、お化け屋敷風の仕掛けのされた映画館で鑑賞してこそ正しい評価を下せるのだとは思いますが、今となってはそれも叶わないのでブラウン管で観た印象だけで評価させて貰うと、はっきり言って凄くつまらない映画です。正にショボいお化け屋敷をそのまま映像で見せられた感じ。ラストのオチなんか余りのショボさにびっくり。本当に当時の観客は、これで楽しむことが出来たんでしょうか? to be continued、3点献上。
3点(2004-01-04 12:22:10)
36.  シービスケット
大恐慌時代、深く傷ついた三人の男達が一頭の競走馬と共に再生を果たすまでを描いた実話の映画化。感動的なストーリーらしいのですが、私は映画自体には非常に不満を持ちました。前半は三人の主人公を等しく描き、且つ背景をナレーションで説明する構成になってるのに、最後はジョッキーの一人称視点で心情が語られて映画が終わるので、鑑賞直後の印象は凄くちぐはぐなものでした。競馬シーン自体ももう少し迫力ある演出をして欲しかったと思います。本作で特筆すべきはジョッキーを演じたトビー・マグワイアでしょうか。これまで昼行灯の様な役柄ばかりでしたが、贅肉を殺ぎ落とし鋭い顔つきになって激情型のジョッキーを熱演しています。もしかしたらアカデミー賞にノミネートされるかもしれません、5点献上。
5点(2003-11-02 03:52:32)(良:1票)
37.  シカゴ(2002)
確かに上質のステージを観せられた様な雰囲気を味わう事は出来ます。しかし、それはあくまでも雰囲気であって本物ではない。全てのミュージカル・シーンが繰り返しステージで演じられるという設定をそのまま映画化してしまっては、単に舞台を撮影したのと何ら変わらない。「ムーラン・ルージュ」の後でこれをやられても、「シカゴ」という題材以前に、映画としてはかなり凡庸な仕上がりに見えてしまう。だったらいっそのことオリジナルの舞台をそのまま撮影して、それこそ「本物」のパフォーマンスを観せて貰った方が良かった。賛否の激しい「ムーラン~」に比べると、やけに評価が高いのが気になりますが、「シカゴ」という題材と、アカデミー賞も納得のゼタ=ジョーンズの迫力に、6点献上。
6点(2003-09-28 07:00:31)
38.  シャフト(2000)
え~っ!? この映画、これでいいの? シャフトは何の為に命を賭して孤軍奮闘してきたのさ? 別にオリジナル・シリーズには何の思い入れも無いけど(それどころか、この有名な音楽以外まるっきり憶えてません)、それにしたってこの映画の脚本、これで良かったの? 敵役も今の時代では信じられない程の小者ばかりだし、シャフトのカッコ良さも全然出てないじゃない。アクションや銃撃戦の迫力も無ければサスペンスも無い。これほど見事にスベった映画も珍しいんじゃないの? 3点献上。
3点(2003-05-14 04:24:12)
39.  紳士は金髪がお好き(1953)
マリリン・モンローの人気を決定づけた記念的作品。本人の意思は確認のしようがありませんが、女優への野心と、外見だけに注目されることへの抵抗感、金だけに執着する馬鹿女という役柄等、彼女の中では葛藤があったのではないかと推察します。それにしても、このモンローを見れば男は誰でもメロメロになる。鼻の下を伸ばす魅惑的な喋り方は演技力の賜物。ジェーン・ラッセルもモンローへの対抗意識からか、かなり魅力的。現在のアクション映画の様に中身は空っぽですけど、至高の美女を見せることには成功しています、6点献上。
6点(2003-01-12 18:47:19)
40.  シンプル・プラン
サム・ライミ版「ファーゴ」。全くと言っていいほど作風、風景、テーマが「ファーゴ」と一緒。サム・ライミはどーゆーつもりでこれを撮ったのでしょうか? 彼の作る意味が見出せない上に、新鮮味がまるで無い。もう少し違うやりようがあったと思うけど…。しかし、駄作ということではありません。普通の人が壊れていく様を、確かな技術に裏打ちされた演出と、俳優の確かな演技で最後まで一気に観せては貰えます。その点では「ファーゴ」より観やすい。それにしたって腑に落ちない…、6点献上。
6点(2003-01-12 18:46:16)(良:1票)
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