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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2293
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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81.  白い嵐 《ネタバレ》 
 ノンフィクションが題材になっていますので、極力脚色を控えているのはわかります。ただ、あまりにエピソードを盛り込みすぎたために、若干間延びしてしまった感があるのが大変もったいないと思うので、そっちのほうは何とかしてほしかったです。女子学生の一団とのエピソードや、みんなで1ドルずつ出し合ってのシーンなんかは、もっと短くするか、まるまるカットしちゃっても差し支えなかった気がしますよ。  また、肝心のホワイトスコールに遭遇したラストシーンは、なんかすごくわかりにくいです。物語の中心人物っぽい4人の生徒のうち、フランクは戦線離脱していましたが、ギルはお兄さんの写真を取りに戻ったせいで船室から出られなくなってそのまま海底に、ちょい不良のディーンは救命艇を救出するも自身は縄がからまり海底に沈んだってことなんですか?で、確かシェフ担当の先生はどうなったかもわからないまま死んだことになったような・・できればこの一連のシークエンスにこそもっと力を注いでもらって、もう少しだけわかりやすい演出にしてほしかったです。  そうえいば、救出後、チャックが試着室の中に入った途端、まるで荒波の中にいるかのような錯覚に陥るシーンがもの凄く恐ろしかったです。そんで、この辺りからラストまで、個人的にはかなり良かったと思っています。裁判は確かに残された時間で無理やりまとめた感はありましたが、この作品の場合本質はそこではなさそうなので、特に問題はないかなと思いました。 チャックの船長を弁護する魂の演説は、お約束のようなフレーズが並んではいますが、やっぱり感動しちゃいますね。
[DVD(字幕)] 6点(2014-04-22 03:15:43)(良:1票)
82.  ジャッジメント・ナイト 《ネタバレ》 
 殺人現場を目撃したために、4人の元不良が命を狙われるってだけの設定なのですが、その単純さ故のインパクトと臨場感に思わずひきこまれてしまいました。  落ち着いたとはいえ、血気盛んな4人の主人公たちは、初めからなんかやらかすんじゃないかという雰囲気たっぷり。だけど予想していたほどの暴走はせずに、純粋にトラブルに巻き込まれちゃいますので、素直に主人公たちを応援できる脚本なのは良かったです。よくある、自業自得だろパターンだと、個人的に感情移入しづらいんですよね。  ただ単純でわかりやすいストーリーに終始したため、中盤あたりからいつまでも主人公たちを追いかける動機に説得力を欠き、観ているこちらは若干の中だるみ感がおこります。途中で、被害者になることを拒み、反撃の狼煙をあげようかというところでは再び盛り上がりを見せますが、結局はその後も逃げ回り、盛り上がりきれずにラストまで突っ走ります。  最初の理不尽すぎる緊迫ムードがとても良かっただけに、中盤からラストにかけて普通の追いかけっこアクションになってしまったのはちょっと残念だったかも。  ただその分万人向けのサスペンスアクションムービーには仕上がっていますので、割と誰でも楽しめる良作だと思われます。
[DVD(字幕)] 6点(2013-07-01 04:17:58)
83.  13日の金曜日PART7/新しい恐怖 《ネタバレ》 
 この辺から急にジェイソンもネタものっぽくなってきましたね。『新しい恐怖』っていうのはキレやすい念力少女のことでしたか。  『VS念力少女』という少年漫画のようなバトル要素を味付け。13金シリーズに吹き抜ける新しい風。でもその味付けに頼りすぎて、本業の『ホラー』が大分薄味になってしまった印象。特に恐怖演出に関しては工夫が足りませんね。  登場キャラは千差万別。超能力少女。イケメン。いじめっ子。ラリ男。ダサ子。ケンカ中の黒人カップル。クソヤローな医者。なかなか個性的な面子をそろえたのに、誰も彼もがあっさり退場。なんかもったいないです。  よくわかんなかったのが、ダサ子。2階の部屋でメイクをしていたはずなのに、なぜかいつの間にか外に出ている。案の定ジェイソンに血祭りにあげられちゃうわけですが、あの部屋から急に屋外ってのは、不自然極まりない。  とまあ不満点を挙げればきりがないわけですが、そんなところも含めて結構楽しめちゃったのも間違いないです。
[DVD(字幕)] 6点(2013-05-13 02:00:32)
84.  死の標的 《ネタバレ》 
 ★「わ、私の娘が撃たれた!兄さん!あなたのせいよ!」  ★「黒魔術の力を信じよ~」  こ、これはいつもとは違うテイストなのでは?  しかしパーフェクト超人が本気を出せば、どんなテイストでも、どんな路線でも、いつものパーフェクト超人によるパーフェクト超人のための映画になるのでした。  ばっきばきのぼっきぼきで、めでたしめでたし。  おかげさまで今回もすっきりさせていただきました☆ 
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-04-08 12:40:07)(笑:1票)
85.  シングルス(1992) 《ネタバレ》 
 「40ドル!」  「200ドル!」  「60ドル!」  「150ドル!」  「80ドル!」  「・・・皿洗いつき!」  え~ほかいませんか、ほか・・・  はい、「80ドル皿洗いつきで自転車男落札!おめでとうございます!」  あー、笑った。自転車男の表情が最高です。  「俺に風邪うつすなよ。」→「恵みあれ。」  ふふ、最高ですね。  予想通り。予定調和。でもそれが良いのでございます。  群像劇。起伏のないストーリー。  やや苦手なタイプではありますが、それでも最後まで普通に楽しめました。  全然受け付けなかった登場人物たちに、いつの間にか愛着を感じていました。  きっと人物の描き方が上手なんでしょうね。  良い映画でございました。
[DVD(字幕)] 6点(2012-06-20 16:28:19)
86.  ジェイコブス・ラダー(1990) 《ネタバレ》 
 ずっと真相を考えていました。  パターン① 実はジェジーたちが出てくるほうが夢  パターン② いやいや、やっぱりサラや家族が出てくるほうが夢  パターン③ ベトナム戦争だけが真実で、それ以外はすべて夢の世界。  最初は、パターン①か、②しか思いつきませんでした。きっとこの世のものではない電車や車が見えるのは、戦争のけがによる後遺症か、軍の実験の副作用によって、ジェイコブがシックスセンス的なものを見につけたのだろうと。  ですが、ストーリーが進むにつれて、「もしかして・・・?」と思い始めたのがパターン③です。  でも個人的に、③だけはやだなー、と思いながら見ていました。  いろいろ想像していたことを、すべて台無しにされそうでしたから・・・  ですが話が終盤にさしかかると、③の可能性が濃厚になってきて、「まさか、まさか・・・」と思っていたら、そのまさかでしたね。  あーーーあ。  ひとつひとつの演出は素晴らしすぎて、かなり映画に入り込んでしまっていたので、オール夢オチはちょっと残念でした。
[DVD(字幕)] 6点(2012-05-13 00:15:59)
87.  死霊のしたたり2 《ネタバレ》 
 シリーズものの2作目以降が、どうしてもインパクト弱く感じてしまうのは1作目で多少なりとも耐性ができてしまっているからでしょうか。だとすると、ホラーで2作目を前作より面白くするのって大変なんでしょうね。  この作品も例にもれず、1作目のときほどのインパクトは感じませんが、新しい趣向を追加しているので面白かったです。  新しい趣向ってのは、ずばりキメラの作成です。指と目をくっつけたり、手と足をくっつけたり、犬と手をくっつけたり。更にはラストにウェストのこっそりキメラコレクションが大量に出てくるので、気持ち悪い生き物が好きな人にはきっとたまらないです。  ただ女性のフランケンシュタインは、作るまでは良かったのですが、その後の二人のフランケンシュタインに対する対応にさすがにひいてしまいました。  作っておいてそれはないです。  たとえ娯楽ホラーでも、やはり最低限の人としてのモラルやマナーは大事かなーと思いますが・・・  僕はてっきり、あのフランケンシュタインが3人を守るために、キメラやゾンビたちと戦って力尽きる、感動ものに仕上げてくるのかと思っていたので、(いや、勝手にそんなこと思うほうが悪いんですけど)ちょっとだけラストの終わり方には不満が残ります。  ウェストくんなんて生き埋めですからね。
[DVD(字幕)] 6点(2012-05-06 15:42:24)
88.  13F 《ネタバレ》 
面白いけど読めてしまいました。なぜ読めてしまったのだろう。でもなぜか、今いる現実世界もじつはバーチャルなんだろうなと思ってしまった。バーチャルの世界に行っている人がその世界で死ぬと、バーチャルの世界の人が現実世界で目を覚ますっていう発想は面白いと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2011-07-07 20:33:50)
89.  ジャック・フロスト/パパは雪だるま 《ネタバレ》 
こういう話だったんですね。ちょっと違う心構えで観てしまったもので、いきなり父親がなくなってしまうのが衝撃でした。ただのファンタジーではありませんね。正直言うと、雪ダルマが動き出す前くらいまでが一番楽しかった。特に、道を雪かきしていて、車から降りた母親に抱きかかえられるシーンは秀逸。さすがに鼻の奥がつーんと。このシーンだけでも、この映画を見た価値はありました。
[DVD(字幕)] 6点(2011-07-06 22:00:31)
90.  シャークネード カテゴリー2<TVM> 《ネタバレ》 
 前作はまだ真面目にパニック映画を撮ろうという気持ちが見えましたが・・・  2作目にして早くもわるふざけ路線に~  わるふざけじゃなくて、これ大真面目に撮っているんだとしたら、そっちのほうがよっぽど問題~  妻のエイプリルはまだまともなほうかと思ったけど、サメに喰われた手に電動ノコつけてどや顔しちゃったよ。  これはもう完全にあっち側の人間ですね~。  タクシー運転手や、スカイ、妹の友人たちがみんな良い人だったのに、あっさり殺られちゃったのが残念でしたね~。  せめて、最後にスカイの死を悲しむシーンくらいは入れてほしかったかな~。  最高だったのはサメ予報。  降サメ量50ミリ。  そっか~。けっこう降りそうですね~。  折り畳み傘はもっていったほうがいいのかな~。  お出かけの際は半そでより長袖のほうがいいのかな~。  そこまで言及してくれたら満点だったのに~。  惜しい!
[DVD(字幕)] 5点(2024-06-27 02:32:12)《新規》
91.  シャドー・チェイサー 《ネタバレ》 
 スタート7点、中盤6点、終盤4点・・・   物語が佳境になるにつれ、どんどんつまらなくなっていきます。  導入はかなり良かったのに。  父親から携帯を海に投げ捨てられ、仕方なく街に買い出しに行く主人公ウィル。でもウィルがビーチに戻ってくると、そこに停泊しているはずの船はなく・・・。やっと見つけた船に乗り込んでみると、そこに家族の姿はなく・・・。  この辺りまでは最高に面白かったんですけどね~。  無駄にストーリーがごちゃごちゃしてわかりづらかったはマイナス。  家族を拉致したのはテロリストかと思ったら、いや、違う、実はモサドだった。  な、なんだって!実はモサドだったのか!って驚くとこなんでしょうけど、モサドを知らないから驚きようがありません。結局敵か味方かもわからない。どちらかと言えば敵なのか?と思ったけれど、最後はなんだか仲良くしているし。  何より、一番の見せ場となるべき最後の銃撃戦とカーチェイスのつまらなさが致命的。  特にカーチェイスは画が暗いうえに、撮り方がまずいのか見せ方が下手なのか、位置関係がわかりづらい。  なんだかよくあるサスペンスアクションの、外見だけ真似しましたみたいな、そんな映画。  面白い映画を作っても、その面白さが見る側に伝わらなければ意味ないです。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2024-01-21 23:34:41)
92.  シャークトパス SHARKTOPUS 《ネタバレ》 
 めちゃめちゃでかいサメが出てくるシリーズで散々な目にあったくせに、『喉もと過ぎれば・・・』で性懲りも無くまたこんな映画に手を出してしまいましたとサ。  でも後悔はしていません。なにせ見たいものを見れたので。『サメとタコのキメラが人を襲う』。  私は確かにそれが見たくてこの映画を借り、そしてシャークトパスは確かにめっちゃ出ます。  とにかく次から次に人を襲ってくれるシャークトパス。その辺りは退屈しません。  ただそのシーンだけに力を入れすぎて、シャークトパスが出てこないシーンのダルさは如何ともしがたい。  画作りはB級映画にしてはよく頑張っているほうだと思います。個人的にはこのチープ感は結構好きです。  雰囲気作りはとにかく下手。ちっとも緊張した空気にならないのは、サスペンスとしては致命的かもしれません。  ちょっとコメディタッチなところもありますので、あくまで軽いタッチのモンスター映画にしたかったのでしょうか。  その結果、コメディにもサスペンスにも属さない意味不明なジャンルのモンスター映画ができましたって感じです。  シャークトパスの造形はすっごく好きですけどね。そして出し惜しみせず、可能な限り人を襲うシーンをたくさん用意してくれたことには好感がもてます。
[DVD(字幕)] 5点(2021-05-07 05:30:02)
93.  13日の金曜日PART8/ジェイソンN.Y.へ 《ネタバレ》 
 ジェイソン、N.Y.へ行く。  ジェイソン、チンピラを倒し、ヒロインを助ける。  ジェイソン、素顔を見せ、争いを回避する。  ジェイソン、地下鉄に乗る。  ジェイソン、慣性の法則には逆らえない。  ジェイソン、海は平気。  こーして見ると、ジェイソンすごい頑張ってます。とんでもない駄作だと思ったのですが、そんななかジェイソンは主役だけあって頑張ってますね。今作ではコメディにもチャレンジしちゃって、頭が下がります。  それにひきかえ他の人たちの体たらくときたら・・・  特にヒロイン。ヒロインを親身になって支えてくれた女教師が死んだのは、ヒロインのせいだからな。ジェイソンは関係ないからな。ヒロインの無謀な運転のせいで焼け死ぬ女教師。でもヒロインはその事実に対し、ノーコメント。それどころかその数分後には彼氏とイチャイチャしています。ジェイソンじゃなくても殺意を覚えます。  そしてなぜわざわざ人気の無いところにばかり逃げ込むのか。ここはニューヨークでっせ。  まあこの作品はつっこみだしたらきりがない。  でも最後にこれだけ言わせてほしい。  なぜか船の食堂に置き去りにされた生徒3人。  何がかわいそうって、扱いが雑すぎ。結局あの3人どうなったの?
[DVD(字幕)] 5点(2020-11-24 03:01:33)
94.  地獄の変異 《ネタバレ》 
 クリーチャーやモンスター映画大好き。なので好きなジャンル。・・・のはずなのに、なぜかいまいち盛り上がらない。  一番の原因はわかっています。アップの多用とやたら細かいカットの連続。  更には洞窟なので仕方がありませんが、ずっと暗い。つまり、終始画面が見づらいのです。今、何が起っているのかがちっともわかりません。状況が把握できるから恐怖やハラハラを感じるのであって、そもそも状況がつかめないのであればそれ以前の問題なのです。  あまりに画が見辛すぎて、本来であればハラハラしそうなところで全然ハラハラできません。  寄生生物により姿かたちが変わり果てた元人類の皆様。ほとんどエイリアンと化してしまってお気の毒。そんな元人類のみなさまに襲われる恐怖。その一方で、寄生生物に寄生されて、人間でなくなっていく恐怖。2つの側面からの恐怖を描いたのは面白かったです。  ラストのオチもありきたりですが好きです。
[DVD(字幕)] 5点(2020-10-22 03:19:34)(良:1票)
95.  シャーロック・ホームズ/シャドウ ゲーム 《ネタバレ》 
 1作目よりコメディタッチな演出が多くてそこは好き。  ただ、前作同様話の小難しさにオイテケボリにされることがしばしば。例えば、なぜワトソン夫妻が新婚旅行で襲撃されたのか、実はいまだよくわかっていない。  ただ、よく理解できていない部分があったとしても、おおまかなストーリーラインだけを追っていけば楽しめます。  要は戦争をおこしてひと儲けしようと企むモリアーティ教授ご一行様と、それを阻止しようとするホームズ御一行様の戦い。  天才VS天才、知力VS知力の戦い・・・ではもちろんなく、ほとんど『財力VS腕力』の戦いです。  今作でもジプシーの人たちや、ホームズのお兄さん、とにかくいろんな人たちが絡んできます。人がいっぱいでてくるから人物相関を把握するだけでも結構大変。なんだか疲れちゃいますね。  人がいっぱい出てくるだけでなく、仕掛けや陰謀もいっぱい。で、個人的には『なんかわかりやすいとは言えない映画』なんです。その辺りが前作同様、なんとなくしか楽しめなかった要因のひとつと思われます。  『じゃあなんで前作より1点低くつけたのか』と聞かれると、それはもちろんレイチェル・マクアダムスを殺しちゃったからなのです。だめでしょう、殺しちゃあ。そしてそれに対し、ホームズが吹っ切るのが早すぎるのもマイナス。最後のほうで、『実は生きていました!』みたいに再登場してくれると思っていたので、死にっぱなしで残念です。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-06-27 22:41:22)
96.  11:14 《ネタバレ》 
 アーロンとシェリー。二人の若者が死ぬ。その死ぬまでの過程と謎を、多角的視点から少しずつ明らかにしていく軽いタッチのサスペンスコメディ。手法としては真新しいものではないです。よって、その内容が大事になるのですが、個人的には面白くありません。  犯罪者は一人もいません。小市民しか出てきません。にも関わらず、1つのアクシデントがもとで、次々と『犯罪者』と『けが人』と『死者』が出ちゃうっていう構成そのものは面白いと思います。  でもそれだけです。『こんな偶然重ねてみました。』っていうのを映像にしているだけでは、正直言って物足りないのです。こーゆー作風でいくなら、あっと驚く仕掛けや真相が欲しいものです。  登場人物も、『自己中』と『頭の悪い人たち』ばかりなので、気が滅入ってきます。そして気の抜ける音楽が眠気を誘います。まあこの作品にぴったりっちゃあぴったりな音楽なんですけど。  それにしても結構有名な方々が出ているのに、このB級感あふれるテイストは凄いですね。  一番大変だったのは警官のおっちゃん。お疲れ様でした。
[DVD(字幕)] 5点(2017-12-21 10:43:13)
97.  17歳 ~体験白書~ 《ネタバレ》 
 まさに17歳の若者の体験記。  そこには笑いも無ければ、驚きも感動もありません。とりとめのない、少し脚色されたドラマがあるだけです。  おそらく、イライジャ・ウッドが出てなければ、途中で観るのを止めていたと思います。  映画として、そのストーリーに面白さは感じません。  ただ、アパートの同居人を含め、登場人物が皆個性的なのは、この作品最大の長所でしょう。  個人的には、マンディ・ムーア演じるリサのほうが、ジェーンよりよほどかわいいです。  イライジャ・ウッド演じる主人公のジョーンズが、ジェーンではなくリサに惹かれ、二人の恋が成就するようなストーリーであれば、もっと興味を引かれたかもしれません。  一人の若者が精神的に成長し、自立していくドラマとしては、無理のない自然なプロットで良いと思います。  もちろん、『良いこと』と『面白いこと』は別のものだとして考えなくてはなりませんが。  ラストはジェーンと再会しないほうが良かったように思います。  ほろ苦い恋愛を経験し、今までの自分をアパートに置き、一人バイクを走らせるからこそ、主人公の成長を感じる終わり方としては最高だと言えます。そこでジェーンとのラブストーリーでしめてしまうと、結局主旨は何だったのか、物語の一番大事な部分がブレてしまいます。  
[DVD(字幕)] 5点(2016-05-15 19:07:38)
98.  シーズ・オール・ザット 《ネタバレ》 
 目的のないラブコメってのれません。もしくは恋愛そのものが目的になっているラブコメは普通すぎて楽しめないのでしょうか。『花より男子』のあるエピソードにストーリーが似ていて、既視感を感じてしまったのも原因のひとつかも。なんにせよ、やや退屈だったのは間違いありません。  特に後半が今いち。ザックの優柔不断っぷりにイライラ。『迎えに行ったらいーやん。』『謝って、今の正直な気持ちを伝えたらいいやん。』ってずっと思っていました。  いつの間にかレイニーと生徒会長が両思いっぽくなっています。『何で?いつ、どこでときめいた?』ってついていけない感じだったのに、ディーンが突然レイニーを口説き落とそうとするから、もうわけがわかりません。話の展開が急すぎですよ。  それに、ライバルに魅力が無さ過ぎです。テイラーはあの性格、あの容姿で何故クイーンに選ばれちゃうのか理解に苦しみます。説得力が足りません。どっからどう見てもみんなに嫌われている印象も受けます。でもクイーンに選ばれる・・・。そもそもプロムっていったい何?  とまあいろいろ悪く書いちゃいましたが、レイチェル・リー・クックは魅力があるし、レイニーの幼馴染やザックの妹、父親など協力的な脇役達が何気に活躍する演出は結構好きです。  ただ一番拍子抜けだったのは、『変身してきれいになってみんなびっくり!』っていうはずのシーンで、全然そうならなかったことです。むしろパワーダウンしちゃったような。はっきり言って、レイチェル・リー・クックはドレス姿より、つなぎにめがねで作業をしているほうが、輝いて見えます。
[DVD(字幕)] 5点(2015-02-15 02:47:40)
99.  ジャングル2ジャングル 《ネタバレ》 
 この作品は、よく言えばバランスが良く無難、悪く言えば『ウリがない映画』です。  この手のタイプは、何より文化の違い、生活習慣の違い、そういったものをクローズアップすることがまず大事なんだと思います。そこで重要になってくるのは、それぞれの文化の長所と短所をバランス良く表現することでしょう。そこに笑いや感動、様々なドラマが生まれるのだと思うんです。  本作では、サム・ハンティントン演じるミミ・シクが、例にもれず未開の地からニューヨークへと旅立ちます。お約束の展開ですが、わくわくします。ところが、ミミ・シクは、文化の違いから失敗ばかりします。それはまだ良いんです。その失敗をうまく笑いや感動、ドラマへと昇華しきれていないのがじれったいんです。  また、ミミ・シクはその戦闘能力の高さから、マフィアとの対決(ほんの7,8分くらい)だけは活躍します。ですがそれ以外のシーンではただの困ったちゃん扱いばかりなんですよ。  つまり、個人的には一番見たかったミミ・シクの活躍が圧倒的に足りないがために、爽快感が足りないんです。父親との絆も観る人の共感を得られるほどうまく描けているとは思えません。  更にはラスト、父親は結局元妻とどうなったのか、はっきりしないところでジ・エンドです。  ミミ・シクやそのガールフレンド役の子は人から愛されそうなキャラクターだっただけに、もっともっと楽しく、納得のいく映画にしてほしかったです。
[DVD(字幕)] 5点(2014-05-04 05:57:59)
100.  ジェニファー・ロペスの救命看護 《ネタバレ》 
 あくまで「救命看護」というのがこの映画のポイントです。  がっつり医療系のドラマを想像しがちですが、どちらかというとサバイバルの要素が強いような気がします。  実際この作品、メキシコのジャングルの中に仲間の乗ったセスナが墜落し、そのセスナに積んであった医療用品のほとんどを現地の盗人たちに盗られてしまうものですから、「手も足も出ない状態」が多いのです。  優秀な医師が何もできずにイライラしている状況。そこで新米看護師達が、何もできないながらも、けが人のそばにいて励まし続ける。そう、これは「医療」ではなく、「看護」の物語なわけです。  で、医師たちは治療したくてもできないとなれば、あとはひたすら救援要請をし続けることになっていきます。ですがこの救援要請も、メキシコの内部情勢がいろいろ絡んできて全然うまくいきません。  リアルといえばリアルな内容なのかもしれませんが、知らず知らずのうちにフラストレーションがたまっちゃうんですよ。それに、中だるみになっちゃうようなシーンが割りとちょこちょこ挿入されて、緊迫感がその都度そがれてしまいます。その割に、医療ものの醍醐味みたいなシーンは少ないので、期待していたほどの充足感は得られないのです。  ・・・なんか残念!
[DVD(字幕)] 5点(2013-06-15 10:10:30)
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