1. 大災難P.T.A.
《ネタバレ》 この映画が、自分の中ではコメディ最高傑作です。これを観ると、旅行や出張に行きたくなくなります(笑)。次々と襲い掛かる、帰路への障害の山、山。こちらは爆笑の渦。スティーブ・マーティンのイライラがこっちにも身につまされるようで、大笑いしました。観る前は、ジョンキャンディは、スティーブ・マーティンのお邪魔虫だと思ってましたが、フタを開けてみれば、いやはや、ジョンキャンディも真面目に営業セールスのために次の目的地へ移動しようしようとしてるじゃないですか。一歩遅れて、2人が不幸に陥る様は最高です。ジョンキャンディ演じるデルの素性については、ホロリとしたので、最後、2人がああいう関係になったのは、ほっとしました。あと、エンドロールは最後まで観ましょう。 [DVD(字幕)] 10点(2005-05-25 15:47:28)(良:2票) |
2. ターミネーター4
ジョン・コナーの顔のキズ、カイル・リースとの出会い、不評だった3のケイト、過去の作品の演出のつじつまを忠実に合わせていて、続編としては素晴らしい!今までの作品は、なんとか人間の過ちを防ごうというテーマがあったのに対し、4は、現実を受け入れるテーマが感じられて、シリーズを新鮮にしてくれた良作です。マーカスが主役を食っていて、好印象でした。 [DVD(邦画)] 9点(2010-01-17 23:15:21) |
3. ターミネーター3
T-Xが、モロ好み。アクションシーンは、とくにクレーン車のシーンが、4作品の中では一番好きです。 [DVD(吹替)] 9点(2010-01-17 23:06:09) |
4. ターミネーター2/特別編
T-1000。映画のことを知らず、最初この名前を人づてに聞いたとき、胃薬の名前かと思ってました。銃で撃たれると、べちゃっとなります。その形を見て、島木譲二の大阪名物『ポコポコヘッド』の灰皿を思い出しました。ターミネーター作品の幅を広げた2は、サラ・コナーをパワフルな女性像で描いていて、非常に満足。 [DVD(吹替)] 9点(2010-01-17 23:02:07) |
5. ターミネーター
1~4まで一気に観たうち、一番人間くささがプンプンだったのが、やっぱり1でした。撮影の時代が古いので、電子機器の映像が古いのは仕方ないにしても、当時としては、やはり画期的。個人的には、カイル・リースの一途さが好き。そういえば、マイケル・ビーン、むかし『笑っていいとも!』で、ウンナンのナンちゃんに日本のギャグを教えてもらってたっけ。 [DVD(吹替)] 9点(2010-01-17 22:56:12) |
6. タイムリミット
《ネタバレ》 面白かった~! 証拠隠しに奔走するデンゼル・ワシントンは、もはやコメディです。序盤30分は他人のラブストーリーを見せられて、あぁ、そう、だったんだけど、のこりの1時間は目がクギづけでした。証拠に関わる人間やそれをキチッと裏付けをとる捜査官が、聞かれた通りに証言したり、言われた通りに実行していて、妙にリアルでした。自分の失態をバレないように、バレないように嘘をつく、裏工作する。みんな1度はやったことがあるはず。脚本の魅力に、ただただ圧倒されました。 [DVD(吹替)] 9点(2007-07-12 17:22:57)(良:1票) |
7. 大脱走
《ネタバレ》 よくこれだけ豪華な俳優陣を揃えたもんです。いまリメイクしたら、ギャラだけで200億円ぐらいいきそうですね。その手のプロたちが、洗練された技術で着々と準備していく。250人分の服って、どうやって調達すんだよ? 掘った穴の隠し方は? 土は? 展開が進みながら、ワクワクしてしまう。しかも、チャールズ・ブロンソン演ずるダニーやコリン、序盤ヒルツと一緒だった小さい人のように、精神に支障をきたしてきた人たちの模様が、脱走に対する希望と不安を強弱をつけて煽ってくれました。脱走後の逃走手段も飽きがこない。邦題は直訳ですが、あえて砕けたタイトルにするなら、やっぱ『塀の中の懲りない面々』かなぁ。懲りないってのは、もちろんスティーブ・マックィーン。4回ある壁キャッチボールも、順番に、思案・苛立ち・確信・闘志を感じました。いやぁ、面白かった。 [DVD(吹替)] 9点(2005-09-07 22:15:26)(良:1票) |
8. 第十七捕虜収容所
♪ぴぴぴぴっぴ、ぴ~ぴっぴ、ぴ~っぴぴ~。ラストの口笛が、この第十七捕虜収容所の面々の団結を物語っています。脱走ものですけど、かなりほのぼのとしています。みたら、監督がビリー・ワイルダーじゃないですか。これも白黒映画初心者の方にはおすすめですね。とくにアニマルが最高です。何が何でも、女子風呂をのぞこうとするアイデアが素晴らしい。戦争をあえて笑い飛ばせる映画を作るなんて、素晴らしいです。果たして、所内の秘密を横流ししているスパイは、一体誰なのか?これもこの映画の見所です。こういう映画こそ、是非リメイクしてほしくないですね。 [DVD(字幕)] 9点(2005-05-25 16:18:46) |
9. ダンサー・イン・ザ・ダーク
《ネタバレ》 この映画はミュージカルとして観るのではなく、どこにでもいるシングルマザーのドキュメンタリーとして観たほうがいいですね。実は2回目の観賞にて、この点にしました。最初はセルマの顔になじめずリタイヤ。その後、いろいろな映画の観賞を経て再見。この映画を観る上で準備すべきは、①シングルマザーを題材にした映画を観る②身体障害者を題材にした映画を観る③フランダースの犬やテレビドラマ版家なき子(安達祐美)など、理不尽な目にあう主人公の話を観ておく。④たまには美男美女ばかりではない映画も観ておく(笑)。などを挙げておきます。セルマに対する批評が多いみたいですが、彼女は小さくても強いシングルマザーなんです。子を養ったり失明を恐れる重圧から解放されるのが、彼女にとっては舞台だったんだと思います。ミュージカルシーンになると、エキストラが急に仕事を辞めて踊ったり、死体が起き上がって踊ったりと不思議なシーンになりますが、ラストの締○台のシーンだけは、エキストラが現実世界のまま、セルマひとり歌う。そして”これは最後の歌じゃない”と出てフェードアウト。ラストの真意は観ている我々の想像に任せてもらえます。”これは最後の歌じゃない”。再見して良かったです。 [DVD(吹替)] 8点(2005-05-30 19:39:35)(笑:1票) |
10. ターミナル
《ネタバレ》 恋愛映画にならなくて良かったー!ビクターの奇怪な行動(書くよりも、観てもらった方が楽しめますね)が、あの目的のためにとどまり続けると知ったときは、コメディだけど自分の好きなジャンルのヒューマンドラマだなぁと分かり、素直に感動できました。さすがトム・ハンクスです。 [DVD(吹替)] 7点(2005-06-02 16:09:22) |
11. ターナー&フーチ / すてきな相棒
《ネタバレ》 犬が可愛くない(笑)。フーチをしつけようと奔走するトム・ハンクスが面白いです。いまやハリウッドのトップスターが、ぱんつ一丁でワンちゃんを追っかけ回してるんですよ(笑)。作品自体は意外にサスペンスタッチでした。飼い主の敵をとろうとするフーチが怪我をしたとき、映画と分かっていながら心配してしまいました。 [DVD(字幕)] 6点(2005-06-14 23:45:07) |