21. パッセンジャーズ
《ネタバレ》 現実世界でないことは、早いうちからわかってました。クレアの立場の不明確さ。 ペリーの立場もよくわからない。飛行機会社の人だって、受付カウンターで働くような人があちこち、ウロウロと。まるで現実感無し。 だけど、こういう落ちとは思いませんでした。塚、姉の方が死んでると予想してたので。だから、いささかの驚きはあったんだけど、感動は?と言われると困る。 (このさき重大なネタバレあり) 死んでしまったのに納得できない人に、素敵な思い出が与えられ、やがて身近な人が迎えに来る。 欧米人のように来世とかあの世を100%信じてる人たちには、ぐっと来る話なんでしょうかね。 ただ、自分のように完全な無神論者には、「ああ、せっかく恋が芽生えかけたし、姉とも和解できただろうに、これじゃ可哀想杉」くらいの感想しか浮かばす、感動までは行きませんでした。 久々のハサウェイで期待して見たんだけど、ちょっとがっかりです。 ただ、とても綺麗なことは変わりないのでその分加点で、かろうじて7点 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-24 18:39:57)(良:2票) |
22. ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場
《ネタバレ》 到底、「硫黄島からの手紙」と同じ監督だとは、思えないほどリアリティの無い戦闘シーン。 常々、機関銃の銃撃を全員無事くぐりぬけたらその時点で、駄目戦争映画認定なんだが、それにくわえて装甲車から榴弾の砲撃をほぼ直撃で受けて全く無傷とか、ふざけるにもほどがある。 1980年代もなってまだこんな馬鹿な戦争映画が撮られたとか、信じられない。 ただ、軍隊内の規律を守ったり、決着をつけたりするのにいちいち暴力に訴えなきゃいけないとかアメリカ人の特質がよく出てるのは面白かった。 [DVD(字幕)] 4点(2010-02-01 10:43:14) |
23. ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
《ネタバレ》 大悪党より小悪党、中悪党の方がイライラさせることがあるんですね。 だから、あのおばさんが森の中でさらわれて行った時は、ほんとにスカッとしました。 また、ストーリー的にもすぐ殻にこもりがちのハリーがだんだん成長して仲間を作っていけるのは好きでした。 ただ、ますます原作未読の人間には、辛くなってきましたね。 あと、チョウ・チャンのキャスティングにはどうしても納得できませんでした。 [DVD(吹替)] 7点(2009-12-14 11:45:47)(良:1票) |
24. ハリー・ポッターと炎のゴブレット
《ネタバレ》 この世界は好きなんだけど、やっぱり原作未読ではここらあたりが限界でしょうか。 見てて、何故と思うことが多くなってしまいました。 もちろん、原作を読めばいいだけの話なんですが、あくまで映画単独として評価した場合、少し点数が辛めになります。 あと、チャン・ツィイーとかレッドクリフの女優さんとか中国人の女優さんで綺麗だと思う女優さんは一杯いるのに、時々洋画の中で、美人とか可愛いとかの設定で出てくる中国人の女優さんに全く魅力を感じないことがあります。少し日本人とは感じ方が違うのかも知れませんね。ただ理性ではそう理解できても、どうしてもハーマイオニーの方がぜってぇー可愛いのに何故、という疑問が生理的につきまとうのはどうしようもありませんでしたので、その分もマイナス要因になりました。 [DVD(吹替)] 6点(2009-12-14 11:29:02) |
25. 80日間世界一周
《ネタバレ》 この映画を今の感覚で批判したら駄目でしょうね。 映画でみる海外の風景や闘牛などの異国の風習は、今から比べ物にならないほど興味深く面白かったんでしょう。 19世紀のイギリスの人びと、街角の描写も好きです。 ただ、原作ファンとしては、 80日間という大枠だけではなく、個々の汽船や汽車の乗り継ぎの時間制限をもっとはっきり描くことでの緊迫感。 主人公フォッグの性格の面白さ フォッグとアウダ姫の恋愛 こういった点に焦点を当てたリメイク希望ですね。 [DVD(字幕)] 6点(2009-12-05 12:37:15) |
26. パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
《ネタバレ》 娯楽映画のつもりで作られてる割には、変に話を複雑化しすぎて全然面白くありません。 それでもスパロウをあの世に連れ戻しに行くあたりとか、この世に戻る奮闘のあたりはまだなんとかいけたんですが。 そのあとがもう。 思いつきのようにどんどん積み重なっていく設定(しかも生かされないで終わるもの多数)、裏切った、裏切られたの複雑な人間関係。(実は、もう一回、「誰が、どういう動機で、誰と組んで、どうなったか 」をメモでもとりながら観ようかなとも思ったですけど、そうまでしてみる映画でもないかなと。5年程たってこの不快感が消えたらするかもしれませんが) とにかく観客を楽しませるよりは、内輪受けに走ってるような、娯楽映画として大失敗作だと思われます。 [DVD(字幕)] 3点(2009-11-30 11:06:08)(良:1票) |
27. パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
《ネタバレ》 目的の為には手段を選ばない大人同士の騙しあいは、面白かったです。 しかし、もともとの伝説か何かは知らないけれど、わざわざ自分の心臓をどっかの島に隠しておくって相当無理がある設定だと思います。 後半はすっかり怪獣映画になってドン引きしました。 あと、これと第3作の脚本書いた人って、いくら歴史に無知なアメリカ人とはいえ、相当酷いですね。 パイレーツオブ「カリビアン」で「東」インド会社ってwwwwwwww。 しかも、大艦隊率いてwwwwwwwwwwwwwwwwwww [DVD(吹替)] 5点(2009-11-30 10:51:47) |
28. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
《ネタバレ》 伏線がきちんと回収されたのは好感が持てました。 きちんと考えられた破綻のない良く出来た話だと思います。 ただ、ラストの総督や提督が海賊に対してなあなあになるのはちょっと。 [DVD(吹替)] 6点(2009-11-30 10:42:14) |
29. パリは燃えているか
《ネタバレ》 ぬるいの一言につきます。(ま、戦争映画を期待してみた方もまちがってるけど) ドイツ人の将軍やスウェーデン大使が、美しいパリ(笑)を守るためにがんばるという中華思想にはいささか引きました。(東京やドレスデンのことを考え合わせると特にね) 戦略的に考えれば、少なくとも橋くらいは落とすべきでは。 あんなやる気のない司令官の下で戦わさせられたドイツ軍の一般将兵カワイソス。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-11-15 07:37:50) |