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Cinecdockeさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 894
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自己紹介 ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。
「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。
映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。
目指せ1000本!

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21.  ハリー・ポッターと賢者の石
リアルタイムで原作にハマった世代であるし、全部は再現できないと分かってはいても2時間半で堅実にまとめ、退屈しないで楽しめたので概ね良かったものの、児童書とはいえ如何せん演出が子供騙しで幼稚すぎやしないか? 監督が監督なので仕方ない気がするが、見ていて恥ずかしい・・・
[映画館(字幕)] 5点(2018-12-01 01:36:34)
22.  パニック・ルーム 《ネタバレ》 
当時としては珍しかったデジタル撮影に、ヒッチコックタッチで密室を描いた本作。ワンシーンワンショットで捉えた印象的なカメラワークといい、中盤までは緊迫感いっぱいで良かったものの、立場が逆転したあたりから失速し、最後は強盗の仲間割れ、というよくある御都合展開で終わった残念なスリラー。『セブン』、『ゲーム』みたいに後に残るものもなく、フィンチャーの力量を持ってしても、最後は脚本だということを改めて実感する。
[映画館(字幕)] 5点(2018-03-31 20:29:34)
23.  パワーレンジャー(2017) 《ネタバレ》 
近年のハリウッドのヒーロー映画は、覚醒までの葛藤に時間を割くことが主流である。『ダークナイト』以降のリアル路線、『クロニクル』の青春映画の流れを踏襲していて、5人それぞれに家庭や人間関係に問題を抱えている。ただ、そのシリアスな背景が東映のスーパー戦隊とあまり噛み合ってない。深刻な内容を徹底的に描けば良いわけでもないが、まだまだ掘り下げが足りない。ジェイソン(レッド)が友人と悪質なイタズラをしたきっかけが不明だし、キンバリー(ピンク)が友人を失ったエピソードが台詞のみで感情移入しづらい。列車に衝突後、5人がどう帰宅したのか、ビリー(ブルー)の母の車を壊したお咎めすら描かれていない。トリニー(イエロー)が自宅で襲われたとき、普通に警察沙汰どころか、周囲の事件で既に戒厳令レベルなのに。そんなツッコミは置いておくにしても、終盤20分の戦闘シーンは視覚効果にものを言わせたロボットバトルばかりで、肉弾戦があまりないのは寂しい。ちなみに本作は日本で大コケして、続編の製作は絶望的とのこと。荒唐無稽で子供向けのイメージが強すぎるスーパー戦隊をアメコミの世界観に合わせようとして、誰を狙っているのか分からなくなってしまった。
[DVD(字幕)] 4点(2018-03-23 22:27:33)
24.  ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
二日酔いの恐さは知らないわけがない。ただ、こういう悪ノリを延々と見せられても、元は彼らの自業自得であり、それを紐解く過程に興味が持てなければ退屈な"ミステリー映画"でしかない。3部作だそうだが、同じことに何度も付き合わされるのは御免だ。
[DVD(字幕)] 3点(2017-11-27 19:42:45)
25.  バトルシップ(2012) 《ネタバレ》 
海上版『インぺテンデンス・デイ』であり、反日色のないSF版『パール・ハーバー』って感じ。トラブルメーカーの青年の成長物語であるし、敵対する自衛隊キャプテンとの友情物語でもあるし、脇役たちの見せ場を適度に活かしているあたり、粗製濫造のブロックバスターとして一定のクオリティはクリアしているだろう。ありえないおバカな展開の連続で退屈には感じないけど、主役のはずの金をかけたスペクタクルシーンがどうしても新鮮味がなく空虚で、攻撃対象が曖昧なエイリアンたちが空気。大量消費されていくチキンブリトーのように味すら覚えていないし、何も残らないB級大作だが、理屈っぽく細かいことは気にせず、頭を空にして見られたら至福この上ない。
[地上波(邦画)] 5点(2017-09-11 19:56:41)
26.  ハプニング 《ネタバレ》 
シャマラン版『自殺サークル』といった趣。元ネタと比べれば演出は格調高く、天罰なら何でもありでそれまでだけど、ヘンテコなオチで締めるよりはマシに見えてしまう。この手の"スピリチュアル系自戒映画"は胡散臭い脅しみたいなものでどうも受け付けない。
[DVD(字幕)] 4点(2017-08-02 22:59:06)
27.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
ブラッカイマー製作とのことで、全然期待していなかったが意外と面白い。アトラクションをそのまま映画化したようなものなので、見ている間は退屈しない。ファストフードのように何も残らないし、クライマックスが冗長すぎる嫌いはあれど、最後はジョニー・デップの妙演に尽きる。続編は・・・見ないかな。これだけで十分完結している。
[DVD(字幕)] 7点(2017-02-28 23:47:27)
28.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 《ネタバレ》 
リアリティ皆無であるにも関わらず、現在の世界情勢を見ると現実になりそうだから笑っていられない。昔の白黒映画なのか眠くなることもあるが、「また逢いましょう」をバックにした核戦争ENDは今見ても鮮烈な記憶を残し、爽快感すら覚える。アメリカの大衆はトランプに核兵器を持たせたいのか? 大衆がそれを望むなら仕方ないけどさ。
[DVD(字幕)] 5点(2016-04-15 22:09:30)
29.  π(パイ) 《ネタバレ》 
数字に翻弄されて破滅していく、スタイリッシュな『イレイザーヘッド』みたいな。独り善がりで理詰めになりすぎる感はあるが、それが追い詰められていく主人公とシンクロして、若さ故の勢いとしての味がある。足元にある平穏な幸せでは満足できず、もう行くところまで行くしかない、って感じがアロノフスキー監督らしい。
[DVD(字幕)] 6点(2016-03-22 20:56:08)
30.  パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 《ネタバレ》 
歴史の浅い現代アメリカでギリシャ神話が甦るという荒唐無稽な設定は面白そうのに、携帯電話やパソコンを駆使した活劇をいくらでも掘り下げられたのに、子供でも騙せないご都合展開の塊で大幅減点。絶体絶命のピンチ→近くに水が流れている→大逆転 のパターンはここまで来ると笑ってしまうレベルで、もっと捻ることが出来たのではないか? 世界の終りが近づいているのにのほほんと気楽なのも如何なものかと。監督がクリス・コロンバスなのが皮肉に感じる。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2016-01-27 22:29:31)
31.  パール・ハーバー 《ネタバレ》 
ところどころに美しいショットが挟まれ、マイケル・ベイ監督らしい映像センスが光る。リアルタイムで観て、当時映像"だけ"気に入った自分を大いに恥じた。黒歴史だ。救いなのは日米共々酷評ということ。日本をバカにしている云々より、むしろ延々と昼メロ以下の三角関係を見せられるという苦行。タイトルからして真珠湾攻撃で決着を付けると思っていただけに、大作感を出すための時間稼ぎ的な後半に「まだ続くのか」と絶望したものだ。ヒロインはビッチなのか強かなだけなのか・・・いずれにしても三人は悲恋を盛り上げるためのただの駒で、第二の『タイタニック』を作ろうとしたら、そりゃ分かり切った酷いものが出来るよね。偏見に満ちた本作を真に受けて、自虐しようがしまいが当人の自由というスタンスだが、出来的には1点で十分かと。
[映画館(字幕)] 1点(2015-12-31 01:55:57)
32.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 
ファンタジーの本質を突いている。閉鎖的で暗澹とした現実を打開するための武器となるし、ただの現実逃避用の慰み物にもなる。この映画では後者よりだ。非力な少女によって紡ぎ出された幻想は現実に蝕まれ、グロテスクで歪んだ悪夢的な世界の中に美が孕んでいる。本心では彼女は生きたかったに違いない。救いのない結末だが、ある意味で非情な現実から勝ち逃げしたとも言える。悲惨な自殺や理不尽な死が蔓延する現代社会に通じるテーマであり、世界中に星の数ほどいるオフェリア達の叫びだ。叶わない妄想の果ての無残な最期だとしても死は救いかもしれない。
[映画館(字幕)] 8点(2015-11-28 00:54:37)
33.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 
日本の特撮及びロボットアニメを想起させるような、巨大ロボットvs怪獣のガチンコバトルに興奮できる人には大傑作だろう。自分には合わなかった。ストーリーを気にしたら負けだけど、中国及びロシアの扱いが酷く、やはりドラマ部分がお粗末なのがどうしても看過できない。わざとかは知らないが、日本の描写は如何なものかと。主役に魅力を感じないのが痛い。搭乗者のシンクロ要素(上手く使えれば・・・)とキスシーンに走らなかった結末は評価しよう。
[映画館(吹替)] 5点(2015-11-21 18:12:53)
34.  パンチドランク・ラブ 《ネタバレ》 
何の脈絡もなくトレーラーが横転し、勤務先の前に小さなピアノが置かれる。アクリルで塗られたような鮮やかな抽象画が効果的に挟まれる。物語に重要な意味はなく、ただそこにあるだけで普通のラブストーリーではないことを悟らせる。何せ監督がポール・トーマス・アンダーソンである。でなければ、コメディなアダム・サンドラーとシリアスなエミリー・ワトソンという不釣り合いな二人を共演させないだろう。監督作の中では軽く作られた小品であるが、アクの強さでは一際浮き立つ。テレフォン・セックスの甘い誘いからタカられるしょうもないサイドストーリーを絡めながら、怒らせたら業者の手下をまとめて瞬殺してしまうサンドラーと、驕った態度の割に超ヘタレなボスのフィリップ・シーモア・ホフマンが滑稽。アメリカの現代アートを劇映画にしたらこうなるという一例。
[DVD(字幕)] 5点(2015-08-08 01:20:26)
35.  バーニー/みんなが愛した殺人者 《ネタバレ》 
ブラックコメディと銘打っているが、クスりとできるシーンは少なく、シニカルなシリアスドラマの側面が強い。インタビューされる住民が俳優ではない本人が演じているため、フィクションとドキュメンタリーの境界を行き来している不思議な感覚に陥る。その境目を突くように、人間は善悪では二分できない複雑な内面を持つ生き物であることを浮かび上がらせる。胡散臭い偽善者に見えるバーニーは最後まで裏表のない打算のない善人であり、確かに小心者で勇気がなかったが、すぐに自首していたら終身刑にならなかったかもしれない。では、彼をマスコット扱いし、事件をややこしくさせた住民の方が悪人に見えるが、悪意がないだけにタチの悪い結末だ。人を信じること、裁くことの難しさを改めて問いかける。判決前の画面に突き刺さるような視線が忘れられない。
[DVD(字幕)] 7点(2015-06-02 19:34:44)
36.  ハウス・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 
才能のない監督がやってはいけない演出のオンパレード。原作ゲーム映像の使い回し、不必要なストップモーション風射撃フォーム(ほぼ全員分用意)、火事場の馬鹿力でラスボス撃破、続編を臭わせるラスト・・・それだけでも酷いのに、主な登場人物が性欲と薬の興味だけは人一倍の無知なティーンばかりで何一つ共感できず、誰が死んでもどうでも良かった。船長がゾンビ化した部下を憐れむ唐突なドラマも、結果的に危機を招くだけで酷さに拍車をかける。エド・ウッドのように資金繰りで苦労しているならまだしも、金持ちのボンボンがコネで商業映画を撮っている分、なおさら性質が悪い。何故かテンポだけは悪くないのでそこが唯一の救い。
[DVD(字幕)] 3点(2015-04-22 20:47:46)(良:1票)
37.  バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
これほど納得のいかない作品賞は久しぶりだろう。あたかもワンカットで撮ったような映像世界で、映画と演劇、現実と虚構、娯楽と芸術、滑稽と悲哀、愛情と孤独が縦横無尽に駆け回り浮かび上がっていく。しかし、思わせぶりの哲学的要素を掲げ、深みが増したように見せかけて、それほどの奥行きにまで到達していないように見えた。百歩譲ってチャレンジ精神は買おう。それでも、ショービジネス、技巧、インテリ、如何にも会員や批評家が陥りやすい業界受けで観客無視の凡作だと思う。自分は、会員のほとんどを占める御老体のエリート白人男性の仲間になることができなかった。ここで思い上がらず、次回作は直球でお願いします。自分の感性が衰えてしまったのかな?
[映画館(字幕)] 4点(2015-04-12 18:05:16)
38.  バベル
「頭の良い馬鹿ほど受けやすい映画」と誰かが言った。ブラッド・ピットと日本目当てで観たミーハーのほとんどは憤慨し、さしづめ神の怒りに触れて崩壊したバベルの塔のようだ。実のところ4つの物語が深く密接に関係することもなく、その構成を象徴するかのように、言葉も人種も宗教観も価値観も散り散りになっていく地球人のディスコミュニケーションに警鐘を鳴らしても、「だから何だ」で済まされる可能性が高く本末転倒だろう。ただ、2時間半に及ぶ長尺を冗長なくまとめた演出力は評価。賛否両論だが聾唖の女子高生を聖人君子として描かなかっただけ良い方。今の日本も映画のようなディストピアになってきているよね。
[映画館(字幕)] 5点(2015-04-09 19:51:44)
39.  ハンニバル・ライジング
ハリウッドはネタ切れなのか、何でもかんでも前日談がお好きなようで。結局、レクター博士のエピソード0も作られることになり、原作者が脚本を担当するも、信者が描いたような盲信ぶりに若きレクター博士に奥行きが感じられない。人食いになった理由が殺された妹の復讐という、映画史に残る悪役の割にはあまりにもショボすぎて。何故、怪物になったかは触れずに見る人の想像の余地を残すからこそ、そのキャラクターは永遠に輝くと思います。どちらかといえば、ギャスパー・ウリエルの熱演を堪能するアイドル映画として見れば楽しめるかも。これが成長するとアンソニー・ホプキンスになるのか……どう転んでもイメージが結び付きませぬ。
[DVD(字幕)] 4点(2014-12-20 22:08:26)
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