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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2016
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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41.  8月の家族たち 《ネタバレ》 
よそんちの生々しい諍いを延々見せられて大変疲れる。これブラックコメディなの?うそお、これで笑えるなんてアメリカ人の体力ってどれほどタフなの。肉食DNAの人たちのケンカって、和の人の許容量を超えている。耳を塞ぎたくなったよ。M・ストリープ扮するあの母親、あれはね、ダメですよ。みんな距離を置いた方がいい。言葉を攻撃のみに使っているもの。C・クーパーならずとも辟易するわ。 楽しくもなんともないお話だけど、眼を見張るのは役者たちの演技合戦。御大M・ストリープなんか、こんな定型役はおちゃのこさいさい、といった感じ。もやっと崩れたジュリエット・ルイスも奇妙な引力がある。世間の好感度もすっかり下がったJ・ロバーツはもう怖いもの無し、なためか恐ろしいまでの闘犬演技だ。ちょっと一本調子に過ぎたかな。 はなっから白旗上げ気味の男たちも巧い。やり切れない表情のいぶし銀C・クーパー、徹底して地味な婿役に徹したE・マクレガー、そして今や旬のB・カンバーバッチ。本音を言うとベネさん見たさの観賞でしたから、いつ出てくるのかなあと。母親に苛められて育った気弱で優しい青年役で、みごとなまでにシャーロックではなく、全然かっこよくない(笑)。長い手足を心なしか縮こまらせておどおどしてました。うわあ上手い。ワタシはベネさんが演じたキャラクターはすべからく愛してしまうので、今作のリトル・チャールズのことも大変心配だ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-07-04 00:50:13)(笑:1票)
42.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
キャラクターは愛おしく、映像は美しく、そしてなによりタイムパラドックスという複雑な理論をベースにしながら、こんなに鮮やかな着地を決めてみせた脚本、まさに20世紀最強の娯楽映画でありましょう。 映画を観るのが何故楽しいのか。大好きな登場人物らと、先の読めない物語を旅するときめき。公開された当時にスクリーンに釘付けになっていた私の、その子供が同じくこの映画を楽しんでいる。当時はただただ楽しかった。今は感動すら覚えます。 先日、車会社のCMで”現在”のドクとマーティが話をしていました。お二方とも、ファンを安心させてくれるような元気な姿で嬉しかった。彼らに幸多かれ、と願わずにいられない。手の届かないスターだけれど。それほどの名作であります。
[映画館(字幕)] 9点(2016-02-24 00:22:05)
43.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 《ネタバレ》 
1作目が大好きだったものだから、手を入れられるのは嫌だった思い出があります。part2,3とセットになっているお話なので、2単独での評価は難しい。マーティ一家の芳しくない未来の姿にはショックを受けたうえ、ジェニファーは置いてきぼりでばつん、と終わってしまう。観賞した封切当時は「!?」となり、楽しいばかりの一作目と比べるとあまり良い印象は無かったのでした。 描かれた未来のその2015年に、あらためて彼らの物語に触れてみると脚本の緻密さに驚きます。未来と現在と過去、今作では3点全てを行き来し、それぞれが絡まって影響を及ぼすので100分の間でゆっくり考えるひまも無いほど忙しい。忙しいけど楽しい。 本来、「次作へ続く!」形式で映画を一本作られるのは好きではないのだけれど、この文を書いている今は3を観終えてしまっている。次回作に引っ張られる形で評価が高くなるというのはどうなのかとも思うけど、やっぱりファンだからなあ。7点か8点かですごく長く迷ったけど。
[映画館(字幕)] 8点(2016-01-02 12:35:56)
44.  ハングオーバー!!! 最後の反省会 《ネタバレ》 
酔っ払わないけど、薬も盛られないけど、記憶もちゃんとある3作目だけど、安定感のある面白さでした。もっとも、ハングオーバーファンの常連客を狙っての作りなのは否めませんが。内輪ノリでまあまあ笑いましょうや、という感じです。 相変わらず何もしないダグ、自己中が加速しているアラン、場を取り成すに当たって最強にツブシの利くイケメンフィル、パニクってるか憤慨しているかのスチュ。馴染みの面々がまたもやトラブルに巻き込まれてドタバタするわけで、このテイストが身体になじんで心地よいと思ったら立派なハングオーバー会員。(←?) 最後のお披露目にこれまでの人物が再登場なのも常連客には嬉しい。特にまさかのジェイド。幸せそうで良かった。カルロス(名前違うか)も可愛く育ってた。アランが実にいらんこと吹き込んでいたが、将来への影響が心配だ。いやそれほどでもないけど。
[DVD(字幕)] 7点(2015-12-14 00:13:56)(良:1票)
45.  バトルフロント 《ネタバレ》 
J・ステイサムはデビュー作近辺の三枚目半の役どころからずいぶん遠くに来てしまってて、昔の方がお気に入りだったワタシはちょっとつまんない。今作でも立派な二枚目役だ。そしてこのスタローン脚本のB級映画、テレビの洋画枠で流すにはもってこいの尺と、そこそこ起伏のある展開だしギャラはそれなりに高そうな役者を揃えているしで、けっこう観られる作品になっています。 いじめをやっている問題児童の家族を「悪い役」として片付けるのでなく、希望を残す描き方をしているところなんか感心です。 半ヤク中の母親にも、一分の親としての理性・良識が残っていたし、子供に手をかけることに激しく抵抗するウィノナしかり、小悪には目を瞑っても、職務を放棄しない保安官しかり(もらったビール捨ててましたね)、人物の描き方が一辺倒でないあたり、映画畑に長いこといるスタローンの巧さを感じるところでありました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-11-14 00:17:17)
46.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
わくわくする。楽しくて愛おしい。この映画を評する言葉、もっと何かないかな。レーガンが大統領でなくなっても、後の世代にこんなに愛されてる映画。一観客の私にも、それが嬉しい。   マーティたちが続編でやってくる30年後の今年、数十年ぶりに観ました。なんという色褪せの無さ。この楽しさ、多幸感は健在であらためてすごい作品だと思った。映画という創作が与えてくれるすべての幸せをこの作品は備えている。完全無欠の満点ですね。
[映画館(字幕)] 10点(2015-10-16 23:30:45)
47.  バーバー 《ネタバレ》 
コーエン兄弟って人生のままならぬことを色んな味付けで見せてくれるけども、これまた平凡な人間が予想もつかない方向へ破綻してゆくお話。ビリーボブ演じる床屋のオヤジがお馬鹿さんなんだな これは。見た目が無口で渋くて思慮深そうなのは目くらまし。この人の狙ったコトってひとつも的射てないもの。 好いているのかどうか確信の持てない女と結婚し、なりたくもなかった仕事に就き、女房の不倫がきっかけで鬱屈した日々に仕返しするかのように、ケチなゆすりに及ぶ。ここでも相手がどう出るか見誤って犯行がバレる始末。紹介された“敏腕”弁護士は馬鹿高いばかりの法律屋で誠実からはほど遠い。勝手に才能を見込んだ女子校生にはピアノの才なんて無く、夢想していたような純真無垢な天使ですらなかった。読み間違いだらけの人生だ。ビリーボブはこういう物哀しい役にすごくハマるなあ。 あ、ひとつ先見正しいことがあった。ドライクリーニングの先行投資ね。でもこれも結果実りとなって還ってこないんだもんなあ。お馬鹿ってだけなのに人生ってこんなにままならないものかあ。つらい。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-09-01 00:27:00)
48.  パンチドランク・ラブ 《ネタバレ》 
ああなんてシュール。序盤から道に転がり出るピアノ。しかもこの楽器、最後まで引き取り手も現われず何かの事件のきっかけにもならんという不思議な存在。何を言わんとしているのか分かる方、教えてください。 7人ものモンスターシスターズに自律神経をやられちゃってるA・サンドラーのやや瞳孔開き気味の面構えと、何故その色を?と誰もが思う真っ青のスーツとか、この妙な感性がツボにはまるかがミソ。 私はとても面白かった。こういう作品は脇もシブイ。ルイス・ガスマンとP・S・ホフマンですもん、すばらしい。ガスマンがあの顔で画面中央に陣取るあの場面、なんでまた彼女がアダムを食事に誘っているとこにあの配置。思い出すだけで笑える。執念全開のアダムが散髪中のホフマンと対峙するシーンなど、馬鹿馬鹿しくも勇ましい。こんなけち臭い役を(おそらく友情で)引き受けるホフマン、人間がでかい。 さえない人生を送っている男に、母性あふれる彼女が降ってわく。なんか男性にとってはおとぎ話みたいな展開だ。破壊衝動と、マイレージがたまるプリンの山が背景のおとぎ話。シュールでキュートなこんな傑作を、この監督以外、誰に撮れようか?
[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-07-06 00:16:27)
49.  バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 《ネタバレ》 
うーん、オスカー受賞の呼び声につられたお客さんの7割ほどは「ビミョー・・」と思って映画館を後にするんじゃなかろうか。けっこうな難物でしたこれは。 かなり強烈な”内面掘り下げ型”映画で、この「うーん・・」という感覚、昔「バートン・フィンク」を観たときのに似ている。 M・キートンの脳内映像と、外からの客観描写が混じって描かれるので、人によって見解が分かれそうだ。 舞台で実弾を放った後は昏倒しているキートンの脳内での出来事なのだろうな。ラストの娘の視線でそうかな、と思ったのだが親切とは言い難い脚本だ。彼だけは自己完結的に救われた体で終わるけど どうなのかなこれは。個人的にはあの観てもいない作品をこきおろす犯罪的に無責任な大物の批評家のばあさんをとっちめたかったけど。 ブロードウエイに散らばる群像劇としても見ごたえはあり。みんな相当なクセ者で。ただドコドコいいっ放しの音楽はちょっと苦手。
[映画館(字幕)] 6点(2015-06-30 00:30:38)
50.  バスケットボール・ダイアリーズ 《ネタバレ》 
なんと若く瑞々しいディカプリオ。現在の彼とは別人のようで、作品とは無関係な感慨にふけってしまいますな。 それはさておき、ストーリーには起伏が無くて人間ドラマの広がりも不足気味で、もう少しなんとかならなかったのかと制作には問いたい。亡くなった友人のエピソードだってもっと活かすことができただろうに。 ドラッグ禍から抜け出た描写が何も無いじゃないですか。一旦は奇跡的な親身さに助けてもらったのにまた戻ってしまったダメな奴だよ?そいつが「もうヘロインはやらない」と言うまでに至った経緯をはしょる意味がわからないんだが。 一部で絶賛されているレオの演技はそんなでもないと思う。作りやすい造型じゃないかなジャンキーの役って。 主人公のお母さんだけだな 気持ちが分かるのは。本当にかわいそうだった。愛する息子を閉め出すことができるか?問われているようで苦しかった。私はきっとドアを開けてしまうだろう。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-05-13 23:19:50)
51.  バタリアン 《ネタバレ》 
もっと馬鹿なコメディかと思ったら、意外と脚本もセットもちゃんとしてた。お墓は何かのPVみたいだったけど。 ターゲットになるのは馬鹿な若者連中で、まあゾンビのえじきになるには申し分なく、おネエちゃんは惜しみなく裸をさらすし何の屈託も無く町一個ふっとばすラストの乱暴具合といい、純正なB級作。そこそこ面白い。 一番笑ったのは初めの方、黄色い元死体がドアから出てくる場面。ドア近くに二名社員を配置して自分は遠いとこに陣取った社長。しかしドアが手前に開いた瞬間、ヤツはまっすぐ社長に向かうではありませんか。あの正面撮り、あのアングルは何故ああいう撮りかたをしたの?緊迫感ゼロ、コント感炸裂でぽかん、の後爆笑。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-03-19 00:23:19)
52.  パッセンジャーズ 《ネタバレ》 
ワタシは作り手の思う壺タイプなのだろう。こういう話ではほぼ結末が予想できない。だからこそ何度でも驚けて楽しくもあるのだけど。 ラストの二人の表情といい、近しい人たちが迎えに来てくれるという発想といい、作り手の、不意に命を奪われてしまった人々への鎮魂の想いが伝わった。 エンドロールが流れる穏やかな街並みの画では、直接描かれていなくてもハサウェイと彼が納得して逝ったのだということがわかり、鼻の奥がつーんとなった。 どうぞ安らかに、という願いは世界中どこでも残された者の共通の想いなのだなあ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-09 00:27:04)(良:2票)
53.  バンディッツ(2001)
大して期待せず観始めたら、これが意外と面白かったですね。ラストにはキレイに引っかかったので、その快感が後引いたのかも。 C・ブランシェットはほんとに上手いなあ。顔がクール・ビューティ型だから本来こういう尻の軽い愛嬌取り得キャラではないのに、どっちつかずながら不思議と男が手放したがらない天然女を好演。この人の佇まいの快さで引っ張った作品ともいえましょう。 B・ボブも彼の持ち味が活きてて悪くない。やや見劣るのはB・ウィリスか。“女を譲る”なんてできそうにないもの、この人。ちょっとやりづらそうだったかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-12-24 18:15:34)
54.  バス停留所 《ネタバレ》 
コメディといえど脚本、力技すぎる。ご都合主義とかいう以前に、もはや嘘八百だ。ハリウッド目指してた歌手がモンタナのど田舎の牧場に行ってどうすんだ。行くかあっ。 この男優は誰だ。マリリンの相手になるにはあまりに釣り合いが悪すぎる。こんな乱暴者のストーカー気質の男についていくなんて、ありえないでしょ。シェリー、考え直せーっという感想しか湧かない。 カメラもさあ、もっと上手にマリリンを撮ってよ。顔のアップにぼかしを入れればいいと思ってないかい。バーグマンやG・ケリーならそれでいいけど、マリリン・モンローはそういう造作の美貌で映えるタイプの女優じゃないでしょ。 なんだかいつもより一生懸命お芝居しているマリリンが空回り気味に感じられる、残念作。
[ビデオ(字幕)] 4点(2014-11-12 00:42:12)
55.  パーフェクト・ワールド
いや、悪くはないんだが。普通にいい話だとは思うけど。ただ、K・コスナーって、実際のとこ子供好きじゃないんじゃないかな。それまでヒーロー役ばかりがハマリ役で売れていたわけだけども、どうもこのブッチという複雑な人格の役は本人やりづらかったのでは。 真に子供が好きなら、二人の間のあうんの呼吸みたいなものがこちらにも伝わるものです。二人とも達者な演技をしているけど、仲の良い空気は読み取れなかった。後味がなんか薄味なのはその辺が原因じゃなかろうか、この作品。 イーストウッドとローラ・ダーン達も何しに居るのかいまいち存在意義が不明だしなあ。
[DVD(字幕)] 6点(2014-11-07 23:23:22)
56.  ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 《ネタバレ》 
うん、やってることは前作といっしょ。一緒なんだけど、それなりに整合性のとれた脚本の丁寧な作りも前作に劣らないので、例の三人~イケメン不良教師のフィル、飲酒で別人格表出のステュ、ど変人のアランを気に入っている向き(つまりワタクシ)には楽しめる出来になっています。場所をバンコクに移したのでアジア的な猥雑さもてんこ盛り。 続編では前作のバイプレイヤーは無視されがちなんだけど(今作でもヘザー・グラハムは消去されてますしね)、まさかのミスター・チャウがこんなにも出張ってくるとは(笑)。しかもけっこうな親近感をも持たせてくるとは。 いやはや、おかげで3作目(世間の評価は低いな)にも興味が湧いてしまうではありませんか。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-06 23:52:44)(良:1票)
57.  パシフィック・リム
うわあ 参った。どういうジャンルかはおおよそ知ってはいたけどもっと門外漢でも楽しめるかと思った。メカや怪獣の造型が云々と萌えるタイプでないとこれはつらいなー。オタクの方が眼を輝かせて一生懸命語っているのを聞かされているような。こちらに興味が無いもんで はあ、としか言いようがないよ。申し訳ないねどうも。 菊池凛子と子役以外の米国俳優は一人も知らないし、もっと尺を短くできないもんだろうか。眠くて仕方ない。観るべきジャンルを間違ったワタシが悪いんだが。
[DVD(字幕)] 5点(2014-11-04 00:06:17)
58.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
見ている側には先読みが不可能な、見事な脚本であると思います。神様の能力を持ってしまった主人公かあ。こりゃ重荷だ。最後には捨て去ってしまうのも理解できるというもんだ。 事前情報無しで観たので、話の展開が初めのうちは唐突に感じるし、出来事が書き換えられた時の、もやもや~とした色々な場面が何のことやら脳みそがついていけなかったり。その分、二度三度と観返すとなるほど、と分かる楽しみがあってお得感もあります。 色んなパターンの人生を経験して、ついに選択したのが自らの想いを絶つということ。ありがちながら、やっぱり泣ける。本編のラストシーンに異議なし。もっと言うなら、ケイリーが振り向かなくても良かった。
[DVD(字幕)] 7点(2014-11-03 01:00:13)
59.  ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
いやー、笑った。私は女なのでバチェラーパーティに参加できる要件を満たしていないけれど、そういうのにつきものの下品さをひっくるめても面白かった。 次から次へとよくもまあこんなに考えついたもんだ、と感心する非日常な出来事がノンストップ。ほとんどスペクタクルと言っていいような怒涛の展開だけど、その内容が実にしょーもない、というアンビバレンツな面白さ。とっ散らかった案件を、全て見事につなげてエンドロールと共に流れる救いの無いデジカメショットの数々。いやあ、粋なセンスしてるじゃありませんか、この脚本。 他人の失敗談というのは面白いと相場が決まってますが、こうも大ばかで身につまされないハッピーエンドな話は、爽快感すら漂います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-10-13 23:59:46)(良:1票)
60.  8mm 《ネタバレ》 
スナッフ・フィルムという題材のショッキングなどぎつさで観る者の耳目を惹いてるけれど、意外とグロばかりを執拗に描写するタイプの作品ではなかった。フィルムの凄惨な場面ではカメラをずらして、ニコラスとホアキンの表情を映して間接的に描写したり。ビビるホアキンが可愛げあり。 幼い娘のいるニコラスの、その怒り苦しみは娘を持つ全父親のそれである。ただならぬ形相のN・ケイジの渾身の演技がこの作品の屋台骨。残酷さを好む人間の業を結局どうすべきか処理しきれてない脚本は物足りないし、マシーンの正体の明かされ方はわかりづらいことこの上ないしで、一級品ではないけど前述のN・ケイジのふんばりに免じての点数です。
[DVD(字幕)] 6点(2014-08-23 00:26:22)(良:1票)
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