1. ピンクパンサー2(2009)
《ネタバレ》 あのハァンヴァーガーネタまでも、見事なまでに前作踏襲、見事なまでにスティーブ・マーティン映画。罪のない、軽い気分で楽しめる作品。あたしと同い年のエミリー・モーティマーがまたもやキュート全開。彼女が大ブレイクする前に、みんな見逃すな! [DVD(字幕)] 7点(2009-11-16 23:27:38) |
2. ビアンカの大冒険
意外と掘り出し物でした。古き良き丁寧な画がまだ存在した頃のディズニーアニメ。アホウドリ航空が急降下後上昇していく視覚とニューヨークの街並みのシーンは、ちょっとボーッとしてしまうほどステキでした。脈絡のない「Ⅱ」作って楽してないで、この頃の姿勢を取り戻さないことにはねぇ、ディズニー。 [DVD(吹替)] 7点(2007-01-08 13:07:45) |
3. ピンクパンサー
スティーブ・マーティン映画。これが一番分かりやすい解説かと。ガハハと笑えてパリと衣装と美術が冴えている面白い映画でしたよ。でね、誰かエミリー・モーティマーに助演女優賞をあげて。 [DVD(字幕)] 7点(2006-12-19 00:02:31) |
4. 秘密の花園(1993)
観賞後、他の皆さんが書かれたレビューを読んでびっくり!感想が同じじゃあないか。小学生の頃に読んだ原作のイメージそのままの映画でした。ヒースの茂った荒野、大きな大きなお屋敷、ふくれっ面メアリー、意地悪メドロックさん……。自分の思っていた世界にカチッとはまっていたので観やすかった。でもそれは制作者達に個性やイマジネーションを吹き込む力が弱かったってことかなあ、とも思います。それとも、「子ども向け名作映画」を無難に作ってみただけなのかも。コッポラ?!へえ。 7点(2004-09-12 10:27:48) |
5. ビッグ・フィッシュ
《ネタバレ》 ちぎれていた親子の心の繋がりが最後には戻る。それをファンタジックなサイドストーリーを交えて描いています。原作があるそうで、読んでみたくなりました。一面の水仙畑、木の枝に引っかかる車、不思議で楽しい画はいくつもありましたが、映画の中で一番良かったのは、やはり息子が父のために想像力を働かせてお話を創るところですね。川の中に立つお母さんを見た瞬間、泣くのを我慢するためにぎゅうぎゅう唇を噛みしめてしまいました。その後の本当のお葬式シーンも暖かさが溢れていてステキでした。音楽も優しい物語にぴったりで胸に浸みました。でも、ですね、私のバートン作品の好きなところって、ピンクとチャコールグレーのマーブル模様のような、メルヘンのなかにブラックな要素が含まれている、明暗両方が描かれている、そこなんです。本作は全編通してアイボリー一色、とでも言いましょうか…。今回ブシェミが私には普通の人に見えてしまい、正直ビックリしました。ニヤリとできるブラックな味付けがある方が、個人的にはバートンの本領発揮のような気がしています。別のレビュワーさんがリサ・マリーの不在を残念がられていましたが、私も彼女の持つ毒気がバートン作品のひとつのポイントになっていたと思うので、とても残念です。次回作はどんな味付けになるでしょう。 7点(2004-06-02 01:34:58) |
6. ヒューマンネイチュア
おバカなことをして、人間に対するアイロニーを伝えている映画、なんでしょうね。サル人間パフもネイサンも同じ穴のムジナ。でも、「何バカやってんだろう」という冷ややかな思いが最後の最後まで続いて、私はついに笑えなかったです。私も毛深いので、パトリシアを笑えないのがさらに辛いっすね。 4点(2004-09-18 21:34:27) |