1. マッドマックス 怒りのデス・ロード
絶対に大画面で見た方が良いです。 台詞が少なく、ストーリーもほぼ無いに等しく、とにかく映像とアクション、それのみ。 ひたすら改造車vs改造車であり、一部白兵戦。 なので映像に圧倒されつつ空気感に入り込めれば高評価だったのかもしれませんが、iPadで見てしまったために画面の大きさ的な意味で全く入り込めず、面白いと感じられませんでした・・・。 [インターネット(字幕)] 3点(2023-11-15 17:58:02) |
2. M★A★S★H/マッシュ
「戦争中?前線?そんなもんどうでもいいわ!くだらねえ!」・・・ということなんでしょうか?そう思って見るとなるほど、とも思います。確かに一度は見るべき作品かと思いますが、別に映画的に面白くはありませんでした・・・。コメディ要素が合わなかったのが致命的で、どこで笑っていいのかがわからず。作中の「おふざけ」はどちらかといえばドン引きでした。 [DVD(字幕)] 3点(2016-02-16 20:33:30) |
3. マイ・インターン
飛行機での視聴。従って吹替。 仕事に生きる女性と専業主「夫」という現代の新しい家庭のあり方と、既に退職済みのおじいちゃんが若者だらけの会社にインターンに行くというこれまた現代の新しい仕事のあり方(なの?)とをミックスさせた温かいドラマ作品。おじいちゃんと若者の間に考え方の差があってそりが合わないが、次第に打ち解けていく話・・・かと思ったら微妙にそうではなく、おじいちゃんはむしろ最初から人生の先輩的な立ち位置で、仕事もできるし皆の父親的な存在。そして謙虚な紳士。トラブルもまああるにはあるけど全体的にポップで親しみやすい作風なので、深刻さとか重苦しい感じは皆無。良い意味で気楽に見るのがおすすめな作品です。 [地上波(吹替)] 7点(2016-02-11 23:02:32)(良:1票) |
4. マイレージ、マイライフ
《ネタバレ》 う~ん良い、良い。原題の「up in the air」、これが本作の全てと思います。テーマ曲もそう、テーマ自体もそう。「宙に浮いたまま」の男ジョージ・クルーニー(役名忘れた)の生き様を主軸に据えて、結論は出さず、投げかけ気味に、まさに「人生」を最後まで描く。 エンドクレジットが流れた時の感想は、「ずるいよ!上手いよ!」です。というのも、え、ここで終わり!?という投げかけっぱなしの終わり方。本作は会話劇としても面白いし、へ~こんな仕事があるんだ、という意味でも面白い。空港という魅力溢れるスタイリッシュな空間を舞台にして、ジョージ・クルーニーのカッコ良さと彼が演出する共感できる感じに入り込む。それだけに単にエンターテインメントとしても面白いので、エンドクレジットは唐突に感じたというか、最後の最後で尻すぼみというか、そんな印象でした。 しかしテーマという視点から考えるとそれが実に上手くて、夢を追った自由な独り者最高!結婚して常に傍に誰かがいる幸せ!の相容れない二者を、どっちが良いとは主張せず、ただ「こういうことです」と締めくくっていく感じ。ずるいです。上手いです。 どんな道を選んだとしたって、結局は「宙に浮いたまま」という意味では皆同じ。そんな希望とも絶望ともいえるテーマを見事なバランスで描いた良作かと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2015-07-27 03:58:32)(良:1票) |
5. マイノリティ・リポート
は~面白い。設定にツッコミどころがあり、展開も読めやすく、別段深みもない。しかし、後半に進むにつれグイグイ引き込まれました。ある意味力技とも言えそうなその魅力は、面白さのツボを押さえ、あからさまな物語の分岐点となるポイントと隠し気味なポイント、その半々のポイントを使い分け、展開の運びが上手く、熱さ・切なさ・クールさを織り込み、怒涛の如く盛り上げラッシュを見せてくる、そういったシンプルな点にあると感じました。正直序盤を見た感じでは発想は面白いがありがちな展開、ストーリーとアクション。つまらなくもないがパターンに添った感じの、体感6~7点系の作品かな、と思ったのですが、そこから一歩踏み越える面白さがあり、何だこれは!と思って閉幕、「Directed STEVEN SPIELBERG」でああ納得、という感じでした。そのくらい知っとけよと我ながら思いますが。笑 [DVD(字幕)] 8点(2015-07-11 01:42:53) |
6. マレフィセント
《ネタバレ》 「眠れる森の美女」自体をほとんど覚えていないまま鑑賞。これを機に今一度見てみたいです。 さて本作は完全に原作を意識した(当たり前ですが)パラレルワールドのような作品。もしかしたらこんなパターンもあったかもよ?的なことを思いっきり言っちゃってます。前情報全く無しで観ましたが、力の入れられている順にファンタジー>アクション>人間ドラマという印象。如何せんキャラクターが3Dアニメではなくリアル人間なため、人間ドラマ的な良さは増しますが、ファンタジー・アクション面は若干落ちます。具体的に言うとオーロラが眠りから覚めるシーンのマレフィセントの涙は良かったですが、ドラゴンや王との戦闘シーンはう~んもうちょっとこう・・・という感じでした。 また、ストーリー的に「これがやりたかった」という部分がまずあって、その点と点を繋ごうとしてそれまでの線を半ば強引に作った、という風に見えてしまう。「マレフィセントが眠りから醒ます」というのをやりたい。ではそれを際立たせるにはどうしようか→よし、王子様を前フリとして使おう→ということで王子様はここらへんで登場させておいてマレフィセントと一緒に城に行くことにしよう。的な。よって、ネタバレがなくても何がどうなるかがだいたい読めます。 他にも違和感がある点が色々ありましたが、そこは原作もそうだったのかもと思うため何とも言えず。逆に原作の良アレンジもあるかもしれないし、やはり「眠れる森の美女」を見直したいという気持ちが強まりました。 [映画館(字幕)] 5点(2014-08-08 23:46:30) |
7. 真昼の決闘
《ネタバレ》 作品の時間と劇中の時間を近しいものにするというその発想は面白かった。室内シーンではさりげなくしかし露骨に時計が映る。主人公ケーンと観客の時間感覚を近くすることでリアルさを強め、ケーンの気持ちを味わってみてください、ということなのでしょうが、考え方が自分と違いすぎてどう~~にも入り込めなかった。どちらかというと第三者視点で観てしまい、それ故ケーンの孤独っぷりがものすごく切なかった。どうせ最後に皆さん助けに来るんでしょwとか思ってたら最後の最後までずーーーっと独りのままTHE END・・・お馴染みの保安官ものとは違うこの描き方と秀逸さが傑作と呼ばれる所以なのでしょうが、如何せん自分とは合いませんでした。 [DVD(字幕)] 5点(2014-01-23 00:20:59) |