2321. プリンセス・ブライド・ストーリー
シリアスドラマとコメディとメルヘン童話のそれぞれの要素がばらばらで、中途半端な作りになってしまいました。お姫様があまり魅力的でないのも痛いです。 4点(2004-03-13 20:57:54) |
2322. チャンプ(1979)
一応よくまとまった話にはなっているが、一番肝心な、「なぜ再びリングに上がることにしたのか」の部分がきちんと押さえられていないため、全体の焦点がぼけている。つまり、ボクシング開始の時点から全然別の話になっているのである。なお、子役の彼は、力と熱がこもっている様子は十分に窺えるが、1人で走ってしまっており、まわりとコミュニケートする演技はできていないと思う。 5点(2004-03-11 04:08:38) |
2323. ダンス・ウィズ・ウルブズ
突っ込みたいところはいろいろあるが、ホワイトアメリカンをきちんと侵略者として表現した点は素直に評価したい(主人公の存在自体が免罪符的ではあるが)。しかし、あのラストはいくらなんでも中途半端では? [ビデオ(字幕)] 6点(2004-03-04 02:35:02) |
2324. ライアー
もっぱらゼルヴィガー目当てで見たのですが、何の意味もありませんでした。 2点(2004-03-03 21:01:14) |
2325. 俺たちに明日はない
《ネタバレ》 まったくの想像なんだけど、この作品はもともと、「無軌道な若者たちが、好き勝手にやってる間に収拾がつかなくなっちゃいました。さあどうなるんでしょう」というような脳天気系青春映画として作られ、また見る側もそういうスタンスで見ようとしてたんじゃないのかな。音楽からしてもそうだし、明らかに笑わせにかかっているシーンもいくつもあるし。だから、すべての予想を裏切って叩きつぶすあのラストシーンが強烈だったわけです。ただし、単に破滅ストーリーを追っただけではなく、その周りに絶妙なキャラクターの人物配置を行い(とりわけ、エステル・パーソンズ扮するブランチの物語左右力が凄い)、ラストへの展開を必然のものとしてみせたところが、この作品を他の同種の凡百のものから歴然と際立たせている。そして、あのラストシーン、目と目が合う一瞬の間に飛び交う物凄い量の感情の表現は、衝撃的であり、奇跡的でもある。思い出すだけでも怖くなるし、その後の銃弾よりもこっちの方が怖い。 [映画館(字幕)] 8点(2004-03-02 02:30:31) |
2326. ラットレース
アホすぎて良い。ところどころ、演出がしつこかったかな。ローワン・アトキンソンは、普通に画面に登場するだけで笑えるのだから、あえてイタリア人などにする必要はなかったでしょう。 5点(2004-03-02 00:02:32) |
2327. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
きちんと作りこまれた話で好感が持てますが、この題材で2時間半は長過ぎです。もっとコンパクトにまとめてくれたら、名作認定だったのですが。 [ビデオ(字幕)] 6点(2004-03-01 02:57:55) |
2328. ノイズ(1999)
工夫もなければ中身もない、素人レベル以下の作品。ジョニー・デップが出ているということ以外、何も価値がない。 2点(2004-02-29 23:24:53) |
2329. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
良くも悪くも予想どおり。ただ、結局フロドが最後までまるで成長しないのには、びっくりしてしまった。あのキャラクターは何のために出てきたんだろうか?それと、前作で印象に残っていたレゴラスとエオウィンの登場が減っていたのが残念だった。 6点(2004-02-29 20:46:48) |
2330. 沈黙のジェラシー
あえて映画にするほどの題材ではありませんが、もっぱらグウィネス目当てで見たら、全編にわたってご尊顔をたっぷり拝見できましたので、その限度では意味がありました。 4点(2004-02-29 01:13:38) |
2331. クリフハンガー
脚本は随所で突っ込みどころ満載、というか突っ込まないでいられる場面を探す方が難しいくらいなのですが、いろんな危機の見せ方やタイミングや裏のかき方などはそれなりに充実しており、一応は最後まで楽しんでみられるという妙な作品。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2004-02-28 23:15:16) |
2332. 水曜日に抱かれる女
サスペンスっぽい作りなのに、テンポがあまりにも悪くて、話が少しも前に進まないので、見るのが苦痛でした。 [地上波(吹替)] 3点(2004-02-28 21:09:21) |
2333. ディープ・インパクト(1998)
絡んでそうで絡んでいない3本柱を軸に進めるという発想はなかなかよい。しかし、肝心のその柱の中身が、どれも何とも薄くて、イライジャのパートに至ってはほとんど陳腐レベルです。結果、一番ドラマチックだったのは、最初の彗星発見のくだりだったということになってしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2004-02-27 23:57:55) |
2334. 偶然の恋人
いい話なのに、脚本の工夫のなさとベン・アフレックの大根ぶりがすべてを壊しています。 5点(2004-02-27 03:45:26) |
2335. アイアン・イーグル
凄まじいほどの脳天気作品。今ではとてもこんな低レベルなものは世に出せないだろうが、こんなものでも真面目に作っていた時代があったということだろう。1点はDioの“Hide In The Rainbow”に対して。 1点(2004-02-25 03:10:47) |
2336. ワイルドシングス
途中からは、思いつきで次の展開を重ねているだけです。もっと真面目にやって下さい。 4点(2004-02-22 23:33:38) |
2337. 恋するための3つのルール
思わせぶりなタイトルと、ヒューが主演ということから期待してしまったのが間違いだった。中盤以降はほとんどその辺の2時間ドラマレベル。 3点(2004-02-18 01:24:52) |
2338. 夢の降る街
最後まで、何が言いたい話なのか、さっぱり分かりませんでした。 3点(2004-02-17 03:57:05) |
2339. シービスケット
《ネタバレ》 最初の方の背景説明は、後と全然つながってないので、あれならば不要でした。また、本編に入ってからも、勝ち上がって人々に希望を与えたのがメインなのか、その後の負傷からの立ち上がりがメインなのか、主題がはっきりしていません(そもそも、何で人々があの馬に熱狂したのかの説明もなされていません)。とはいうものの、競走シーンの迫力と、全体的な映像の美しさは十分で、なぜか見終わった後にはそれなりに印象に残る作品にはなっていました。 [映画館(字幕)] 5点(2004-02-15 23:03:41) |
2340. ニューオーリンズ・トライアル
《ネタバレ》 渋い見せ所多数の、大人向け高級サスペンスです。ハイテク機器の駆使や侵入・脅迫の場面など、分かりやすい盛り上がりもありますが、それ以上に、いろんな登場人物の間で展開される心理戦の迫力が良いです。ハックマンとホフマンの演技は共に絶好調で、各々それぞれのキャリアにおいて優に代表的一角を占めるべきレベルのものに達していますが(トイレの対決シーンはまさに白眉)、その2人を向こうに回して、敵か味方か分からない謎の男女を的確に表現し、大物2人にも負けない迫力で火花を散らしてみせたキューザックとレイチェルも素晴らしい。 [映画館(字幕)] 8点(2004-02-15 22:52:28) |