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アンドレ・タカシさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2127
性別 男性
自己紹介 2022/3/26に以下のような自己紹介文をアップしました。
ロシアのウクライナ侵攻が始まってひと月経過。
映画は観ていますが、侵略戦争のせいでレビューする気になれません。
私の映画レビューと戦争は直接関係しませんが、
楽しく文章を考える気分じゃない、ってことですね。
ロシアが撤退するか、プーチンがいなくなったら再開します。


そして、
侵略戦争が膠着状態に入り、
いつ終わるか識者にも判断できない状況になりました。
まぁ正直、痺れを切らしたので、レビューを再開します。
ウクライナ、頑張れ!

2024年3月17日更新

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241.  フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ 《ネタバレ》 
ガイラ、怖えぇ~。約40年ぶりの鑑賞だったが、こんな恐ろしい映画だったのか。冒頭、船員がガイラに追われて夜の海を泳いで逃げるカットは絶望を絵にしたような恐ろしさがあった。あの船員にだけはなりたくない。ガイラは捕まえるとすぐ口に運ぶ。「人・即・喰」。衣類だけが、スイカの種のように「ペッ」と吐き出される。ガイラが水中から漁船を見上げているカットも心臓に悪いくらい怖い。羽田上陸シーンは空港の広さとの対比が良く撮れている。特撮、頑張ってました。 でも、考えてみれば、ガイラは行儀を教わっていないので、動くものが全て食事に見える訳だ。たまたま人の大きさがひと口サイズで食べやすく、たくさん目に付いたから食べた。食べる為に海から陸に上がった。野生動物の捕食行動だ。ガイラも子供の頃にアケミさん(=水野久美)に優しくしてもらえば、あんなにグレなかったはずだ。ちょっと同情する。 自衛隊が活躍する。しつこいくらいに攻撃準備を描写するけど、実際にガイラを追い詰めるから大したものだ。田崎潤さんもたまにはいい仕事をする。叩き込まれた砲弾量を証明するかのように、ガイラの着ぐるみにセットした花火が炎となって燃え上がる。「カット!」の後、スタッフが駆け寄って必死に火消しをした姿が目に浮かぶ。中にいる人の火傷が心配になった。その後のガイラは痛々しく皮膚から血を流し続ける。あれで海に入ったら、飛びあがるくらいしみるはずだぞ。 対するサンダは草食系男子。男子だよね? ブサイクなガイラに対して、同種の着ぐるみでも山奥の仙人のような風格があった。「フランケンシュタイン対地底怪獣」では、こんな風貌じゃ無かった気もするが、記憶が薄れて良く分からない。 あのタイミングで海底火山の爆発に巻き込まれる確率は天文学的に低いと思う。ちなみに、子供の頃はサンダとガイラの見分けは付いても、名前の振り分けに混乱した。今回、サンダが「山(サン)」で、ガイラが「海(カイ)」だったことに気づいた。歳を取って知恵がついたことを実感した。
[地上波(邦画)] 6点(2013-01-03 00:52:52)
242.  エイリアン2
「1」はSFとしての完成度と恐怖に10点を付けましたが、この「2」は興奮度に10点です。同じ題材にここまで違った味付けをしたうえに、ここまで完成度を維持した続編は見当たりません。キャメロンの「徹底的にやる姿勢」が顕著に窺える傑作です。当時、広告コピー「今度は戦争だ!」に大いに頷きました。
[映画館(字幕)] 10点(2012-12-24 03:20:00)(良:1票)
243.  明日に向って撃て! 《ネタバレ》 
学生時代、映画をカントクで観る視点を覚えて最初に意識した人の一人がジョージ・ロイ・ヒルさんでした。基本的な演出力に加えて、笑わせ方が極上です。みんな真剣にやっているんですが、そこから笑いをすくい取ります。サンダンスの「泳げないんだ!」がその典型です。何度も観てますが、そのシーンが来るとワクワクします。この味を出せる監督は少ないと思います。反対に、何度も観てるから後半はツラさもひとしおです。ハッピーエンドでは終わらないと云う意味でアメリカン・ニューシネマの代表作に数えられる本作ですが、彼らの生き様は否定したくない。「明日に向って撃て!」がその気分を力強く代弁してくれます。この邦題も極上ですね。
[映画館(字幕)] 9点(2012-12-24 02:39:43)(良:1票)
244.  ナインスゲート 《ネタバレ》 
核心には到達しないストーリーですが、雰囲気だけで高得点を付けてしまうくらい好きな作品です。悪魔とはどんな存在なのか? 9つ目の門の先には何があるのか? 主人公は選ばれた人だったのだろうか? 妖しく光る女の目が、興味を掻き立ててくれます。超自然的な匂いを現実味のある描写のなかに散りばめるポランスキーの語り口が好きです。個人的にはジョニー・デップのベスト3に入ります。ちょっと癖のあるフツーの人。彼はこういう作品が似合うと思っています。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-12-24 01:16:02)
245.  ラスト・エクソシズム 《ネタバレ》 
主人公は「悪魔祓い」の欺瞞を記録に残そうとします。本作の体裁は、そのドキュメンタリー。エクソシストものとしては、新しい視点でした。 主人公もエクソシストですが、悪魔に憑依された人に「祓った」と思わせるだけで済んだ案件がたくさんありました。先人たちも同じことをやって来たと思っていたのでしょう。映像に残すことで、自らの「詐欺」を「人助け」として正当化したかったのかも知れません。 その彼が、ホンモノかも知れない案件と出会った時の動揺と対応が見どころでした。自分の肩書を忘れたかのように病院へ連れて行こうとします。その態度が滑稽です。でも、切羽詰まると演出用の小道具を仕込んだ十字架で対抗する。藁にも縋る思いだったのか、あるいは、信仰自体は失っていなかったのか。たぶんその両方です。 実際、あの少女がホンモノだったかどうかを含めて、本作は最後まで色々な部分をあやふやにしたまま進行します。多くのことを観る人に委ねているけど、この微妙な終わり方は嫌いじゃない。私の印象は限りなくホンモノに近いグレーです。まがい物のエクソシストが報いを受けるような安直エンディングで無かったことが嬉しい誤算でした。悪魔に憑依されたかに見える少女が不気味で、それなりに怖さも担保しています。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-12-23 23:31:37)
246.  G.I.ジェーン 《ネタバレ》 
公開当時、坊主頭が話題になっていた記憶があります。劇中、決意の現れのように象徴的に描かれるけど、その後はスクリーンの情景に馴染んでいて違和感がありません。それと同様に、女性の社会的地位も公開当時よりは上向いていると感じます。殊更、女権を声高に叫ぶ女性議員のような人がとっても胡散くさく映りました。日本はまだ女権後進国ですが、そこに躍起になる時代は通過した印象。これは過去の映画ですね。 まぁ、本作はそんなお題目よりも、一人の特殊な志を持った女性が頑張る映画というだけで、自分は楽しめました。ホントに軍隊の最前線に立つ特殊部隊員が務まるかどうかはあまり問題じゃないと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-20 17:37:23)
247.  ハリー・ポッターと炎のゴブレット 《ネタバレ》 
原作の駆け足トレースが目立つこのシリーズですが、その悪いところが最も顕著なのが本作だったように思います。ロンとの喧嘩も、舞踏会をめぐる三角関係も、特に何も感じることがないまま通り過ぎます。命の危険がある学校対抗競技って、原作からして無理のある話ですが、映像化によってそれが加速されたように感じました。原作に偽マッド・アイが将来の仕事に関してハリーと話すシーンがあります。ハリーの人生の方向を決定づけるいい話だったのですが、バッサリとカットされている。微妙な感情が絡むシーンは最初から諦めているってこと? ちなみにエンドロールだけで13分以上ありました。大作です。
[DVD(字幕)] 4点(2012-12-16 01:21:42)
248.  リベリオン 《ネタバレ》 
公開から10年を経た今頃になって観たんですが、これは新しかったです。ガンアクションが。実効性を持たせた拳法の「型」は、ウソ臭さよりカッコ良さが勝ってました。一部のエキスパートが「達人」の域に達する説得力にもなっていて、上手いと思います。 思想を統制するために、出版物などを検閲するというレベルを超えて、クスリで感情の起伏までを制限する。ケンカや犯罪は少なくなるでしょうが、ホントに戦争まで無くなるのかと思ったけど、思い切った設定で確認できることもある。血生臭いラストシーンを経て、爆炎があがる街を眺めて不敵な笑みを浮かべる主人公。本編中は主人公を応援しますが、エンディングでは感情を解放させることの危惧をカウンター的に見せていたと思います。 レビューからは脱線しますが、過去の歴史が示すように人の自由を制限する制度は長持ちせず、同時に人の攻撃衝動や征服欲の抑制も難しい。ヒトの愚かさは生物進化の必然としてDNAに刻まれた宿命みたいなもので、この根本は変えられません。戦争は嫌ですが、喜怒哀楽との二者択一ならこの作品と同様に感情を選びます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-15 07:40:36)
249.  サハラ 死の砂漠を脱出せよ 《ネタバレ》 
別に砂漠に取り残されたというような話じゃありません。誰も乾いていませんし、その気になればいつでも出て来れます。と云うより、お気に入りのクラシックカーを転がしたり、廃セスナでウィンドサーフィンのように疾走したり、とても楽しそうです。でも、中身は薄っぺらのスカスカでした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2012-12-13 18:49:18)
250.  ローズマリーの赤ちゃん
真綿で首を絞められて行くような緊迫感がスリリングで、とても見応えがありました。派手な描写は無いけど、立派なオカルトです。安易に驚かせるような映像を排し、細かな記号を積み重ねて恐怖を煽って行くロマン・ポランスキーの語り口が秀逸です。20代前半のミア・ファロー、こんなに綺麗な人だったんだと改めて感心しました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-12-12 22:58:49)
251.  ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 《ネタバレ》 
やってることは前作とほとんど同じですが、バンコクという都市のワイルドな土地柄を上手く絡めて前作の二番煎じを回避しようとしています。 将来の天才外科医が指を失い笑っていて良いのかと思っていたら、例のエンドロールで指が切れた状況が種明かしされて、なぜかホッとする。指が無くなった状況は変わらないけど、自己責任だったことが救いになっているのでしょう。自分で指を切り落とした後も笑ってるもんね。 ちなみに、誰と友人になるかの選択は自己責任です。だから、友人が作ったとんでもない状況も自己責任の範囲内です。そこを基調にすることで、ヤリ過ぎやイタ過ぎがあってもギリギリでネガな印象を回避するバカ騒ぎ。際どい見極めだと思いますね。 渾身の嫌味替歌「アラン・タウン」が個人的にはとってもツボでした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-12-10 14:26:54)(良:2票)
252.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 
地球の裏側へ体を運び、人を殴ったり殺したりして情報を獲得する仕事の不経済がひとつのテーマだったのかと。情報は「検索」する時代ですから。それにM=ジュディ・デンチの引退を重ね、時代の変革に対してスパイ能力の有用性を再確認したかったような内容だと思います。Qが用意した秘密兵器も基本的にスタンドアローンで機能するもので、ハイテクやITを駆使して目先を楽しませる昨今の風潮とは一線を画していました。でも、それはちょっと言い訳がましい印象で、おのずと「攻め」では無く「守り」に比重が置かれます。情報機関の暗部と安全保障をめぐる女の闘いも、どうせならもう少し突っ込んで欲しかった。好意的に解釈するなら、攻守ともに有能な007、ということなのでしょう。シリーズ的には次のステップを踏むための布石で、娯楽的には一服した感じでした。 ゴールドフィンガー仕様のアストンマーチンの助手席発射スイッチに手をやるシーンは、古めのファンには嬉しい演出でした。そのスイッチが何であるかをMが理解しているところも良い。半世紀の時間が流れ、何人もボンド役者が変わっていますが、劇中のボンドはあくまで一人と強気です(笑)。 敵役のバルデムは、彼らしい不気味さはありますがやや迫力不足。「ノーカントリー」の殺し屋さんくらい、行っちゃって欲しかったですね。
[映画館(字幕)] 6点(2012-12-05 00:42:10)(良:1票)
253.  トラ・トラ・トラ! 《ネタバレ》 
子供の頃、12月8日前後に民放がよく放送していて何度も観た作品です。太平洋戦争の戦端となった真珠湾奇襲に至る経緯とその攻撃が大きな流れで描かれる。日本側に関しては、陸軍と海軍の方針の違い、山本五十六の姿勢、南雲中将の弱腰、宣戦布告の通達遅れなどが主に描写される。米国側は概して危機管理の甘さが指摘されるような描写になっている。あくまで概要描写だが、記録映画として意義があると思う。 しかし、何と言っても圧巻は真珠湾攻撃シーンである。実際に多くの偽装ゼロ戦を編隊飛行させ、低空から雷撃させる。CGを使っていないと云う事より、その標的になった側から、ゼロ戦がどのように見えていたのかが明確に分かるアングルがこの上なくリアルに映る。離陸途中に撃墜される戦闘機を始め、多くの航空機を爆発・炎上させていて、その業火から逃げる米兵役者の恐れもリアルに伝わって来る。アメリカのスタントパイロットが操縦したらしいが、開戦当時は世界一と言われていた日本の海軍航空隊の操縦技術の高さを、合作とは言えアメリカ側が再現したことには驚きさえ覚える。黎明の空をバックに、シルエットのゼロ戦が空母から発艦して行くシーンは厳かな美しさを湛えており、数ある戦争映画の中でも屈指の名シーンだと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-19 00:18:51)(良:2票)
254.  A.I. 《ネタバレ》 
そもそも、母親への愛を刷り込まれたら変更できないという時点で「人工知能」というより偏向した「プログラム」です。親愛の対象が母親でなければストーカーに早変わりでしょう。その感情プログラムの悲劇的側面だけを取り上げて悲劇的に演出する。子役に同情させる目的が見え見えです。このストーリーから「人工知能」を語るには無理があります。少なくとも、「人間になりたい」という想いが画期的に見えないことは致命的です。くまロボのテディの方が真っ当に進化しているように見えました。人工知能にゴースト(=魂)が宿るかどうかを論点にしている「攻殻機動隊」の方がよほど進んだお話です。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2012-11-18 18:15:49)(良:1票)
255.  ナバロンの要塞 《ネタバレ》 
ミッション・インポ~ッシブルな破壊工作を縦軸に、少数精鋭メンバーの人間関係を横軸に、幾多の試練とピンチを切り抜け、最後はドイツ軍の砲台を地形が変わる勢いで吹き飛ばす。この時、私はドイツ軍に同情しました。ドイツ軍の射撃や砲撃が一向に命中しないのは良くある風景だけど、名優たちが醸す重々しい空気とのギャップが変な見応えを残します。なんて不運なんだ、ドイツ軍。その昔に観た時の爽快さが、なぜがナリを潜めてしまった。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-11-18 17:04:14)
256.  ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀 《ネタバレ》 
オーソドックスなゾンビ映画ですが、過不足なくその面白さが詰め込んであります。ゾンビの撃退、サバイバル側の諍い、脱出手段が無くなった際の絶望感など…。ゾンビを慰みものにするゾンビ狩り集団に眉をひそめるバーバラだけど、彼女がラストでクーパーを撃ち殺してくれて、とてもスッキリいたしました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-11-18 15:34:03)
257.  トゥルーマン・ショー 《ネタバレ》 
究極のドッキリ、ってところでしょうか。それに違和感を覚えた主人公がカラクリの解明を試みる。その世界からの脱出は、主人公にとってヌクヌクした暮らしを手放すことでもあったが、彼は真実を取ります。でも、当たり前だよね。その選択でドッキリの継続を取る人はいないでしょう。プライバシーをのぞき見ていた奴ら(視聴者)が、彼の選択を祝福したことが救いでした。 ちなみに、世界中にネットされて驚異的な視聴率を誇れば、万里の長城並のセットを作ることは可能かもしれませんが、そんな企画が成立するならすでに誰かがやっています。ドッキリ系の番組自体を「悪趣味」と思っている私には、あまり愉快な作品ではありませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-11-11 01:49:46)
258.  ダイ・ハード2 《ネタバレ》 
ビルの上層に閉じ込められた状況から、彼が活躍するしかなかった状況を巧みに設定した前作に対し、本作は彼が働かなくても良い状況で無理矢理に活躍させる。彼一人しか対応する人がいないような見せ方ですが、航空機が墜落して一般人が何百人も死んでいれば、当局がもっと大掛かりに動きます。その無理矢理のカモフラージュのために、能力の低い警備主任を配置して彼と対立させたり、「自分は運が悪い」と言わせたり。奥さんを人質に取られた状況は前作と同じでも、奮闘の方向性が正しいと思えない。警察機構の人間としてやるべきは、地元の警察や公安を連絡を取ることでしょう。機上のジャーナリストを、パニックを扇動した馬鹿者扱いしていましたが、燃料切れで墜落しかねない航空機が頭上にたくさん飛んでる状況で、空港内に多くの一般人を留めておく方がよほど危険だと思う。これを言っちゃあオシマイですが、刑事って本来は被疑者を探し出す仕事です。軍人と戦って全勝させるなら、もっとシナリオに知恵を絞って欲しい。「1」はそれが出来ていたから傑作だったのだと思います。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-11-11 01:27:36)(良:3票)
259.  白と黒のナイフ 《ネタバレ》 
法廷で明かされる被告と被害者の不倫歴のドロドロは、芸能人のどうでもいい色恋沙汰を真剣に論じるワイドショーみたい。それはそれで面白いんだけど、過去の色恋沙汰が殺人を犯したか否かの状況証拠的扱いで評決に繋がるとしたら、かなり恐ろしいことだと思いましたよ。ワイドショーに浸っている有閑マダムのゴシップ興味で真実を諮るようなものです。 ラスト、正体がバレているところへナイフを持って侵入したら、そりゃ撃ち殺されるよね。アメリカは銃社会ですから。犯人の行動が安直過ぎでした。評判の良い映画ですが、これまで観る機会を逸して来ました。公開当時に観ていたら、もう少し良い評価をしたのだろうか…?
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-11-11 01:18:30)
260.  フェア・ゲーム(2010) 《ネタバレ》 
実話のようです。結局、イラクと戦争をした理由って、中国や韓国が国内の問題を反日にすり替えることと似たようなものだったのですね。権力の上位にいる人たちの都合です。CIAの「大量破壊兵器は無い」というレポートを捻じ曲げるだけでなく、開戦批判の矛先をCIA工作員の嘘つきにすり替えるあたりの手際が鮮やかで、今でも多くの局面であんなことをやってるんだな、という視線が生まれます。マイケル・ムーアの告発系ドキュメンタリーに比肩する力がありました。 興行のためとはいえ、自国の恥をハリウッドを通して世界に配信することも、彼の国の「自由」ってことなんですね。こんな映画、我が国にはありませんが、その告発姿勢は見習った方が良いんじゃないでしょうか。 ナオミ・ワッツの父親はきっと渋いオヤジなんだろうと思っていたらサム・シェパード登場。なんか、嬉しくなりました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-04 10:38:19)(良:1票)
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