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やましんの巻さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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321.  レッドソニア
ブリジット・ニールセンが唯一魅力的だった作品。クライマックス、無数のロウソクがゆらめく場所で女同士がくんずほぐれつ(?)する対決場面は、実にファンタスティックでありました。決して悪くない…どころか、かなりの”傑作”だと思うのに公開当時も、今も、無視され続けるのは、こういう職人気質なスタッフが低予算ながらにがんばっている映画への「愛」や「敬意」が、もはや存在しないってことなのね…。
8点(2003-06-11 15:03:05)
322.  レザボア・ドッグス
タランティーノって、画面の作りはほとんど過去の映画からの創造的引用(パクリ、とも言う)なんだよねえ。それを認められるか否かで評価が分かれるんじゃないでしょうか。まあ、ジョン・ウーやキューブリックからB・C級映画まで、元ネタ探し遊びに熱中できる向きには良いんでしょうけど…。でもぼくは、どうしてもその無邪気さが好きになれない。彼の映画への「愛」は、単なる意匠=衣装(ファッション)でしかないって言うか。「おもちゃ」にしているに過ぎないって言うか。
5点(2003-06-11 14:52:20)
323.  レオン(1994)
リュック・ベッソンの映画とは相性が悪いんで、全然期待していなかったんだけど…。いやあ、それ以上にショボい、イージーな代物だったなあ。ゲイリー・オールドマンなんか、もう完全に作品と監督をバカにしていて好き勝手にオーバーアクトしているかど、その気持ちが分かるってもんだ。作り手の幼児性丸出しぶりはいつものことだけど、『シベールの日曜日』(これも小生はキライ)みたく”無垢な男とませた少女の純愛”なんて気色の悪い映画なんか、もうゴメンこうむりたいっす。やれやれ。
3点(2003-06-11 14:34:17)
324.  ルル・オン・ザ・ブリッジ
うん、確かにもはや”禁じ手”の夢オチなんだけど、そのひねり方の才気はさすがポール・オースターって感じ。あの、映画の最初と最後に出てくる壁一面に貼られたピンナップ写真を、よ~く見ておくと、この映画の「謎」が解けます。そしてミラ・ソルヴィーノが最高に美しい映画としても、ぼくはそんなにキライじゃありません。まあ、ほとんど作家の趣味的次元を越えるものじゃないんスけどね。
5点(2003-06-11 14:23:09)
325.  ルーカスの初恋メモリー
まるでひと昔もふた昔も前の少年漫画みたいなストーリーだけど(頭はいいけどチビで家庭に問題がある男の子が、年上の少女に恋をするが、彼女はハンサムなスポーツマンの別の男の子に恋をしていて…)、実に繊細かつ優しく主人公の日常を見つめる眼差しに好感大。”弱者”に対しての想像力が欠如したものの多いアメリカの青春映画にしては、ハートを感じさせてくれる貴重な作品かな。主人公にひそかな好意を持つ内気な少女役で、あのウィノナ・ライダー(映画デビュー)がとっても可憐な存在感を放ってるのもマル。DVDを買って持っておきたい1本です。
8点(2003-06-11 13:49:21)(良:2票)
326.  私に近い6人の他人
今をときめくウィル・スミスが、あっと驚く演技派ぶりを見せてくれる、それだけでも一見の価値あり。しかも、シドニー・ポワチエの息子(!)と偽って上流社会の面々に取り入ろうとする心情が、日本の我々が見ても決して他人ごとじゃない”切実さ”を感じさせて、心にしみます。ほとんど話題にもならない舞台劇の映画化だけど、映像的にも工夫が凝らされて、忘れ難い佳作と言えるでしょう。
8点(2003-06-09 19:45:57)
327.  わが心のボルチモア
バリー・レビンソン監督の最高傑作と言ってよいかもしれない。自らの祖先のたどってきた道のりをモデルにした、半自伝的ストーリーだけど、決して甘いノスタルジアや感傷に陥らない批評性と、ドラマとしての構築力が、普遍的な感動を呼んでくれます。特に、ア-ノン=ミュラ-・スタ-ル演じる祖父の残酷な末路は、孫世代だったレビンソン自身の胸の痛みと痛恨の念がヒシヒシと伝わってきて、悲痛そのもの。確かに地味だし、スペクタクルな見せ場もない映画だけど、この”美しさ”だけはきっと誰の心にも忘れ難いインプレッションをあたえてくれるものだとぼくは信じています。
10点(2003-06-09 19:36:56)
328.  夜霧のマンハッタン
ミステリーかと思えば、都会調のしゃれたコメディー風でもある。それを「中途半端」ととられた方もいらっしゃるようですが…。1930・40年代のハリウッド映画には、こういったソフィスティケーテッドな軽いミステリーがたくさんあったそうで、『影なき男』シリーズとか、今見てもスマートで楽しい。これはそういったセンを現代に復活させようとした、そして見事に成功した1本だとぼくは思っています。レッドフォードはもちろん、。デブラ・ウィンガーにこんなロマンチックな味が出せるってのも、うれしいオドロキだったし。このあたりも含めて、アイバン・ライトマン監督が『ゴースト・バスターズ』だけの人じゃないってことを証明してみせたってことでしょうか。イイじゃないすか、これ!
8点(2003-06-06 18:06:24)
329.  許されざる者(1992)
いまさら何を付け加えようかって感じですが、イーストウッドの最高傑作のひとつにはやはり敬意を表したくて。この映画を見た後、あのブーツの歯車の陰鬱は響きがいつまでも耳に残って離れなかった。雨の夜のなかにゆらめく星条旗の、実にシンボリックな見せ方にしびれた。事件の発端である、顔を斬られた娼婦の不思議な存在感に打たれた。…もう、何もかもが「見事だ…」とつぶやくしかない、これはそんな映画の中の映画であります。
10点(2003-06-06 17:57:06)
330.  夢を生きた男/ザ・ベーブ
すべてにオールドファッションな、そういう意味じゃ反時代的タッチと言えなくもない伝記ものの王道。やはり、点数が悪いっすねえ…。ぼくは大好きですけどね…。特に、ベーブ・ルースの薫陶を受けた少年が、引退試合に青年として再登場するくだりは、常套手段だとは分かっていても泣ける。今どき、こんなパターンをきちんと踏襲してくれる作品の方が貴重じゃないですか、皆さん! 決して好きな監督じゃないけど、アーサー・ヒラー、さすが大ベテランらしい良い仕事っぷりです。
8点(2003-06-06 17:46:05)
331.  勇気あるもの
実は『レナードの朝』が生涯のワ-スト作であったりする小生は、どうもペニ-・マ-シャル監督と合わないのかも…。この映画も所詮は軍隊賛美のプロパガンダじゃん、とシラケまくりだったワケで。「教育が、より良い軍人を作る」ってか? …かんべんしちくり~!!
4点(2003-06-06 17:19:31)
332.  メンフィス・ベル(1990)
どこに爆弾落としても、地上の人間は死ぬっつーの! それを、「爆撃するのは軍事施設だけだ」とかぬかす若造どもの偽善ぶりが、映画そのもののユル~イ感じと相まって、見ている間じゅう怒りを禁じ得なかったことを、今も昨日のことのように思い出す。最近のアメリカが、戦争の時に目標だけをピンポイントで攻撃するなんて言うのを聞かされるたびに、この映画のことを連想してしまうんスよね。大ウソツキ野郎どもが! (…と、確かにこういった見方は、「映画と現実を混同視しすぎてる」と非難されるかもしれない。けれど、どんなファンタジーや夢物語だって、このぼくたちが生き、死んでいく”現実’の所産なのだし、もし、そういう”現実”を無視した、あるいは無自覚な作品が成立したとして、そんなものは徹底して無意味かつ無価値なシロモノでありましょう。少なくとも、ぼくはそう信じています。)
[映画館(字幕)] 0点(2003-06-06 16:34:25)(良:3票)
333.  メリー・ポピンズ
子どもの時に見てめちゃくちゃ楽しくて、あれから現在に至るまで、何度見直したことでしょう。ディズニー映画かくあるべし、という、愛と希望と夢にあふれた永遠の名作ですよね。本作に比べると、最近のディズニーのミュージカル・アニメは偽善臭プンプンで、「純粋さ」を見失っているんじゃありませんか? こんな映画を、シニックに、斜に構えてあざ笑う向きには、「可哀想なヒトだ」と言っておきましょう。
10点(2003-06-06 16:25:44)(良:1票)
334.  ミリオンダラー・ホテル
決して全てに成功しているワケじゃないけど、ここしばらくのヴェンダ-ス作品では最も愛しい、そして美しい映画じゃないでしょうか。あまりにナイーヴな眼差しの中に語られる、「人間とは生きるに値いするか、そんな価値のない罪深き存在か?」という問いは、おいおいそんな恥ずかしいメッセージをわざわざ映画にすんなよ、と赤面させられもする。が、こんな時代であり、こんな世界だからこそそんな“問い”を自問し、本気で考察することも、きっと必要なのだ。ペシミスティックではあっても、決してニヒリズムには陥らないという、まさに『ベルリン・天使の詩』以降のヴェンダースの決意がひしひしと伝わってくる。やっぱり、彼って「天使的存在」なのかもしれないなあ。そして間違いなく「天使」に他ならないこの映画でのミラ・ジョヴォビッチ、最高です。
9点(2003-06-06 16:03:45)(良:1票)
335.  ミクロの決死圏
SF映画史上の傑作であることは、今さら小生ごときが申すまでもありますまい。映画の冒頭、旅客機がヌーッと現れて、その横にタイプ文字でタイトルが打ち込まれる部分から、カッコ良すぎ! 個人的には、ラクェル・ウェルチの身体に血小板(?)が張り付くボンデ-ジ(笑)姿と、それをばりばりはがす男たちのシーンが、何痔見てもイヤラシクて大好き。片時もダレず、ムダのないファンタスティックな冒険譚として、さすがリチャード・フライシャー監督ならではだと、あらためて敬意を表したいと思います。
10点(2003-06-06 15:16:17)(良:1票)
336.  マンハッタン無宿
マンハッタンでテンガロンハットを被った主人公の保安官が、街の人間に「テキサスか?」と聞かれて「アリゾナだ」と苦々し気に答えるシーンがくり返し描かれ、笑える。この男、常にクールだが女にだらしないってあたりの設定も、実に人間臭くてよろしい。そんな、けっこうダーティ(後のハリー・キャラハンほどじゃないにしろ)なヒーローを、イーストウッドが快演。ドン・シーゲルの簡潔明快な語り口も、最近のジェットコ-スタ-調の16(時には32)ビートじゃなく、8ビートの映画的テンポで快調であります。
8点(2003-06-06 13:44:33)
337.  真夜中のサバナ
アメリカ南部のサバナ(サバンナの方が正しいと思うけど…)が持っている、独特の頽廃感と妖しさが、とても良く表現されている。決して悪い映画じゃないと思うんだけど、ちょっとケビン・スペイシーの主人公に、いかがわしさが足りなかったかな。それと、やはり後半の裁判シーンがダレるのはイカンです。イーストウッド監督には、こういうスクエアな場面の演出が合わないのかも…。もっとも、どんな監督が撮っていても、裁判のシーンなんてたいていタイクツなんだけどね。やはりイーストウッドは、出演もしてくれなきゃ寂しいよぉ。
6点(2003-06-06 13:21:00)
338.  真昼の死闘
うん、めちゃくちゃ面白かったという幸福な記憶が、今もしっかりと残り続けているクリント・イーストウッド=ドナルド・シーゲルの名コンビ作品。ただ、これって明らかにシャーリー・マクレーンのために企画されたという感じで、そのためイーストウッドはどうしてもいつもより影が薄いかも。それでもクライマックスの大戦闘シーンは、シ-ゲル監督らしいあれよあれよの名調子で、見ごたえ十分っす。少々お下品なユーモアもいい感じだしね。
8点(2003-06-06 13:11:57)
339.  摩天楼を夢みて
こういう映画を”傑作中の傑作”と言うんです。とにかく、役者のひとりひとりを際立たせ、それぞれに存分な演技をさせながら、映画として見事に統一感がとれている。デイヴィット・マメットの原作戯曲も素晴らしいんだろうけど、やはりここはジェ-ムズ・フォ-リ-監督の、どんな些細なワンカットでも人物をこれ以上ない構図に治めてしまう「天才」こそを賞揚しようじゃありませんか。とにかく、素晴らしい映画だっ!!
10点(2003-06-06 13:01:27)
340.  マチネー/土曜の午後はキッスで始まる
ジョー・ダンテらしいB級映画への偏愛とノスタルジア趣味が、もうこれ以上ないくらい美しく結実した奇蹟のような傑作。相変わらず、ガキッぽい体裁でありながら、実は『13デイズ』なんぞより、いっそう切実に「キューバ危機」を頂点とした冷戦時代のアメリカ市民のメンタリティを描ききっていて、鋭い社会派映画にもなっているし。それに、あの、ヘンテコな巨大アリ映画をわざわざ作っちまう邪気も、いつもなら悪ノリに陥りがちなのに、気持ち良く笑って楽しめる。はじめてダンテを「好き」になりました、ワタシ。
9点(2003-06-05 18:44:34)(良:1票)
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