361. JAWS/ジョーズ
《ネタバレ》 サメの怖さを増幅させるために被害が3件起こるのだが、いくら町の儲けのためとはいえ遊泳禁止にしないのはさすがに愚かに見える。その辺は共感しがたかった。とはいえ、サメの出し方が上手く、ゴジラを髣髴とさせるものがあった。そして、後半のサメ対人間のシーンは面白い。こういう終盤の盛り上げはスピルバーグらしい。主演の3人も文句なしの演技だった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-18 09:59:07) |
362. ネットワーク
《ネタバレ》 「テレビに映るものが全てではない。テレビは何でも作り出せる。」と言っているキャスターに視聴者が同調する。ここがミソなのだが多少軸がぶれていたような、要素を詰め込みすぎたような印象。ラストも多少は大げさな気はするが、ニューシネマ期の作品としてみる価値はあるし、ピーター・フィンチの怪演は見もの。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-13 22:44:03) |
363. ロビンフッドの冒険
《ネタバレ》 娯楽作の原点とでも言うべきなのか、きれいなくらい要所を押さえている。キャスト、音楽共によいが、衣装については原色がきつ過ぎる。カラーだからこその明るい娯楽映画だが、もう少し控えて欲しかった。それとDVDの字幕についての文句だが、バグっているのか途中でいきなり中国語が並ぶのは一体どういうことか。そして、タイミングのミス、誤字が多すぎる。肝心のセリフが何なのかわからないのは少しいらいらした。でもまあ全体的に観て素直に面白かったと言える作品。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-12 23:25:36) |
364. キッド(1921)
《ネタバレ》 面白かったが、少し期待しすぎたようだった。特にラストが呆気なかった。夢のシーンはうまい心理描写ができていて、これからどうなるのかと思えばあっさりハッピーエンド。かなり製作に時間をかけたと言うから、ラストももっと練ってほしかった。でも、チャップリンらしい笑いと感動に満ちた作風は好きだな。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-07 10:12:12) |
365. チャップリンの移民
後半はタイトルの「移民」から少し逸れてしまった気がするが、船でのやり取り、レストランでのやり取りはそれぞれ皮肉交じりだが面白かった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-04-03 17:06:12) |
366. チャップリンの霊泉
《ネタバレ》 徐々に皮肉の入ってきたチャップリン短編コメディ。今回は聖なる水が酒に代わっているというオチ。コメディは回転ドアにマッサージと多少しつこい部分もあったが面白かった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-04-03 16:55:06) |
367. 手錠のまゝの脱獄
《ネタバレ》 やはり当時の社会状況から考えてこの内容は相当斬新だっただろう。手錠で繋がれた黒人と白人の二人はまさしく本来あるべき姿。心を開いて向かい合えば、これほどの友情が芽生えると言う監督のメッセージは素晴らしい。婦人が嘘をついた辺りからニューシネマっぽくなったが、死ななくて良かった。ポワチエの歌も良かった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-28 12:27:32) |
368. チャップリンのスケート
《ネタバレ》 スケートという手段を使い、いつものように繰り広げるギャグは本当に面白い。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-27 14:31:49) |
369. キートンの蒸気船
後半にかけて怒涛のスタント。そして、ドラマもあり、オチも素晴らしい。ただ、前半部分が少し地味。前半に見せ場があれば更に良かったかも。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-07 18:21:54) |
370. 捜索者
《ネタバレ》 ○久しぶりの鑑賞。○物語の中心にいたイーサンが実は家族もなく、最後にはドアが閉じられ締め出されるようにエンディングを迎える結末。○マーティンがコマンチ族の妻をもらうことになってしまう展開後にデビーがコマンチ族になっているという皮肉めいた展開も興味深い。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-26 13:06:31) |
371. マトリックス
一対一の決闘。スローモーションに二挺拳銃。そしてハトが飛ぶ。いや、新聞紙だった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-14 23:20:14) |
372. キャスト・アウェイ
《ネタバレ》 ロバート・ゼメキス&トム・ハンクス第2作目で、前作「フォレスト・ガンプ」を感じさせる場面が多かった。「あの時飛行機に乗らなかったら」と運命を嘆きながらも受け入れたチャックが、十字路の真ん中でこれからの行く末を感じてエンディングを迎えるのは悪くない。今作も「時」と「運命」を題材にし、いろいろ考えさせる作品となっている。そして、144分と言う上映時間の上、作品の大半がトム・ハンクスだけであるにも拘らず、飽きさせずに見せると言うのは素晴らしい俳優の証であろう。しかし、無難といえば無難で、少し物足りないと言う印象は拭えない。 [DVD(字幕)] 7点(2007-11-24 23:51:05)(良:1票) |
373. カジノ
《ネタバレ》 3時間と言う長さを感じさせない構成には感服。さすがスコセッシ。デ・ニーロ、ジョー・ペシのコンビももはや極限の域。そこに見事にはまり役のシャロン・ストーン。確かに「グッド・フェローズ」と似通っている部分もあるが、これはこれでなかなかの力作。 [DVD(字幕)] 7点(2007-10-29 22:46:30) |
374. 真実の行方
《ネタバレ》 それだけ賢いんだったら、殺人がばれない様に出来たはず、とも思うが、よくある二重人格ネタ以上のオチがありなかなか楽しめた。そして、何よりこの映画でエドワード・ノートンの才能を見出したのが一番の成功。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-04 00:28:18) |
375. サイダーハウス・ルール
《ネタバレ》 穏やかな雰囲気ながら、命とは何なのかと考えさせられた。役者たちの演技や音楽も申し分ない。せっかく宿った命も生まれることなく殺してしまう現代への皮肉が込められていたり、堕胎は駄目だと言い張っていた主人公が自分のルールを破り、状況にあった対応をするなど青年の成長があったり、親子同然のホーマーとラーチ先生の絆など内容的には盛りだくさんだが、詰め込みすぎた感じもなく上手くまとめあげられていた。決してハッピーエンドではなくが悪い気分にはならなかった。 [DVD(字幕)] 7点(2007-07-03 12:00:35) |
376. ダイ・ハード4.0
《ネタバレ》 ○12年ぶりのシリーズということでやはり期待するところは原点回帰なのだが、1作目から時がたったというのを感じさせるいわゆる最近のアクション映画といった印象。○ジョン・マクレーンはそのままの印象だが、もう少し知的なシーンもほしかった。○悪役こそ大したことないが、アクション映画としては及第点。 [映画館(字幕)] 7点(2007-06-23 22:10:01) |
377. シルバラード
《ネタバレ》 西部劇が絶滅寸前だった80年代に伝統を踏襲しながらオールキャストで描いた意欲作。ブルース・ブロンソンの心地よいスコアをバックにベタなストーリーが展開するが、なかなか丁寧に作ってあり見応えがある。しかし、キャストにもう少しノリが感じられれば更に良かったと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2007-06-12 11:09:04) |
378. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
《ネタバレ》 アル・パチーノのアカデミー賞受賞には納得。ダンスシーンや車の運転シーンなど印象的なシーンも多い。ラストの演説もびしばし決まり気持ちよかったが、その後のスタンディングオーベーションは何だ?いくら生徒たちの言いたいことを代弁したとしても全員が立ち上がって、拍手をするかな。そこだけがもの凄く引っ掛かった。 [DVD(字幕)] 7点(2007-06-07 23:38:31) |
379. ポストマン(1997)
《ネタバレ》 賛否は分かれると思うが、目の付け所は良い。内容と設定の関係から3時間の上映時間になったこと、更に人気に陰りを見せ始めたケビン・コスナーの監督作であること、ラジー賞を総なめにしてしまったことが過小評価につながっていると思っているのだが、酷評されるのはわからなくもない。でも、国家の誕生における郵便の大切さ、それを分かち合って希望を見出していく展開は素晴らしいと思う。ただ、作りようでもう少し面白くなったかとは思う。 [DVD(字幕)] 7点(2007-05-23 10:29:51) |
380. リーサル・ウェポン4
シリーズ毎に進化し続けてきた「リーサル・ウェポン」シリーズの最終作。みんなが揃い、まさしく集大成のような作品に仕上がっている。これからもみんなには頑張ってほしい。 [DVD(字幕)] 7点(2007-05-21 09:37:21) |