21. エド・ウッド
エド・ウッドが亡くなったベラ・ルゴシに似た人物(町の整体師)を見つけて満面の笑みを浮かべ瞳を潤ませるシーンに思わず涙を流してしまった。おそらくあのときの彼の表情は、友人でありそして敬愛する偉大な映画人でもあったベラ・ルゴシを想うあまりの喜びから生じた物であり、あるいは他の誰もが「似ていない」と呆れたにもかかわらず、その整体師を代役として作品(完成度はともかく)を最後まで創り上げた彼の映画に対する情熱と人を想う慈愛は、素直に我々に感動を与える物であったように思う。そしてそれは最低であったのはあくまで彼の残した作品であり、監督として、あるいは一人の人間として、エドワード・D・ウッド・Jrなる人物がいかに「いいヤツ」であったかを確信させるのに何の疑問もないように思う。そして彼の死後、16年の時を経てこの「エド・ウッド」なる映画が現代の映画人たちにより創り出された。まさに「青は藍より出でて藍よりも青し」。偉大なる最低映画監督の生涯を描ききったティム・バートンとそのクルーに心からの拍手と感謝の意を贈りたい。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-20 00:36:02) |
22. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐<特別篇>
他の人には見えない霊体がジェダイには見えるので、平和が訪れた共和国であってもルークはスピリチュアルカウンセラーとして食っていけそうだ。 [地上波(吹替)] 8点(2005-07-13 23:58:21) |
23. トップガン
この映画が公開された当時、一部の映画ファンの間では「(当時の)トム・クルーズと(当時の)松尾伴内が薄~く似ている」との噂があった。残念ながらこの説はあまり広く根付くことは無かったようだが、それは21世紀に至った現在においても、「口裂け女」や「人面犬」のようにある種の都市伝説として語り継がれているそうである。 [地上波(吹替)] 8点(2005-07-02 03:57:10) |
24. ロード・オブ・ザ・リング
プルルルル、プルルルル、プルル・・ガチャッ。「はい、こちら探偵事務所・・・ええ、そうですが・・・なに、調査の依頼??で、そちらのお名前は??・・・なるほどそうでしたか・・・解りました、お受けいたしましょう・・・詳細は追って知らせると言うことで・・・ええ、そうです、それでは(ガチャリ)」----「ボス??どうしましたか??仕事の依頼ですか??」「そうだ、イライジャからの依頼じゃ」 「イ、イライジャさんからの!!!確か彼からの依頼じゃ2年以来じゃ!!??」「そうだ、確かにイライジャからの依頼じゃ2年以来じゃ」「と言うかイライジャですか??ジライヤですか??」「ジライヤは関係ない、イライジャだ」「ではイレイザーですか??」「イレイザーと言えばやはりワニだな」 [DVD(字幕)] 8点(2005-06-25 01:27:21) |
25. モンスター(2003)
おちゃらけた感想を言うと、シャーリーズ・セロンのおっぱいポロリはあったのに、クリスティーナ・リッチ嬢の方はせいぜい透け乳首程度しかなかったのが非常に残念でした。で、かっこつけた感想を言うと、あの彼女はまさに「怪物」であったが故にただただ純粋にそして本能として愛すること・愛されることを求めていたのかもしれませんね、道徳も理性もかなぐり捨てて。 [DVD(字幕)] 8点(2005-06-11 14:07:29) |
26. ダーティハリー
改めて見直そうと思ってDVD版をレンタルしてきたのですが、収録されている字幕が英語、日本語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、タイ語、ハングル語と実に多彩で驚かされました。ダーティーハリーは世界中の人々にとっても愛すべきヒーローなんですね。 [DVD(字幕)] 8点(2005-05-30 01:12:08) |
27. ザ・フライ
洗面所でニキビを潰すたびにこの映画を思い出します・・・(プチュッ!!)。 8点(2004-03-30 22:03:10) |
28. インデペンデンス・デイ
ある意味「マーズアタック」よりも脳天気でアッパレなおバカSF映画。 ウィル・スミスの左フック(右だったかな?どっちでもいいケド)で卒倒する宇宙人が最高にイカしてる!!・・・ってまあ、見た目もイカしてるんだけど。 さらに黒人女性(ウィル・スミスの彼女ね)の飼い犬の名前が「ブーマー」なのも、我々日本人にとって往年の助っ人ガイジンを思い出させてグー。 あ、主砲はヤメテ・・・。 8点(2004-03-07 21:54:36) |
29. ロボコップ(1987)
「ロボコップソーセージ」はどこへ行ったら買えますか?? 8点(2004-03-07 21:26:15)(笑:1票) |
30. クラッシュ(2004)
《ネタバレ》 もしかすると自分は酷く心が冷たくて、ひねくれた考えの持ち主なのかもしれませんが、実はあの女の子が実際に撃たれて命を落としたほうがむしろ自然で良かったのではないかと思ったのです。なぜかというと自分にはこの作品は「アメリカ社会の実情」であると同時に、「世界情勢の縮図」にも映ったのですが、だからこそ本当に大切なものを理不尽に失う悲しみを(例え残酷であっても)まざまざと見せ付けられたほうが、現実に世界中に蔓延する全ての悲しみを(苦しみを、困難を、貧困を、差別を、)心の底から嘆き悲しみ、そしてまたその全てが消え去る事を心の底から願えるのではないかと思ったからなのです。実際にはあの女の子は命を落とす事はなかったわけですが、もし違う結末であったのならあの女の子はペルシャ人の商店主にとってだけでなく、自分にとっての天使にもなりえたのかも知れません。 [DVD(字幕)] 7点(2006-08-16 00:26:23) |
31. マルホランド・ドライブ
マズ~い!!もう一杯!!! [DVD(字幕)] 7点(2006-05-30 02:14:07)(良:1票) |
32. X-MEN2
マグニートが脱獄するシーンで警備員の血液中の鉄分を操っていましたが、この場面を見て自分は昔「鷲尾いさ子」がCMに出演していた「鉄骨飲料」を思い出しました(そ~れそれそれ鉄骨インリョ~~♪ってやつw)。たぶんアレを飲みすぎると同じように磁力で体を操られちゃうんじゃないかと思いますが、幸いな事に(当然ですが)もうどこにも売ってませんので安心ですね(笑)。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-29 00:40:12) |
33. キング・コング(2005)
みんな!!目を覚ますんだ!!7メートルの巨大ゴリラがいたことよりも、恐竜がまだ生き残ってたことの方がはるかにものすごい大発見だぞ!!!!(あと新種の生物もいるっぽいぞ!!!!) [DVD(字幕)] 7点(2006-05-27 15:49:18)(笑:4票) |
34. 蝋人形の館
ワックスを塗って~、ふき取る。ワックスを塗って~、ふき取る。 [DVD(吹替)] 7点(2006-04-17 13:40:37)(良:1票) |
35. スーパーサイズ・ミー
では、1日3本のクソ映画を1ヶ月間観つづける、なんて実験はどうでしょうか??3日目あたりできつくなってきて、1週間過ぎたあたりで恋人に、「お願い!名作も観て!!」なんて涙ながらに訴えられたり、あるいは10日目過ぎたあたりから、不眠・吐き気・めまい・胸の痛みなどの症状が現れ、ついには20日目過ぎたあたりに、医師から「これ以上のクソ映画は危険だ!!」なんて言われて、ドクターストップがかかったりして(笑)。※ちなみに作品のタイトル案は以下のとおり→「死霊の盆踊り・ミー」・「シベリア超特急・ミー」・「北京原人・フー・アー・ユー・ミー(なんのこっちゃ)」 。 [DVD(吹替)] 7点(2005-07-13 04:13:41)(笑:3票) |
36. タイタンの戦い(1981)
子供の頃にオヤジに連れられて初めて劇場で見た映画がコレなのですが、テレビの深夜放送でやってたので思わず観てしまいました。で、やはり幼少の記憶どおりメデューサ戦はハリーハウゼン作品としては屈指の出来栄えですね(思わず姿勢を正してしまいます)。目線が合うと石化してしまうという神話上での設定もさることながら、薄暗い地下迷宮をつんざく「ギュゥィィーーーンン!!」と言う弓矢の音がタマリマセン!!(ヤツは弓の名手でもあるのダ!!)。ん~~やっぱりこの頃のダイナメーションはいい味出してますね。特撮ありきの作品ではありますが、ああいった手作り感はやはり観ていてワクワクさせてくれます(と言うことで7点献上)。それはさておき主役のあんちゃん顔濃いいな~。なんかペルセウスと言うよりもバトルケニアって感じです(笑)。 [地上波(字幕)] 7点(2005-06-18 16:23:49)(良:1票) |
37. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
オーランド・ブルームって稲垣吾郎に似てると思いませんか??? 7点(2004-06-10 00:09:11) |
38. キル・ビル Vol.1(日本版)
やはり「子供は殺さない」ってのはしかたないんですかねぇ~。 この「暗黙の了解」が破られない限り、いくら血飛沫飛び散らせようと生首ゴロゴロさせようと、結局は「善良で優良でマジメな企業資本映画」でしかないんでしょうね。 7点(2004-05-07 04:36:39) |
39. DOOM ドゥーム
《ネタバレ》 途中までは「エイリアン2」を彷彿させる内容でそこそこ惹きつけられたのですが、後半以降シナリオがやや破綻ぎみの印象を受けました。例えば”軍曹”ことザ・ロックが急にただのサイコ野郎になっちゃったり(のっとられたの??いつのまに??)、あるいは敵モンスターの設定も染色体がどうとかなんか複雑で良く解らないし(頭悪くてドゥームすいません・・・)、さらにはラストでもいきなりマトリックス系のナグリ決闘に突入しちゃったりと、思わず「何でやねん!!」とエセ関西弁で突っ込む事もしばしばでした(最後の手榴弾オチもなんかスターゲイトみたいだし・・・って知ってる人いるのか??)。もっとも元のゲーム自体は未プレイながらも、一人称視点のシークエンスはなかなか面白く感じたのでその点は評価しても良いかなって思います。まぁSFアクション映画として雰囲気は決して嫌いではないので(ゾンビ風のテイストとかも)、設定をもっとスッキリさせてシンプルにストイックなカッコよさを突き詰めた作品だったら良かったのにな~なんて思いました。 [DVD(吹替)] 6点(2006-10-17 01:24:40) |
40. アサルト13 要塞警察
《ネタバレ》 ちと期待しすぎたか。突っ込みどころが結構あるし、何より「ぜい肉」が多め。アクション映画なんてものは例えるならアスリートであって、ぜい肉の多い体では走る事もままならないっすよ。以下、簡単にぜい肉&突っ込みどころをまとめておきます。■主人公のトラウマ設定■セックス狂いの女■美人精神科医■重武装の特殊部隊員が女にナイフ奪われて喉ブスリってよわ!!■今時の車がハンドルカバー素手でもぎ取って直結でエンジン始動ってんなアホな■VF5(だっけ?)って結局何??ヘリで来たってだけ??■てかいくら悪徳警官軍団だからって同じ警官を殺すのに派手に襲撃しすぎ。にもかかわらず「消防隊が来るから・・・」って今までの騒ぎは??■極めつけは悪役のボスが殺すべき相手を目の前にしておきながら、急所を外して撃って「奴を呼べ」ってどっちらけ。 [DVD(字幕)] 6点(2006-08-15 19:34:30) |