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おーるさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 307
性別
自己紹介 基本的に評価は甘め。
9点は映画としてほぼ文句の付けようの無い映画。
そして10点は多少アラが有ろうと個人的なツボに入り、人生に影響を与えた程の映画。
0点の映画は逆に怒りを通り越し尊敬の念さえ覚える映画。

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21.  パルプ・フィクション
本作が映画界に与えた影響は計り知れないものでしょう。 個人的にはもっとコンパクトにまとまっている「レザボア~」の方が好み。 タランティーノのアクの強い「タランティーノ節」が、本作にはこれでもかというほど詰め込まれまくっている。 映像のスタイリッシュさ、絶妙な音楽のセレクト、ウィットに富んだ激長な台詞、練に練られた構成。時系列をバラバラにしても、全く混乱せず観れるのは凄い。  全登場人物が濃くて良かったが、特にサミュエル・L・ジャクソンの演技が本当に素晴らしかった。  タランティーノ映画を観る指標としては、まずこの作品からがベストなのではないだろうか。
[DVD(字幕)] 9点(2010-08-26 17:42:41)
22.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
予想以上に面白かった。  まず、映画のテンポがとにかく良い。 そして、展開の巧さ。回想→現在と行き来するが、全く混乱する事無く楽しめる。 しかもちょうど忘れかけたころに絶妙なタイミングで伏線が回収される。 物語が繋がる感動。後半にかけて特に素晴らしいものがあった。  子役の演技も素晴らしく全くウソ臭さが感じられない。 スラムの悲惨な現状をリアルに描いているが、この映画が重苦しくならないのは、とにかくセンス溢れる映像とBGMによるところが大きいと思う。  あまりにも都合良くストーリーが展開していくので、そこにばかり気をとられていると、この映画の良さは半減してしまうと思う。  「運命」なのだし、細かい事は気にせず、第一級の娯楽映画として楽しむべき。  ただ個人的には、ラストの問題は正解して欲しくなかったなぁ。
[DVD(字幕)] 9点(2010-05-20 15:24:28)
23.  タクシードライバー(1976)
孤独の中で悶々と生活し、それ故に屈折した自意識ばかりが拡大している主人公トラヴィス。周囲の人々をクズ同然と見下し、自分は同類ではないということをどうにか世の中に示そうと企んでいる。  共感出来ない人は最初から最後まで全く共感できないと思うが、自分の中に少しでもトラヴィス的孤独感が思い当たる人にとっては、この作品が描く狂気があまりにもリアルに感じられるはず。 「タクシー運転手」という設定も、孤独のメタファーとしてこれぞ、と言ったところ。  若きジョディ・フォスターは可愛いし、同じく若きハーヴェイ・カイテルも良いが、 見所は何と言ってもヤバすぎるデ・ニーロの演技。いかにも不健康そうな顔色、挙動不審で妙に目だけギラついている。 全体のドロドロした雰囲気といい、本作はまさしく「病める現代っ子の狂気」を見事に映し出していると思う。 
[DVD(字幕)] 9点(2010-03-29 14:00:12)(良:1票)
24.  夢(1990)
退屈だと感じる人にはとことん退屈な映画でしょうね。 でも、ツボにはまる人(タルコフスキーとかが好きな人)にはとことんツボでしょう。  画家黒澤明が作る最高の美術映画だと思いました。  ただ映像だけで充分「生」や「死」などへの感情を表現できているのに、少し語らせ過ぎな気がしてならない。黒澤映画では「水爆」「戦争」や「近代化」などの話になるとどうしても説教臭くなっちゃいますね。  タルコフスキーの映像美がとことん静かであるのに比べて、黒澤の映像美はもっとギラついているというか、力強い命のエネルギーを感じます。  ツボでした。
[DVD(邦画)] 9点(2010-02-28 22:16:23)
25.  ディア・ハンター
戦争の場面がとても短く、反して出征前後が長く描かれているが、個人的に今まで観てきた戦争映画で一番怖ろしい映画だった。 若々しさ漲る青春時代と、戦争で人生を狂わされてしまった後の人間達の描写も見事。  これは少しトラウマになりそうなぐらい怖ろしい映画だった。  
[DVD(字幕)] 9点(2010-01-08 16:05:15)
26.  チェンジリング(2008)
鑑賞後、これが事実だということに改めて驚かされる信じ難い物語。  事実を出来る限り捻じ曲げず描いているため、いかにも映画的な、ドラマチックな感動は用意されていないものの、さすがイーストウッド、 こんなにも重厚、しかも長尺な作品であるにも関わらず、無駄の無い分かりやすい演出で、観る側をまったく飽きさせない。 キャストの好演も光り、とても感情移入出来る作品に仕上がっている。  ただ観終わった後には、とんでもなく重いものを背負わされる。 大変見応えあり。素晴らしい映画です。  
[DVD(吹替)] 9点(2009-12-22 11:23:17)
27.  パーフェクト・ワールド
「泣ける映画」の王道のような解り易いストーリーだが、さすがイーストウッド、伏線の張り方や徐々に感情移入させていく展開など、やられました。 ケヴィン・コスナーの演技も素晴らしかったが、フィリップ役の子は本当に凄い演技力。普段あまり映画で泣かない方なのだが、この映画は泣けた。  妙にのんびりしていて退屈さを感じたというレビューがあるが、主役ふたりの心の繊細な部分が徐々に近づいていくことを雄大な自然の中に描いているからこそ、この物語はこんなにも美しく感じられるのではないだろうか。  ラストまで観終わった後に、もう一度オープニングの美しい太陽のシーンを観返すと、今ブッチはまさに「パーフェクト・ワールド」にいるのだ と思わされた。  
[DVD(字幕)] 9点(2009-08-07 00:47:07)
28.  ダーティハリー
クリントのハードボイルド、アンチヒーローっぷりにやられっぱなし。 渋すぎ。かっこよすぎです。  上層部とのやりきれない関係、サソリの動機無き現代的な猟奇殺人など、シリアスな場面も描く事で、 単なるアクションもので終わらない見応えある映画に仕上がっている。  飽きの来ないジャストな長さ、ラストシーンもビシッと決まっており、 これぞ刑事アクションのスタンダードと言える映画。
[DVD(字幕)] 9点(2009-07-21 15:31:07)
29.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 《ネタバレ》 
この年代にこんな切り口で風刺。まさにキューブリックにしか作れない映画。 皆さんお書きのようにピーター・セラーズの3役には全く気づきませんでした。 声質まで変えて・・凄い。 かなりドギツイブラックジョーク映画だし、みんな言ってることがメチャクチャなんだけど、絶妙に現実感があるのが恐ろしい。  会議中に愛人の秘書と電話で話しちゃう将軍や、ミサイルに乗って落ちて行っちゃうコング、兵士たちと上層部の疎通が全く取れてないところなど、とにかく戦争を痛快に、そして悪趣味にバカにしまくってる。  でも実際戦争なんて、本当に数人のキ○ガイが発端になっているんじゃないかと思う。 ラストは・・・立っちゃったね(笑)
[DVD(字幕)] 9点(2009-07-19 02:39:16)(良:1票)
30.  世界最速のインディアン
「夢を追わないやつは野菜と同じだ」  耳も遠くて、前立腺が悪くて、狭心症もちの、そんなジイさんバートだが、何でも笑顔で吹き飛ばす、人生を心から楽しんでいる。 わずかな年金収入で、20年代のオールドバイクに改造に改造を重ね、いつか世界最高速度を出すという夢に向かって、全く老いをいいわけにせず、「心はいつだって18歳だ」  とにかく、そんな彼がたまらなくカッコイイ。  本当に少年のような彼に周りは振り回されるが、最終的にはみんな彼を大好きになる。  改造にかけられる金は僅かなので、日用品をバイクのパーツに代替している、超ハンドメイドバイク。ブレーキもない。  彼の夢であった大塩原を見渡している時の表情に、胸が熱くなった。  映画として特筆すべきところは、全体的な映像の美しさもあるのだが、何よりレース中の画面から伝わってくるスピード感!!凄いです。  この作品を作った監督は、主役の元となった実在の人物バートのドキュメンタリーを制作しており、30年間この映画のアイディアを練っていたらしい。  アンソニー・ホプキンスのキャスティングはとにかく完璧で、本当に素晴らしい演技。誰もが感情移入できると思う。  人生の楽しみ方を忘れかけてしまっている人ほど、この映画の素晴らしさが身に染みるはず。久しぶりの個人的大ヒット映画です。
[DVD(字幕)] 9点(2009-07-18 09:31:58)(良:1票)
31.  ノーカントリー
エンディングには少し物足りなさを感じたが、逆に過剰な演出をしないことで、現実感が高まっていたように感じた。 シガーはおそらく、「死」の象徴なのだろう。 死は人種などに関係無く、人間以外の動物にも(シガーがカラスを撃ったように)、全ての生きるものに平等に訪れる。 シガー自身、「俺はコインの裏表のように生きてきた」と言っているように、彼自身も全てを受け入れ生きるうえで、無感情に、別に殺しを楽しむわけでもなく、殺戮を繰り返す。 家畜を殺す空気銃や、全身黒ずくめの服からも、逃れられない絶対的な「死」を感じ取れた。 ハビエル・バルデムの演技はハマりすぎ。 殺しの演出もリアル。BGMが少なく、静かで暗い世界観も良かった。  とにかくシガーに尽きる。この恐怖感は妙に中毒性があり、何度も観賞してしまった。     
[DVD(字幕)] 9点(2009-04-20 00:40:11)
32.  ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
まず本作は映像がとても美しく、重々しく、力がある。  ダニエル=デイ=ルイスの演技はさすがオスカーを獲るだけあり、圧巻。  賛否あるようだが、この独特の陰鬱で少しホラーじみた雰囲気が、 人間が欲望に狂っていく様や、混乱する心情風景をリアルに描いていたと僕は思う。  なんだか、シャイニングのクシシュトフ・ペンデレツキの音楽っぽいなぁと思っていたら、エンドクレジットで音楽「ジョニー・グリーンウッド」と出ていて納得。 レディオヘッドのギタリストである彼は、ペンデレツキの音楽に多大な影響を受けた と言っていたので。  映像、音楽、雰囲気全てが異様、そして圧倒的にリアル。  見応えありまくり。重量級です。
[DVD(字幕)] 9点(2009-03-17 16:37:31)
33.  十二人の怒れる男(1957)
もう皆さん仰る通り名画中の名画です!
[DVD(字幕)] 9点(2009-02-22 02:48:56)
34.  ゴッドファーザー PART Ⅲ
まさに完結作として相応しい作品。アル・パチーノの演技はもう素晴らしいとしか言いようがない。実兄を殺害し、本来の自分を犠牲にしてまで一番大切にしてきたファミリーを、失ってしまった時の断末魔の叫び。無常感に胸が絞めつけられた。 このシリーズ全てに言えることなのだが、殺し合いのシーンをど派手に描いたり、数多く盛り込むのではなく、あくまで静けさ、重厚な雰囲気の中で殺しを描くことで、よりリアルに感じられるし、恐怖も伝わる。 とても美しい音楽と映像もこの悲劇をより深いものにしている。 唯一の減点要素・・・トムがいないこと。トムの存在感無くしてこのシリーズは成り立たないと思っていた私にとって、これは残念だった。 見所一番はやはりラストシーン。 悲しみをこれ以上に上手く表現している映像を私は観たことが無い。 長尺で人間構成も複雑なため、観賞にはある程度体力を要する。でも絶対2回は観るべき映画。1回目よりさらに感情移入できるはず。 
[DVD(字幕)] 9点(2009-02-14 01:14:04)
35.  ターミネーター2
子供の頃観て衝撃でした。無駄が無く、観る側を飽きさせない。ベタなストーリーだが大人でも充分観れる作品だと思う。
[地上波(吹替)] 9点(2009-02-03 09:33:45)
36.  レオン(1994)
あまりに有名な映画で何度もTV放送されているので、今更評価するのも何だが、やはり傑作に間違いないと思う。 脚本自体はとてもストレートでヒネリは特に無いが、俳優陣の好演もあり(とくにゲイリー演じるスタンフィールドは映画史上に残る悪役でしょう)、充分感情移入できた。誰にでもお勧め出来る名作。 
[ビデオ(字幕)] 9点(2009-01-30 07:04:40)
37.  イレイザーヘッド 《ネタバレ》 
冒頭のシーンで、もう意味なんか考えず、ただこの世界に浸ろうと思った。悪趣味もここまでいくと芸術になる。大まかなストーリーはあるものの、奇形の子供が出てくる前から、すでに意味不明な登場人物たちの行動多数。グロさが際立ってしまうが、妙な映像の美しさに魅了され、2回も観てしまった。終始BGM?として鳴り響く低音ノイズも不気味な雰囲気を際立たせている。まさに、「悪夢」をそのまま見事に映像化した作品。不快って言われてナンボ。好き嫌いは別として、映像作品としてはまさに唯一無二で、監督の才能を認めざるを得ないだろう。
[DVD(字幕)] 9点(2009-01-24 17:13:37)
38.  ゴッドファーザー PART Ⅱ
こういう形で続編を製作するというアイディアだけでも凄い。対照的なふたつの人生。人物構成がやたら複雑なので、2回以上観るべき映画だが、いかんせん長く重厚な映画なので、しばらく期間を置いてからもう一回観る というやり方をお勧めする。デニーロの存在感は秀逸。もちろんマイケルの苦悩も見応えあり。個人的には、トムとヴィトの出会いも描いて欲しかった。トム好きなので。全体に漂う哀愁がたまらない。どのシーンも映像美に満ちており、とくにフレドのシーンは悲しく、最高に美しかった。
[DVD(字幕)] 9点(2009-01-24 06:55:19)
39.  告発
ケビン・ベーコンの演技の素晴らしさは他の方が仰っている通り。クリスチャン・スレーターも凄く良かったと思う。弁護士に会うまでの、ヘンリーのあまりに救われない人生・・。嫌でも感情移入してしまう。名作。
[DVD(字幕)] 9点(2009-01-23 02:36:09)
40.  エレファント・マン
あまりに辛すぎる彼の人生にどうしようもなく涙が溢れたが、それは劇中の醜い人間たちへの憤りの涙なのか、メリックへの哀れみの涙なのか・・。どちらにしろ、もし自分が仮にメリックを実際目の当たりにしたら、やはり彼を見て涙することしか出来ないと思う。優しい言葉をかけてあげることは出来るだろうけど、繊細な心を持つ彼にはその言葉が同情から来るものだと感じてしまうだろう。彼の心がピュアだと知っていればいるほど、彼に何もしてやれないと思う。自然に接するなんて、絶対に無理だ。こんなに感情移入させられる映画はなかなか無いと思う。
[DVD(字幕)] 9点(2009-01-22 09:31:56)
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