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あばれて万歳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1201
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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61.  ベイビー・ドライバー
評価の高い映画ですし、実際に映画を観てもセンスがいい映画で「なるほどこれが評価されるのはわかるわ…」と思うわけですが、しかし個人的にはイマイチでした。  理由はシンプルで主人公のベイビーがいまいち好きになれないから。 アウトロー系主人公のバリエーションの一つとしていろいろキャラ付けされてる設定もわかりやすいのですが、しかしどうにもこの主人公が好きになれません。そもそもまず顔が好きじゃない(笑) この映画の内容で、主人公を応援できなければ面白いと思えるわけがないので、残念ながら…という評価にしかならないのです。 クライマックスあたりは主人公が好きじゃない自分でも面白いんですから、これで主人公が好きであれば…と思うと残念でなりません。  ただこの映画、いいところもあります。 登場する女性2人が美人で魅力的な事。 そんなのキャスティングだけだろ、と思われるかもしれませんが、美人を魅力的に撮るのも監督の力ですから!
[インターネット(字幕)] 6点(2021-09-10 03:44:12)
62.  ミッドナイト・スペシャル 《ネタバレ》 
テレビ欄でこの映画の名前を見かけ「全然聞いた事ない映画だ」と思って調べたら、意外と評判がいい映画だとの事。  と言う事で予備知識なしで観始めたわけですが…、ん、この主演でこの雰囲気は…と思って調べたらまさかのテイクシェルターコンビの映画でした。 この監督、なんか独自の宗教観を感じて苦手なんだけど…と思いながら鑑賞したんですが、案の定苦手な映画でした。  大山鳴動して鼠一匹。  まさかの現代版かぐや姫でしかもラストに捻りとか何もないっていう、え、このラストから何を思えばいいの? 人類の幼年期の終わりでもなく、ただ単に「あの子供は上位世界の子供でなんか帰っていきました」ってだけでは…  これで途中の逃避行とかが面白いならまだいいんですが、そこも何も面白くない…あぁこの感覚テイクシェルターとおんなじだよ… てか牧場って結局なんなの?存在意義あんの??  少なくとも私にはこの映画、どこを楽しめばいいのか全然わからないし、なぜ評判がわりといいのかもまったくわかりません。
[地上波(字幕)] 3点(2021-09-08 03:57:35)
63.  スパイダーマン:ホームカミング 《ネタバレ》 
アメコミ界の重鎮チャックディクソンが最近「アメコミは日本の漫画と比べてレベルが低すぎ。アメリカで読まれているのは日本の漫画ばかりだ」と発言してニュースにもなってましたが、実際その通りで、日本のアニメコミックを見慣れた目で見れば単調で浅いアメコミは全く面白くないわけですよ。 スーパーマンやバットマンは知名度はあっても、実際に欧米で好きなコミック読まれてるコミックを聞くと「NARUTO!」とかえってくるわけですからそりゃそんな発言にもなります。 つか日本でアメコミを意識した「僕のヒーローアカデミア」や「ウチのムスメに手を出すな」が本家のアメコミよりはるかに面白いわけですから、何をか言わんや。  当然ながらそれを原作とする最近のMARVEL/DCの映画群も話が浅すぎてどこが面白いのか個人的にはわからないものばかりだったんですが、しかしこの「スパイダーマン:ホームカミング」はかなり面白いんですよね。  で、その理由を考えたんですがキャラ造形やストーリー展開、AIや机の人相手に随所にみられるお約束のボケとツッコミが日本のアニメやコミックに近いからじゃないかなぁ、と感じたわけです。 たとえばAIのお姉さんが「瞬殺モードいきますか」と言う度「瞬殺モードはだめだよ」と天丼で何回もつっこむシーン。 あそこ、吹き替えで観ると榎木淳也と井上喜久子の掛け合いになってて、もはや日本のアニメを観ているよう。  旧来のアメコミ実写化映画と一味違うそのあたりが、面白く感じた理由なんじゃないかと思います。  あと「ホームカミング」、こんなイベント、アメリカの学校にあるんですね。 てかアメリカの学校、リア充系イベントばっかじゃん… プロムに誰を誘うかで悩むだけかと思ってましたが、こんなに陽キャイベントだらけの生活、陰キャにはなかなかつらそうです。
[インターネット(吹替)] 7点(2021-09-08 00:52:47)(良:2票)
64.  アメイジング・スパイダーマン 《ネタバレ》 
スパイダーマンホームカミングが予想外に面白かったので、未見だったリブート版も試しに観てみたのですが…全然ダメ。  まったく面白くありません。  何が違うか…と考えてみたのですが、そもそもストーリーが凡庸で何の面白みがない、とかいう当たり前の事をさておくと…「主人公に魅力がない」これにつきると思います。 サムライミ版とホームカミングの主人公はもっとオタク寄りで童貞感丸出し、恋するヒロインになかなか声もかけられない…のび太感満載なのに、この映画の主人公はシュっとしててチンピラやんちゃすぎるのです。めちゃくちゃ頭がいい設定のはずなのに、とんがったヤンキーにしか見えません。明らかに設定ミスです。 しかもヤンチャなので当然ヒロインにもアプローチできちゃうわけで、そういうやきもきもない。 主人公というのは視聴者が感情移入する対象なわけですからこんな魅力がない主人公を設定しちゃった時点で完全アウト。  主人公以外の登場人物も総じて好感度が低く、たとえばホームカミングの「座ってる人希望」のような魅力的なキャラがどこにも存在しないのが、この映画の致命的な弱点ではないか、とそう思います。  もうひとつ、スパイダーマンってビルの谷間とか広い空間を糸で飛びまくりヒャッハーするあの解放感が見せ場だと思うのですが、このスパイダーマン、やたらと狭いところで近接戦闘ばっかやってます。 それスパイダーマンの強みも魅力もないんじゃね??と根本的な疑問がぬぐえません。  要するに話は平凡、キャラは魅力無し、映画としての見せ場はどこにもない…これがB級映画ならいいんでしょうが、腐っても大作なんですから、その評価は厳しくならざるを得ません。
[インターネット(吹替)] 4点(2021-09-07 03:49:36)(良:1票)
65.  パージ
メンタリストDAIGOの「浮浪者より猫が大事」発言で思いだしたのがこの映画。  そういう思想を皮肉った社会派映画のように見えなくもないですが、しかし製作者サイドが作りたかったのはシンプルシチュエーションの人間狩映画。 社会批判風のこの映画の設定は人間狩の理由付けの設定にすぎず、実際内容的にも極めて底の浅い映画です。  この程度の映画が、なぜシリーズ化して何作も作られてるのか…ちょっと不思議ではあります。  まさに5点の基準「可もなく不可もない」そんな映画です。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-09-05 22:23:56)
66.  ザ・ハント(2020) 《ネタバレ》 
主人公だとわかるまでしばらくかかる主人公、どこかで観たような…と思ったら、ついこのあいだ観たトゥモローウォーに出てらっしゃいました。 といっても普通の家庭の主婦役で、こちらとはだいぶ雰囲気違うんですが。  さてこの映画、よくある人間狩り映画かと思いきや、社会風刺がばりばりです。  トランプ政権時代のアメリカの分断やら頭の悪い陰謀論から着想を得てるのは明らかで、実際にトランプや一部保守層がこの映画について「リベラルが我々を虐殺する映画だ!」と騒いだとか聞きます。 しかしちょっとお待ちください、映画を観ればわかる通り、カリカチュアライズされてひどい描かれ方をしてるのはむしろリベラル層の方。 そんな事もわからずリベラルが保守を攻撃する映画だ!なんて怒るトランプとその一派はほんと頭悪いな…と思ったりしちゃうわけですが… この映画の風刺面においては「底が浅い」「ひねりがない」という批判もあるようですが、そもそもこの映画における風刺要素は新聞の風刺漫画レベルにカリカチュアライズされたスパイス的なものにすぎないと思うのです。 そこを真剣に批判するのはちょっと違うんじゃないかな…と個人的には思います。 (そもそもそこを真剣に描くならこんな馬鹿映画じゃ無理なんじゃないかと…)  一方、娯楽系人間狩り映画としては、誰が主人公なのかすらなかなかわからない序盤はめちゃくちゃ面白いです。いやほんと。 映画の方向性も主人公もわからず「これむちゃくちゃ面白いんじゃね?」と僕の期待はマックスでした。  しかし列車に乗るあたりからでしょうか、だんだんと方向性が見えてきて…というか予想外の謎のヒーロー物に変わってしまって「ん、いやなんか期待してた展開と違うぞ…」となってからはめっきりテンションダウンしてしまいました。  もちろん後半は後半でそれなりに面白いですし例えばラストのCAにキャビアの事を聞くシーンが映画冒頭のシーンを受けてだったりと凝った造りなわけですが、しかし個人的には序盤からの流れのまま無力な主人公が必死に知恵を使ってサバイバルし逆転する…そういう流れがよかったな…と思ってしまうので残念ながら少し減点。 (まぁそれって身勝手な期待なわけですけど)  もうほんのちょっとでも褒める要素があれば(エロとか笑)8点にできたのに…面白いのにちょっと残念。 そんな映画です。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-09-02 01:46:09)(良:1票)
67.  ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
ミステリーですしネタバレ無しで感想を。  評判のいい本作ですが、個人的にも今までの本格ミステリー映画物では1番の出来だと思いました。  何がいいってこの映画、オリジナル作品な事。  有名ミステリ小説の映画化の場合「原作読んだからオチ知ってる」問題がどうしてもつきまといますし「原作と比べると」みたいな問題もどうしても出てきます。  オリジナル脚本のこの映画にはそういう要素が一切無し。純粋に映画を楽しむ事ができます。 (本を一切読まないような人はそういう問題は起きないのかもしれませんが)  また書籍を映画化したものではないため、展開が最初から映画用に最適化されています。  一例をあげれば、映画化したときどうしても退屈になりがちな、一人一人への聴取シーン。 こういうシーンは単調なためどうしても飽きちゃうし、しかも会話だけだと観客が状況をわかりづらかったりするのですが、映画をご覧になった方はおわかりの通り、ここも普通とは違って飽きさせずしかもわかりやすい造りになっています。 随所にそういう映画に最適化されたシーンがあり、これは映画用オリジナル脚本ならでは。  しかも古典的本格ミステリのていをとりながら移民問題と階級問題を織り込み現代風にしっかり作りこまれていて、最近にしてはやや長尺のこの映画、最後まで集中力を切らさず一気に観ちゃう、そんな映画になっています。  犯人に関しては、途中の展開からはおそらく4人のうちの誰か、さらにキャスティングから実際はそのうち2人のどっちか、またはその2人の共謀しかありえない…というのはミステリ好きなら読めてしまい、しかも実際その通りだし推理にツッコミどころもなくはないのですが、しかしオリジナル脚本のミステリ映画としては十二分の出来で、俳優陣の演技もすばらしく、とにかくよく出てきている、その一語につきます。  先ほど「キャスティングから」と書きましたが、ミステリ映画の犯人は基本的に有名俳優が担当します。(まれに例外があってびっくりしますが) そのため、大型ミステリ映画の場合、本映画のように「どこかで観たような有名な俳優がずらり」という事になるわけで、これは「キャスティングから犯人を推測させないため」しょうがなくそうなっているわけです。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-09-01 18:19:15)
68.  ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋
一部では「現時点でラブコメ映画の最高傑作」などと言われてるらしい本映画(wiki参照)ですが、個人的にはそこまでの出来とは思いませんでした。 まぁトマトやyahoo映画等でコンスタントに7点台の映画ですからもちろん面白いのは間違いなく、最近の映画らしく男女関係を現代風にまとめてる点等を除けば特に目新しい要素の無いごく普通の「中の上」ラブコメ映画です。 と、先に結論を書いておいて…  まず邦題。 この「ロングショット」という日本人にわかりづらい単語こそ邦題をつけるべきではないでしょうか。 「大穴」という直訳であれば非常にわかりやすくなると思うのですが… (というか内容的には「微レ存」あたりの方がより的確でしょうが)  さてラブコメとはそもそもファンタジーです。  実際の恋愛で、世界的女優と田舎の本屋の店主がつきあったり、謎の大富豪と街の貧乏娘が恋に落ちたり、僕と広瀬すずが結婚したりする可能性は絶対にありません。 悲しい事ですが、それが現実の恋愛です。  そんな悲しい現実からの逃避として描かれるのがラブコメであり求められる事はとにかく最後はハッピー。  そしてそんな使命を背負ったジャンルである以上、そこで描かれるのはどうしたってファンタジーにしかなりません。もっとわかりやすく言えば「妄想」です。  で、そんなラブコメ群の中でみても、この映画で描かれる状況は相当無茶レベルが高いです。 当然映画中の展開もかなり無茶。現実で考えてありえない事も多く、真面目な人はそういうところを受け付けない可能性も高いです。  しかしこれはラブコメ。 大事なのは二人の関係が変わっていく過程。それと最後に二人がどんな微笑を見せてくれるのか。 その2点においてこの映画はラブコメとして水準以上の出来で、逆にそれ以上のものは何もない、つまりラブコメでしかない。そういう映画になってると思います。  おわり
[インターネット(字幕)] 7点(2021-08-22 22:44:35)
69.  ハンティング・ナンバー1
観る前は低予算B級バカ映画なんだろうなと思ってたんですが、さにあらず。 びっくりするくらい真面目に撮られた手堅い造りの人間ハンティング系ホラー映画でした。 まぁ全ファンタ系映画祭にわざわざ出品されたそうですから、それくらいの手間暇はかけられた映画だって事なんでしょう。  しかしこういう映画はもっとバカだったり荒唐無稽だったりするからこそ面白いという面もあるわけで、ここまで真面目な造りだと逆に「つまらない」という評価をされてもしまいそう。 そもそも人間狩りのB級ホラーなんか観る人(時)って、きちんとした映画を観たいと思ってる人は少ないと思うんですよね。  そういう意味で、妙にしっかり撮られたこの映画の評価は逆に低くなるのもしょうがないのかな…とも思うんですが、個人的にはなかなかの拾い物でありました。 予定調和でオチまでのストーリーが読め読め一直線のありがち大作娯楽映画よりは、小品ながら展開の読めないこういう映画の方が面白いと思うんですよね。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-08-20 18:07:14)
70.  ジェイソンX 13日の金曜日
最近「ライフ」って映画を観たんですよ。 宇宙という密室の中で異性生物との絶望的戦いが描かれるって奴。  類似シチュエーションの映画は数ある中、そのとき自分の頭に浮かんだのがなぜかジェイソンXでですね…   点数のつけようがないような映画ですが、改めて観るともうちょっと馬鹿に振り切ってもいいと思ったのでちょっと点数低めで。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-08-20 14:30:07)
71.  ハンターキラー 潜航せよ 《ネタバレ》 
日本の映画サイトでまぁまぁ高得点なのですが、海外のサイトたとえばトマトあたりだと低評価。 さて、どんなもんか…と観たわけですが、なるほどこれは海外の評価の方があってるかな、と個人的には思いました。  タイトルからして潜水艦物だと思って観始めたこの映画、実際、序盤の潜水艦戦あたりまではかなり面白いんですが、しかし面白いのは序盤だけ。 ロシアでクーデター発生、潜入したシールズがそれを救出…と、なんかどこかで観たような要素満載の上に展開が散漫でありきたり。てか、たまたまシールズが行ったとこでクーデーターを目撃する…とかご都合主義にもほどがあります。  中盤以降、陸と海、並行して話が進むわけですが、いやどっちかに絞れよ…と思う流れの上にむしろ陸が主役気味にすら…一応原題的にも「これ潜水艦映画じゃなかったんかい!」と思わずつっこんでしまうわけです。 いや尺的には潜水艦の尺の方が長いですよ?でも長いだけで全然盛り上がらずでは、絶対これ潜水艦が主役じゃありません。  水陸でストーリーのフォーカスがぶれる上に既視感ありありの展開。しかもあれこれ話を欲張ったあげく、どうにもあっさりで盛り上がりにかけ…いやもう一捻り二捻りするでしょ、普通は…と説教したくなります。  序盤、急速潜航時に乗員が斜めに立っているシーンは、科学的には当然そうなるわけですが、しかし今までの潜水艦映画でおそらく描かれてないシーンで、これは面白いなと思いました。 あと米大統領が女性なんですよね。このあたりは時代でしょう。 とはいえこの大統領、どうするかを決断する会議のとき「艦隊も派遣するし救出作戦もやりましょう」って他人に言われた事を全部許可ってのは何も決めてないのと同じなのでは…
[インターネット(字幕)] 5点(2021-08-19 18:18:39)
72.  チャーリーズ・エンジェル(2019)
これリブートだとばかり思っていたのですが、前作の続編なんですね。  まぁ続編といってもエンジェルも違えばスタッフも違うわけで、実質的に全然別物なんですが。  監督脚本がエリザベスバンクスに変わった事で悪ふざけのオンパレードだった前2作と比べるとずいぶんと真面目な造りになっています。  といっても冷静にストーリーやノリをみれば、実は前2作とやってる事はあまり変わらないはずなのに、個人的にはこちらの方が断然面白く感じました。 …という事は、なんのかんの言って前2作の馬鹿映画っぷりが個人的にあまり好きじゃなかったって事なんでしょうね、多分。 逆に前2作が好きだった人には物足りない映画なんじゃないでしょうか…わかんないけど。  昨今のアクション映画と比べるとラストがちょっとあっさりしすぎで弱いかな…とも思いますが、まぁしつこければいいってものでもないのでこれはこれでいいと思います。  突き抜けた面白さはないですが、手堅くまとまった良作になってると思います。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-08-19 03:26:40)(良:1票)
73.  トゥモロー・ウォー 《ネタバレ》 
2020年クリスマス公開予定にも関わらずコロナのせいで上映予定がたたず結局amazonに売却され…という今のコロナ状況ならではの理由でアマプラ独占配信となったSF大作映画。  未来を救うために過去から兵士を徴兵して…という設定は、普通のパターンと逆で非常に斬新。 その独自の設定からどんな面白い映画が出来るんだろう…と特に序盤は期待させてくれました。  しかし実際に未来に行きエイリアンと戦い始めたら、もうよくあるアメリカのその手の映画と何も変わらない、雑な戦闘シーンが続くだけの映画に成り下がってしまって早々にがっかり。 あまり効かない小火器で無理やり戦うのって、どう考えても作劇上の都合にしか見えないですし「うわー雑…」と思って一気にシラけちゃうわけです。 しかも「未来に行ったら指令が自分の娘で」って、それラノベあたりによくある「謎の組織の指令が妹でした」なんてのと何も変わらないイタイ設定じゃないですか。 ま、確執のある娘以外にも確執のある父親なんかが都合よく登場する当たり「家族愛」をテーマにしているようですが、しかし結局親子3代で問題を全部を解決するという展開は、いわゆる厨二的な「セカイ系」そのものです。 冷静にシナリオをみれば、やっすい厨二病ラノベと同レベルなんですから、映画全体のレベルもしれてしまいます。  最初の設定が面白いだけに、その設定を有効に生かせずただのアメリカ的ドンパチエイリアン映画になってしまっているのが非常に残念。それにつきます。  っていうか、あのエイリアンって物理的攻撃で普通に死ぬわけですから、謎の毒薬とか開発しなくてもメスも普通に殺せたのでは??という根本的設定矛盾が気になってしょうがありません。 そこはあの毒じゃないと絶対死なない…くらいにしてくれないとさぁ… 「毒でオスは全滅したけどメスは生きてた」って、だったら「オスをまず毒で全滅させて残った少数のメス殺しにいけばいいですね」って普通なるでしょ?そしたら未来で人類の勝利ですよね。 なのになぜか「メス用の毒を開発しなくちゃ!」ってなるから(しかも都合よく出来ちゃったりするから)観ててシラケちゃうわけですよ。  まぁ金はかかってるし、頭からっぽにして時間つぶしに楽しむ娯楽映画としては十分な出来だとは思いますが、それ以上の映画ではないです。
[インターネット(吹替)] 6点(2021-08-18 03:42:43)
74.  ライフ(2017) 《ネタバレ》 
エイリアン以来伝統の宇宙船密室型ホラー映画の最新作の一つ。 終始、極めてオーソドックスな展開で最後も(ちゃんと飛行中の映像で誰でもそうだろうとわかるように)ポッドが逆になってる予定調和で結局全く救いがないラスト。  このタイプの映画に期待される展開を終始外す事がなく、かつ映画で描かれる怖さも標準より少し上の水準を維持してくれているため非常に完成度の高い映画になっていると思いますが、一方で、この手の密室ものとしての新味は全くないのもまた事実で、完成度こそ高いものの「傑作」にはどうやっても届かず。  このジャンルが好きな人なら観て損はないと思いますが…
[インターネット(字幕)] 7点(2021-08-17 04:22:11)
75.  ポラロイド
レビューを書くために過去のレビューを読んでみたら「Yuki2Invy」さんのレビューが僕の書きたい事をほぼ完璧に書いてくれてました。 ここまで他人とほとんど同じ感想になるという映画もある意味すごいのかもしれませんが…  という事で以下同文です。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-07-20 14:07:10)
76.  ニック・オブ・タイム 《ネタバレ》 
「劇中の時間がほぼリアルタイムと一致」という設定を活かすなら、ほとんどワンカットで撮るとかしないとダメですよね。 いかにもこの監督ぽい重たい普通の撮り方なので観ていてもその設定が全く生かされてません。  そもそもお話が全然面白くないのが問題で、途中、犯人の仲間が指摘した通り「なんでこんなめんどくさいやり方で」って事につきます。 あれだけ仲間がいるならどうにでもなるでしょ。それこそ秘書は瞬殺だったわけだし。 無理がありすぎて話に集中できません。  一応、映画を観ていて個人的に気付いた事を書くと、知事を殺そうとしてた連中は白人の上流階級ぽく、一方で助けてくれる側は黒人の障害者だったりヒスパニック系のボーイだったりの下級層なので、多分あの知事が金持ちの得にならない政策をばんばん打ち出したから狙われたんでしょうねぇ、多分。  でも、それがどうしたの?としか思えないですよね…基本的な話が面白くないんだもの。
[地上波(吹替)] 5点(2021-07-20 00:58:39)
77.  フライト・オブ・フェニックス 《ネタバレ》 
映画を観始めて「あれこの映画知ってる」と思ったらリメイクだったんですね。  さてこの手の映画の場合、最後に「飛ぶ」のはわかりきってるわけで、そこまでどういうイベントを起こし観客を飽きさせないか…が重要なわけです。 いろいろあって最後に飛んで大カタルシス、それができてこその映画なわけで。  最近の映画であればもっと地味な人間ドラマで繋いでいくんでしょうが、さすが原作が古い映画だけあって途中のイベントをちょっとがんばりすぎ欲張りすぎ。 こんなに派手に詰め込まなくても…と思うわけですが、しかし娯楽映画であればこれくらい詰め込んだ方がいいんじゃない?とも思うわけです。  劇中、終始嫌な感じの航空技師ですが、しかし彼の行動言動を冷静に見ればほとんどの場合、彼が正しいわけです。 ただ「なんか嫌なキャラ」なのでそう見えないだけで、行動言動はほぼ常に彼が正しい。 試し撃ちを見てるにもかかわらず怪しい連中に近づくし、まだ生きてるとなると連れて帰ってくるし。 いやそもそも近づかないのが正解だし、そんなの連れて帰ってもトラブルにしかならないのでさっさと撃ち殺すのが正解です。 あの技師は常に正しい。ただ「なんか嫌な奴」なので、なんか男前のデニスクエィドの(間違った)言葉にみんな従うわけです。  この映画の価値はここにあって、(正しい事を言うキモ男より間違った事を言うイケメンの言う事を人は信じる)という人間心理に光をあてた映画は他にほとんどありません。 それだけでも価値はあるのかな、と思います。  またこの映画、あの構造の機体だからこそ成立するわけで、旧作(C-82)、今作(C-119)の時点ではまだこのタイプの機体が存在しましたが、今はほとんど退役していて、もし次にリメイクするならSFにして宇宙船にするしかないでしょう。 いやそれはそれでありかもですが…
[地上波(吹替)] 7点(2021-07-13 18:30:39)
78.  フレディVSジェイソン
エルムも13日も1作目しか観た事ないし、そもそもあんまり覚えてないし基本設定をかろうじて知ってるだけ…という私ですが、ほとんど問題なく鑑賞できました。 (細かく楽しめてないところもあるんでしょうが、それこそ気が付かない事にすら気が付かないので問題なし)  あまり知らない人でもわりと楽しめる…というのはこのタイプの映画としては貴重だと思います。  ホラー要素やスプラッタ要素も薄く、正直「怖く」はありません。 ちょっとグロ要素や恐怖要素が強めの青春娯楽映画…といったところでしょうか。  好きな人が観れば物足りないかもしれませんが、逆にあまり知らない人が暇つぶしにみてもそれなりに楽しめる。 ある意味プロが作ったちゃんとした娯楽映画になってると思います。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-07-09 01:26:18)
79.  エジソンズ・ゲーム
ベータ対VHS戦争よりはるかに世界的影響が大きかった直流対交流戦争を描いた実話ベースの映画。 そこそこの役者を使い面白そうな素材なのに終始退屈なのはどうしてなんだろう?  アメリカの電気椅子処刑がこの際のネガティブキャンペーンでできた…というのは知らなかったので「へーーー」って感じでした。
[インターネット(吹替)] 5点(2021-07-07 15:05:19)
80.  テイク・シェルター
最近、映画を2倍速で観るだとかファスト鑑賞するとかが話題となっていますが、そういう人が観たときに真っ先に途中を飛ばすだろう映画。 「やりたい事はわかったから結局結論はどっちなのよ」と。 それくらいやりたい事はわかりやすいです、この映画。 そしてそのテーマに愚直なまでにまっしぐらで遊びがありません。  で、飛ばすと途中の伏線がわかってないのでラストについて間違った解釈しちゃうという… 多分、途中を飛ばしたあなたはラストシーンについて誤解してます…が、でもまぁそういう解釈でもいいのかもしれません。その理解の方がある意味救いがあって優しいですし。  個人的にはここまで不安をだらだら前面に押し出される不安系サイコサスペンスはなかなか退屈なので、面白くはありませんでした…が、やりたい事はわかったしそういう意味ではよくできた映画だと思います。  個人的面白さでは4点、映画の出来としては8点なので間をとっての6点です。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-06-29 15:38:08)
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