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おーるさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 307
性別
自己紹介 基本的に評価は甘め。
9点は映画としてほぼ文句の付けようの無い映画。
そして10点は多少アラが有ろうと個人的なツボに入り、人生に影響を与えた程の映画。
0点の映画は逆に怒りを通り越し尊敬の念さえ覚える映画。

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61.  夢(1990)
退屈だと感じる人にはとことん退屈な映画でしょうね。 でも、ツボにはまる人(タルコフスキーとかが好きな人)にはとことんツボでしょう。  画家黒澤明が作る最高の美術映画だと思いました。  ただ映像だけで充分「生」や「死」などへの感情を表現できているのに、少し語らせ過ぎな気がしてならない。黒澤映画では「水爆」「戦争」や「近代化」などの話になるとどうしても説教臭くなっちゃいますね。  タルコフスキーの映像美がとことん静かであるのに比べて、黒澤の映像美はもっとギラついているというか、力強い命のエネルギーを感じます。  ツボでした。
[DVD(邦画)] 9点(2010-02-28 22:16:23)
62.  イノセント・ボイス 12歳の戦場
子供達の演技が本当に素晴らしい。純真無垢な表情に胸を打たれます。 実話を基にしているということで驚くような展開はないが、充分感情移入できる作品だと思う。反戦歌がとても切なく、耳に残りました。
[DVD(字幕)] 7点(2010-02-03 01:09:56)
63.  父親たちの星条旗 《ネタバレ》 
戦争シーンは短くまとめられているが、リアルさが凄く、恐ろしさが伝わってくる。 特に穴ぐらに隠れた日本兵が静かにアメリカ兵を狙っている場面は怖い怖い。  フラッシュバックによる時間の行き来は、下手に取り入れるとただ話が複雑に感じてしまうだけなのだが、イーストウッドの手腕か、この映画ではそれが逆に凄く効果的な見せ方として生かされている。  表向きはヒーローとして、だが結局は政治家達にただのプロパガンダとして扱われる主役たち。 国のために真実を打ち明けられないまま、戦場の実際の悲惨さを知らないアメリカ国民にヒーローとしてもてはやされるほど、戦地に残してきたままの思いが重くのしかかってくる。 戦争が終わり時間が経っても、彼らは戦争という十字架を背負ったまま余生を過ごしていく。  戦時中より戦後を重点的に、そしてアメリカの裏側をきちんと描くことで、 今までの戦争映画とは違う角度から、戦争の悲痛さを伝えることに成功していると思った。  ただ、ドキュメンタリータッチなのでしょうがないのかもしれないが、各登場人物の描写が少し弱い気がする。 アイラ以外にはあまり感情移入出来なかった。感情移入出来ないためか、中盤少し間延びした感があった。  1枚の写真に隠された真実を知り、戦争の恐ろしさを再認識することが出来たという意味では貴重な映画だが、 単純に1本の映画として見応えがあったか、後々まで心に残る作品だったかを考えると、評価が難しい作品。  ただ、この映画を観た後と、観ずに「硫黄島からの手紙」を観るのとでは、「硫黄島~」の見応えが大分変わってくる。クリントの意図通り、2本セットで観るべき映画。 
[DVD(字幕)] 6点(2010-01-24 02:54:32)
64.  硫黄島からの手紙
陳腐な表現になってしまうが、悲しい、悲しい話。  アメリカ人が見る当時のステレオタイプのクレイジーな日本人ではなく、あくまで同じ人間の立場として、悲しみをもって戦争の悲惨さを静かに伝えようとしているイーストウッドの演出にはとても共感出来た。多少中将やバロン西の描写が綺麗すぎる面は少し気になるものの、二宮を始め、キャストの演技はこれ以上ないほど素晴らしかった。  日本では、「父親たちの星条旗」は観ずにこの映画だけを観ている方が多いのは事実だろうが、「父親たち~」、「硫黄島~」の順で(クリントの意図の通り)観ることで、映画の見応えが大きく変わってくる。 是非2本セットで観る映画であると思った。
[DVD(邦画)] 8点(2010-01-24 02:46:49)
65.  アバター(2009)
劇場で、そして絶対3Dで観るべき映画。  これまでも3D映画はいくつかあったが、この作品の映像は今までのものとは全く別次元。 3Dというと飛び出すイメージがどうしても強いが、この映画は奥行きを強く感じさせる映像で、さらに驚かずにはいられないのが、皮膚の質感や水、樹などあらゆるものの徹底したリアルさ。 画面の隅々のディテールまで凝りに凝った、とにかく言葉で表現出来ないほど怖ろしいまでの映像美は、まさしく「体感する」映画だった。上映中何回「おおっ!」と声を上げそうになったことか。  しかしストーリーに関しては突っ込みどころ満載、感情移入を妨げるぐらい荒い出来だったのでこの点数で留めて置きます。  ストーリーはともかく、この映像美は体験しておかないと損、そのぐらい凄まじい映像作品でした。 
[映画館(吹替)] 6点(2010-01-23 04:42:08)
66.  ダーティハリー5 《ネタバレ》 
前2作(3,4)よりはストーリーに工夫が凝らされておりずっと楽しめた。 さすがにハリーの老いは否めないが・・。  犯人に全く悪役としての華が無いところが、3以降このシリーズの残念なところ。 1,2があれだけ強力な悪役がいたからこそ、ハリーの強さも際立っていたと思う。  やはり一番の見所はラジコンカーチェイスでしょう。あれは非常にユニーク。ラジコンの性能の凄まじさには少し笑ってしまいますが。 スピード感があって良かった。  巨大な銛の銃をぶっ放して、ダーティ・ハリーシリーズは幕を降ろす。 最後はもうとりあえず滅茶苦茶やりたかったんでしょうね(笑)
[DVD(字幕)] 6点(2010-01-16 18:56:53)
67.  ダーティハリー4 《ネタバレ》 
ラストシーン前までは、前作よりは見れるな と思っていたのが、思わぬラストに閉口。 これではただの公私混同警官である。  どうしようもない上層部の権力や、法の理不尽さと徹底して戦ってきたキャラハンが下した決断は、同情で犯人を見逃すというやり方だった。  いくら同情があっても、彼女は殺人犯に変わりは無い。 ハリーなりの正義を貫いた話のつもりなのだろうが、なんだかとても後味が悪いキレイ事で終わっているような気がしてしまう。  ハリーが西部劇風に登場したり、カッコ良いシーンは3よりはあるだけにこの終わり方はとても残念。
[DVD(字幕)] 3点(2010-01-16 02:29:09)(良:1票)
68.  ダーティハリー3 《ネタバレ》 
前2作と比べると、作品を覆う重いトーンは失われて、あまりダーティさの無い普通の刑事アクションになってしまっている。  女刑事とのやりとりが大きな見所なのだろうが、これに関しても予想を覆すようなストーリー展開は無く、少しガッカリ。  まぁ一番の失敗は、これでもかというくらい薄い犯人像。 ありがちだし、最後は無理矢理アルカトラズに持っていったが、あまりに悪としての華が無すぎて、映画全体の緊張感が削がれてしまっている。  前2作が面白すぎたか。。
[DVD(字幕)] 4点(2010-01-14 19:24:30)
69.  ダーティハリー2
続編という事であまり期待していなかったのだが、予想以上に面白かった。  法に代わって悪を裁くという点では、犯人グループもキャラハンも同じ。 信念、やり方の違いだけだと思った。 その辺はキャラハン自身も自覚していて、少なからず葛藤があったのではないかなぁと考えさせられた。  ただ、前半のハイジャックシーンを初め、前作より突っ込みどころが目立つ。 こういう映画はいちいち突っ込んじゃダメなんだろうけれど・・。  前半部で一見社会派よりになったかと思いきや、全体を見ると前作よりエンターテイメント性が高い作りになっており、前作を覆っていたアウトローな雰囲気は少し陰を潜めている。その辺で好き嫌いが分かれると思う。  何はともあれイーストウッドは変わらずとにかくカッコイイ。 続編がつまらない作品が多い中、充分見応えある作品に仕上がっていると思う。  それと、オープニングが絶品です。  
[DVD(字幕)] 7点(2010-01-14 11:11:53)(良:1票)
70.  ディア・ハンター
戦争の場面がとても短く、反して出征前後が長く描かれているが、個人的に今まで観てきた戦争映画で一番怖ろしい映画だった。 若々しさ漲る青春時代と、戦争で人生を狂わされてしまった後の人間達の描写も見事。  これは少しトラウマになりそうなぐらい怖ろしい映画だった。  
[DVD(字幕)] 9点(2010-01-08 16:05:15)
71.  ヒート
アクションシーンの迫力、スピード感は後の「ダークナイト」に強く影響を与えたというだけあり、画面から目が離せないすばらしい出来。  しかし如何せん長い。 主要キャストの家族関係などバックグラウンドを描いて感情移入させていくやり方は良いのだが、必要不可欠でない削れるシーンが多々あったのも事実。  アル・パチーノ、デ・ニーロのファンにとってはたまらないのだろうけど。 もう少し短くコンパクトに仕上げた方が、もっと全体的なスピード感を維持できたのではないかと思う。  あとラストは少しクサすぎるかな・・・
[DVD(字幕)] 6点(2010-01-01 16:27:05)(良:1票)
72.  グラン・トリノ
クリント・イーストウッドが俳優として最後の出演になると言われる本作。  自身最後の主演作に、彼は驚くほどストレートで人間愛に満ちた物語を選んだ。  台詞ひとつひとつがユーモアに満ちていて(主人公ウォルトの口の悪さは痛快)、これまでのイーストウッド作品にはない笑える微笑ましい場面もたくさん。  エンディングの主題歌「グラン・トリノ」のあまりに優しい響きに、涙せずにはいられません。 素晴らしい映画です。
[DVD(字幕)] 10点(2010-01-01 16:12:11)
73.  バッファロー'66
映像、音楽など、雰囲気がとても素敵。センスに溢れています。 ただあまりに雰囲気押しで、テンポは良いのですが物語に感情移入出来ませんでした。  良い具合にロックな雰囲気が散りばめられているので、若い人向けかな・・
[DVD(字幕)] 4点(2009-12-28 00:28:46)
74.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト
公開当初はこのフィルムが映画なのかノンフィクションなのかわからせず、webサイトとも連動して、徹底的にリアリティを追求していった手法は見事。当時この映画が社会現象になったのも頷ける。 しかしそれはあくまで、当時、まだネタバレしていない時の話。今となってしまえば、ローコストフィクションホラー映画としての評価しか出来ない。 リアリティを追求した結果派手な演出は無く、無駄な台詞ばかりで、途中からダレてしまう。このプロジェクトのアイディア一発勝負。他は特になにも無い。
[DVD(字幕)] 2点(2009-12-27 05:17:50)
75.  DRAGONBALL EVOLUTION
この世のあらゆる  「間違い」  がこの映画に凝縮されている!! まず大猿が大きくないことに始まり・・   鑑賞後、失恋したような気分になります
[DVD(字幕)] 0点(2009-12-22 22:29:48)(笑:1票) (良:1票)
76.  チェンジリング(2008)
鑑賞後、これが事実だということに改めて驚かされる信じ難い物語。  事実を出来る限り捻じ曲げず描いているため、いかにも映画的な、ドラマチックな感動は用意されていないものの、さすがイーストウッド、 こんなにも重厚、しかも長尺な作品であるにも関わらず、無駄の無い分かりやすい演出で、観る側をまったく飽きさせない。 キャストの好演も光り、とても感情移入出来る作品に仕上がっている。  ただ観終わった後には、とんでもなく重いものを背負わされる。 大変見応えあり。素晴らしい映画です。  
[DVD(吹替)] 9点(2009-12-22 11:23:17)
77.  パーフェクト・ワールド
「泣ける映画」の王道のような解り易いストーリーだが、さすがイーストウッド、伏線の張り方や徐々に感情移入させていく展開など、やられました。 ケヴィン・コスナーの演技も素晴らしかったが、フィリップ役の子は本当に凄い演技力。普段あまり映画で泣かない方なのだが、この映画は泣けた。  妙にのんびりしていて退屈さを感じたというレビューがあるが、主役ふたりの心の繊細な部分が徐々に近づいていくことを雄大な自然の中に描いているからこそ、この物語はこんなにも美しく感じられるのではないだろうか。  ラストまで観終わった後に、もう一度オープニングの美しい太陽のシーンを観返すと、今ブッチはまさに「パーフェクト・ワールド」にいるのだ と思わされた。  
[DVD(字幕)] 9点(2009-08-07 00:47:07)
78.  悲しみが乾くまで
手持ちカメラなど、多少ドキュメントタッチも取り入れ、過剰な演出を極力抑えリアリティを打ち出す手法は共感出来る。しかし、この作品に僕が全くリアリティを感じず、感情移入出来なかったのはなぜか。 ひとつは、台詞ひとつひとつに重みを持たせようとしすぎて、ただただわざとらしく感じてしまったこと。美しさを強調する台詞がやたらと多すぎる。 もうひとつは、深いテーマを扱っているにもかかわらず、本当に心が苦しくなるようなシーンは麻薬中毒で苦しむ場面だけ、他のシーンは何だかんだ汚い部分を見せていないし、予定調和な展開が多すぎたように感じる。 映像や音楽は美しいし、デルトロを始めキャストの演技は素晴らしい。 しかしこの映画の主題でもある「悲しみ」からの再生が、ほぼ全編美しくしか表現されていないために、何だか薄っぺらさを感じてしまった。 
[DVD(字幕)] 3点(2009-08-04 01:34:02)
79.  ミスティック・リバー
音楽もイーストウッドとは・・・凄い。 物語と相反するようなとても美しいテーマ曲だが、悲しみ、やりきれなさを一層引き立てるまさにこの映画にピッタリな曲。素晴らしい。 重厚なサスペンスで、キャストの演技も本当に素晴らしい(特にケヴィン・ベーコンにやられました)。 観た後考えさせられる終わり方で、明確な答えは提示されないけれども、個人的にはベストな終わり方だと思う。 
[DVD(字幕)] 8点(2009-07-31 17:25:31)
80.  アイズ ワイド シャット
内容自体は驚くほどストレートでシンプル。 問題はその描き方で、キューブリック特有の演出で、若干解りづらく感じる部分はあるが。 映像美は相変わらず文句なし。 ニコール・キッドマンの演技も素晴らしかった。 ただ、キューブリックにしては随分と毒が無く、思いもよらぬ方向から頭をガツンと殴られるような、以前の作品ほどの衝撃は感じられなかった。 観賞後気持ち悪いが不思議と心地良い そんな感覚が後を引くのが、僕がキューブリック作品に期待している感覚なのだが、本作からはそれが感じられず。  まぁラストの台詞は最高だと思いましたが。
[DVD(字幕)] 5点(2009-07-25 09:16:48)
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