941. ゲーム(1997)
そこまでやっといてそんなオチかよと言う感じ。でも、こんなオチの映画を作れるフィンチャーは凄いね。 [DVD(字幕)] 6点(2007-10-03 23:37:51) |
942. 007/カジノ・ロワイヤル(2006)
《ネタバレ》 ○これぞ007という派手な出来で、これほど映画館で観ればと後悔した作品もない。○大がかりなアクションシーンと美女とのロマンスがあれば満足できるシリーズだが、映像がスタイリッシュで驚かされた。○冒頭の身体能力が化物相手のチェイスシーンはシリーズ史上最高のオープニングアクションだった。また身体能力で相手に劣るボンドが力技で追いかけるところもボンドのキャラを示していて良い。○また、ボンド誕生の頃の話でボンドのキャラが荒っぽいのも映像美との対比で際立つ。○そして、地味になりそうなポーカーのシーンもいろんな工夫がしてあって良い。ボンドガールに前もってライバルの目を引くようにセクシーに登場しろと言えば、ボンドが一番見とれているというフリの効いたギャグも良かった。○反対運動も起こった金髪ボンドのダニエル・クレイグも歴代ボンドの中でも一番バランスの取れた俳優だと思う。 [ブルーレイ(字幕)] 10点(2007-10-02 23:11:20) |
943. 愛と追憶の日々
《ネタバレ》 いろいろ気になる点はあったが、良い作品だと思う。なんだかんだ言っても結局愛は変わらないというところに至っているが、親子関係をしっかり描いたからこそ良いといえる。そして、役者の演技も素晴らしく、役者ありきの映画と言われれても仕方ないくらいだった。 [DVD(字幕)] 6点(2007-09-11 16:14:03) |
944. チャンプ(1979)
《ネタバレ》 感動させるためとはいえ主人公を死なせる必要はない。子役の子も過剰な演技に見えるし、共感するには強引な話。もっと現実味のある話にして、感動を強要しない作風なら良かったと思う。 [DVD(字幕)] 4点(2007-09-10 15:51:38) |
945. クローン
評価できるのはラストの意外さぐらい。まず、それまでのストーリーにまとまりが無さ過ぎる。そして、展開が都合良過ぎる。近未来映画の難しさを実感せずにいられなかった。映画が始まってすぐに本題に入ったのは良かったが、背景も人間関係も描き不足。そして、終始逃走劇であるのに対し、緊張感はほぼゼロ。監督の力量が足りなかったというところ。 そして、邦題の「クローン」はどう見ても強引。 [DVD(字幕)] 4点(2007-08-28 22:30:06) |
946. スコーピオン
《ネタバレ》 発想自体はまあまあ面白いのだが、盛り上がり切らずに終わってしまった感じ。ラストの銃撃戦も消化不良のまま終わってしまった。悪役のケビン・コスナーは新鮮だが、やはりエンドロールのカート・ラッセルが一番印象的。 [DVD(字幕)] 3点(2007-08-27 10:33:11) |
947. ブレイド3
《ネタバレ》 まず、前2作からして話が変わり過ぎてるような印象を受けた。ブレイドが捕まってから逃げるまでがあまりにも都合良過ぎで萎えてしまった。アクションや武器も前2作に比べたら劣るし、中途半端なキャラ作りでコメディ色を加えたのは失敗だと思う。そして、やはりこの一作で無理やり完結させようとしたのが一番の失敗だな。何もかも詰め過ぎだと思う。 [DVD(字幕)] 2点(2007-08-26 12:43:55) |
948. メッセージ・イン・ア・ボトル
《ネタバレ》 映像や音楽でうっとりした感じは出ているが、肝心のストーリーに面白みがない。突っ込み出したらキリがないほど都合良過ぎ。そもそもあんな美人が都合良くビンを拾うかよ。出会ったら出会ったで、まるで欲望の塊のようにすぐに結ばれる。心理描写は皆無でひたすら雰囲気のみ。 [DVD(字幕)] 2点(2007-08-23 11:37:09) |
949. 硫黄島からの手紙
《ネタバレ》 こういう題材を扱うのには意義はあると思うが、こういう作品は見事に空回りするばかり。なぜ日本人主演なのにスタッフに日本人がいないのか?ハリウッドからすれば日本人俳優はコマなのか、と思わせるほど。脚本も良いといえるものではなく、若干だらけてしまった。おそらく雑談シーンのせいかもしれないが、軍人も所詮は庶民というのが言いたかったのだろう。そして、日本兵全体の数がどれくらいかわからずに話が進み、○○部隊がやられたと言っても、日本兵が終盤までうじゃうじゃ残ってて、いまいちやられた感がなかった。そして、終盤の西郷は都合が良過ぎ。燃やしといてくれと言われ、気付いたらみんなは最後の戦いへ。そこへ呼ばれないってどういうこと。そして、一夜が明け、都合よく栗林中将を発見。具体的な死に方がわかっていなかったにせよ、この部分だけ適当に話を作り過ぎ。にしても、二宮君の現代語はどうにかならなかったのかな。この程度の演技でよく話題に上ったな。他の俳優もハリウッドだからと気合が入っていたのが丸分かり。でも、加瀬亮君は良かったと思う。そして、評価すべき点は、監督が日本軍の非行もアメリカ軍の非行もしっかり描いたことであると思う。でも、そこから先は陳腐な型にはまってしまったのが残念。 [DVD(字幕)] 4点(2007-08-22 01:01:06)(良:1票) |
950. エデンの東(1955)
《ネタバレ》 混乱の時代、善と悪の区別もつかない。ベタな話だとは思うが、キャストと演出の良さがこの作品を名作にしていると思うし、今観ても胸に響くものがある。ただ、キャルが悪人でないにせよ、ラストにアロンが救われるシーンは欲しかったな。 [DVD(字幕)] 8点(2007-08-19 23:13:37) |
951. ティン・カップ
《ネタバレ》 ○2015年12月23日再鑑賞。○何となく久しぶりに観たが、初見時より楽しめた。○頑固キャラは多少やりすぎに感じたが、ちょっと天然な感じはケヴィン・コスナーのはまり役だな。○ライバルのデヴィッドに対して、やってやった感がもう少しあればな。○レネ・ルッソは好演。いい歳なのにキュートだった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-08-16 15:13:58) |
952. 暴力脱獄
《ネタバレ》 ○ポール・ニューマンのスクリーンに惹きつけさせる魅力。アカデミー賞が絶対というわけではないが、ジョージ・ケネディと共にオスカーをこの作品で取ってほしかったな。○どこか彼の影を落とした彼の雰囲気はアメリカンニューシネマにふさわしい。○無骨な邦題が観客を遠ざけてしまっている印象だが、日本で彼の代表作とまで言われていないのは残念。邦題は「クール・ハンド・ルーク」で良かったんじゃないかな。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2007-08-15 23:16:02) |
953. 不法侵入
《ネタバレ》 レイ・リオッタでもった映画。ふと気が付けば現れ、怖い目をするかと思えば時折笑顔を見せ、余計に怖く見える。しかし、それだけの映画。ストーリーは王道からそれることなく進み終了。登場人物が少ない分、話自体がこじんまりしてしまい、面白いといえる要素がほとんどなかった。レイ・リオッタがいなければただの二時間ドラマ程度の内容だった。 [DVD(字幕)] 4点(2007-08-15 14:47:28) |
954. アイランド(2005)
《ネタバレ》 ○2014.04.05再鑑賞。○何も知らない2人が突如として脱出してうまくいくところにどうも無理がある。○途中で殺されてしまったスティーヴ・ブシェミに手とり足とり教えてもらいながら解決していく珍道中的なコメディにすれば良かったはず。スティーヴ・ブシェミの家のクローゼット内のコスプレシーンなんかは良いヒントになっただろうに。○最初からシリアス路線にしたことで結果的に自分たちの首を絞めることになったんだろう。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2007-08-13 22:29:41) |
955. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
《ネタバレ》 やはりキューブリックって独特の見方を持っている。正直ここまでブラックコメディにしても良いのかと言うほどの怖さ。それぞれの人間に対する皮肉が凄い。一人三役だったのも分からせないのも凄い。 [DVD(字幕)] 8点(2007-08-13 17:03:39) |
956. スケアクロウ
《ネタバレ》 この作品はニューシネマと言えど、救いがある。マックスがライオネルのためにバスのチケットを買うシーンがそれだが、同じニューシネマ作品の中でも変化が見られる。改めて持つべきは友だと感じさせられた。 [DVD(字幕)] 9点(2007-08-07 00:56:54) |
957. ランボー3/怒りのアフガン
《ネタバレ》 ○前作までは辛うじてメッセージ性なるものがあったのだが、この映画に関してはただのB級アクション映画。○どうせアフガンへ行くのは分かっているのだから、カッコつけて一度行くのを断る必要なし。 [DVD(字幕)] 3点(2007-08-05 22:22:19) |
958. イージー・ライダー
これもニューシネマの代表的な作品。自由であることと自由を説くことの違い。今となっても考えさせる部分はある。キャストも音楽もこの上なく良いが、デニス・ホッパーが初監督とあってか、あまりまとめ方が上手く感じず、中盤少しだれてしまったのが残念。 [DVD(字幕)] 6点(2007-08-05 15:51:59) |
959. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 ○最終的に事実がどうであったかが描かれないのが良い。この制度上、事実がどうであったではなく、陪審員がどう判断したかが肝心なわけで、それを映画としてしっかり結論付けている。○女性こそいないが様々な人間模様が描かれており、こういう議論をあまりしない日本からすれば羨ましくもある。○ラストカットが偏見持ちの人間がいない場面のカットであるというのも興味深い。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2007-08-04 23:37:05) |
960. 真実の行方
《ネタバレ》 それだけ賢いんだったら、殺人がばれない様に出来たはず、とも思うが、よくある二重人格ネタ以上のオチがありなかなか楽しめた。そして、何よりこの映画でエドワード・ノートンの才能を見出したのが一番の成功。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-04 00:28:18) |